祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 日記平成29年6月10日~

2017-08-29 13:48:05 | 日記
Jアラート
Jアラート

8月29日(火)
早朝の6時2分、ケータイがけたたましくなります。ああ、北朝鮮だな・・・と思いつつ、メールを見ると、やはり北朝鮮がミサイルを発射したもようだと書かれています。そして例によって「頑丈な建物や地下に避難してください」と表示されました・・・・・そして、発射方向は分からず、茨城・群馬辺りから北海道までと2000キロ程の幅のある地域に警報です。

これを見て笑ってしまいましたね。5時58分に発射され、Jアラートが6時2分なので、発射後4分過ぎています。この段階で方向も分からず、ミサイルの種類も分からず、どうやって迎撃するつもりなんでしょう????? 案の定「破壊措置なし」と報道。破壊措置なしでは無く、対応ができなかったというのが本音の所ではないでしょうか。組織の分からない連中が政府中枢なので、「迎撃の指示」はトップに集中しているでしょう。となれば、防衛大臣なり首相なりに、発射されたミサイルの情報が正確に報告され、どうするかの判断をし、命令を出すことがこのタイミングで出来たとは考えにくい。発射して日本上空を通り過ぎるのに8分しかないので、迎撃ミサイルは少なくと3分ほど前に発射しなければならないでしょう。すると発射後5分以内にトップが判断し命令をださねばならない。発射後4分過ぎてもどっちに飛んでいるか分からないのに、その1分後に報告・判断・命令は不可能でしょう。

更に実質的には6時6分には日本上空を通過・・・・・6時2分にアラートがなっているのでミサイルが通過する間は4分間、もし子供のいる家庭ならこの4分間で子供を起こして服を着せ、避難できるのでしょうかね? 更に、前も書きましたが、避難できる頑丈な建物がどこにあるのでしょう。一般の住宅なら、そんな建物はすぐ近くにありません。公共の施設でも鍵がかかっていて、入ることはできないでしょう・・・・・。民間のマンションでも、今はセキュリティロックがかかっているので、勝手に入ることはできません。私の自宅の周りでも、家を飛び出し避難している人は皆無・・・・・。

嘘つきアベシは、「国民の生命・財産を守るため万全期す」とは云うものの、1998年のテポドンが日本上空通過して以来20年近く経つけれど、本当に国民の生命・財産を守るつもりなら「Jアラート」ではないでしょう。世界中に何百兆円もばら撒くよりも、スイスのように各家庭に核シェルターを無償で設置すべきでしょうね。アメリカのポチとして尻尾を振って政権維持をしてもらい、国民からは搾り取る事しか考えない政治屋と、本当に国民の生命・財産を守るために真剣に考えている「政治家」の違いでしょうね。

屋根の塗装
屋根

8月27日(日)
屋根の塗装は、今年の春にほぼ終わっていましたが、部分的に塗り残しがありました。それは幅25-30センチごとにあるトタンのつなぎ目です。前回はローラーで塗料を塗っていたので、この立上りの部分まではきちんと塗ることができません。いつかせねばと思っていましたが、畑の仕事も一段落し、天気も良さそうなので、朝から準備を始め屋根に上ってみました。屋根の片側半分は終わっているので、残り半分だけなので簡単と思っていました。しかし、結局は一日仕事になりました。塗るだけならまだしも、屋根に上がるとカラスの糞や食べ残しなどがあったので、デッキブラシやホース・洗剤等をを持ち上げて、洗い直しからスタートになりました。これが結構時間がかかり午前中はこれで終了。昼食を済ませてから、塗り始めました。途中に休憩を入れて終わったのが夕方の5時半過ぎ・・・・・これで10年位は大丈夫でしょう。ただ10年後に、屋根に上れるかどうかですね?

時代の流れ
8月26日(土)
千葉から友達が来るので、旭川の友達も来てもらい、札幌の一人も入れて4人で食事をすることになっています。場所も決まったので、旭川の友達に連絡を入れました。話していうるちにガラケーの携帯からスマホに切り替えたと云っています。初めてなので設定が大変そうで四苦八苦しているようです。落ち着いたらラインで連絡をくれるように言いました。ラインは使ってみて分かりましたが、とても使いやすい。しかも簡単に写真や絵文字もすぐに送ることができる。パソコンのメールの場合、パソコンを立ち上げてから、アウトルック等を開いてメールが来ているかを確認しなければならないので、手間と時間がかなりかかります。しかし、ラインならばメールが届いているかどうかはスマホの画面ですぐに分かる。そしてラインをクリックすると誰からのメールかもすぐに分かる・・・

時代が変化するにつれ、いろいろな物が進化をしてくので、常に新しいことを挑戦していなければ、そのメリットが分からなくなります。FaceBook を始めた時も、訳が分からないまま使い始めたものの、これまた便利なものであることに気づきました。こちらが勝手に投稿しておけば、相手の都合の良いときに覗いてみてもらえる。しかも世界中の人が簡単に覗ける。知人がアメリカ中に移動しても、イギリスに移動しても、又はオーストラリアに移動しても、日々の行動がすぐに分かる。ツィッターも初めて使って見てその凄さに驚いた。いろいろな情報にすぐに接触することができるし、その記事が一目で見れるようになっているので、短時間にチェックができる・・・・・。いくつになっても、時代に乗り遅れないようにしなければ・・・・・

奥歯の冠
8月25日(金)
朝から友達の歯医者さんの所に行きました。先日、奥歯の冠に穴が開いているのを見つけ、新しいものを作っておいてくれたので、それを被せに行きました。冠を被せたり、外して調整したりしています。最終的に調整が終わって、接着剤で固定しています。接着しているときに、何か光が走っているのが見えていました。はじめての経験です。歯医者に行って口の中に光が走るなんて・・・・・その時、彼がいろいろ説明しながら作業をしているのですが、その接着剤について話をしました。今の接着剤は「光によって固まるんだよ」と話しています。いろいろなものが常に進化しているのですね。光をあてるとすぐに硬化を始めるそうです。ただ、冠の中は光が入らないので3分間だけ待ってくれと、上下の歯の間に脱脂綿を挟み噛んでいました。

全てが終わって、口を動かしましたが、全く違和感はありません。過去に10本ほど冠を被せていますが、付けた時は必ずどこかかみ合わせが少しずれていたり、隣との歯の接触で少し痛かったりしていました。今回ほど痛みも、かみ合わせの違和感もないのは、初めての経験です。自分で「日本で一番上手い歯医者だ」と自慢しているだけの事はありますね。彼のところで、新しい冠を被せたのは初めてですが、これほどいい仕事をしてくれたことに感謝ですね。今度、私の作っている自然栽培の枝豆を持っていかなくちゃ・・・・・

ぐい飲み
ぐい飲み

8月24日(水)
先日、小樽のガラス工房で作ったぐい飲みが送られてきました。底の部分に泡の模様を入れ、その少し上にブルーの色を入れてみました。飲み口は水平では無く、なんとなく手作り感があります。今夜あたり、このぐい飲みで冷酒を飲んでみなければ・・・・・このグラスを使う時は、孫たちと一緒に作りに行ったことを思い出すでしょうね。ぐい飲みよりも、いい思い出ができました・・・

畑で作った作物も出来上がり始めています。昨日、1本だけトウモロコシを持ち帰りましたが、これが旨い! とても自然な甘みだが、しっかりとした甘さがあります。来年は、本数を増やさねばならないですね。枝豆も採ってきましたが、先日よりうまさが増しています。この畑で育て始めて3年目。3年目から自然栽培の本来の旨さが出てくると本に書かれていますが、まさにその通りです。化学肥料を使わない、まさに自然の味と香り・・・ 健康的で安全なうえに、野菜の持つ本来の旨さを味わえるのは、なんと幸せな事でしょう。

歯医者
コスモス

8月22日(火)
9月の下旬に千葉から高校時代の友達が来ます。その打ち合わせで札幌の友達の所に行きました。歯医者をしているので、行くついでに歯のチェックもしてもらいました。駐車場に付くと、すぐ横の庭にコスモスが咲いています。札幌はもう秋ですね・・・・・。毎年行っているので、今年も問題ないだろうとと思いつつ、歯石とりと歯のチェックをお願いしました。助手の方が、歯石を取り終った時に、思い出したことがありました。それは、年に何回かですが、奥から2番目の歯に、食べ物のカスが引っかかるのです。自分で洗面台の鏡で見ても、指で歯の表面を触っても異常は見つけれません。そのことを伝えている所に、友達が来て聞いていたので、早速その歯のチェックをしてくれました。その歯は金属の被せ物をしているのですが、奥の一部分に穴が開き始めているのを見つけてくれました。金属でも穴が開くことがあるんですね。早速、歯の型を取って、新しいものを準備してくれる事になりました。ラッキーですね。打ち合わせのつもりが、歯の悪い部分を見つけることができた・・・。

小頭症
小頭症

8月21日(月)
小頭症についての報道がありました。広島原爆の時に、妊婦の胎内にいた子供たちが小頭症になっている人が多くいるそうです。アメリカは終戦後、原爆の威力とその影響を調査する為に、小頭症の子供たちも調べてデーターを持っていました。原爆が落ちた地点より1200メートル以内にいた胎児に症状があらわれていました。小頭症の子を産んだお母さんは、奇形児を生んだことを恥じ、社会から隠れるように暮らしていた人たちが多いようです。

ラジオディレクターをしていた秋信俊彦さんがそのことに気づき、被爆者を捜しだし会を作り、政府と交渉を続け、被ばくを受けてから20年後にやっと、原爆症と認められました・・・・・。国や政府といったものは、分からなければ、あるいは証拠がなければ、いかなることにも責任を負おうとはしない。被害に遭われた人たちは、なんら責任は無いのに、世間からいわれなき差別や偏見の目にさらされ続けなければならない。政治屋や官僚に責任をとらせるシステムが必要ですね。

小樽のガラス工房
小樽

8月20日(日)
今日は久しぶりに小樽に出かけました。最初に行ったのがガラス工房。そこで孫たちも自分の好きなデザインに色を選び、模様も選んでガラスの製品を作りました。みんな自分なりの特徴のあるものを作っています。私はぐい飲みにトライしました。底に泡状の模様を入れ、グラスの下側にブルーの模様を入れてみました。作業が終わってからも500℃くらいの温度のため、完成品は後日受け取ることになりました。楽しみですね・・・・・

その後、ランチに海辺にある青塚食堂に行きました。昼を過ぎていましたが、相変わらず満席でウエイティングさせられました。それにしても、ニシンの大きいのにはいつも驚かされます。今日は車の運転はしなくて済んだので、昼からビールを頂きました。突出しにイカの塩辛が出てきましたが、塩辛過ぎず食べやすい・・・・。食事を終って、食堂の前の道路を横切り浜辺へ・・・。元気な子が2~3人ほど海に入っています。寒くないのかと思い、海に手を入れてみましたが、それ程冷たくも無くこれなら泳げそうだとは思いましたが、クラゲの事を考えるとこの時期は難しいでしょうね。その後、散歩したり喫茶店でおしゃべりしたり、アイスクリームを食べたりと、久しぶりに、一日のんびりと過ごせました・・・・・

規格 N100
マスク

8月19日(土)
最近のニュースに北朝鮮のミサイル発射のことが良く出ています。北朝鮮が、いくら核開発をして弾頭を小さくして搭載可能にしたところで、アメリカと闘うことなどできないことは誰でも分かる・・・・・しかし、報道は、今にも戦争が始まるような雰囲気である。これも、アベシ政府の浅はかな戦略でしょう。危機感を煽って、何とかせねばならない雰囲気を作り、いままでの戦争の為の法案作りが正当であるかのように見せ、防衛費を膨大に使えるようにし、権力を維持し、好き放題をやりたい・・・

好き放題とは、アソウと一緒に日本を売り飛ばし、自分たちだけが良い思いをすることで、国民がどうなろうとも構わない。本気で日本国民の生命と財産を守る気であるなら、いの一番の「敵国条項」を外し、アメリカの支配権から外し、独力で日本を守るための軍事力を持つべきでしょう。口だけは威勢の良いことばかりを言っているが、実際は何もない。日本の原発は、ミサイル攻撃には対応していない。50か所以上ある原発のどこを狙っても、日本はアウトになるでしょう。いまテレビ等で「Jアラート」とかいう馬鹿げたことを報道しているが、攻撃を受ければ「交通機関の耐爆施設化はされていない」のですぐに交通マヒが発生するでしょう。公共の防護施設や家庭用の防護施設など、ほとんど皆無なので、国民の生命を守ることなど不可能・・・

市民レベルで出来ることは、自分で防護することですがほとんど何もできない。せいぜい、原発を狙われたり、あるいは送電線が爆発されて、その連鎖で原発が爆発を起こして放射能が放出されても、それを吸い込まないためのマスクを準備することくらいですかね。幸いN100レベルのマスクが市販されています。これなら、放射能やサリンでも防護できる・・・・・ただ残念なのが、子供用がないことです。これは、軍隊でも使うため大人のサイズしか用意されていない。しかし、一番守らねばならないので子供達ですね。ただ普通のマスクと違い、口の周りはゴムで小さな開口部しかないので子供達にもなんとか使えるかもしれない・・・・・自己責任で対策を!

帰国
千歳空港

8月15日(火)
昨日は、孫たちがフィリピンから戻ってくるのでお出迎え。空港まで渋滞すると迎えの時間に間に合わないので、かなり早めに自宅を出ましたが、意外とスムーズに空港まで行けました。時間があるので、美瑛選科で売られているコーンパンを買おうと30分ほど行列に並びました。手に入ったのは焼きたてのコーンパン。「アツアツなので30分はふたを開けておいてください」と店員さんが言います。開けておくとコーンの甘い香りがすごい・・・・・あまりにいい香りなので、つい1個を食べてしまいました。しかし、いい香りに割には感動が少ない。これなら次は並んでまで買う必要なしでしょうね。

飛行機は30分遅れで到着。ガラス越しに見ていると、気づいたようで孫たちが走ってきます。もう真黒・・・・・行く前は、下の子が風邪気味で熱も高かったのですが、今日は元気になって戻ってきました。ずいぶんと楽しかったようですが、どこかのレストランのウエイターが簡単なマジックを見せて、それを教えてくれたようなので、それを見せたくて堪らないようです。自宅近くのレストランで、早速披露・・・・・上手でしたね!

待合室で時間をつぶしていくときに気づいたのですが、随分と子供の姿が少ない・・・・・人口がますます減っていくことを実感しますね。まともに国を思う政治家や政治団体はいないのでしょう。いや、そういう政治家を必要としたりする人たちが少ないのでしょう。利権を追い求める政治屋と官僚だらけと、自分たちが良いカモにされていることが分からない茹でガエルの国民だらけなのでしょうね。

ウルトラライトプレーン

8月11日(金)
先週中ごろ、孫たち家族を千歳空港に見送りに行きました。先月下旬に羽幌海水浴場に家族と出かけた際に、一人だけ家族以外の人が同行しています。その彼がタイに行く用事があり、その前にフィリピンにある自宅で過ごすので、遊びにおいでと誘われたためです。彼は私の孫たちを楽しますために一足先にフィリピンに移動し、所有しているウルトラライトプレーンの操縦を練習していました。彼は子供がいないので、日本に来て孫たちと数日間一緒に暮らしているうちに、子供がいることの素晴らしさを感じたのでしょう。子どもたちを楽しますため、自分が操縦するライトプレーンに乗せてあげようと考えたようです。彼はもう70歳を過ぎているのに、やる事が若いですね。

ライトプレーンに乗っている姿や海やプールなどで遊んでいる写真がたくさん送られてきています。今はラインがあるので、メールや写真はいとも簡単に送ることができますね。しかも電話は世界中無料!。便利な世の中になったものだ。写真を見ると、孫たちはかなり日焼けをしています。もうそろそろ学校が始まるので、数日後には千歳空港まで迎えに行かねばなりません。会うと日焼けしていて真黒なんだろうな~。

サングラス
サングラス

8月9日(水)
畑に行くときに使っていたサングラスは色が濃いものでした。そのため、何かを確認する際にいちいちサングラスを外さないと、実際のものを確認できない不便さがありました。先日、ホームセンターに畑の資材を買いに行った際、かなり透明度の高いサングラスを見つけました。かけて見て周りの景色を見ると、実際のものと色目は変わらずに見ることができます。しかも480円ととても安い。これなら、畑仕事でレンズに傷ついても、気にせずに使うことができます。紫外線をカットする上に、光の85%を透過させてくれるし、軽くて安い・・・・・いいものを見つけました。

キリギリス
キリギリス

8月8日(火)
今日は、畑で作業をしていると目の前の葉にキリギリスがとまっています。久しぶりに見ました。子供頃はキリギリスやバッタ、コオロギなどはいたるところにいましたが、今はほとんど見かけることもない。トンボも蝶々も飛んでいることが当たり前の環境でしたが、今は見ることが珍しい・・・・・トンボや蝶々を手で捕まえ、籠に入れてエサをやって育てることも誰もがしていた。夜になると鈴虫やこおろぎやキリギリスの鳴き声を聞きながら寝ることが当たり前・・・。そのことを思い出すと、ちょっと寂しい気持ちになります。

写真のキリギリスは少し違和感を感じます。形や色合いがどこか違いを感じます。子どもなのか、あるいはキリギリスではなく違う虫なのかもしれませんね。それでも、蝶々も飛んで蜜を吸っていましたし、トンボも竹さおの先にとまっているのを見かけました。少しホッとする時間を過ごせました・・・・

前川喜平前事務次官
8月4日(金)
アベシが内閣改造を発表した。支持率が30%を切り、立て直しのためだそうだ・・・・・。アベシも狂っているが、アソウにしてもモリにしてあのレベルの首相しか出せない自民党が腐っている。戦後70年のほとんどを牛耳ってきた自民党政権の実績を見れば、いかにデタラメな政治をやってきたかが分かる。いつの時代も本質的な問題には、真正面から向き合うことはせず、のらりくらりとかわして今まで来ている。

日本の存在そのものの基本である人口問題は、全く手つかずで減少する一方。日本人口は1億2700万人から平成60年度には8800万人と予測されています。実際的には福島原発事故による放射能汚染による内部被ばく者が増えるので、この8800万人はもっと減るでしょうね・・・・・。農家の減少も対策なしの上に、TPPを導入することで壊滅に導こうとしていた。一人一人の農家さんを真に成長させ、自立して生活できるようにするわけでは無く、税金をばら撒いて人気をとり、ただの票田として利用しただけ・・・1965年農業人口は1150万人でしたが、2015年には200万人にまで減少しています。その結果、食料自給率は昭和40年の73%から平成26年39%まで減少・・・。年金問題も教育問題も天下り問題も経済問題、財政問題 ETC・・・なにもかも本質的な対策は無し。

今回の内閣改造は表面的には、森友学園の土地安売り問題や加計学園の承認問題、稲田朋美の防衛大臣の嘘つき問題などがあげられています。しかし、一番のきっかけは加計学園の時に、政府がかくしている文章が実質的にはあると証言した前事務次官 前川喜平氏の発言が大きな影響を与えているでしょう。その後、文科省から他にもあると別の書類も出てきたり、防衛省からも無いといわれた日報が出てきたりしている。要するに官僚側がアベシ政権に仕掛けていることになる。アベシ政権や自民党は人事権を握ったので、怖いものなしだと好き放題していたが、官僚側は「お前らは本当は手のひらで遊ばれているんだ」と云う事を意思表示するために政権の転覆を謀ったのでしょう。現実に政治屋は官僚の手のひらで踊らされているだけですからね・・・・・

さて、アベシ政権が崩れるのはいいことだが、自民党がそのままで存続し頭だけが変わって、その実権は官僚が握っていることになれば、国民にとって状況が良くなるとは考えにくい・・・・・陰の自民党応援団・民進党は箸にも棒にもかからず問題外だし、当面は共産党に3割ほどの議席を持たせておくことが、安全弁かも知れないですね。

想いは叶う
絵画

8月3日(木)
畑も真昼の暑さが和らいできています。それでも昼食はテントの中に逃げ込んで2時過ぎまで休憩・・・その時間に友達に電話をしました。鳴門の友達に電話した際「想いは叶うものだね」と云っていました。それは、昨年の9月にメールで送ってくれた「ビリヤードをしている絵」を、手に入れたようです。その絵を見ると大学生時代を思い出すそうです。昨年暮れに他界した韮崎の友達は、とても上手な四つ玉をしていました。寄せも上手だけれど、引きの上手さは抜群でした。いつも手玉と的玉の動きを考えながら、厚さやひねり、そして力加減、手玉のスピードコントロールなど微妙に変化させる技術を持っていました。そんな光景を、この絵を見ていると、まるで昨日のようなに思い出させてくれるそうです・・・・・

話しているうちに、絵画のサイズを聞いて驚きました。100号と云います・・・・・100号ならば、横が160センチ・縦130センチほどあります。メールで送ってもらった時は、おそらく横80~90センチ、高さ60センチほどだろうと勝手に思っていました。聞いてビックリです。でも、そのサイズで実物を見ると、欲しいと思うのは彼だけではないでしょう。その絵画は30年ほど前に書かれたようです。彼は、その絵を見てから1年ほどかけて交渉していたのでしょう。まさに「想いは叶う」の言葉通りでしたね。問題はその絵を自宅のどこに飾るかですね。居間には奥さんが、描いて入選した絵が飾られていました。森の中を歩いている幼いころの娘さんを描いたものでした。それを外して、今回の絵を描けるわけにはいかないでしょうから、別室になるのでしょうね・・・・・でも、実物を一度は見てみたいものですね。

羽幌海水浴場
ウミネコ

7月28日(月)
3日間ほど羽幌町にある海水浴場へ行ってきました。初めて行きましたが、海水浴場としては設備が整っていました。固定式の簡易駐車場(奥行5メートル、幅30メートル位)のような日陰もあり、わざわざパラソルを借りなくても済みます。砂地にはブランコが2台あり、近くに2つのプールもあります。ハート形のプールは10メートルくらいあり、そこには滑り台が設置してありプールに滑り降りれるようになっていました。もう一つのプールは10メートル四方の四角いプールです。両方とも海水をポンプで引き込んでいました。海水浴場は浮きでその範囲を決めていますが、その少し先には波よけの防波堤が作られている上に、監視人が常時いるので安心して遊べます。海水浴場の海には2つの遊具が浮かんでいます。一つは発泡スチロールの大きな塊で、10メートル×6メートルほどのものです。子供たちはそこに上がったり、そこから海に飛び込んだりしていました。もう一つは、発泡スチロールの土台に滑り台を設置しており、滑り降りながらそのまま海に入るようになっています。

また、トイレもきれいに管理されているし、横にはシャワールームも設置されていました。売店は3件ほどあります。それなりに設備は良かったのですが、気温が低くて海に入る気分になれない・・・・砂浜で孫たちと砂遊びをしてきました。留萌・羽幌方面の海水浴は7月中が限度で、8月に入ると数日でクラゲが出てきて、体中が刺されます。丁度いい時期に行ったはずですが、最高気温が22~23度ほどで少し残念・・・・・。

コンデンサー
コンデンサー

7月20日(木)
先週の暑い日に、車のエアコンが突然効かくなりました。北海道も28年ぶりの暑さというときなので急いでディーラーに持ち込みました。しばらくして、ガスが無くなっているので補充したということなのでホッとして帰宅・・・・・しかし翌朝、畑に出かけるためにエンジン掛けエアコンを入れましたが、全く冷風が流れてきません。しかたがないので、工場の入庫予定を入れて再度持ち込みました。2時間ほどしてエアコンのコンデンサーが壊れているとのことです。当日は部品がないので、週明け後にメーカーに問い合わせをして手配することになりました。

メーカーに問合せした結果が昨日ありましたが、コンデンサーは手に入らない(古いので生産をしていない)といいます。他メーカーの交換可能なコンデンサーを探したが見つからないといいます。ディーラーでは無理なようなので、私がお願いしているいつもの中古部品屋さんに連絡したところ、部品はあるといいます。しかし、私の車の型式番号を入れると、適合できる部品の番号が2つ出てくるそうです。そこで、写真を2枚送ってくれて、確認してほしいとのことです。そこで、ボンネットを開けてエアコンのコンデンサーを見ると番号がありました。その番号と写真で送ってくれた部品の番号は違うようだけど、互換性があるかどうかは分かりません。ディーラーに問合せしても、担当者が休みの為に分からず・・・・・それでもメーカーの仕様書に載っているので間違いはないでしょう。取りあえず、金額を振り込んで、部品を送ってくれるように手配しました。2日後には届くので、ディーラーに持ち込まねば・・・・・車が古くなると、部品の手配が難しいので大変ですね。それでも、この車が好きですね。

Jアラート
メディア

6月26日(月)
最近、いろいろなメディアから「弾道ミサイル」についての警告がされています。当然のこととして政府からの広報です。要は「北朝鮮からの攻撃に備えよ!」と危機感をあおりたてている訳ですね。アベコベ政権としては、共謀罪や森友・加計学園での国民の関心を北朝鮮に向けさせ、尚且つ軍事費を増加させ、憲法を変えて戦争が自由にできる国つくり・・・が狙いでしょう。小学生でも分かる手口だけれど、これに簡単に騙される「ゆでガエル」も多いのは確か・・・。

今回の弾道ミサイル騒ぎのの為に、「CM制作費と放映費で1億4000万円、新聞広告で1億4000万円、ウェブ広告で8000万円」のおよそ4億円を使っているようです。海外の国々には何百億円も簡単に補助金を出すわけなので、4億円などは微々たるものなのでしょう。しかし、微々たるものでも無駄金は使ってほしくない。しかも報道の内容を見ると笑ってしまいますね・・・・・
広報

Jアラートで緊急の避難が聞こえたら「屋内か地下に避難」あるいは「物陰に隠れる」ように書かれています? イラクをはじめ世界中で起きている戦争の映像を見ると、建物はミサイルで簡単に崩壊されています。しかも地方都市で、すぐ近くに地下などあるわけがない・・・ほとんどの国民は、ビルや地下に隠れることは不可能でしょう。原発事故の際の避難計画と同じで、現実的にあり得ないことを言っている・・・もっとも、国民の安全を気にしているわけでは無く、上記のように関心ごとをアベコベ氏から北朝鮮にずらすのが目的なので、これでいいのかな?

ジューシーフルーツ
晩柑

6月25日(土)
徳島の友達から、南宇和島の特産「ジューシーフルーツ」が届きました。ありがたいものですね。いつも季節季節の地物を送ってくれます。この時期に柑橘類が出回るのは珍しい・・・。冷やして食べてみると、なんと爽やかな酸味と甘さがあります。直接食べるのも、サラダなどに入れて食べるのも丁度良い酸味があります。いろいろ試して、しばらくは愛媛の特産を楽しめそうです。

先ほどから咳が止まり始めています。ジューシーフルーツを食べ始めたからかな? 先週の金曜日に孫から風邪をうつされてから咳が止まりません。この時期に風邪を引いた記憶もなければ、咳が1週間も続いたことなども全く記憶にありません。1週間前の金曜日にのどが痛くなり始めてから、市販薬で抑えようとしましたが、日曜日に悪化してきたので、月曜日には病院に行き薬をもらっています。薬を飲み始めてから6日目ですが、やっと咳が止まり始めています。明日までの薬なので、それまでに治ってくれるといいですね・・・。
お菓子

今日は夕方から孫たちが遊びに来るというので、お菓子を作ってあげました。先日遊びに来たときに、お菓子つくりの本を見ていて「これを作りたい」と云っていました。来る前に必要な材料の買い出しです。いつもの事ながら、放射能汚染された地域の食材は除外です。薄力粉も牛乳もクリームチーズも地域を厳選します。塩や砂糖も精製されたものは使わず、ヒマラヤの岩塩や沖縄のサトウキビを使います。ベーキングパウダーはアルミフリーのものを使い、安心して食べられるお菓子作りを目指します。孫たちが手伝ってくれてお菓子の完成です。安全・安心は手間を掛けねば・・・・・

父の日
スターター

6月21日(火)
父の日に面白いプレゼントをもらいました。持ち運びのできるジャンプスターターです。どんなことに使えるか見てみると、車やオートバイ・モーターボート・トラクターなどのエンジンをスタートさせるときに使えます。その他、スマホ・タブレット・カメラ・ゲーム機などのバッテリー補充などにも使えます。本体の大きさは16×8.5×3.5センチで持ち運びもできる大きさです。今の時代、なんでも電気を使うため各機器には必ずバッテリーがあり、何かの時に充電ができない環境が発生した際に便利ですね。本体はLEDライトも付いているので緊急時には重宝するでしょう。これは万一の時のため、充電して車に常時載せておきましょう。、

共謀罪
新聞

6月14日(水)
やっとマスゴミでも自民党が推し進める「共謀罪」について話題が出始めています。しかし遅すぎる・・・マスゴミが馬鹿なのか、アベコベ氏の都合のいいように利用されているのか分からないけれど、一つ一つの問題点を埋められ、最後の仕上げの共謀罪が成立する寸前に騒いでも、国民には伝わらないでしょう。なんとも呑気な「ゆでガエル国民」だから、なんのことやら分からないまま気づけば茹であがっている・・・・・

新聞に国際犯罪防止条約「テロ対策が目的ではない」と出ています。国際組織犯罪防止条約(TOC条約)の「立法ガイド」を執筆したニコス・バッサス教授が共同通信の取材に答えたものです。

アベシはTOC条約を締結する意義について「東京五輪を控え、テロ対策に万全を期すことは開催国の責務だ」と繰り返し云っています。しかし、テロ対策としては「航空機の不法な奪取の防止に関する条約」や「国連安保理決議」などが既に存在しているため、TOC条約から「テロの様なイデオロギーに由来する犯罪を除いている」とニコス氏は説明しています。と云うことは、アベシの説明は真っ赤なウソ! いつもの事だが、建前論と本音は全く関係のないことを平然と云うのが、アベシ政府と官僚・・・・・

2016年1月12日の日記に「緊急事態条項」を説明したが、共謀罪はこれと同じでアベシ政府が好き放題をするための法案である。秘密保護法制定や日本版NSCの設置、武器輸出三原則の規制緩和、集団的自衛権の行使などを含めた国家安全保障基本法案11項目を制定し、戦争が自由にできるようにしておいて、今回の共謀罪を作ることで、自分たちに反対するものは誰から構わず捕まえて刑務所に入れることができるようになる。そして最終的に「緊急事態条項」決議すれば、もう誰も逆らうことは不可能な状況を作りだせてしまう。

(再度、「緊急事態条項」について、2016年1月12日の日記の一部を転載しておきます。)
これは、ナチス・ドイツが使った手法で、国家が緊急で対応しなければならないので、国会を開いて協議している時間は無く、「全ての権限を内閣に一任する」というものです。一見、緊急事態なので「それは仕方がない」と思わせて、あとはその権利を好き放題に使い、反発するものは全て刑務所行きか処刑にされました。

よからぬことを考える輩にとってのメリットは
1:不当な目的で使う。
   政府は緊急事態の宣言が正当化されない場合でも、緊急事態宣言をしてしまいます。
2:期間の延長
   政府は、戦争、その他の危険が去った後も緊急措置を延長する。
3:過度の人権制限
   政府は緊急事態に対処するため、一般市民の人権を過度に制限することができる。
4:司法抑制  
   緊急状態に裁判所は、政府判断を尊重し平時に比べて市民権利を抑制できる。
5:法案制定の自由
   緊急事態になれば、国会で法案を検討する時間がないので、政府が自分で作って
   自分で承認することになる。


北海道限定ビール
ビール

6月10日(土)
スーパーに買い物に行った時にビールコーナーを横切りました。その時キリンビールの一番搾りに「北海道づくり」の文字と「北海道千歳工場限定」が目に入ってきました。放射能汚染されたものは極力避けていますので、キリンビールも世の中の動きに合わせて安心なものを作ってきたんだと思い購入。その際、サッポロビールで発売されている「北海道限定」と表示されたクラシックも一緒に購入しました。畑をやって体が火照っているときは、風呂上がりのビールはとてもおいしい・・・・

しかし、表示は全てを表しているとは限りません。そこでメーカーに問い合わせをしました。両メーカーとも北海道で製造していることは確認できました。工場は大きなポイントで、ビール以外でも製造過程で放射能汚染された地域の工場で製造されているものは、水が汚染されている可能性があるので避けています。特にジュースなどは、海外から粉末で輸入し、日本の工場でその地域の水と混ぜてジュースに還元します。すなわち原料のオレンジは安全でも、ジュースの大半を占める水は汚染されている可能性があるわけです。

次に原料をどこで調達しているかを問い合わせをしました。その際、なぜ地域を聞きたいのかを説明しました。「福島原発事故で放射能がばら撒かれ、飛散した地域のものは口に入れたくないため、その原料や製造工場を知りたい」と伝えました。ここで両メーカーの返事が変わりました。サッポロビールは、麦芽は海外からの輸入であるがホップは海外のものと一部国産のものを使っているといいます。そしてその国産は関東から東北にかけての地域名をあげました。一方キリンビールは、麦芽は海外と云いますが、ホップはほとんどは海外だといいますが、場合によっては一部に国産を使っていると云ったものの、その地域までは答えようとしません。そこで「答えないということは、関東から東北にかけての地域だと云う事ですね?」というと、相手はそうだとも違うとも答えません・・・・・特に、キリンは質問の趣旨を伝えてたあと、調べて連絡するので時間が欲しいと一度電話を切り、しばらくしてからかかってきました。おそらくこの間に「どのように答えるか」を検討したのでしょう。

この対応を見る限りは、サッポロビールの方が素直で安心できますね。分からなければ、なにをつかってもOK ・・・という企業は、長い目で見て存続が危ぶまれますね。食品大手の企業で、北関東地域のトマトが安いので大量に購入しケチャップ作っている企業などは、社会貢献の意味が分かっていないかな? 社会に貢献してこそ、企業としての存在価値があるはず・・・・・目先の利益ばかりを追っていると、何時しか衰退がはじまり、気づいた時には対応ができない。それは○菱自動車と同じで、お客様を優先にするという基本的な企業文化が狂っているため、本質的な変革ができないのと似ていますね。

・ 北朝鮮への密使?

2017-08-28 22:08:23 | アベシ政府


ニュースの中で自民党の首相経験者4人と笹川良一の三男坊 笹川洋平の写真が出ていた・・・こいつらが寄ってたかって国民から絞るだけ絞って良い思いをしている。

笹川洋平のところで食事会があり、そこで北朝鮮の話題が出たと書かれている。日本が仲介に立って、北朝鮮とアメリカを同じテーブルにつかせて話し合わそうという事らしい・・・あり得ないことだが、本気でこんなバカな事を考えているのだろうか? もし本気でこんなことを考えているとしたら、並みの低レベルの話ではないだろう。もっともあれだけ世界から笑われても、何とも感じないアベシの事だから、官僚に指示は出すんだろうね・・・・・例によって、考えられないほど助成金を見せびらかしながら・・・

AERAより転載します。




安倍首相が9・17に計画する北朝鮮への密使とは? 小泉元首相は固辞
小泉耕平,村上新太郎2017.8.27 16:52週刊朝日


 グアムへのミサイル発射を巡り、米朝開戦の危機がかつてなく迫っている。北朝鮮は8月26日、3発の弾道ミサイルを、グアムではなく日本海へ向けて発射。“蚊帳の外”にいた日本が極秘裏に動きだした。厳戒態勢下の北朝鮮に“密使”を送るという驚くべき計画が進行しているという。

 官邸関係者がこう語る。

「日本が橋渡しとなって、米国と北朝鮮を対話のテーブルにつかせるという計画が練られています。8月17日にワシントンで行われた日米の外務・防衛閣僚による『2プラス2』でも、河野太郎外相が米国のティラーソン国務長官へ打診したようだ。そのための“密使”を日本から北朝鮮に送り、金正恩を直接説得しようと画策しています」

 一見、荒唐無稽な話だが、これには前例がある。1994年の朝鮮半島核危機では、米朝の対立が深まる中、クリントン大統領(当時)の意を受けたカーター元大統領が「仲介役」として電撃訪朝して金日成主席と会談。北朝鮮を対話姿勢に転じさせ、軍事衝突を回避した。内閣支持率の低迷にあえぐ安倍晋三首相だが、起死回生の“逆転満塁ホームラン”を狙っているというのである。

“密使”には、意外なあの人物の名前が挙がっていたという。

「2回の訪朝の実績がある小泉純一郎元首相です。8月15日に山梨県にある笹川陽平・日本財団会長の別荘で安倍首相、麻生太郎財務相、小泉氏、森喜朗元首相の歴代4首相がそろって会食する場があったが、その際にも北朝鮮の話題が出ました。武力衝突を回避し、日本の頭越しに米朝で対話を始められても困るので、安倍さんが小泉さんに『9月17日に特使として北朝鮮を訪問し、米朝対話の仲介をしてほしい』と頼みました。だが、『私は引退した身。その任にあらず』と小泉さんは固辞したそうです」(前出の官邸関係者)

 9月17日といえば、2002年に小泉氏が初訪朝して日朝平壌宣言に署名した日。当時、官房副長官だった安倍首相も同行していた。

ちなみに、同日の会食には福田康夫元首相も招かれたが、日程の都合で断られたという話もある。

 その後、安倍首相は得意の外交で自らの訪朝も画策するも難航しているという。

 対話をめぐる水面下の調整はまだ続けられているというが、事は一刻を争う。

 北朝鮮は新型中距離弾道ミサイル「火星12」で、グアム島の周辺を「包囲射撃」すると警告。26日早朝には、短距離弾道ミサイル3発を日本海に向けて発射し、1発目と3発目は北東方向に約250キロ飛行した。今後もこうした挑発行為は続くとみられている。

 コリア・レポート編集長の辺真一氏がこう語る。

「金正恩はこれまでも警告したことを実行してきており、グアムへのミサイル発射も実行する可能性が高い。米韓合同軍事演習が終わる8月31日以降、9月9日の建国記念日など、どこかの時点で実行に移すのでは。対する米国は、ミサイルが発射された基地のみをたたくなど限定的な報復をする可能性がある。一歩間違えば大きな衝突に発展しかねない」

(本誌・小泉耕平、村上新太郎)

※週刊朝日 2017年9月8日号より抜粋

・ なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟

2017-08-09 20:47:39 | 政治の裏側


矢部宏治さんが新しい本「なぜ日本はアメリカの”いいなり”なのか? 知ってはいけない裏の掟」を出版します。以前には「なぜ日本は「基地」と「原発」を止められないのか」と「日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか」を出版しています。読むと現状の日本の状況がよく分かります。そして、官僚や自民党がいかに国民をだまし続けているかも理解できるでしょう。今回の本も、今までの本のポイントも含め、分かり易くまとめてあるようですし、最後に4コマ漫画にして、時間のない方にもすぐにポイントが分かるようになっています。矢部宏治さんは多くの国民が、日本の置かれている状況を理解することが大事であると考え、ポイントをまとめた4個漫画を自由に配信してよいと云っています。少しでも、多くのゆでガエルが目を覚ますことを願いたいですね。

現代ビジネスさんより転載します。




2017.08.05

海軍

なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟

内閣改造でも絶対に変わらないこと
矢部 宏治

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私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっているという。

たとえば2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めたが、日本での首脳会談が近づくにつれて事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられなかった。なぜ、いつまでたっても北方領土問題は解決しないのか。はたして、この国を動かしている「本当のルール」、私たちの未来を危うくする「9つの掟」とは?

『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の著者・矢部宏治氏が、「戦後史の闇」を解き明かす。


 事実か、それとも「特大の妄想」か


それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと批判されることが、よくあります。

あまりいい気持ちはしませんが、だからといって腹は立ちません。自分が調べて本に書いている内容について、いちばん「本当か?」と驚いているのは、じつは私自身だからです。「これが自分の妄想なら、どんなに幸せだろう」いつもそう思っているのです。

けれども、8月17日発売の新刊『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』をお読みになればわかるとおり、残念ながらそれらはすべて、複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実ばかりなのです。

ひとつ、簡単な例をあげましょう。

以前、田原総一朗さんのラジオ番組(文化放送「田原総一朗 オフレコ!」)に出演し、米軍基地問題について話したとき、こんなことがありました。ラジオを聞いていたリスナーのひとりから、放送終了後すぐ、大手ネット書店の「読者投稿欄」に次のような書き込みがされたのです。

<★☆☆☆☆〔星1つ〕 UFO博士か?
なんだか、UFOを見たとか言って騒いでいる妄想ですね。先ほど、ご本人が出演したラジオ番組を聞きましたが(略)なぜ、米軍に〔日本から〕出て行って欲しいというのかも全く理解できないし、〔米軍〕基地を勝手にどこでも作れるという特大の妄想が正しいのなら、(略)東京のど真ん中に米軍基地がないのが不思議〔なのでは〕?>


もし私の本を読まずにラジオだけを聞いていたら、こう思われるのは、まったく当然の話だと思います。私自身、たった7年前にはこのリスナーとほとんど同じようなことを考えていたので、こうして文句をいいたくなる人の気持ちはとてもよくわかるのです。

けれども、私がこれまでに書いた本を1冊でも読んだことのある人なら、東京のまさしく「ど真ん中」である六本木と南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地(「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米軍センター」)があることをみなさんよくご存じだと思います。

そしてこのあと詳しく見ていくように、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の激しい、世界でも例のない場所だということも。


 極秘マニュアルには こう書かれている


さらにもうひとつ、アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」というのも、残念ながら私の脳が生みだした「特大の妄想」などではありません。

なぜなら、外務省がつくった高級官僚向けの極秘マニュアル(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月)のなかに、

○ アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。
○ 日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。


という見解が、明確に書かれているからです。

つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求に「NO」ということはできない。そう日本の外務省がはっきりと認めているのです。
ヘリポート

六本木ヘリポート(googlemapより)


 北方領土問題が解決できない理由


さらにこの話にはもっとひどい続きがあって、この極秘マニュアルによれば、そうした法的権利をアメリカが持っている以上、たとえば日本とロシア(当時ソ連)との外交交渉には、次のような大原則が存在するというのです。

○ だから北方領土の交渉をするときも、返還された島に米軍基地を置かないというような約束をしてはならない。*註1

こんな条件をロシアが呑むはずないことは、小学生でもわかるでしょう。

そしてこの極秘マニュアルにこうした具体的な記述があるということは、ほぼ間違いなく日米のあいだに、この問題について文書で合意した非公開議事録(事実上の密約)があることを意味しています。

したがって、現在の日米間の軍事的関係が根本的に変化しない限り、ロシアとの領土問題が解決する可能性は、じつはゼロ。ロシアとの平和条約が結ばれる可能性もまた、ゼロなのです。

たとえ日本の首相が何か大きな決断をし、担当部局が頑張って素晴らしい条約案をつくったとしても、最終的にはこの日米合意を根拠として、その案が外務省主流派の手で握り潰されてしまうことは確実です。

2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」は、大きな注目を集めました。なにしろ、長年の懸案である北方領土問題が、ついに解決に向けて大きく動き出すのではないかと報道されたのですから、人々が期待を抱いたのも当然でしょう。

ところが、日本での首脳会談(同年12月15日・16日)が近づくにつれ、事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられませんでした。

その理由は、まさに先の大原則にあったのです。

官邸のなかには一時、この北方領土と米軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する道を検討した人たちもいたようですが、やはり実現せず、結局11月上旬、モスクワを訪れた元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長から、「返還された島に米軍基地を置かないという約束はできない」という基本方針が、ロシア側に伝えられることになったのです。

その報告を聞いたプーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマでの日ロ首脳会談の席上で、安倍首相に対し、「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある』と言ったそうだが、それでは交渉は終わる」と述べたことがわかっています(「朝日新聞」2016年12月26日)。

ほとんどの日本人は知らなかったわけですが、この時点ですでに、1ヵ月後の日本での領土返還交渉がゼロ回答に終わることは、完全に確定していたのです。

もしもこのとき、安倍首相が従来の日米合意に逆らって、「いや、それは違う。私は今回の日ロ首脳会談で、返還された島には米軍基地を置かないと約束するつもりだ」などと返答していたら、彼は、2010年に普天間基地の沖縄県外移設を唱えて失脚した鳩山由紀夫首相(当時)と同じく、すぐに政権の座を追われることになったでしょう。



 「戦後日本」に存在する「ウラの掟」



私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていないそうした「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっています。

そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。
日米安全保障条約

日米安全保障条約:外務省外交史料館で展示されている署名(1960年1月19日・Photo by World Imaging creativecommons)
私が『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』を執筆したのは、そうした「ウラの掟」の全体像を、「高校生にもわかるように、また外国の人にもわかるように、短く簡単に書いてほしい」という依頼を出版社から受けたからでした。

また、『知ってはいけない』というタイトルをつけたのは、おそらくほとんどの読者にとって、そうした事実を知らないほうが、あと10年ほどは心穏やかに暮らしていけるはずだと思ったからです。

なので大変失礼ですが、もうかなりご高齢で、しかもご自分の人生と日本の現状にほぼ満足しているという方は、この本を読まないほうがいいかもしれません。

けれども若い学生のみなさんや、現役世代の社会人の方々は、そうはいきません。みなさんが生きている間に、日本は必ず大きな社会変動を経験することになるからです。

私がこの本で明らかにするような9つのウラの掟(全9章)と、その歪みがもたらす日本の「法治国家崩壊状態」は、いま沖縄から本土へ、そして行政の末端から政権の中枢へと、猛烈な勢いで広がり始めています。

今後、その被害にあう人の数が次第に増え、国民の間に大きな不満が蓄積された結果、「戦後日本」というこれまで長くつづいた国のかたちを、否応なく変えざるをえない日が必ずやってきます。

そのとき、自分と家族を守るため、また混乱のなか、それでも価値ある人生を生きるため、さらには無用な争いを避け、多くの人と協力して新しくフェアな社会をいちからつくっていくために、ぜひこの本を読んでみてください。

そしてこれまで明らかにされてこなかった「日米間の隠された法的関係」についての、全体像に触れていただければと思います。

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本書の内容をひとりでも多くの方に知っていただくため、漫画家の、ぼうごなつこさんにお願いして、各章のまとめを扉ページのウラに四コマ・マンガとして描いてもらいました。全部読んでも3分しかかかりませんので、まずは下に掲げたマンガを読んでみてください。

日本の空は、すべて米軍に支配されている