祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ ヨーロッパの難民危機とシリア

2015-12-19 22:43:56 | アメリカという毒


狂った政治屋や陰で政治屋を使って儲けようとする奴らは、一般市民がどのようになろうと心の痛みを感じない。戦争を仕掛けそれで国家が成り立っているアメリカは、表面的には難民を受け入れているが、それは申し訳程度の1万人。圧倒的にGDPの少ないヨルダンでさえ60万人も受け入れているのに、イギリスは5年間で2万人の受け入れのみ・・・・シリアからは400万人もの難民が他国へと流れている。



The European Refugee Crisis and Syria Explained

・ これからの中東情勢とIS問題

2015-12-06 02:14:53 | アメリカという毒


日本のマスゴミも国民には真相を流そうとはしない。それは世界に於いても同じである。各国の首相なり大統領なりが一つの建前を押し通すときには、その本質は隠されていることが多い。表面的な言葉よりも、その真実は金の動きがその本質をよく語っている。

Money Voiceより転載します。




オバマ


カネの流れで考える「米国の本音」これからの中東情勢とIS問題=矢口新
2015年11月26日 ニュース
「相場で最も信頼できる情報は市場でついた価格と出来高である」を信条とする元為替ディーラーの矢口新氏は、中東情勢をめぐる米国の本音もまた、資金という「力」の配分に表れていると見ています。

米国の本音は、資金という「力」の配分にこそ表れる



日本は「欧米の同盟国」としてテロを認識している
パリでのテロに対する風刺画がネットに溢れている。私も見たが、自国にいながら欧米からの攻撃に長年さらされているイラク、アフガニスタン、シリアなどの人々には冷淡なのに、その反撃には過大な反応をしているという皮肉が多い。

それはその通りだが、誰しも身近に感じることにだけ反応し、他人事に思えることには冷淡なものだ。現に、同じ時期に起きたロシア機爆破テロでは200人以上の犠牲者が、ベイルートでの自爆テロではそれ以上の犠牲者が出ているが、パリほどのショックは表明されない。このことは、欧米のメディアに接している私たちの反応が、欧米の同盟国としての反応であることを示している。

フランスのオランド首相は「我々は戦争状態にある」としたが、反撃されない戦争はあり得ない。これまでイラク、アフガニスタン、シリアなどと全面戦争になっていないと感じてきたのは、圧倒的な力の差があるためだ。

イラク、アフガニスタン、シリアなどにとってはすでに全面戦争だと言ってよく、彼らの日常生活は破壊されている。どのような事情であれ他国を先に攻撃すれば、報復されるのは覚悟の上だとの発言ともとれる。日本を含めた欧米の同盟国はいずれも最悪の事態をも覚悟しなければならないということだ。

嫌な世の中になってきた。


欧米メディアとスノーデン、どちらの言い分も盲信はできない


ISはイスラムの「国家」ではない。イスラム過激派ではあるが、それだけではない特殊な組織だ。世界中から若者をリクルートし、欧米人を含む多くの男女がその活動に参加している。下記サイトの上の図からISサポーターのツイート場所、下の図からはどのような国々がイラクとシリアに「兵士」を提供しているかが分かる。
The countries where ISIS finds support, in two charts

米国防省の極秘資料を暴露したスノーデン氏によれば、ISは、「イスラエルの工作員が関与している」としているようだ。目的はシリアのアサド政権の転覆だ。

それが真実なら、欧米のメディアが反アサド報道を繰り返し、少なくとも何年か前までは米国がISをサポートしていたことも、米軍指導下のイラク正規軍とISとの奇妙な戦闘(ISと対面するとイラク軍は武器を置いて逃げる)も、納得がいく。
シリア難民に冷淡な安倍首相=矢口新

もっとも、スノーデン氏が言論の自由を求めて亡命した先はロシアであり、そこでどこまで言論の自由を得たのかは不明だ。シリアのアサド政権が悪の政権であるという報道を盲目的に信じないのと同様、スノーデン氏が真実しか語らないということも盲目的に信じるわけにはいかない。

そこで私たちは、今まで自分が学んできたこと、自分が経験してきたことを手掛かりに、自分なりの状況把握に努めることになる。



ISテロ、3つの根本的な問題


欧米の若者が多数参加しているということで、ISテロの根本的な問題は、欧米諸国内部にもあることが察せられる。というより、もともとイラク、アフガニスタン、シリアなどが、欧米に対して「戦争」を仕掛ける気配があったわけではないので、むしろ問題は、欧米内部の問題であるといえる。

要因を3つ挙げるとすれば、私は以下のようなものだと見なしている。
1.欧米の中東政策の失敗
2.先進国の所得格差の拡大
3.欧州の若者の失業率の高止まり


2.の所得格差は、欧米だけでなく、日本や中国でも顕著になってきている政治経済の問題で、一朝一夕で解決する問題だとは思えない。

3.の失業問題は、ユーロ圏の各国が独自の経済政策を捨てたところに問題があるので、ユーロを維持している限り、解決することは困難だ。

そこで1.の中東政策だが、どの情報を信じるかで判断が分かれることになり、解決できる問題かどうかも判明する。とはいえ、私はアラビア語やペルシャ語が分からないので、欧米が提供する資料を根拠とすることになる。スノーデン氏の暴露は、私の見方を補強してくれるが、それをもとに何かを判断することはできない。



そもそも「信頼に足る情報」とは何か?


ところで、相場で最も信頼できる情報が何か、お分かりだろうか?
「その筋の噂」だと答える人はいないと思うが、エコノミストやアナリストが提供する情報も主観が入るのでアテにならない。同じように、企業の決算報告なども、全く作為がなくても、会計基準や税制などを踏まえた上での情報でしかない。

そのため、日本有数の利益を上げている会社が、ほとんど税金を納めていないようなことも起きる。ファンダメンタル分析は曖昧なものなのだ。

嘘が最も少ないのは、市場でついた価格と出来高だ。資金の流れだ。チャートで価格の推移を知り、出来高に注目し、資金の流れを分析していけば、将来のトレンドやボラティリティが概ね占えることになる。



「本音中の本音」米政府が公表した対外支援金の行先に注目する


米国の中東政策でも、米国からの資金援助を見れば、どの国をサポートしたいかが見えてくる。これは笑顔や美辞麗句に惑わされない、本音中の本音だ。

先頃、米政府が公表した対外支援金の行先は刺激的なものだった。総額350億ドルのうち、31億ドルがイスラエル、15億ドルがエジプト、11億ドルがアフガニスタン、10億ドルがヨルダン、9億ドルがパキスタンに向かっている。
Here’s where the U.S. sent $35 billion in aid last year

米国がイランへの経済制裁を解く一方で、オバマ政権はイスラエルに対しては強面の姿勢を強調しているかのような映像をよく見るが、何といっても米国の最大の同盟国はイスラエルなのだ。この5カ国を見れば、産油国とイラン包囲網、あるいはロシア、中国への牽制が米国の最大の関心事であると推察される。

また、軍事支援金に限るともっと刺激的だ。イスラエルが31億ドルと、同国向け支援総額の100%が軍事支援だ。エジプトには13億ドルで、この2カ国だけで軍事支援金の75%を占める。次いで、ヨルダン、イラク、パキスタンと続く。
Two countries get 75% of all U.S. spending on foreign military aid



必ずしも民主主義を尊重しない米国。「本音」は資金配分に表れる


何年か前のアラブの春をご記憶だろうか?エジプトでは民主的な選挙が行われ、モルシ大統領が選ばれたが、軍事クーデターにより投獄、死刑判決が下された。その軍事政権を米国は支援し支えている。

ISテロを「文明の衝突」や、宗教対立、独裁と民主主義との対立と捉える人も多いが、米国の軍事支援金の配分を見る限り、どれも整合性がない。米国は選挙で選ばれた首長を軍事クーデターで倒した今のウクライナ政府を支持している。同様に、選挙で選ばれた首長を軍事クーデターで倒したエジプトの軍事政権に軍事支援を続けている。

これは米国の思い通りにならなかったイラクのフセイン政権や、アフガニスタンのタリバン政権を排し、傀儡政権を作ったのと同じ流れだ。米国にとっては、シーア派、スンニ派など問題ではない。適当に対立してくれている方が、イスラエルにも好都合だ。

米国は必ずしも民主主義を尊重してはいない。民主主義は米国議会を見ても分かるように、思ったように物事を進めるには面倒なシステムだからだ。自国内はともかく、他国を思うように従わせるには、軍事政権は何かと好都合なのだ。ここには、文明も宗教も、政治体制の理想や理念もない。

私には安倍首相の思惑が分からない。ましてや、米国の思惑など分からない。しかし、資金という「力」の配分をどのように振り分けているかを見ることで、思惑を超えた事情が見え、どういう結果になるかが概ね見えてくる。

一方、欧州主要国のいつくかは旧宗主国として、アジア、アフリカ諸国に大なり小なりの関与を続けており、現地での反発を買っているケースも見られる。ISテロの根本的な問題は、「欧米の中東政策の失敗」だ。私には、民主主義という錦の御旗を掲げる建前と、資金配分に見られる前時代的な本音との矛盾が、世界を混乱させているように見える。

反アサドの欧米に加え、親アサドのロシアがIS攻撃に加わったことで、ISそのものは壊滅するかもしれない。しかし、

1.欧米の中東政策の失敗
2.先進国の所得格差の拡大
3.欧州の若者の失業率の高止まり


これらの要因すべてが、簡単には解決しない問題である現状に変わりがない限り、第2、第3のISが現れる土壌には変わりがない。ISは日本人の誰もがテロの標的だと警告したが、それが世界の現実であると認識する必要があるだろう。

※矢口新氏は初月無料の有料メルマガ『相場はあなたの夢をかなえる ―有料版―』のほか、無料メルマガ『相場を知る・より安定した将来設計のために』も好評配信中です。ぜひこの機会にご登録を!
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・ 英国のシリア空爆

2015-12-06 01:15:25 | アメリカという毒
シリア


フランスのテロに対してフランス政府はISを空爆すると騒ぎ立て、英国も同盟国が襲われたので我々も空爆に参加すると議会でもめています。9月2日、英国のキャメロン首相はISへの空爆は当然であると下院議会に説明し承認を得ようとしています。しかし、市民は空爆によってテロは終わらないと考える人たちもいて、デモをおこなうことでその意思を表明しています。

もともとの原因はアメリカやその有志連合が、自分たちの勝手な判断で他国を攻撃していることが始めですね。それによって市民の普通の生活が破たんしてしまった。生活基盤を全て破壊されており、この先どのように生活を築いていけばよいか分からない人々が何百万人といます。当然、殺された市民も大勢いる・・・・そのことには何も触れずに、フランスで120人ほどが殺されたことを大げさにしている。有志連合が殺したシリアの市民は何万人いようが、全く無視していることに違和感を感じます。

首相も大統領はただの使い走り・・・・陰で金儲けをする奴らが糸を引いているだけ。シリアをつぶしたいアメリカが陰でISを支援して反政府軍を拡大している。そのISを本気でつぶすわけがない。アメリカの空爆はただの演出・・・・・ISとイラクのクルド人兵士(アメリカが支援)がぶつかると、クルド人兵士は武器を全てそこに置いて立ち去ると云うことが起きています。何のことは無い、ただ武器をアメリカからクルド人を通してISに運んでいるだけ・・・・・

何にしてもアメリカを中心とした民主主義や自由経済主義は破綻している。行き過ぎた経済優先主義が、政府を動かし一部の企業だけが儲け、多くの市民の生活が犠牲になる構造が出来上がっている。人の命などなんとも思わない人種が出てきていることが問題でしょう・・・・・

・ イスラム国への空爆はまやかし・・・・

2015-12-01 01:21:33 | アメリカという毒
2015年11月14日フランス各地でISによるテロ事件が発生しました。120名ほどの人たちの命が奪われました。フランス大統領はテロを撲滅すると報道し、ISへの空爆を増加させています。しかし、フランスもアメリカの有志連合であり、中東での空爆は酷いものです。なんの罪もない市民が生活すべてを奪われ、生きる夢も打ち砕かれ、家族や親しい人たちの命も奪われている人たちが何百万人といます。有志連合側は、そのことには何ら反省もなければ、国民に報道もしない・・・・・そして自国が襲われると、それをいい事に「戦争を仕掛けられた」と騒ぎたて、ISに対して激しい空爆を継続するのが当然だと国民に思わせる・・・

何のことは無い、自国の国民の生命や財産を守るつもりは全くなく、戦争をし続けること自体が目的となっています。それが自国の経済を潤わすことにつながり、政治屋や官僚、それを取り巻く企業・研究団体などが利権にありつけるからです。シリア政府に対する反政府勢力であるテロ集団ISも、アメリカから支援があっての集団であるため、アメリカも表面的には空爆をして壊滅すると云っていますが、実態はかなり違います。

ネット上に面白いビデオが出ています。
ISへの空爆を視覚で分かるようにしたものです。

そしてそれが他の戦闘とどのくらい違うかも、比較できるように作られています。
これを見ると、本気でISをつぶす気はなく、あくまでパフォーマンスであって、フランス国民や全世界の市民たちに、テロへの攻撃為に空爆は当たり前だし、防衛のための莫大な税金も使って当たり前・・・・と思わせる事が目的でしょう。

・ 空爆1回1億円 「イスラム国特需」でほくそ笑む各国軍事産業

2015-11-29 21:08:49 | アメリカという毒


フランスでテロが起きたと大騒ぎし、テロを撲滅だと空爆を激化させている。アメリカを中心とした欧州連合が金儲けの為に、何の罪をもない人たちを空爆し生活も未来も全て破壊しておいて、自分たちが少し被害者が出ると大騒ぎをして「テロは撲滅せねばならない」とか「テロは非人道的だ」と国民を扇動している。あのテロも実際は誰が起こしたのかも眉唾物ですね・・・・・世界中で戦争を起こして儲ける奴らが大勢いる。その陰で苦しい生活や夢のない人生を送らねばならない人たちが何百万人もいる。こんな奴らをいつまでのさばらせておくのでしょう。もっと市民も政治に関心を持たないと、日本もアメリカのようにヒドイ国に成り下がってしまいますね。

以下、日刊ゲンダイより転載します。




空爆1回1億円 「イスラム国特需」でほくそ笑む各国軍事産業
2015年11月28日

オバマ


弾薬の在庫一掃セール状態」(軍事関係者)と揶揄されるほど、イスラム国に対する空爆が激化している。パリ同時多発テロに見舞われたフランスは報復に血眼で、主力原子力空母シャルル・ドゴールを地中海東部に展開。テロ以降の空爆は14回を数えた。米仏が主導する有志連合に英独伊も協調。各国それぞれの「正義」と「威信」をかけた軍事行動のウラで、巨額マネーが動いている

 昨年8月にイラクで空爆を開始した有志連合は、翌9月にシリアへ戦線を拡大した。米国防総省によると、今月12日までにイラクとシリアで計8125回の空爆を実施。その費用は10月末時点で50億ドル(約6100億円)にのぼった。1日当たり1100万ドル(約13億4800万円)1回79万ドル(約1億円)になる。

 シリアのアサド政権の処遇をめぐって有志連合と対立するロシアは、独自の軍事作戦を実施。プーチン大統領が攻撃強化を指示した今月16日以降、軍用機をこれまでの2倍の69機に増やし、毎日140回以上も空爆。攻撃回数は4000回を超えている。トルコ軍によるロシア軍機撃墜を機に、最大射程400キロの最新鋭対空ミサイルシステムのシリア配備を開始。シリア主要部やトルコ南部が圏内で、有志連合との緊張感も高まっている。



上位100社で49兆円の売り上げ

 各国とも財政圧迫をタテにシリア難民の受け入れは渋ってきたのに、戦費にはカネを惜しまない。ザッと計算しただけでも、空爆に2兆円ものカネがつぎ込まれている。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が世界の軍事サービス企業を調査した2013年版「The SIPRI Top100」を見ると、その理由も納得だ。ランクインした100社の総売上高は前年比約2%増の4020億ドル(約49兆2600億円)。米企業が半数近い43社を占め、ロシア14社、フランス10社、英国9社、イタリア6社が続く。上位10社も米国勢が圧倒。戦禍が広がるほど、自国の軍事産業が潤うカラクリは相変わらずなのだ。

 国産旅客機MRJの初飛行に成功した三菱重工業をはじめ、4社が入った日本勢は国別で見ると世界7位。米国のお先棒を担ぐ安倍政権が武器輸出三原則を撤廃させたことで、商機は広がっている。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。

「自衛隊にしか納入できず、ガラパゴス兵器ばかり製造してきた日本の軍需産業には追い風が吹いています。三菱重工や川崎重工が手掛ける通常動力型潜水艦は世界最大。購入を検討しているオーストラリアは500億豪州ドル(約4兆4000億円)の予算を計上しています」

 この特需は今後さらに拡大する。トップ100社が10年に記録した過去最高売り上げを近く更新するのは間違いない。






・ メディアは伝えない “NY若年ホームレス” の実態

2015-11-12 16:52:24 | アメリカという毒


アメリカのニューヨークで若者のホームレスが増加しています。そして、彼らの多くは戦争からの帰還兵・・・戦争から戻り、肉体的や精神的に傷ついて祖国に帰ってきても、自分たちを受け入れてくれる社会はそこにはない・・・ そんな人たちが増えてきて収まりがつかなくなってきたため、アメリカ兵を送り出すのではなく、代りに日本兵を送り出すことを画策しています。

ジャパンハンドラーであるアーミテージが「アメリカ軍の代わりに日本の自衛隊に行ってもらう」と明言しています。アームテージの言うがまま実行しているアベシ政権(自民党)は、そのための憲法解釈を強引に捻じ曲げ突き進んでいます。日本人の若者が戦争に行かざるを得ない日も近づいていますね。そのための貧困層を拡大している。貧困層が金のために、戦争に行かざるを得ない状況作ることも積極的ですね・・・自民党は早くつぶさねば・・・・

NYに住む「NYトレーナーMAKIブログ」より転載します。





メディアは伝えない “NY若年ホームレス” の実態  2015-11-11
テーマ:メディアを鵜呑みにしてはならない!
こんにちは!
NYから発信しています♪ 最近の Newsweek日本版で紹介された衝撃の記事:

「NYの見えない闇、若年ホームレス」

内容は:
「ニューヨークではホームレス危機がビル・デブラシオ市長の支持率の足を引っ張るほど大きな問題になっている。ホームレスのなかでもあまり認知されず、最も厳しい環境に置かれているのが若年層のホームレス。保護制度の改善を求める訴訟も起こされている。
 最近発表されたいくつかのリポートが、若いホームレスが直面する危機に光を当てた。1つの研究では、調査した若者の25%が寝場所を提供してもらうために性行為を行っている。LGBT(性的少数者)の若者は「生存のためのセックス」に迫られる確率がそうでない若者の7倍も高いという。」

詳しくはこちらから:
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/11/post-4085.php

さすが Newsweekは、日本のどのメディアも報道しないようなニュースを伝えてくれていますが、それでもNYに住む私から見れば、不都合な部分は報道しない「寸止め」です。

私がマンハッタンを歩き回る限り、
若年ホームレスの大半は中東に派遣された帰還兵 です (でもそこは決して報じない)。
ホームレス1

  
乞食をされているホームレスの方々(なぜか敬語になる)は、老若男女たくさんいますし、特に若い男性に対しては『若いんだから自分で何とかしろ!』と思って、献金はいたしませんが、足を失った車椅子の帰還兵の方には、さすがに献金させて頂いています。
ホームレス

  
この方は、片足を失っただけですが、中には両足や、腕も失った方もいたり、
『一体、何のために!?』と思うと、本当にやるせない気持ちになります。しかし、「若年ホームレスの25%が寝場所を提供してもらうために性行為を行っている」というのには驚きました(と言うか「やっぱり」って感じかな.. ^^;)

そして、おそらく彼らが服を脱ぐお相手は女性ではなく、お金持ちのホ○の男性でしょう。アメリカの貧富の差は、とてつもなく広がって、お金持ちといえば かなり限られた業種やポジションになってきました。政治家にしろ「有力者」と呼ばれる人たちは、ゲイか ”両刀使い” が多い (逆に言うと、出世するには両方オッケーじゃないと難しいかも... ^^;)私は、セレブやハリウッドスターが通う高級ジム (Equinox) に7年おりましたので、もースゴイ話をたくさん耳にしたし、目撃もしました (本でも書こうかな~w)

そのEquinox時代に、超ラッキーなケースの帰還兵にお会いした事があります。
3年前にブログで紹介させて頂いた オースティン♪

   austin+maki
彼は、米軍兵士としてイラクとアフガンに派遣された後に帰還しましたが、容姿に恵まれていた事もあり(お祖母様が日本人♪)、フォードという5本指に入る大手モデルエージェンシーのモデルとしてNYに移ってきたとの事でした。その頃は、ホームレスになった帰還兵は今ほど多くなかったのですが、それでもマンハッタンの街中でチラホラ見かけられていたので、自分はとてもラッキーだって言ってました。

結局、私のEquinoxで最後のパーティとなった時の模様はこちら:
http://ameblo.jp/makimed/entry-11366401926.html
このパーティを機会に、オースティンと一緒に時々ワークアウトするようになりました音譜
彼は遺伝子的に恵まれているのか、あっという間に筋肉隆々マンになって、3ヶ月後には、こんな感じでフィットネス雑誌に登場したのにはビックリしました★
オースティン

   austinN3K

エージェンシーからの要望とはいえ、自慢のウェービーヘアを剃っちゃうなんて~あせる。まっそんな感じで、アメリカ人の中でもイケメンの彼としばらく一緒にワークアウトしていたので、Equinoxのジム内でも目立ったみたいで、トレーナーラウンジでは

「マキ、お前またキレイ所の若い男をいたぶってるのか?」とか、
「○○(既婚だけどゲイと噂のトレーナー)から妬まれるぞ!」とか、口の悪い同僚トレーナーたちに色々からかわれました。
ん~確かに、彼には熱烈な男性ファンがいたなーとか (^^;)

あと米軍というか、国を問わず、軍隊ではホ○行為の強制というのはあるようですね (日本の戦国武将もほとんどが “両刀使い” だったというのは有名な話)。しかし、さすがにオースティンには、その辺の話は突っ込んで聞けませんでしたが.. (人格を疑われるし、取りあえずは女性大好きのようでしたし)、

しかし、私の友人(ストレートのアメリカ人男性) で、「そういう状況になったらやむを得ないかも知れない」って言うのもいたしねー叫び (思わず 「お前もしたことあるんかい!」と突っ込みたくなりましたが.. ^^;)

そんな訳で、たとえゲイではなくても、“ホームレスになってしまった若い帰還兵が寝場所を提供してもらうために、お金持ちのオジサマと性行為する”というのは十分あるというか、けっこう現実的な話だと思います (いかにも主要メディアでは報道できない話かもね~)

フツー女性は若いホームレスの男性を家に連れ込まないでしょう(特にEquinoxに来るようなクラスのある女性の方はネ♪)一方、お金持ちのホ○のオジサマは、そんなの気にしない!喜んで可愛いがっちゃうチョキでもって、彼らは非常に積極的 ですビックリマーク

弟分の泰蔵が、去年NYに1ヶ月ほど滞在して、ネットワークを広げるために色々なパーティに顔を出していたそうなのですが (「泰蔵★NY上陸中!!」参照)、やはり 業界の大物がゲイで(多いんですよ~)、泰蔵と手で握手する代わりに股間に握手されて面食らったとの話でした(泰蔵、バラしてすまん!)

☆~ ☆~ ☆~

それにしても、アメリカでは 帰還兵のホームレス化が深刻な問題となっています。足や腕を失って戻ってきても、国から当初約束されたような補償もない状態です。仕事もなく、家を失い、家族や友人も離れていったら、ホームレスになるしかない(若い兵士は体を売るしかない)。

彼らが傷ついたのは肉体だけではなく、心はそれ以上に傷つき、深刻なPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、アルコールや薬物中毒に走ったり、自殺者も絶えません。現NY市長のデブラシオ氏のお父様も第二次世界大戦の帰還兵で、深刻なPTSDからアル中になって離婚自殺されたそうで、その辺は理解がありそうなのですが...

御存知のように、アメリカはすでに財政破綻状態で、つい9月末にもギリギリ回避したものの、政府閉鎖の危機にありました(「米国政府閉鎖!?+14年目の9/11 NY実況中継!!」参照)。

ジャパン•ハンドラー(日本の実質的な首相!?)の リチャード・アーミテージ氏が、「(安保法案によって) アメリカ軍の代わりに日本の自衛隊に行ってもらう」と明言しているのも、アメリカの帰還兵の深刻な問題が手に負えないーという背景があると思われます。
(参考記事:「軍国化に舵を切る安倍政権②-アメリカ軍の替わりを自衛隊に勤めさせるつもり?」)

日本の自衛隊の皆さんも、決して他人事とは思わない方がいい。一体、誰のために、何のために戦争しているのか、なぜ戦争に行かなければならないのか?今一度よく考えた方が良いでしょう。

最後に、勇気あるアメリカ兵による告発 (日本語版) を日本の皆さんに捧げます:
「戦争に行ったアメリカ兵の告発!本当の敵はアメリカ国内にいた!」

ついでに、オースティンに英語オリジナル版を送ったら、「僕もとっくにメダルは返した。もう二度と戦争に行かない」とコメントをくれた動画:
「最悪な間違いだった... (目覚めはじめたアメリカ兵)」

アメリカ兵だけでなく、日本の皆さん全員が目覚めることを願っています

では、素敵な1日を♪

Love from New York