祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

雑感 石原慎太郎は何様だ?

2011-12-27 00:07:28 | 雑感
最近2回ほど石原慎太郎のニュースを見た。1回は、八ッ場ダムの件に関して、前原民主党政調会長を激しく非難していた。2009年9月、政権を取った民主党がマニフェストに掲げた「八ツ場ダム」中止を決めたことに対し、昨日、前田国交大臣が「建設再開」を発表し、その件に関して、前原政調会長が異議を唱えた。
この異議を唱えたことに関し、石原慎太郎は
  「何様なんだ! あの人は! 彼一人が反対するならば、辞任せざるを得ないだろう!」
と、メディアで前原政調会長に対して激しく非難したことだ?・・

おかしいのは、石原慎太郎の方ではないか? 
八ツ場ダムの建設がいいのか、中止がいいのかは、内容の詳細が分からないので判断のしようがない。しかし、前原政調会長は民主党として、いろいろ検討した結果コンクリートから人への考え方の中で、八ツ場ダムは建設中止とした。それを、今頃「建設再開」を担当大臣が決断したとすれば、おかしいと判断するのは当然のことである。「朝霞公務員宿舎」と同じような事態である。前原政調会長は、政府に対して抗議し、首相を入れ党3役で話し合いをした。

このことを見る限り、前原政調会長を個人的に非難することなど、到底考えられない・・・・
個人的に話をするならまだしも、メディアの前で口汚くののしることなど、常人では考えられない・・・
わざと、メディアを通し「石原は、建設再開に賛成なのだ」と、誰かに伝えているように思える。
もしそれほどに怒り狂うほどの感情になるとすれば、何か、石原にとって利害関係があるとしか考えようがない・・・・
そうだとすると、どこかの族議員になっているのか? あるいは、どこかの企業となんらかのつながりがあるのか?・・・


もう1回は、橋下徹大阪市長との面談である。
放映の内容は、橋下大阪市長が革新的に、組織改革を実施しようとしている事に対し、石原慎太郎が手を結び、一緒に国の改革をしようと協力的な態度で会談していることである。しかし、石原慎太郎にその力はない。なぜなら、改革するには大きなロマンを持たねばならないし、腹の底に何があってもやり抜く気力が必要となる。そのどちらも、慎太郎にはない・・・・多少、暗記力がいいことや理屈を聞けば理解する能力があるだけである。また、国会議員の経験があるために、橋下の言う組織改革が理解できる状況にあるだけだろう。そんなレベルの人間、いくらでもいる・・・・・改革の意思があるならば、これだけの長期間にわたり東京都知事をしていたのならば、もっと、改革が進んでいるだろう。問題意識があるのならば、悪代官に書いたような、東京都の固定資産税課がある訳ないだろう・・・・・問題意識がない人間に改革はできない!!


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