祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 首相の危機意識のなさに呆れたトランプ大統領

2017-04-18 23:44:18 | アベシ政府


アベコベ氏も自民党も、真に国を思って仕事をしていないし、その仕事をする能力すらない。ただ単にアメリカの言うとおりに動いていれば、自分たちの地位や環境を保証してもらえると考えている。従って、なんら危機意識も問題意識も持ち合わせていないのがほんとの姿・・・・・。それに気づいたトランプ大統領は言葉は・・・・

元日本国大使の天木直人さんより転載します。




天木直人

2017年4月12日
安部首相の危機意識のなさに呆れたトランプ大統領

きょう4月12日の日経新聞が「北朝鮮止める秘策はあるか」と題する秋田浩之記者の論評を掲載している。そこに書かれている事はひとことで言えばこうだ。

核を持っていないからこそシリアは攻撃されたと考える北朝鮮が圧力にひるみ、核を手放すことは考えづらい。北朝鮮の崩壊を望まない中国が本気で米国に協力するかも疑問だ。

だとすれば米国が最終的に武力行使に踏み切ることに真実味が帯びる。しかし、ワシントンの米安保専門家や元高官らに聞くと「攻撃できるとは思わない」と一様に否定的だ。

その理由は三つある。空爆すれば反撃を許し数万から数十万の死傷者が出かねない。中国の同意のないまま攻撃すれば米中衝突の危険が生じる。

対北攻撃には日韓の了解と支援が欠かせないが、とりわけ韓国との調整が難しい。そして大統領と識者や元高官の意見が違った場合、どちらが現実となるかについては、過去の例から見ると後者に理があるという。

クリントン政権は1994年に空爆を検討したが断念し、ブッシュ政権も2008年に北朝鮮を対テロ支援国家指定から外した。私の記憶では、古くはあのケネディ大統領もキューバ危機の時に犠牲者が多すぎるという高官の意見を取り入れて断念した。

そして秋田記者は次のようなシナリオを書いている。北朝鮮は核とミサイルの実験を強行し一触即発の状態に近づく戦争を回避しようと中国が米朝協議のお膳立てに動く。駆け引きの末、核とミサイル実験の凍結などで米朝が合意して戦争が避けられる。

果たしてそうなるのか。秋田記者は北朝鮮の出方を言い当てるのは難しいと書いている。しかし、同時にトランプ大統領の出方を言い当てるのもまた難しいのだ。なぜなら、いまのトランプ政権には、まだほとんど官僚たちの政治任命が行われていないからだ。

クシュナー、イバンカといった家族や、バノンなど一握りの側近の意見を聞いてすべてトランプ大統領が決めるからだ。いつものようにながながと前置きを書いたが、要するに誰もがわからないということだ。危機的状況にあるということだ。

しかし、私がここで言いたいのはその事ではない。私がこの秋田記者の論評でもっとも注目したのはトランプ大統領つぶやいたとされる次の言葉だ。

すなわちトランプ大統領が、北朝鮮が日本全土をミサイルの射程に入れ、挑発をすすめている現状を受け、周辺に次のようにつぶやいたと秋田記者は書いている。

こんな状況で、2020年に東京オリンピックをやるのか」と。少なくともトランプ大統領には危機的状況にあることへの認識はある。

トランプ大統領にあきれ果てられるほど安倍首相には危機意識がないということである。
(了)

・ ニューヨークタイムズ社説、憲法を個人の意のまま変えようとする安倍首相を最高裁で裁けと警鐘!

2017-04-18 18:37:11 | 法律


一時期、日本の経済が成長しているときは「経済一流・政治3流」と云われた。しかし、経済が鈍化したが、政治はもっと悪化している。3流どころのレベルでは無い。現在の日本の仕組みや状況を見る時に、よくこれだけデタラメな事をしてきたものあきれ返る・・・・・年金制度もデタラメのやり放題!経済回復はめど立たず!北朝鮮の拉致も何年たっても解決の糸口もない!北方領土も何にも手つかず!人口の縮小も何ら対策は無し!福島原発事故も対策なしの上、危険地域に住民を返還政策!農薬使用量は世界1!原発の使用済み燃料も対策なし!・・・・・なにもかも、やっている振りだけはするものの、一切結果は出ていない。もともと日本を良くするつもりはない上に利権がらみの政策ばかりで、何ら良く変わることは無いばかりか、悪いほうにばかり進めている。特に、アベコベ氏が進めている戦争のできる国の制度作りだけは、強引に推し進めている訳だが、この非常識な行動を海外のメディアの社説で批判をされている。日本国内のマスゴミは、国民に正しい情報や見解を示さないが、それに比べ海外のメディアはまともなようです。

以下「Peace Philosophy Centre」より転載します。






Saturday, February 22, 2014
ニューヨークタイムズ社説、憲法を個人の意のまま変えようとする安倍首相を最高裁で裁けと警鐘!Japanese translation of NYT Editorial: War, Peace and the Law



A Japanese translation of New York Times editorial on February 19 "War, Peace and Law."

安倍総理の憲法軽視を批判するニューヨークタイムズ社説の和訳を紹介します。占領軍による「押し付け憲法」をずっと批判してきた安倍氏は、自分が国民に押し付ける憲法ならいいとでも言いたいのでしょうか。この社説は、時の権力者による権力の濫用や人権の侵害から市民を守るために憲法がある、という立憲主義を否定し、憲法を好きなように変えようとする安倍首相の独裁への動きに警鐘を鳴らし、最高裁こそが憲法の真の番人として今こそ役割を果たすべきだと訴えています。@PeacePhilosophy

(翻訳:酒井泰幸)

原文は
http://www.nytimes.com/2014/02/20/opinion/war-peace-and-the-law.html



戦争と平和と法
2014年2月19日 論説委員会

 日本の安倍晋三首相は、正式な修正によらず、彼自身の再解釈をもって、日本国憲法の基本理念を改変するという暴挙に出ようとしている。

 日本国憲法では日本の軍隊(自衛隊)の活動は日本の領土内での防衛に限り許されているというのが一般的理解だが、これに反して安倍氏は、同盟国と協力し日本の領土外で攻撃的な活動を可能とする法律を成立させたがっている。これまで何年にもわたって削減されてきた自衛隊を増強するため、彼は精力的に動いてきた。そして他の国家主義者たちと同様に、彼は日本国憲法の条文にうたわれた平和主義を否定する。

 憲法には「日本国民は…、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と記されている。日本がより広範な役割を果たす前に、憲法の修正がまず必要とされることを、歴代の政権は合意してきた。総理府の内閣法制局は、権力の乱用を防ぐため新しい法律の合憲性を監視する機関だが、これまでこの解釈に同意してきた。

 法制局に立場を反転させるよう圧力をかけるため、安倍氏は8月に通常の手続きを踏まず、法制局長官に部外者の小松一郎を指名した。小松は集団的自衛という考えに同調する外務省官僚であった。安倍氏の選んだ専門家の一団[訳者注:「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」のこと]はこの問題に対する報告書を4月に発表し、安倍氏を後押しするであろうと見られている。安倍氏は先の国会で、国民は次の選挙で彼に審判を下すこともできると暗に示したが、それは立憲主義の誤った見方である。安倍氏は当然、日本国憲法を修正する動きに出ることもできるはずである。そのための手続きが面倒すぎるとか、国民に受け入れられないといったことは、法の支配を無視する理由にはならない。

 最高裁は日本国憲法の平和主義的な条項について見解を示すことを長らく避けてきた。安倍氏がもし自らの見解を日本の国に押し付けることに固執するのなら、最高裁は安倍氏の解釈を否定して、どんな指導者でも個人の意思で憲法を書き替えることはできないことを明らかにすべきである

(この社説はインターナショナル・ニューヨーク・タイムズ2014年2月20日版に掲載。)





yasu sakai 時刻: 12:24 pm

・ 韓国の原発銀座で惨事なら 「西日本の大半避難」の推定

2017-04-15 02:13:00 | 事故


米国大統領のトランプ氏が先日、突然にシリアを空爆した。その後の発言では、北朝鮮の勝手な行動を問題視する発言が続いている。特に、中国に対して行動を起こすように要求するとともに、その行動がなされなければアメリカが独自の制裁を加える意思を示している。実際の戦いになれば、最終的にはアメリカ側が勝つことは明白だが、北朝鮮もただ黙って攻撃されないだろう。することは、近隣の韓国や日本に駐在しているアメリカ軍を狙った攻撃になるのだろうが、単にそれだけとも言い切れない。両国の原発に対してのミサイル攻撃は当然のことと考えられるので、その被害はとんでもないことになる。

韓国の核物理学者が「韓国の原発事故が起きた場合の被害」についてシュミレーションをした。その結果は日本への影響が甚大であることが分かった。ということは、北朝鮮が韓国・日本の原発への攻撃をすれば、両国は、もう人の住めない国になってしまうだろう。日本の原発は、建設過程で海外からの攻撃を前提には作られていない。アメリカのスリーマイル島の原発事故やソビエトのチェルノブイリの原発事故を教訓に、深層防護5層が世界の基本になっているが、日本は全く取り入れていない。

以下 「原発ゼロをめざす湖西ネット」さんより転載します。



原発事故

韓国の原発銀座で惨事なら 「西日本の大半避難」の推定

 原発の重大事故で、西日本の大半が避難を余儀なくされる――。そんな計算結果が、ひそかに関心を集めている。日本の原発が舞台ではない。海を挟んだ隣国、韓国での原発事故を想定した話だ。

■韓国人の学者が警鐘

 シミュレーションをしたのは、韓国人の核物理学者で現在、米ワシントンのシンクタンク「天然資源防衛委員会」(NRDC)の上級研究員を務める姜政敏(カン・ジョンミン)博士(51)ら。カン博士が昨年10月末に韓国で発表し、その後も日韓での核問題関連の集会で警鐘を鳴らしている。国際会議で来日したカン博士に話を聞いた。

 カン博士らがシミュレーションの舞台に選んだのは、韓国南東部、釜山市の海沿いにある古里(コリ)原発だ。古里は、軍出身の朴正熙(パク・チョンヒ)独裁政権時代の1978年に1号機が完成した韓国最古の原発。韓国内で商業運転する25基のうち7基が海沿いに並ぶ、韓国最大規模の「原発銀座」だ。

 ここでは原発の運転で生じる「使用済み核燃料」を、各原子炉に隣接する貯蔵プールで冷却、保管している。しかし、使用済み核燃料はどんどん増えており、間隔を詰めて「密集貯蔵」している。このうち古里3号機には、韓国の原子炉別では最も多い818トン分の使用済み核燃料(2015年末)が貯蔵されている、とされる。貯蔵プールが手狭になった1、2号機の使用済み核燃料も移送され、3号機で保管しているためだという。

 カン博士はこうした貯蔵方法の危険性を指摘する。もし災害やテロなど何らかの原因で電源が喪失し、使用済み核燃料を冷やす機能が失われ、温度の急上昇で火災が起きたらどうなるのか。博士らは、この3号機の使用済み核燃料プールで冷却機能が失われ、燃料プールの水位の低下で使用済み核燃料がむき出しになって火災が起き、さらに建屋内に水素ガスが充満して爆発した事態を想定。使用済み核燃料に含まれる放射性物質セシウム137が次々と気体化して大気中に放出された場合、どのように拡散するかを検討することにした。

 15年1月1日に事故が発生したとし、それから1週間の実際の天候状況や風向き、風速などをもとにセシウム137がどのように拡散し、地表に降下するかをコンピューターで計算。放射線防護に関する国際基準などをもとに、避難を余儀なくされる地域の面積と人口、さらにセシウム137の半減期にあたる30年を超えても避難し続けなければならなくなる地域を算定した。

 その結果、明らかになったのは、最も大きな被害が予想されるのは、原発事故の当事国である韓国ではなく、日本になるということだ。韓国では最大54000平方キロメートルが避難対象地域になり、最大2430万人が避難を余儀なくされる。これに対し、日本では最大67000平方キロメートルが避難対象地域になり、最大2830万人が避難を迫られる、というシミュレーション結果が出た。被害は南北軍事境界線を挟んだ北朝鮮や中国など広範囲に及ぶ。セシウム137の半減期である30年が過ぎても引き続き避難したままとなるのは最悪の場合、韓国では1900万人、日本は1840万人、との計算結果が出た。

 このような最悪の事態を起こしてはならないが、カン博士は「これまでは幸いにもこうした事故が起きていないが、早めに対策をとる必要がある」と主張する。


■偏西風で「日本に被害」

 カン博士の今回のシミュレーションは、使用済み核燃料を想定対象としたが、古里原発を含めて韓国の原発のうち19基は、日本海側の海沿いに並んでいる。こうした原発で、放射性物質が漏れ出すような事故が起きた場合、西から東へと吹く偏西風の影響によって放射性物質は風に運ばれて海を越え、日本列島の広範囲に及ぶおそれがあるという。カン博士は「特に強い偏西風が吹く冬に事故が起きたとすれば、深刻な被害はほとんどが日本に及ぶでしょう」と指摘する。

 カン博士は、原発を動かせば必ず生じる使用済み核燃料の危険性に気づいて欲しいと、このようなシミュレーションを試みた。1986年、ソ連のチェルノブイリ原発事故に伴って大気中に放出された放射性物質の大半を占めたのがセシウム137だった。チェルノブイリ原発事故で放出されたと推定されるセシウム137の総量は約200万キュリーと推定されている。

 一方、使用済み核燃料1トン分に含まれるセシウム137は約10万キュリーという。つまり計算上は、使用済み核燃料20トン分に含まれるセシウム137が、チェルノブイリ事故に匹敵することになる。この20トンというのは、平均的規模の原発(軽水炉)を1年間運転すれば生じる使用済み核燃料の量という。つまり、原発1基を1年間稼働すれば、チェルノブイリ原発事故の被害に匹敵する放射性物質を含む「核のゴミ」を作り出していることになるのだ。

 原発推進策をとる韓国だが、使用済み核燃料の最終処分方法は定まらない一方、原子炉ごとの使用済み核燃料プールはどんどん余裕がなくなっている。カン博士によると、プールで貯蔵する使用済み核燃料棒の間隔の幅を少しでも広げることで、火災発生の危険性を下げられるという。そのため、「5年ほどは使用済み核燃料の熱をさげるために貯蔵プールで冷却し、その後は専用の密閉容器の中で空気で冷却する『乾式貯蔵』をとりいれるべきだ」と提案する。

 さらに、カン博士が何よりも訴えたいことは、核の惨事において東アジアは「運命共同体」である、という点だ。日本、中国、韓国とも国策として原発の稼働や増設を推進し、商業炉は日中韓で計約100基に達する。核実験を繰り返す北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)にも核開発関連施設が集まる。地球儀を眺めれば、私たちが暮らす東アジアは、世界的にもまれな核施設の「密集地域」と言える、というのだ。

 もし核の惨事が起きれば、その被害は気象条件によっては東アジアの広範囲に及ぶおそれがある。韓国で起きれば日本へ、中国で起きれば韓国、日本へと、被害地域は偏西風の流れに沿って東側に広がる可能性が高い。カン博士は「だからこそ、自国だけでなく隣国の核問題にも関心を持たなければならないし、使用済み核燃料をはじめ、核施設の安全管理の面で日中韓が協力しなければならない」と指摘する。

 原発から出る使用済み核燃料をめぐっては、日本政府はこれを再処理してプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜたMOX燃料にして再び原発の燃料にするという「核燃料サイクル」政策を維持している。だが、日本のプルトニウムの保有量は約47・9トン(2015年末、国内外)に達する半面、政府が描いた核燃料サイクルはうまく機能していない。日本のプルトニウム保有量が「核兵器約6千発分」に匹敵する膨大な量であることから、関係国の核専門家らは「日本は潜在的な核武装能力を保持しようとしているのではないか」と懸念している。

 ただ、こうした日本の核政策は、韓国の核推進論者の間で格好の「模範」とされ、「韓国でも使用済み核燃料の再処理の実施を」という主張を後押ししている。核政策も海を越えて、互いに影響を与えあっているのだ。カン博士は「日本でさらにプルトニウムの量が増えれば、地域の緊張を高め、周辺国にプルトニウム保有の口実を与えるだけだ」と警告する。

 チェルノブイリや福島の原発事故を通して、私たちは核惨事の被害に「国境」はないことを学んだ。重大な事故が起きれば、隣国や周辺国に取り返しのつかない甚大な被害を与えるおそれがある。福島の原発事故から6年。私たちはもう一度、教訓を思い起こし、日本はもちろん、近隣国の原発・核問題にも関心を持ち続けなければならない。

     ◇

 なかの・あきら 1994年、朝日新聞社入社。東日本大震災直後の2011年4月~14年3月、ソウル支局で勤務。16年4月から現職(編集委員・中野晃)
【朝日新聞】

・ 古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」

2017-04-14 02:29:56 | 政治


古賀茂明さんが、日本が戦争に巻き込まれる可能性を指摘しています。国民の多くが「ゆでガエル」状態なので、その時が来るまで何もわからないでしょう。無責任な政府・官僚が日本をダメにする・・・・・もっとも一番悪いのは、政治のレベルのあまりの低さに辟易して、無関心になっている国民である。民主主義であろうが社会主義であろうが共産主義あろうが、どの政治形態も政治屋と官僚が国民を食い物にしてしまう可能性が大である。それは世界中の国々の政治や過去の政治を見ても、おかしな政治屋はいくらでいる。これをきちんと監視する国民側の責任が重要である。しかし、あの低レベルな国会中継を見ると、誰もがアホらしくなって無関心になってくる・・・・・そこにつけ込むのが質の悪い官僚達である。そして当然のごとく質の悪い政治屋と結託して、国民を食い物にしていく。

以下、dot. より転載します。



古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」

(更新 2017/4/10 07:00)



 北朝鮮と中東における緊張が急激に高まっているが、日本人が、戦後初めて戦争に巻き込まれる危機が、すぐそこまで迫っているということに、どれだけの人が気付いているだろうか。

 北朝鮮が頻繁にミサイル発射実験を行い、「射程距離を延ばした」「一度に何発も同時発射した」「移動式発射装置が多用されている」「潜水艦からの発射技術が格段に向上した」「北朝鮮が在日米軍基地攻撃を明言した」「把握が難しい移動式発射装置や潜水艦から、一度に数発発射されては、日米の迎撃体制でも対応しきれない」という報道が続いている。

 しかし、「危機」という言葉が報じられる一方で、国民に本当の「危機感」が広がっているようには見えない。その原因はどこにあるのだろうか。

 昨年、米国大統領選で、ドナルド・トランプ氏が勝利すると、マスコミは、「トランプは日本の防衛に責任を持ってくれないかもしれない」「在日米軍経費をもっと負担しろと言ってくるに違いない」などと報道をして、国民の不安を煽った官邸が流す情報をその注文通りに垂れ流したのだ。

 大統領選が終わると、安倍総理は、ゴルフクラブをお土産にして、真っ先に「ご挨拶」に訪れ、年明けにも世界の嘲笑を浴びながら、トランプ氏へのおべっか外交で得点稼ぎを試みた。

 トランプ氏の「日本を100%守る」という言葉を引き出し、安倍官邸は、「大成果」だと喧伝した。

 こうした報道を繰り返し聞かされた国民は、次のように考えた。

――北朝鮮はいつ日本にミサイル攻撃を仕掛けるかわからない。もし、米国が日本を見放したらと思うと背筋が寒くなる。幸い、安倍さんがうまくやってくれた。何かあったら、トランプさんが守ってくれる。安倍さんは、トランプさんの親友になったのだから――

 日本の国内には、このような奇妙な安心感が生まれたのだ。
 さらに、この思考回路は、暗黙のうちに、次のような論理を肯定する。

――安倍さんとトランプさんが仲良くすることが何より大事。そのためには、多少譲歩しても仕方がない。トランプさんが望むことを、日本自ら進んでやることによって、向こうに恩を売り、さらに両国の絆を強いものにして欲しい――

こうした米国追従外交への暗黙の了解の醸成が進むのに合わせて、安倍官邸と自民党は呼吸を合わせて、一気に「朝鮮戦争」への参戦に備える体制整備に入った

 3月30日、自民党は、「日本も敵基地を攻撃する能力を持つべき」との提言をまとめ、安倍政権に提出した。

 提言では、敵基地攻撃能力の整備のために、トマホークなどの「巡航ミサイル」の装備などの具体策まで掲げ、北朝鮮とのミサイル戦争に備えて、イージスアショア(陸上配備型イージスシステム)やTHAAD(終末段階高高度地域防衛)の導入にも触れている。国会での議論が全く行われないまま、話がどんどん進んでいるのである。

 表向きは、敵基地「攻撃」能力ではなく、敵基地「反撃」能力という言葉を使って、あくまでも、敵が攻撃してきた時だけのための敵基地攻撃だと言っているが、それにとどまると考えるのは人が好過ぎるだろう。例えば、米国が、「北朝鮮が在日米軍基地を攻撃するという確実な情報を入手した」と称して、日本を守るために北朝鮮を攻撃してやるから、一緒に戦おうと言った場合、自衛のための戦争だとして、日本が北を攻撃することにつながるであろう。そうなれば、日本が事実上の先制攻撃を行うことにつながる。

 これまで一貫して堅持してきた、日本の「専守防衛」という安全保障政策が完全に放棄されることになるわけだ。
 
 もちろん、トマホークなどの整備には時間がかかる。「今そこにある危機」への対応とは別問題だ。しかし、こうした動きの根底には、日本が、積極的に米国とともに戦争に参加することが日本の安全のためになるという考え方、さらには、対北朝鮮では、先制攻撃でミサイル戦争に勝つことが良策であるという危険な考え方が存在する。

 もちろん、米国が要請しても、自由に日本が断れるのであれば、その心配も少しは小さくなる。しかし、「世界中のメディアの前でここまですり寄ったのだから、安倍は、今後、トランプのどんな要求も断ることができなくなった」という米国共和党関係者の見方がある。確かに、あれだけ派手にすり寄って、固い握手を交わし、抱擁し合った姿を世界中に晒しておいて、トランプ氏の「一緒に戦おう」という誘いを断ることなど、誰にも想像できない。日本に選択の自由はないというのが実情だ。

 これは、日本国民から見ると極めて心配な状況だが、安倍総理本人は、まったく気にしていないだろう。なぜなら、米国が潜在的に要求している、日本の自主防衛努力(防衛費の抜本的増額)、それによる米国製武器の大量購入、さらには、自衛隊の海外派遣による米軍への貢献は、米国の要求を待つまでもなく、安倍総理自らが進めたい政策だからだ。

 つまり、日本国民にとっての危機が、むしろ、安倍総理にとっては、チャンスなのである。この「国民にとっての国益」「安倍総理にとっての国益」ズレこそが、今日本が抱えている最大の危機なのかもしれない。

 米中首脳会談を目前にした4月3日に、トランプ大統領は、「中国が解決しなければ、我々がやる」と、北朝鮮の核基地への「先制攻撃」を示唆する発言をした。さらに、6日の首脳会談中には、シリアのアサド政権への初めてのミサイル攻撃を実施して世界を驚かせた。これは、北朝鮮に対する威嚇でもある。

 政権発足以来、選挙中の公約が次々と議会に拒否されるなど、さえない状況が続き、支持率も史上最低というトランプ大統領が、海外でのクライシスを演出することで米国民の関心を内政から外政へとそらしたいと考えても全く不思議はない。危機を演出して、「いまこそ団結を!」と訴え、求心力を取り戻す作戦だ。

 トランプ政権が北朝鮮を攻撃すれば。金正恩委員長はすぐ対米報復に動く。しかし、米本土を攻撃する能力はないので、ターゲットの最有力候補は在韓あるいは在日米軍基地ということになる。

 この時、トランプ大統領は、盟友安倍総理に、「一緒に戦おう」と声をかけるだろう。安倍総理は、日本は攻撃を受けていないという理由で、参戦を断れるだろうか。前述したとおり、首脳会談で、異常なまでのトランプ氏へのすり寄りを見せておいて、いまさら、「別行動」などとは口が裂けても言えないはずだ。何らかの理由を作って参戦するだろう。

 その時、国民は、どう反応するのか。
 私はマスコミが、「今は戦時。国民が一致団結することが大事。政権批判は、北朝鮮を利するだけだ」という論調を展開し、国民も漫然とそれに従うことを心配している。

 しかし、ひとたび参戦すれば、日本は、まさに、米国と並び北朝鮮の敵となり、在日米軍基地だけでなく、日本全土の原発や東京などの大都会が攻撃されることになる。

 先制攻撃でミサイル基地を全滅させればよいという主張もあるが、北朝鮮のミサイル技術は進歩している。一度に4発のミサイルを移動式発射台から同時に撃つ能力も誇示したし、潜水艦からのミサイル発射もできる。マレーシアで、白昼堂々金正男氏をVXガスで殺害したのは、戦争にVXを使用すると宣言したとも理解できる。VXガス搭載ミサイルが何十発も飛んでくることを覚悟するべきだろう。もし、何十発かのミサイルのうちの数発でも撃ち損じれば、国内の犠牲者数は数千人単位になるかもしれない。

 日米韓が協力し、ロシア、中国が北朝鮮を支援しなければ、日米韓連合軍が北朝鮮に勝つことは確実かもしれない。しかし、数千の犠牲者を出して、「勝った、勝った」と喜べるのだろうか。

 もちろん、北朝鮮を米国が攻撃するのは、そう簡単な決断ではない。中国やロシアが反対するのは確実だし、韓国も大きな被害を受ける。韓国や日本の米軍基地の被害も覚悟しなければならない。

 そう考えれば、今すぐにもこうした事態が生じるとは考えにくい。しかしそれでも、予測不能なのが、トランプ氏である。最悪のシナリオは想定しておくべきだろう。

 いずれにしても、日本人が、本当に安倍政権の対米追随路線の怖さに気づくのは、やはり、前述した北朝鮮とのミサイル戦争に巻き込まれて、日本の国土が戦場と化し、数千人の死傷者を出すときまで待たなければならないのかもしれない。

 そういう事態になって、初めて日本の国民は気づく。

――あの時、日本は米国を止めるべきだった。中ロと協力してでも、北朝鮮との戦争を止めて欲しかった――と。

 そして、私たちは、次のような疑問に突き当たるだろう。
 日米安保条約と在日米軍基地があるから日本の安全が守られるというのは間違いだったのではないか。日米安保条約と在日米軍基地があったからこそ、日本が無用な戦争に巻き込まれることになったのではないか。

――政治の役割は二つある。一つは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争しないこと――

 これは、菅原文太さんが亡くなる約4週間前に沖縄で行った最後のスピーチの有名な一節だ。

 今、日本人は、この言葉をかみしめて、日本が進むべき道について、根本から考え直すべきではないだろうか。(文/古賀茂明)


著者:古賀茂明(こが・しげあき)
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。主著「日本中枢の崩壊」など。「シナプス 古賀茂明サロン」主催。











・ テロリストの狙いは米国のシリアへのさらなる扇動

2017-04-13 01:54:30 | 国際


米国のトランプ大統領は、シリアが化学兵器を使ったという理由で一方的に空爆をした。しかし、情報を操作しマッチポンプをしたりするのは、利権がらみの軍産複合体はいつものこと・・・・・トランプ大統領に報告された情報で「シリアが化学兵器を使用した」と信じさせるものがあったとすれば、トランプ大統領はそれを基に空爆の命令を出すでしょう。しかし、その情報がイラク戦争の時のように「嘘の情報」であれば、陰で大統領を操るグループ達の思うつぼ・・・・・

日本国内の報道は、常にアメリカより・・・・・。ロシア側からの報道はほとんどないが、すべてのものはその両方からの言い分を聞くことから始まるはずだ。
以下、スプートニクより転載します



ロシア報道官


2017年04月11日 22:08(アップデート 2017年04月12日 02:57)
ロシア軍参謀本部は警告する。米国が再びシリアへミサイル攻撃することは許さない。 セルゲイ・ルツコイ参謀本部作戦総局長がブリーフィングで明らかにした

ルツコイ参謀本部作戦総局長は、米国がシリアのシャイラト基地へ行ったミサイル攻撃は国際法の規範を侵す行為と語った。ロシア参謀本部は「ハン・シェイブン市へのいわゆるシリア航空隊の化学兵器攻撃について入念な捜査を要求する」と明言。

こうした声明を表した上でロシア軍参謀本部は、シリア政権が化学兵器を使用したとする非難は疑問を呈すると指摘した。

ルツコイ参謀本部作戦総局長は「敵は相次ぐ敗北を喫しており、自らが掌握する領域を残すのみだ。こうした状況下でバシャール・アサド政府が化学兵器を使用せねばならない必要性は一切ない。しかも化学兵器をシリア軍は所有していない」と述べた。

「テロリストらは、シリア空軍がハマおよびオアルミラ周辺での行動に使っていたシャイラト基地に 米国の巡航ミサイルが行った最後の攻撃を利用し、政府軍部隊に対して南西方面から反撃を加えた。武装戦闘員らの攻撃はすべて反撃され、戦車2台、歩兵戦闘車3台、ピックアップ8台のほか、150人を越えるテロリストらが重機関銃によって殲滅された。」 ルツコイ参謀本部作戦総局長はこう語った。

先の報道によると、プーチン大統領はシリア情勢は2003年に米国が国連安保理での演説後、直ちにイラクに開戦した状況を強く想起させると声明した。

・ 日記平成29年2月3日~

2017-04-02 00:05:04 | 日記
原発反対の元首相
小泉純一郎

4月1日(土)
早いものですね。ついこの前クリスマスが来て、正月を迎えたと思っていたら、もう4月に入りました。先日の新聞に元首相の小泉純一郎が3分の2ページほどのスペースに載っていました。内容は「原発ゼロ」を訴えるものです?・・・・・よく意味が分からない? 現職の首相をしている時は、自民党の総裁であり「原発の推進派」であったはず? それが絶対反対だと騒いでいる。2014年の東京都知事選では元首相の細川護熙とタッグを組んで「脱原発」を訴えた。

北海道の泊原発再稼働について質問され次のように答えています。
「北海道知事に言いたいよ。知事は産廃業者については処分場を見つけない限り業務を許可しないのに、再稼働の時は核のゴミの処分場が無くても認めるのか、と。核のゴミの毒性は、産廃どころじゃない。北海道は福島の事故後、原発ゼロでやっているじゃないか。雪や地熱のエネルギーを使っている例もある。・・・・・」

これを聞く限りは最もなことを言っている。しかし、自民党時代や首相の時に原発推進をしていたのは、どういう意味を持っているんでしょう。①危険だと知らずに原発推進をしていた。②知っているが、いろいろな意味で利権や票田のために原発推進をしていた。・・・・・どちらなんでしょうね。

「①危険だと知らずに原発推進」だとすれば、そんなレベル低い政治屋が日本を動かしていることになる。首相がそのレベルなら、その閣僚やただの自民党議員は、もっと情報を持っていない超低レベルの政治知識しかないことになる。そんな奴らが国民の生命や生活を守れるはずがない・・・・・

「②危険は知っているが、利権・票田のために原発推進」なら、もってのほか・・・・・最初から国民の事など何考えていない・・事になる。いずれにしても長期間にわたり原発推進をしてきて、日本国内に54基も建設し、それによるがん死亡率を二人に1人まで悪化させた自民党を許せるわけがない。

もう一つは、首相を含め閣僚も一般自民党議員も、みんな官僚に良い様に使われいることが考えられる。これが実態なんでしょう・・・。旨い汁は官僚がほとんど吸い取って、少しおこぼれを自民党へ・・・それでヘイコラしているのが国会議員なんでしょう。情けないね!

Rの発音
本

3月31日(月)
2週間ほど前に3歳の孫を連れて本屋さんに行きました。その時豊平川の堤防沿いを走っていて、孫が”リバー”だと言ったので、私も”リバー”だねというと、発音が違うようで”RIVER"と言い直してきます。その後幾度か発音しますがどうも違うようです。初めは”VER ”の発音を注意され直しましたが”RI”の発音は幾度繰り返しもOKとは言ってくれません。本屋で本を買い自宅に戻ってからも、練習しましたがどうもダメなようで、その内に教えても無理と思ったらしく、相手にもしてくれません。その後来るたびに、トライしましたがダメです。3日ほど前に7歳の孫が来たので、リバーの発声を聞いてもらいましたが、全くダメなようで”RI”を何度も言いながら口の開け方も見ろといいます。今まで”R”の発音は、舌先を丸めてのど奥の方に引いて発音すればいいものと思っていました。そのため何十回やっても、OKとはなりません。発音の本でも書かれている図形も同じで舌を丸めているだけ・・・・・

その後、7歳の子がまた来たので、発音を聞いてもらいました。しかし、やっぱりダメ・・・・・孫が発音する時に自分の口を指さしながら”リー”と繰り返します。それで口のまねをしてみました。すると首をかしげて「少しかな・・・」といいます。そこでいろいろ繰り返していると、「そう!それよ。できたじゃない!」とやっと認めてくれました。しかし、残念ながら私の方はどこがどうなったら、その発音ができたのかが分かりません。日本人は何十年も英語の勉強をしても会話のできる人が少ないのが現状ですね。しかし子供たちは、アルファベットも知らないし文法も知らない、母音も子音も知らないし発音の時の舌の形も知らない・・・それでも、発音は正しいし大人と平気で軽口も叩ける・・・・

何か私たちの英語に対する勉強が間違っているのかもしれないですね。もっとも日本の教育そのものがロボットを作るようなもので、人生を生きていくための知恵や意思決定などは全く教えないですね。そのため覚える力(記憶力)がある子が優秀だと思い、それが評価基準になっている・・・・・だから東大に行って官僚になっても考える力が無いので、まともな仕事ができず、少しずるっこい奴らがトップに立って変な組織ができる。そんな組織がおかしいと思うやつもほとんどいない。国民の多くは何も知らずに、ただただ真面目に働くだけ・・・そして気づけば定年退職で、決して裕福な生活が待っている訳でもない。教育そのものが国民の個々の人生に悪影響を及ぼしている。しかし、多くの国民は自分たちは優秀で、素晴らしい国だと信じ込まされている・・・・・何と滑稽な・・・

タイヤ交換
ジャッキ

3月27日(月)
先日降った雪も消えて無くなり車道はアスファルトが出ています。もう雪は降ることはあっても積もることは無いでしょう。早速夏タイヤに交換です。道具を揃え始めました。油圧ジャッキー・ピットスタンド・タイヤレンチ・トルクレンチ・手袋・タイヤ取付用ボルト・・・・と揃えましたが、タイヤのストッパーが見当たりません。車関係の道具を置いてあるところを2度も探したけれど見つからない・・・仕方がないので、外したタイヤをストッパー代わりに活用してタイヤ交換。今年は3月の上旬から車道は雪が無く、走っていてもスタッドレスタイヤが気になっていました。夏タイヤは溝の深さでその性能を維持していますが、冬タイヤはトレッドの角がポイントです。タイヤゴムの角が丸まってくると、スリップしやすくなってその性能が落ちてきます。そのためアスファルトが出てくると角の減りが気になっていました。夏タイヤに交換したので、気にせずに走れますね。後は雪が降らないことを祈るだけ・・・・・

アマゾン
アマゾン

3月26日(日)
最近はネットでものを買うことが増えています。今日は孫の誕生日プレゼントが届きました。孫が遊びに来ている時に、ユーチューブを見ていて欲しいものを見つけ、買ってほしいと云っていました。それはディズニーの"Doc McStuffin"というお医者さんのキャラクターが付いたバックパックです。ユーチューブでは、そのバッグからいろいろなものがたくさん出てきます。トランプ・キャラクター人形・チョコレートの卵に入った遊び道具・粘土のスタンプなど15種類くらい出てきました。初めはどこに売っているのか分からずに、札幌駅のステラプレスにあるディズニーショップに行ってみました。店内をくまなく探しましたがそれらしきものはありません。そこで店員さんに尋ねてみましたが、そのキャラクターさえも知らない状態・・・・仕方なくネットで探していると、やっと見つけることができました。初めはアメリカのページを探していましたが、日本で扱っている会社を見つけたのでそこに注文。注文して3日ほどで届きました。誕生日ケーキも食材を指定して製造をお願いしてあるので、当日受け取るだけです。あとは誕生日にプレゼントを持って遊びに行かなくちゃ・・・・・

直接見ないと購入しかねるものもありますが、メーカー物で仕様が分かっているものはネットで頼むと便利ですね。最初に利用したのは、タイヤを買った時でした。私の車のタイヤは「ミシュラン」というメーカーでタイヤサイズは「205/50-ZR16」と分かっているので、どこから買っても間違いはありません。あとは製造年月日だけをチェックすれば問題なし・・・。車のワックスは「ブリスX」を使っているのでその品物を指定すれば、品質は問題なし・・・。12月に購入したゲームカメラはアメリカのアマゾンから購入。これも「Moultrie」という企業で製品は「M-1100i」という指定をしておけば、そのものが間違いなく手に入る。先日のリアロアアームのブッシュやスピードセンサーも車の製造年や形式・製造番号を指定すれば、初めての方とも間違いのない取引ができます。こう見ると、いろいろな意味で世界は近くなってきましたね。

春の雪
除雪機

3月25日(土)
今シーズンの雪はおかしな降り方です。シーズン初めにドカンと降った後はほとんど雪が降らず、3月上旬には道路は全て雪が無くなり、もう夏タイヤに切り替えようと思っていた一昨日に、またこの時期としては珍しく結構な雪が降りました。この時期の雪は水分を多く含んでいるため、手では無理なので除雪機に活躍してもらいました。しかし、もう春なのでここ数日で消えて無くなるでしょう。

先日届いたスピードセンサーを取り付けました。久しぶりにスピードメーターが動いています。しかし普段は、ほとんどタコメーターしか見ない運転のため、スピードメーターが動いていることすら気づきません。たまに思い出したようにメーターを見ると「アッ動いている・・・」というレベルです。今回の修理も車検の時に困るために取り替えたようなもので、車検が無ければ修理はしなかったでしょうね。それでもタコメーターとミッションだけで、指定のスピードを出すことも簡単なので、取り替えなければそれはそれでどうにでもなるのでしょうが、部品が無くなってきているので取り替えておくことの方が良かったと思っています。あとは、4月に入ってロアアームのブッシュ交換をすれば当面は問題なしでしょう。ただ驚いたのは、車内にいる時は「ギシギシと音がするな~」くらいの軽い感じで考えていましたが、先日走行中に窓を開けることがあり、その時に外で聞こえる音を聞いてビックリ・・・・・とんでもない大きな音で、今にも車が分解するのではないかと思うほどの音でした。やっぱり早く取り換えももらわなければ・・・・

スピードセンサー
スピードセンサー

3月15日(水)
やっと確定申告書の提出が終わりました。それと同時に車の部品も手に入れることができ ラッキー! 一つはリアロアアームのブッシュがだめになり探していました。当然、いつものディーラーさんにはお願いしていましたが、私の方が早く見つけました。支払いを済ませ直接ディーラーへ部品を送ってもらいました。これは夏タイヤに切り替えてから、取り付け直しをしてもらいます。もう一つスピードメーターのセンサーも壊れているので探していました。どちらもメーカーでは生産中止の部品なので、市場で中古品を探すのですがこれがなかなか見つからない・・・・・今回は埼玉の方と知り合いになり、その方の紹介で新潟の方を知りました。昨日、埼玉の方からメールで連絡先を教えてもらえたので、今日電話すると早速OKの返事です。ラッキーですね。ディーラーでも見つからない部品を数日中に見つけてしまいました。ネットで探しているうちに、キーについているステッカーも見つけ即注文・・・・・。車が古くなってきているだけに、常にいい状態を保ち続けることが難しくなってきています。それでもこの車が良いですね・・・・・

仕事先の人たちと電気について話をしていて、気が付くと全員が北電の電気を切り替えることになりました。今はどこの企業の電気を購入しても良い時代になっています。既存の電力会社は、元はと云えば国民からの税金を投入して運営し、どう転んでも儲けられるような仕組みの上に立ち、日々の電気料金も世界でトップクラスの高さ・・・その上、原発の事故が起きてもわずか1000億円の支払いだけで、数十兆円という事故処理費用はすべて国民へ・・・・・こんな官僚と政治屋と電力企業が国民を食い物にしていることに、なんらかの意思表示をしなければいけないですね。その一つが、既存の電力企業の電気を使わない事でしょう。原発メーカーの東芝も経営がおかしくなってきている。皆で東芝製品をボイコットすることで、一挙につぶしてしまえます。売り上げが毎年5%づつ落ち込んでいけば、7~8年で30%から40%ダウンするので、一挙に赤字企業になってしまいます。みんなで意思表示することが必要ですね。

飯館村の花
3月12日(日)
ニュースで「福島の飯館村で作った花をオリンピックで使う」ことを推し進めると公明党の山口代表が言っています。このニュースを聞いた人たちは「福島の人々の復興のために言っている」のだと思う人が多いのでしょうかね?・・・・・一見、食材と違って内部被ばくとは関係ないようですが、果たしてそうなんでしょうか・・・・・これは瓦礫問題と同じことです。放射能で汚染されているということは、その地域の水もアウトです。花は水を吸い上げて成長します。要するに花には、放射能が吸い込まれ溜まった状態で出荷されます。花を受け取った地域では、花を飾りますが枯れるのは時間の問題。枯れた花はその地域に捨てられます。放射能は花の寿命とともに消えるわけでなく、その地域の土のなかに存在し続けます。すると、次の植物がその放射能を水とともに取り込みます。これの繰り返すをするので、その地域に花が持ち込まれれば持ち込まれるほど、土壌は汚染され続けます。その内に人間が食べる食物にも入り込み、人体にも蓄積されることになります。長い期間をかけ、福島の放射能汚染は、日本全国に広がり続ける。癌でなくなる人はもっと数が増えるでしょう。

官僚と政治屋にとっては、日本中が放射能汚染されることは都合のいいこと。福島の事故によって病気になったのか、そうでない理由でなったのかの境目を分からなくすることができるからです。瓦礫処理と同じですね。全国の放射能汚染された瓦礫を配り、どこもここも汚染だらけにするれば、放射能が原因の問題なのかどうかの判断はしようが無くなる・・・

自民党も公明党も、建て前論はきれいごとを言いますが、その実態は決して国民のための政治をするつもりはない。単純に利権に群がる白アリの群れだ! 目を覚ませ「ゆでガエル」!

ファミリーゲレンデ
ブーツ

3月11日(土)
今日は今シーズン初めてのスキー! 昨年の秋以来、忙しくて時間が取れずスキーに行くこともできませんでした。今日は孫たちとファミリーゲレンデに行ってみました。今年は上の孫が、それなりにスピードをコントコールできるようになっています。先日、学校で行ったスキー教室で学んだのでしょう。お陰で一人で滑ることができるため、小さな方の孫の面倒を見ながら3人で滑ることができました。午前中はスキーに乗り、昼食を済ませてからチューブそりを乗りに行き、その後「虹の巣ドーム」で閉店近くまで遊びました。虹の巣ドームは天井からロープで作った大きな網がぶら下がっており、80センチほどの高さごとに網で出来た床があり、その床には子供たちが通れる穴が開いています。下から入って4段ほどの網の床を登っていくと一番上に上がることができます。大きな網は4つほどあり、一番上では全てがつながっていて、どこの網にもいくことができます。多くの子供たちが、上でも下でも走り回っていました。今年は、もうスキーに行く時間は取れそうもないかもしれないですね・・・・・

3.11から今日で丸6年! 多くの人々が、否が応でも望まない生活を強いられたままです・・・当時の政権民主党も、原発を作り続け事故が起きても責任すらとらない自民党も、いまだに政治をやり続けている不思議さが理解できません。特に、あの事故が起きた東北地域で、自民党が選挙に勝って議員を選出している理由はなんなんでしょうね。 原発事故を起こしたことも問題だが、事故が起きてからの対応もデタラメそのものの上に、誰一人として責任をとる者はいない。その上に事故の処理費用を国民が支払う仕組みそのものが理解できない。 これほど馬鹿にされ続けているのに、被害を受けた東北の人たちは、なぜ自民党から議員を出させるようなことをしているのでしょう・・・・? 電源3法からの交付金に群がる白アリが、大勢いるのでしょうかね? どうもわからない・・・・・ あれだけ、生活の全てを奪い、将来の夢や健康、家族も奪い、生まれ故郷でさえ戻ることができない状態にされながら、なぜなんでしょう? 多くの人々が、平凡でいいが、生きていて良かったと思える人生を送れるような国になってほしいものですね。

泊原発
泊原発

3月10日(金)
今日の新聞に北海道の泊原発について記事がありました。泊原発の再稼働の可否判断をするために、立地地域の積丹半島西岸のある地形隆起は「地震の可能性」があることを原子力規制委員会が認めました。これによって北電は現状の設備では認可が下りなくなります。

この判断が出されるきっかけは、いろいろな専門家からの意見があり、規制委員会も無視できなくなってきたからだ。もともと規制委員会の基準そのものが、世界の基準から言えば低いものであり、安全とは言えないことは田中委員長も自ら発言している。それをアベコベ総理が「世界で一番厳しい基準」とか馬鹿を言っていた上に、委員会が良しとしたことは政府は認めるという立場をとってきている。要するに、「委員会が言ったいるので認めている訳で、政府が安全と云ったわけでは無い・・・(政府には責任は無い・・・・)」と馬鹿丸出しで答弁している。委員会の基準も「防護第5層」は、そっくり抜けているし、原子設備への外部からの攻撃にもなんら対策は取られていない・・・・・

ところで、先月職場の電気を北海道電力から「北ガスの電気」に切り替えた。スマートメーターの交換費用は無料の上に、メーター交換時でも電源が切れることは無く、簡単に交換が済んだ。職場は北ガスのガスを使っているので電気料金が5%安くなる。北ガスの電気は基本的に自社のガスタービンで電気を作るほか、不足する分を水力発電、太陽光発電やバイオマス発電など原子力発電の北電の電気をほとんど買わずに調達している。調べた所、年間で0.07%を北電の電気で賄うそうなので、殆どは原子力発電を使わないものだ。他の新電力は、表面上は再生可能エネルギーを使っているように謳っているが、実態はかなり原発の電気を買っている・・・・・これでは、切り替える意味がない!

メーター切り替えに立ち会っているときに電気について考えていると、とんでもないことに気づいた。原子力発電をするために立地自治体には、国から莫大な交付金が支払われている。これによってそこの自治体はなんら努力をせずに、何百億という金が国から交付され、自由自在に使いまくっている。これの基になる資金は各電力事業者から政府に支払われている・・・・すなわち、国民が電気料(電源3法)として支払っているものである。

次に電力会社は、政府の認可によって膨大な利益を上げている。社員の平均年収が現在2割カットして800万円を超えている。 一般国民の2倍近くの年収であり、大学卒だけを見ると1000万円は超えている・・・・? 電気事業会社は無数の子会社を設立し、本体は儲けがちょんちょんのようにして、子会社がべらぼうに利益がでるようにしてある。普通の感覚でビジネスをすれば、仕入れは安くするのが当たり前だが、電気事業会社は仕入れは高ければ高い程良いことになる。それによって下請けの子会社がべらぼうに儲けることができる仕組みになっている。また、電気料金の設定は積み上げ方式のため、いくら原価が上ろうが関係なく、その上に単純に利益をオンするだけの殿様商売である。

次に、事故が起きた際に損失が、あり得ないほどの少なさに設定されている。原発事故が起きた場合、その企業は1000億円だけ支払えば、あと何兆円の賠償が発生しようが全て国が支払うことになっている。国が支払うということは、すなわち国民が全て事故の結果の処理をすることになる。どんな企業でも、自社で起こした賠償責任は、当然のこととしてその企業が責任を持って支払うべきであるが、電気事業だけは全く別の論理が成り立っている。

こう見ると、事業をするための立地選定に「国民からかき集めた金」を使い、電気を売って儲けた金は電気事業会社が受取り、事故が起きてからの損害賠償は「国民が支払う」・・・・・なんと信じられない仕組みを自民党と官僚は作り出している。そしてそこに天下り先を確保したり、献金を膨大に受け取るため、子会社は多ければ多い程良いことになり、そのしわ寄せはすべて国民・・・・・まっいいか。ゆでガエルだらけだから・・・・・

6気筒
6気筒

3月9日(木)
昨年の秋から忙しい日々が続いています。それでも12月から続いていた仕事上の契約もほぼ終わり一段落です。あとは税務署に申告書を出す仕事がありますが、バランスシートも損益計算書もほぼ打ち込みが終わったので、全体をチェックして仕上げるだけなので、忙しさもひと段落が付きそうです・・・・・と思っていたら、車が良い状態ではなく、交換の部品が無くてネットで探しまくっています。私の車は生産から20年が過ぎるので、部品が生産されていません。在庫が無くなると中古品を探すか、社外品を探すかのどちらかです。今の時代ほとんどダウンサイジングされ排気量を小さくして燃費を良くしているので、私の車の様な6気筒はだんだん姿を消しています。しかし、車の好きな私にとってこの6気筒でターボ付きが何とも言えず落ち着きます。先日もある駐車場に行った時、そこにいた人に言われました。「いい音がが聞こえてきたと思ったらこの車ですか!」。その人は車の整備をしている方で、米国の大型のSUVを乗っています。車に詳しいので、かなり先から私の車の音を聞いて、いい気持ちになっていたようです。

この車は生産が2年しかなく、市場に出ている数量も少ない車です。古いうえに生産が少ないので、なおさら部品が手に入らない。しかし、会社勤めしているときは、全て社用車をもらっていたので、私個人の車の走行距離は少ないのです。現在でも5万キロを超えたばかり・・・・・。従って経過年数による劣化以外はとても調子のいい車です。3万キロを超えた所で、タイミングベルト・テンショナー・ドライブベルト・ファンベルト・テンションプーリー・エアコンベルトなどを全て新しくしてるので、エンジンの問題はありません。他にタイロッドエンドやスタビライザーリンクも交換。マニュアルミッションでもあるので、当面は乗り続けたい・・・・・しかし、細かな部品が無くなり始めているのが最大の泣きどころです。又今夜もネットを探し続けねば・・・・・

IMRT
2月24日(金)
朝の8時にメールが来ました。四国の友達からです。メールを見ると昨日の「トモセラピー」と「IMRT」の両方が揃っていて、なおかつ札幌にある病院を探してメールをくれたのです。その後、電話がありさらに詳しく説明してくれました。IMRTの機械は、放射線をピンポイントで照射することのできる医療機器です。この機器は設置してある病院は増ええているようですが、トモセラピーのできる医療機器も同時に備えている病院は限定されているそうです。このトモセラピーは癌の位置を特定する機器です。通常の放射線治療では入院する数か月前にCTスキャンして部位を特定します。しかしその後、入院して毎日照射するのですが、その時は過去のデーターで位置を想定して放射線を照射しているだけです。しかしトモセラピーでは毎日CTで癌の位置を特定してから、IMRTでピンポイントの照射ができます。この毎日癌の位置を確認してから、ピンポイントで放射線を照射することにより、癌に対して効果的な治療ができるとともに、正常な細胞を傷つけないで済むのです。随分と治療が技術レベルが上がっているものですね。これを確認した後、札幌の友達に連絡を入れました。丁度これから病院に行くところなので、「IMRT」と「トモセラピー」ともある病院を紹介してもらえるように伝えました・・・・・

ところで、未だにマレーシアで暗殺されたキム・ジョンナム氏の報道がされ続けています。このマスゴミのレベルの低さには驚きですね。何が伝えたくて、毎日似たりよったりの内容を報道しているのでしょう?キム・ジョンナム氏の暗殺が何に影響を与えるのでしょう?・・・世界の経済?・・・日本の安全?・・・全く分かりません。暗殺したことが問題なのであれば、もっと大掛かりな暗殺(戦争)を仕掛けているアメリカやウルグアイ人を民族浄化している中国など、世界中で酷いことは山とあるにもかかわらず、それは何も報道もしない・・・・・沖縄で住民を痛めつけている公安、原発事故であれだけ死者や生活を奪われた人がいるのに、なんら追及報道すらしない・・・・・どこか狂っているんじゃないでしょうか? 北朝鮮のトップが肉親を殺害してところで、そんなのは日本でも世界でもどこでも行われてきたことですね。それを騒いで何の意味があるんでしょう・・・・・? マスゴミとよく言ったものですね。ポイントがずれすぎ・・・

トモセラピー
2月23日(木)
先週入院していた友達から電話がありました。前立腺がんの入院検査をしていたそうです。生検をした結果癌細胞が見つかり、その処理の為にどうするべきかと相談の電話でした。一般的に癌の処理は「全摘出」「放射線治療」「ホルモン治療」に3つです。医者から突然に話をされ、どれを選びますか・・・と聞かれてもそれぞれのメリット・デメリットがわからず返事に困ります。医者はどれがいいとはすすめません。全て患者の意思しだいとなります。ホルモン療法は最終段階の手段とすれば、全摘出か放射線治療となります。全摘出をしてその後発症すれば放射線治療ができますが、逆に放射線治療をしてから再発し摘出手術ということはできません。放射線治療によってその部位が固くなり摘出手術ができないそうです。

そうすると治療手術の順番は「全摘出手術」をやり、再発すれば「放射線治療」を受け、それでも再発すれば「ホルモン治療」という順序になります。この全摘出手術は外科手術で神経も一緒に提出するので男性機能が無くなります。そこで神経を残すためには放射線治療となりますが、これが的確に前立腺がんを照射するとは限りません。一つは大腸と背中合わせのため、放射線が大腸を焼いてしまい大変な事になります。また、前立腺の癌は照射するときにいつも同じ位置にあるとは限らず、関係のなところを照射してしまう可能性があります。

四国の友達が、昨年手術をするときに最初に選んだのが「重粒子線治療」でした。普通の放射線は体の表面近くで放射線が最大となり、内部の癌には大きなダメージが与えられません。また、癌の病巣以外にも照射するので正常な細胞も傷つけられます。その点「重粒子線」は身体の表面では放射線量が弱く、がん病巣において放射線が最大となるため、病巣に対して強いダメージを与えながら、他の正常な細胞に与える影響は少なくすることができます。ピンポイントで病巣を狙い撃ちできるのが重粒子線のメリットです。しかし、非常に高額であることと、日本国内でその設備を持っているところがかなり限定されているというデメリットもあります。四国の友達は医療関係の仕事をしていたので、良い情報を得ることができます。その情報の中で、トモセラピー治療が優れた放射線治療だとわかり、重粒子線治療を止めてしまいました。重粒子線は全国で限定されているうえに田舎の方にあるため、彼には長期間の入院が嫌だったようです。その点、トモセラピー治療は神戸の病院で出来るため、午前中に30分ほどの治療を受けた後は自由行動ができます。ゴルフの練習場に行き、美味しいレストランで食事をし夕方からはお酒を飲みに出かける・・・・・手術で入院しているとも思えない時間を過ごせたようでした。

このトモセラピー治療の話を、今日電話が来た友達に教えました。明日病院に行くようですが、的確な病院を紹介してくれればいいですね。友達も「いつかは死ぬから平気だ」といいますが、同じ死ぬでも苦しみ痛がって長い間病院にいるよりも、そういう状況にならないように、一番いい方法で対処すべきだと話しました。放射線治療を考える人は、「トモセラピー治療」「IMRT治療」とも一度は調べてみること見るべきでしょう。安心して癌治療が出来そうです。そして日々の食事に気を使って、病気になりにくい体にすることですね。

おもいやり
排雪

2月21日(火)
12月初めの大雪以来はじめての排雪作業が始まっています。道路に踏み固められた雪や氷を、シャベルカーではぎ取りながら移動していきます。40-50センチくらいをはぎ取り下の舗装道路が部分的に見えてきました。先週の暖かい日には、道路の雪が緩んでしまい、車が埋まってしまうほどの状態でした。どこの脇道に行っても、30-40センチのデコボコがあり、それにはまらないように走るのですが、ノロノロでは捕まってしまうため、ある程度のスピードと惰性が必要です。今回の排雪でかなり雪が少なくなったので、気温が緩んでも埋まるような状況にはならないでしょう。

車を運転していて気づくのは、自分の事しか考えない運転手が多いことです。たまに気づきのいいドライバーとすれ違うと、とても気持ちが良くなります。先日も夕方暗くなったころ、十字路を右折しようと交差点でウインカーをあげて止まっていました。私は必ず車線に対して平行に止め、ライトを必ず消しておきます。対向4車線と云っても冬場はかなり狭い4車線になっています。そこに右折車が入ると5車線分の横幅をとることになり、余裕幅のない状況になります。この時にライトをつけたままだと、対向車はまぶしくてどこまでが安全にすれ違えるのかが分かりません。しかしライトを消していると、相手は安全を確認して余裕のあるすれ違いができます。いつものようにライトを消して対向車線に、はみ出さず右折のウインカーをだして止まっていると、対向車の中央車線側を走ってきた車が一度ライトを消し、また点灯してすり抜けました。すれ違いざまにドライバーを見ると目で合いました・・・・・対向車からの「ありがとう」のあいさつでした。何十年も車を運転してきて、消してあるライトに対して挨拶してくれたのは初めてです。

すれ違いのできない狭い道で、相手を優先させてあげるため手前にとまって道をあけて待っていても、知らん顔して通り過ぎる人がいたり、高速道路の追い越し車線を走っているときに、突然をウインカーをあげて追い越し車線に出てきて急ブレーキをかけることになったり、前に走っている車が左折するのに右側に膨らんでくるために、後ろの車がスムーズに横を通り抜けれずブレーキを掛けたりと他人迷惑な運転が多すぎる中で、今回の様なドライバーがいると、とても嬉しくなります。他の車に気を使うということは、車の前後左右の状況を常に把握しながら運転していることになり、実はとても安全な運転に繋がります。いつも気持ちの良い運転ができればいいですね。

ミツバチ
ミツバチ

2月20日(月)
グリーンピースジャパンからメールが届いていました。
「【ビッグニュース】ついに政府が、ミツバチを守るために農薬規制を検討する方針を示しました! ミツバチを守るための大きな一歩です。みなさんの署名の成果が届きました!」と報告されています。
昨年4月に、多くの人々の署名を必要な部署にグリンピースジャパンが届けています。その中で小川勝也参議院議員の質問書に対して、
農林水産省においては、都道府県や農薬製造者等と連携して、我が国における農薬による蜜蜂の被害の実態を把握するとともに、国内外の最新の知見の収集等を行っており、これらに基づき、農薬の使用規制を含めた必要な措置を検討していく方針である。」と回答しています。ヨーロッパ・アメリカや韓国よりも遅れている日本政府でしたが、やっと動き始めるようです。それにしても、グリンピースジャパンの地道な活動には頭が下がりますね。いろいろな機会に参加することで、多くの人々の幸せにつながればうれしいですね。

農薬ネオニコチノイドは、ミツバチを大量死させ世界的に問題となっています。ミツバチが花粉を運んでくれるので、あらゆる植物は受粉し実をつけることができます。蜂がいなくなれば地球規模の大事件です。そのため世界中がネオニコチノイドの使用を禁止する中で、日本が平気で使い続けている・・・・・日本政府(自民党)や官僚は、国民の将来も健康も眼中にない奴らばかりなので、自分たちが追及されない限り何もしない・・・・・それに気づかない茹でガエルも多すぎますね。

風のガーデン
風のガーデン

2月17日(金)
富良野にある「風のガーデン」のビデオを見ました。いままで物語の事は知らずに、風のガーデンに遊びに行っていました。ナチュラルガーデンな所が好きで歩き回っていました。その中にガブリエルの像やピアノのあるお家がありましたが、意味が分かりませんでした。今回「風のガーデン」を見て更に親しみが増してきました。今年も時間が取れれば寄ってみようと思いますが、見え方が違うのでしょうね・・・・・

また昨年の12月頃FaceBookで「美瑛の写真館」を見つけて参加しました。美瑛だけの写真がたくさん投稿されています。特に今の季節は雪の中の景色が素晴らしく、夏に行く美瑛とはまた別な姿を見せています。この寒い時期の早朝や夕暮れを狙って撮影しているようです。それらの写真を見ていて、私も撮影に行ってみたいと思いますが、私の車では無理でしょう。4輪駆動車を買い替えないと、この季節に雪の中を走れるのかどうか分かりません・・・それにしても素晴らしい写真ばかりです。また、幸いな事に私がグループに入った後から入会を断っているようです。メンバーはおよそ2000人。全国の美瑛好きが集まっています。いいタイミングでメンバーになれました。いつか雪景色の美瑛を撮影しなければ・・・・・

バレンタインディ
400

チョコレート

2月15日(水)
昨日はバレンタインディ!ところが、朝一番に届いたのが「土佐の文旦」・・・・・四国の友達が旬のものを送ってくれました。4Lサイズなので食べごたえがあります。フレッシュな酸味に少し甘みが加わって食べやすい。これから少しづつ甘みが増えるのでしょうから、変化を楽しみながら食べられます。四国に住んでいたときには週に一度は土佐に行っていました。今治から高速道路を使って150キロほど走ります。東京あたりの高速道路と違って空いているので走りやすいのですが、とても眠たくなります。土佐について仕事をした後、土佐市内にあるレストランの営業状況をチェックしに出かけます。その中でいつも混んでいる喫茶店がありました。どこかの校舎を買取り、移設して喫茶店にしています。一階は駐車場でお店は2階にあります。喫茶店とは言っているものの、実際は定食メニューが充実しており、食事に来るお客様がほとんどです。メニューはどこにでもあるようなメニューですが、きちんと調理されているのでどれを食べてもおいしいし、気づかいの高いサービスがされていました。文旦を食べながら、四国にいたころをいろいろ思い出しましたね・・・・・

夕方には孫たちも来てチョコレートをもらいました。昔と違って、今はいろいろなチョコレートがあります。宇治の抹茶で作った生チョコレート。芋焼酎の富乃宝山を使った生チョコレート。純粋なカカオの生チョコレート。カカオ70%の板チョコ。オーガニックのチョコレート。そしていろいろな形に手を加えたチョコレート・・・・・しばらくは、迷いながらチョコレート漬けですね。


2月9日(木)
先月、3日間入院した。春の手術の為の検査入院です。その時の検査結果を聞きに病院に行ってきました。入院検査の結果、別の病気が見つかり、それが原因の事も考えられるので、しばらく薬にて様子を見ようということになりました。私はてっきり手術日程を決めるだけと思っていましたが、意外な展開になりました。処方箋を受取、自宅近くの薬局で薬をもらい飲み始めましたが、かなり効くようです。しばらく続けることによって、今でている症状が軽減されるなら、手術をしない方が良いですね。その手術は体内に器具を埋め込むものでありますが、それが故障する可能性はあり、その時に取りはずす事がかなり難しいと聞いていました。体内に埋め込むことにより、筋肉とくっつき外れにくくなるのでしょう。お医者さんも「体内に異物を入れることになるから・・・」と云っていたことが気にかかるので、薬が効いてくれることを期待したいですね。

神社
落花生

2月5日(日)
今年の節句(2月3日)は、珍しく神社にお参りに行かなかった。何十年と何かがある時には必ずお祓いに行くのが当たり前になっていたが、日本会議の存在を知り、その日本会議を維持する団体の中核に神社本庁が入っていることを知ったからだ。神社本庁は日本全国にある約8万の神社の総元締めである。私たちにとって神社とは、心のよりどころとして存在しているのであって、政治に口を挟み、しかも憲法を改正して天皇を中心とした政治ができるように変えようとする行動は理解ができない。

神社にお祓いに行くとお金を払うわけだが、その金がロビー活動に使われ、自民党を援助することになるのなら、2度と神社には行かないだろう。わずかな抵抗だが、一人一人が自分のできる行動をし続けるべきでしょう。それがどれほどの金額になるかが分かる資料があります。神社本庁の全国の傘下の神社で得られる神宮大麻(天照大御神の札)の初穂料のうち、半分が神社本庁の収入とされる。残りの半分は伊勢神宮の収入となる。この金額が2001年度で35億円が神社本庁に入った。日本の多くの国民は信心深い人がおおいので、神棚に祭る神宮大麻を毎年買い替えるでしょう。この金額が年間で70億円あり、半分が神社本庁に流れ、ロビー活動に使われている・・・やはり、一人一人が高い意識を持つならば、この収入源を止めることができる。みんなやらねば・・・・・

手紙
ビリヤード

2月3日(金)
仕事から戻ると手紙が来ていた。何かと思い開けてみると、大学時代の親友が亡くなったことを奥さんが知らせてくれた。彼に初めて会ったのは、50年前、千葉の高根木戸にあるビリヤード場。一番奥の台で遊んでいると、ノースリーブでサマーニットのロング丈ジレを着て入口から入ってきた。長さ20センチほどの象牙のパイプをふかしながらである。当時の学生としても珍しい恰好である。丁度、隣の台でビリヤードを始めたが、そのキュー捌きは見事なもので、周りのレベルと雲泥の差である。その後、大学前のビリヤード場でよく会うようになり友達になった。私が技術レベルが上がったのは彼のおかげである。彼は賭け事の多い甲府の街で、賭けビリヤードをして腕を上げてきたので、その技術は並みのものではない。

もう一つの思い出は、韮崎にある彼の実家に遊びに行き、習志野のアパートに戻った日の夜、彼から連絡を受け「もう一度甲府まで走ってくれ」と頼まれたときである。おじいちゃんが危篤で入院し、夜中の為に交通手段がなく私の車で連れて行ったことである。丁度、習志野から甲府まで150キロあった。当時は高速道路も八王子辺りは対向2車線で、上野原までしか通れなかった。したがって上野原~甲府まで約60キロはうねりくねった山道を走り抜けねばならなかった。時間は1時間30分でたどり着いた。しかし事故になりそうになったことが2度あった。一つは上野原から一般道を走るのだが、右側に山が迫り左側が崖で下に川が流れている曲がりくねった道を走っているときだった。トラックを1台抜き、上り坂が右に曲がっていて先が見えないところに差し掛かった時、対向車線のトラックを更に追い越しをかけているトラックが並行して走ってきていた。対向2車線しかない道路を2台のトラックが走ってくる・・・・・一瞬やばいと思いながら、左カーブの少し膨らんだところを見つけ、崖ギリギリに飛び込んだ・・・その瞬間すぐそばを2台のトラックがすり抜けて行った。しばらくは膝がガクガクして運転ができなかった。

そしてもう一度は、20号線から甲府駅に向かう片側3車線で中央に植樹がある道路だった。左車線を走る車を追い越しラインで抜こうと走っていた。道路の先の方で左側の道路からライトが見える。その後、車が出てきたのはいいが、私の追い越し車線を真正面から走ってくるのだった・・・・これは正面衝突すると思いハンドルを左に切りながら急ブレーキをかけた。対向車も危険を感じハンドル切りながら急ブレーキ・・・気が付くと3台の車がぶつかる寸前で止まっており、対向車の運転手が怒鳴っていた。左から出てきた車が3車線あるので間違って走った訳だが、その瞬間は何が起きているかは分からない。

5年前に大学卒業後初めて再会した。東京の立川で落合ったがすぐに分かった。年は取っているものの雰囲気は昔のまま・・・・食事をして飲んで、最終的にビリヤードをやりたいということになり、立川で夜中に店を捜し、1時間ほど遊んだのが最後になった・・・・・