祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ シロアリ

2015-04-29 00:19:40 | 政治


世界中の国々がリーマンショック後数年で立ち直っているが、日本だけは20年以上にわたって景気は低迷している。その本質的な要因は、官僚による経済のままであるからでしょう。戦後の立て直しの頃は官が税金を使って、インフラを整備し経済の立て直しに役立ったのでしょうが、その後も、その官制経済のおこぼれにたかったシロアリ集団がますます拡大し、日本のGDPのおよそ7割に国からの金が流れている状況では、まともな経済活動が行われないので立ち直りは不可能でしょう。このシロアリの規模について国会で追及したノダ元総理大臣の演説があります。それだけを聞くと大変まともそうだが、いざ総理大臣になったなると手のひらを返すように官僚の言いなりになってしまった・・・・
以下、植草一秀の『知られざる真実』から転載します。




2013年10月12日 (土)
消費税大増税の裏で天下り拡大進む安倍政権の闇

財政構造改革の必要性を否定する者は少ない。今後、日本では高齢化比率が急激に上昇する。年金の設計が杜撰であったために、政府が約束してきた年金給付を支払うことができない。給付条件を大幅に引き下げ年金保険料を大幅に引き上げても資金が不足するのだと言われる。

高齢化の進行とともに公的医療保険の支出金額が激増する。高齢化の進展は介護費用の急増をももたらす。他方、バブルが崩壊して以降、税収は減少の一途をたどっている。名目GDPが増加しないことが大きな理由だ。税収が増えずに社会保障支出の金額は増加の一途をたどる。このために財政収支が悪化し、政府の累積債務が膨張する。

このまま進めば、日本の社会保障制度が破綻を来す恐れが高まる。社会保障制度を維持して日本財政を破綻させないための改革が求められている。この意味で、財政構造改革が必要だ。国民の多くはこの事情を理解する。問題は、財政構造改革をどのような手順で実行するのかである。政府が提案しているのは消費税増税である。

財政構造改革=消費税増税

の図式だけが語られる。
その一方で、法人税は減税なのだそうだ。何かおかしくはないか。


2009年7月14日に野田佳彦という名の国会議員が次の演説をした。
麻生太郎内閣に対する不信任決議案に賛成する討論のなかで行った演説である。


「さて、もう一つは、官僚政治をコントロールする能力と気概がないということであります。

昨年の通常国会で、与野党が修正をして、国家公務員制度改革の基本法をつくったはずであります。でも、その基本法の精神はどんどんと後退をし、逸脱をし、そして今の、今国会の法案の提出となりました。中身は明らかに後退をしています。

加えて、一番国民が問題にしている天下りやわたりを実効性ある方法でなくしていこうという熱意が全くありません。私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。

二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。その前の年には、十二兆六千億円の血税が流れていることがわかりました。消費税五%分のお金です。さきの首都決戦の東京都政の予算は、一般会計、特別会計合わせて十二兆八千億円でございました。

これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。

わたりも同様であります。年金が消えたり消されたりする組織の社会保険庁の長官、トップは、やめれば多額の退職金をもらいます。六千万、七千万かもしれません。その後にはまた、特殊法人やあるいは独立行政法人が用意されて、天下りすることができる。そこでまた高い給料、高い退職金がもらえる。また一定期間行けば、また高い給料、高い退職金がもらえる。またその後も高い給料、高い退職金がもらえる。六回渡り歩いて、退職金だけで三億円を超えた人もおりました。
まさに、天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこたえない麻生政権は、不信任に値します。」



そして、本ブログ発で有名になった2009年8月15日の野田佳彦という名の議員による大阪街頭での「シロアリ演説」がある。



「鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、そこなんです。シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。」



こう述べておきながら、シロアリ退治なき消費税増税の法律を通した野田佳彦氏の罪状は万死に値する。財務省は庶民に巨大増税を押し付けながら、官僚利権を切る考えなど持ち合わせていない。官僚利権と結託し、米国に媚びへつらう安倍政権が誕生したことを幸いに、一気に官僚利権の拡大に動き始めている。

日本政策金融公庫総裁に細川興一氏が就任する人事案が発表された。細川氏は財務事務次官経験者である。
国民は「財政構造改革」という名の詐欺に気付かなくてはならない。

・ 世界で始まるモンサントの農薬残留検査

2015-04-28 02:04:48 | 健康


遺伝子組換え作物で悪名高きモンサント社は、もともとは農薬を作っています。その農薬と遺伝子組換え種子を売るためにあくどい手を使ってきました。しかし、今は多くの国で、遺伝子組換え作物の輸入禁止や使用禁止をし始めています。今回はモンサントの農薬残留検査が世界中で行われると言う記事です。以下「Alter Trade Japan」さんより転載します。



世界で始まるモンサントの農薬残留検査
2015年04月23日
モンサント2


WHOの外部研究機関である国際がん研究機関(IARC)は2015年3月20日に、除草剤グリホサートを「おそらく発ガン性物質」という2Aのカテゴリーに指定しました。この発ガン性物質のカテゴリーは下記のようになっています。
  1 :ヒトに対して発がん性がある
  2A:ヒトに対しておそらく発がん性がある
  2B:ヒトに対して発がん性があるかもしれない。
  3 :ヒトに対する発がん性については分類できない
  4 :ヒトに対しておそらく発がん性がない。

 2Aの「おそらく発ガン性がある」と2Bの「発ガン性があるかもしれない」の違いについてですが、前者は実験動物での十分な証拠があるものであるのに対して、2Bは実験動物での証拠がまだ十分でないものという違いがあります。つまりグリホサートは動物においては発ガン性が確認された、という判定と理解できます(どちらもヒトの発ガン性に関しては証拠が限られたものであり、その証拠が得られた場合には1のグループとなります)。

 このグリホサートはモンサント社が除草剤として1974年に特許を取得します。この除草剤をかけても枯れないように遺伝子組み換えされた大豆が1996年から大規模耕作されるようになり、その使用は年々、激増しています。2000年にはその特許は切れて、現在はジェネリックとなっており、世界各地で生産されています。

 このグリホサートを原料に使った除草剤、特にモンサントのラウンドアップは遺伝子組み換え耕作地域で大量に使われ、その地域でガン患者が増加しているというニュースがここ数年、目立って報道されるようになりました。アルゼンチンやブラジルなどで、農業労働者や住民の子どもたちに遺伝子損傷が見られるという研究なども発表されています。

 遺伝子組み換え作物だけでなく、このグリホサートは多くの作物に使われています。たとえば米国では小麦の収穫前に、収穫を容易にして、さらに収穫を増やすためにグリホサートが散布されることが多くなっています。中米やスリランカでは農業労働者が通常はまれな慢性腎炎で多数の死者を出しており、エルサルバドル議会はグリホサートを含む農薬禁止を決議し、スリランカも大統領令でグリホサートの禁止を決定、オランダでも部分的に規制が始まっています。

 グリホサートが撒かれる地域の農業労働者、農民、住民だけでなく、グリホサートの残留した農作物を食べることによる健康被害に対しても、懸念が大きくなっています。その影響は消化器系の疾患、内分泌の異常、自己免疫疾患、不妊(男性、女性)、糖尿病、ガン、精神疾患、自閉症・認知症などの神経系の疾患など多岐にわたる可能性が指摘されています。


モンサント2

 すでに米国の母親の母乳からこのグリホサートが検出されたり、ドイツで行われた尿検査でグリホサートが検出されるなど、人体からの検出も報告されていますが、これまで統一した大規模な調査は行われたことはありません。

 今回、世界の遺伝子組み換え問題に関わる市民のグローバルなネットワークであるGlobal GMO Free Coalitionを通じて、フィード・ザ・ワールド(Feed The World)というプロジェクトが立ち上がりました。このプロジェクトは世界の市民に対して、グリホサートの母乳、尿、水道水の検査を有料で提供することで、市民自身が自分の体内、いつも使っている水道水の中にグリホサートが含まれているかどうかを知ることができるようにするものです(母乳の検査は今年後半開始予定)。

 今年の10月に米国ではグリホサートを禁止する法案が提出される予定であり、カナダやブラジルなどでも同様の動きが現在あります。

 日本ではこのグリホサートは100円ショップの園芸コーナーでも売っており、ホームセンターではモンサントのラウンドアップの販売コーナーがあるほど、その販売に規制は現在ありません。日本は世界で単位面積あたり農薬使用量が飛び抜けて多い国です。また、日本は世界でも最大級の遺伝子組み換え作物輸入国であり、グリホサートの残留量の高い作物が家畜の飼料や加工食品の原料として使われています。日本こそ、このグリホサートの被害について注意が必要な国といえるでしょう。

 この検査は日本からも依頼することが可能です。懸念を持つ方はぜひご参加ください。




グリホサートのテスト申し込みフォーム



Feed The World logo



Feed The World: 開始プレスリリース
世界で最初の市民を対象とした認証検査がグリホサート禁止圧力を高める
世界でナンバー1の除草剤があなたの体内に?


 フィード・ザ・ワールド・プロジェクトが一般市民を対象とする世界で初めてで唯一のグリホサートの検査によって木曜日に立ち上がります。このプロジェクトは米国の女性と子どもに特別の焦点がありますが、史上初の認証された尿、水、そして近日中に母乳のLC/MS/MS グリホサート測定を世界の市民に提供します。これはグリホサートの販売と使用の禁止を導くでしょう。

 世界保健機関(WHO)は3月にグローバルなバイオテク産業に衝撃を与えました。バイオテク産業の最大の稼ぎ頭である化学物質-グリホサート-を「恐らくヒト発がん性物質」(1)として分類したからです。

 Feed The World (2)の理事、ヘンリー・ローランズは木曜日に以下のように述べています。


「グリホサートは私たちに有毒な食、水と空気をもたらす現在の農業システムの根幹です。自分たち自身や家族の体の中にどれほどの濃度のグリホサートが存在しているのかを市民が知ることをできるようにすることで、私たちはグリホサートを禁止することをめざします。フィード・ザ・ワールドは農民やビジネス関係者や政府が子どもたちの有害物質のない未来に向けて変えていくために、利益のある農業のオルタナティブのプラットフォームも同時に提供します」



 フィード・ザ・ワールドによって提供される認証されたグリホサート検査方法 (3)は一般市民が自分たちの体内、あるいは水道水にどんなレベルのグリホサートがあるかを確かさを持って発見することを可能にします。

 2014年に完了した小規模な予備的研究では米国の女性の母乳、尿、水からグリホサートが発見されましたが、この検査の際に使ったELISA試験法ゆえに米国環境庁(EPA)や他の政府規制機関がその結果を無視できてしまいました。EPAやその他の政府規制機関がグリホサートを元にしている除草剤に対して、グリホサートの禁止を含む厳しい行動を取るように圧力を強めるため、フィード・ザ・ワールドは認証されたLC/MS/MS 検査法を採用します。 英国貴族院のメンバーである31代マー伯爵婦人(4)マーガレット・オブ・マーはこう述べます。


「将来の世代が健康で充足した生活を送るためには私たちは世界の女性たちに振り向かなければならない。グリホサートはおそらくガンを生じさせるとして知られている。そしてまだ知られないさまざまな医学的状況に生命を脅かす。私たちあるいは、私たちの子どもたちが影響を受けるかどうか、個人としては知ることができない。この重要なプロジェクトは世界の女性たちが自分たちの体内に、あるいは供給される水の中にグリホサートが入っているかどうか見つけることができる。さらなる汚染を避けて、そして最終的に私たちがグリホサートが私たちの食や水、空気の中にあることをもう我慢しないことを共に示すことに参加できる」



 受賞の栄誉ある米国ドキュメンタリー映画の監督エド・ブラウンは、このフィード・ザ・ワールド・プロジェクトの最初から最後までの撮影を続けているが、彼はこう述べる。


「もし一度、この情報を知ったら、振り返ったり、無視したりすることはもうできない。この化学物質がこの惑星のほとんどどの人の体内にも発見されるということを理解することは、そしてその化学物質がたぶん発ガン性物質であるということは我々の時代でもっとも重大なストーリーである。だから私はそれを世界に伝えることを支援することを決めた。なぜならそれは我々人類全体の運命だからだ。」



 Organic Consumers Association (5)とMamavation (6)を含む全米にわたるNGOと母親ブロガーはこの検査を広めることに同意署名している。

 Feed the Worldプロジェクトはグリホサートを原料とする除草剤の販売をフェーズ・アウトさせ、2018年末前までに全面禁止させることを求めるために米国上院に提出される女性と子どもたちの権利法案 (7)を含んでいる。

 尿と水の一般検査と同様にグリホサート検査法の確立と認証プロセスは米国の高く評された研究所で行われ、その研究所の詳細は2015年後半まで部外秘に保たれ、すべての方法が記述された論文の中にピア・レビューされた科学雑誌に掲載される予定である。母乳検査も2015年後半に始まる。

 インディアナ医学大学とセント・フランシス病院の新生児集中治療ユニット(NICU)長である新生児学局の臨床学教授(8)のポール・ウィンチェスター博士はこう述べる。


「勇気と懸念を持つ市民は除草剤が実際にどこまで汚染しているのかを知るために行動しなければならない。人類史上でもっとも大量に使われた除草剤について私たちは私たち自身が検査を受ける機会を提供されている。ラウンドアップ(モンサントのグリホサートを原料とする除草剤)は雑草を殺すためだけでなく、収穫前の穀物の乾燥にも使われる。それは地下水、川の水、雨、雪、土壌、そして、食の中に存在していて、その量は増加している。ラウンドアップはあなたの体内に? あなたの赤ちゃんに? この除草剤は私たちの子孫にDNAに刻印していくの? これらの質問に答えるために力を貸してほしい。EPAはやろうとしない。政府はやろうとしない。化学企業はやろうとしない。GM進める農民たちはやろうとしない。食料品店はやろうとしない。もし、私たちがカップの中におしっこをして、その分析に支払わない限り、誰もやらない。あなたたちが真実を突き止めるために支援してくれることを願う」



 このプロジェクトに対するグリホサートを原料とする除草剤を作る企業からの予想される反応は、発見されたレベルは人体には安全だというものだ。しかし、企業や政府規制機関が安全だとみなしているグリホサートの濃度が実は「有害である」ことを示す証拠を含む、グリホサートに関する健康や環境上の危険を指摘するとても明快な情報データベース(9)をフィード・ザ・ワールドは提供している。

 ロンドンの分子遺伝学者、マイケル・アントニオウ博士はこう結論づける。


「グリホサートはひじょうに低い濃度であっても、内分泌(ホルモン)システムの撹乱などのメカニズムを通じてすべての年齢層で深刻な病に導き、有毒でありうるという証拠はますます増えており、この物質が人間集団全体の中でどれほど存在しているのかについて広い範囲の情報を得ることはさらに不可欠なことになってきている」



参照(外部サイト):
1.http://www.reuters.com/article/2015/03/20/us-monsanto-roundup-cancer-idUSKBN0MG2NY20150320
2.http://feedtheworld.info
3.http://feedtheworld.info/glyphosate-testing-test-yourself/
4.http://en.wikipedia.org/wiki/Margaret_of_Mar,_31st_Countess_of_Mar
5.https://www.organicconsumers.org/
6.http://www.mamavation.com/
7.http://feedtheworld.info/glyphosate-bill-of-rights/
8.http://www.neonatology.iupui.edu/faculty/paul-d-winchester/
9.http://feedtheworld.info/glyphosate/

よくされる質問: このグリホサート検査ではどんな認証方法が使われますか?

グリホセート(N-(ホスホメチル)グリシン)を直接液体クロマトグラフィー – タンデム質量分析(LC-MS/ MS)を用いて分析されます。水および尿のサンプルはイオン交換カラムを用いる固相抽出によって分析されます。抽出されたサンプルは、LC-MS/ MSに注入され、検体は定組成溶離を介しオベリスクNカラム(SIELCテクノロジーズ、米国イリノイ州プロスペクトハイツ)を用いて分離されます。グリホサートのイオン化は負極性で作動するエレクトロスプレーイオン化源を用いて達成されます。分析物は、内部標準としての13C標識グリホサートを用いて多重反応モニタリングによって検出される。検体の定量は、8点較正曲線を用いた同位体希釈法によって行われます。分析は0.1 ng / mLでの検出限界を有する。観察内および間日間の精度は0.1〜80 ng / mLでの範囲の濃度の6%から15%までです。グリホサートの回収率はその分析の線形ダイナミックレンジ内の濃度で70から80%の範囲。

プレス問い合わせ(英語):
Henry Rowlands
Director
Feed The World – http://www.feedtheworld.info
Henry @ feedtheworld.info
+359886699802

・ 「コアラのマーチ」のトランス脂肪酸

2015-04-25 23:15:47 | 健康


添加物だらけの日本のお菓子・・・その上、国内では表示内容も隠していることがあるようです。日本政府や官僚は国民の健康などほとんど無視していますね。企業にとって都合の良いように仕組みが作られている。知らずに食べている子供たちの将来の健康が心配ですね・・・・・そして、マスゴミを使って日本の食品は世界で一番安全とまで言わせている・・・・それを頭から信じている国民のなんと多いことか・・・・・
Warotterさんのブログを転載します



ロッテ「コアラのマーチ」は一箱でWHO摂取基準に達する○○まみれ…発がん物質も

コアラのマーチ

香港・シンガポールで売られている日本の商品の原材料表示ラベルを調べると、日本国内の表示では分からない有用な情報が分かる。たとえば心疾患のリスクが上がることからWHОが1日2g以下の摂取を推奨するトランス脂肪酸。その表示義務がある香港では、ロッテ「コアラのマーチ(いちご)」に含まれるトランス脂肪酸の量は、たった1箱でWHOの1日あたり推奨上限値相当の量になることがわかった。また、日本の表示では商品に使用される添加物「カラメル色素」に発がん物質「4-МI」が含まれるかどうかは見分けられないが、香港の表示ではそれが可能。「コアラのマーチ」で着色料として使用されているカラメル色素は発がん物質入りで、同じカラメル色素でもハウス「とんがりコーン」は発がん物質なしのものを使っていた。さらに、S&B「おでんの素」の中身は「味の素」だらけで、鰹節や昆布エキスよりも、味の素の量のほうが多いことも判明した。海外の消費者には情報提供するのに、自国の消費者には隠すのが、消費者の健康より企業利益を優先する“食品表示後進国”日本の寒い実態である。

子どもたちや若い女性の間でも人気のロッテ「コアラのマーチ」だが、たった一箱食べただけで、トランス脂肪酸の1日の摂取上限値に達してしまうことが、香港で売られている同じ商品の表示から分かった。

日本ではトランス脂肪酸量の表示は義務化されていないため、どの商品にどれくらい含まれるのかは不明だ。その一方で外国では表示義務化されている国も多い。8月18日に開催された全国農業協同組合連合会(JA全農)主催の「食品表示に関する記者説明会」の中で、日本製の加工食品の、国内での表示と、香港とシンガポールでの表示の違いが、展示された。

香港で販売されているコアラのマーチの食品表示が、上記写真だ。香港ではトランス脂肪酸の表示が義務化されている。コアラのマーチ(イチゴ)の場合、トランス脂肪酸含有量は、商品100g当たり4.8g。一箱の商品量は41gなので、一箱食べると1.968g、ほぼ2gのトランス脂肪酸を摂取することになる。

この量は、世界保健機関(WHO)が推奨するトランス脂肪酸の1日当たりの摂取上限値である2gに、ほぼ相当する。日本では、日本人全体のトランス脂肪酸の平均摂取量は0.6gなので健康への影響は小さいと考えられるとして、表示は義務化されていない。一部パンメーカーだけが、ホームページで情報提供しているだけだ。

その時、日本の菓子パンで一番多かったのが、PASCOの「サンドロールチョコレート」で、商品重量94g中2.6gのトランス脂肪酸が含まれていた。100g当たりでは2.8gとなる。コアラのマーチは、実に、その2倍以上のトランス脂肪酸を含んでいることになる。

コアラのマーチはビスケットの中にチョコレートを注入した商品だが、ビスケットもチョコレートもトランス脂肪酸含有量は多くなりがちなので、菓子パンよりも高濃度になってしまうのだと推測される。

菓子パンの記事に対しては、「菓子パンを、健康にいいと考えて食ってないと思うよ。毎日食ってたらヤバいかもしれないけど、普通はある程度配慮するだろうし、そこはもう個人の裁量だろ」なんていうコメントも寄せられた。

しかし「コアラのマーチ」はどうだろうか?一箱41gなので、一度にぺろりと食べてしまえる。チョコ好きの女性や子どもで同製品のファンなら、毎日一箱以上食べ続ける人もいるのではないか?

・ 高浜原発再稼働差し止め判決で原発推進派がヒステリー!

2015-04-22 19:08:03 | 情報への反応


高浜原発の運転差止判決に対して、芸能界の馬鹿ちょんが原発推進を訴え、判決を出した樋口裁判官を非難しています。あほらしくて見る気もしない番組がほとんどのテレビ報道ですが、それに出ている芸人の頓珍漢には驚きますね。テレビを見ること自体が無いので、どのような番組かは分かりませんが、まともに戦っている裁判長を批判するなどとは筋違いもいいところですね。正しい知識も無く、論理展開もできないレベルの人間が、樋口裁判長を批判する資格などないでしょう・・・・・
以下リテラより転載します。



武田鉄矢の「テレビ放映を短縮する覚悟ないなら原発に反対するな」発言を嗤う
武田鉄矢


今月14日、福井地裁が高浜原発3・4号機に運転差し止めの仮処分決定を下した。高浜原発3・4号機は原子力規制委員会が新規制基準に適合していると合格判定を出していたが、樋口英明裁判長は「新規制基準は緩やかすぎて、これに適合しても安全性は確保できない」とした。 高浜原発の脆弱さは以前から指摘されており、普通に考えればじつに真っ当な審判が下っただけだが、原発推進派や保守系メディアはこれに大慌てで、一斉に樋口裁判長へのバッシングを叫んでいる。

「ゼロリスクを求めた非現実的なものだ」(「読売新聞」社説)「奇矯感の濃厚な判断である」(「産経新聞」主張)「専門家の発言に耳を傾けない姿勢は、まさに司法の暴走だ」(「産経WEST」関西の議論)
そして、この列に加わったのが、松本人志がご意見番をつとめる『ワイドナショー』(フジテレビ系)と、同番組にゲスト出演した金八先生でおなじみ、武田鉄矢だった。


『ワイドナショー』は19日の放送で、高浜原発の裁判をニュースとして取り上げたのだが、レギュラー解説者の犬塚浩弁護士が「この裁判官は安全基準に対して大変に厳しい判断を下す」「電力会社側からは非常に不満の多かった、反論する機会を十分与えてくれない(裁判官)」「裁判官のある種の方向性が出た事件」と、まるで関西電力の言い分を代弁するかのような、解説を加える。

すると、MCの東野幸治から質問をふられたゲストの武田鉄也がこうかぶせてきたのだ。
「原発が危険である、一旦事故が起こると取り返しのつかないことになってしまう、それはもう日本国民全員が懲りてる、っていうか十分知ってるわけですよね。だから原発は止めてしまおう、というのがもっとも正しい答えなんですけども、もっとも正しい答えのまま振る舞えない経済的な事情ってやっぱりあるわけじゃないですか。ですから“差し止め万歳”っていうふうに簡単にいきませんよね

さらに勢いづいた武田は、こう続ける。
「たとえば、私どもはテレビ局で仕事しておりますけど、テレビ局にやっぱり電力を消費しないために1日6時間、放送をやめるとかっていう覚悟が各局にあるかとか、そういうことまでも込みで考えて原発再稼働を認めずというような決心をすべきであって、国は間違ったことやってるぞ、はんたーい!という、そういう単純な話ではもうなくなったような」

あ〜あ、またいつものヤツである。文明社会の恩恵を享受していながら原発に反対するのは無責任だとか、原発が再稼働できなかったらエアコンを使うなとか、原発推進派はこれまでも必ずこういう論理を持ち出して、反対意見を封じ込めてきた。しかし、原発か文明的な生活を捨てるかの二者択一しかないわけがなく、これこそ話の単純化、幼稚な脅し、にすぎない。

しかも、笑ってしまったのが、今回、武田がその脅しに「エアコン」でなく「テレビ」をもってきたことだ。テレビが1日6時間放送をやめる覚悟がないなら原発再稼働反対をいうべきではない、だと? この男はエラソーに「経済的事情」などといいながら、何もわかっていないらしい。テレビが24時間放送をやめればいい、というのは反対派も口にする主張だし、推進派もよく、原発がなければ、コンビニが24時間営業している便利な生活ができなくなる、などと脅しているが、これはどちらも間違い。そもそも、深夜帯は電気が余っていて、テレビが放送をやろうがやるまいが、コンビニが営業しようがすまいが、なんの関係もないのだ。もし、そうではなく、昼間、テレビ放映がなくなってもいいという覚悟が必要だと武田が言うなら、逆に言ってやろう。どうぞどうぞ、と。

電力需要が高まる午後のテレビのラインナップを見てみればいい。各局とも、どうでもいい内容の情報番組やくだらないワイドショーばかり。しかも、結局は『相棒』の再放送が視聴率トップをとっているような状態だ。一方、BS局は全局、通販ショッピング番組を流し続けている。こんなものがなくなって誰が困るというのか。困るのは、テレビ局とあんたら芸能人だけだろう。

ようするに、武田は自分たち芸能人がテレビ番組に出られなくなるから、テレビ局の収入が減ってギャラが削られるから、軽々に反原発とか言うな、と脅しているだけなのである。なんだよそれ。 しかも、武田がタチが悪いのは、「原発嫌いなら嫌いって、最初から裁判官にも言ってほしいですよね」などと述べ、あたかも樋口裁判長が好き嫌いで判決を下したかのような印象操作を行ったことだ。

武田は樋口裁判長がどういう状況に置かれてこの判決を下したのか、知っているのか。樋口裁判長は昨年5月、大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟も担当して、原発の運転を認めない判決を下している。その結果、今年3月の異動で名古屋家裁へ左遷されるという、報復人事を通告されていたのである。

福井地裁で判事をつとめていた樋口裁判官のキャリア、そして定年まであと3年という年齢を考えれば、次は名古屋高裁の陪席というのが通常のコースだった。ところが、原発再稼働を認める最高裁判所の方針に逆らった結果、家裁という明らかな下級裁判所への降格を言い渡されたのだ。

関西電力はこの左遷人事を知って、判決を別の裁判官に出させようと、裁判官の交代を求める「忌避」を申し立て、裁判の決着を4月以降へ引き延ばすことをはかっていた。これに対して、樋口裁判長が裁判所法28条「裁判官の職務の代行」を使って左遷後も審理を担当し、今回の判決にこぎつけた。 今回の判決は樋口裁判官が自分の身を捨てて裁判官としての良心を貫いたものなのだ。それに比べて、テレビという既得権益を守ることしか考えていないくせに、もっともらしい口調でデタラメを語る武田のなんと品性下劣なことか。

ところが、こんなお粗末な主張に対して松本人志も東野幸治もまったく批判しない。それどころか、東野は「同じ、同じね」、松本は「これは問題視されていましたもんね」などと、同意する始末だ。さらに、この武田発言を伝えるネットニュ―スも同様で、あたかも、武田がコトの本質をわかっている大人の意見の持ち主であるかのようなトーンで報道している。

しようがない。今さらだが、連中が信じ込んでいるらしい「経済的な事情で原発は必要」という主張がいかに欺瞞に満ちたものかを改めて指摘しておこう。

というか、彼らの脅しの最大の根拠になっている「原発がなくなったら、電力が足りなくなる」という論理については、もはや解説の必要すらないだろう。今現在、日本では1機の原発も稼働していないが、電力が足りなくなったことはもちろん、ピンチになったなんていう話すらない。今後も省エネ技術やLEDの普及が進めば、電力の需給バランスはもっと安定するはずだ。

こういうと、電力会社や原発推進派は「コストの問題だ」「再稼働しないと電気料金はどんどん値上がりする」と脅しをかけるが、これもデタラメだ。今月4月の電気料金は多くの電力会社でむしろ下がっている。これは原油安が進んで火力発電に使う燃料の輸入価格が下落したせいだが、大方の市場関係者はむしろ、これまでの原油価格が高すぎただけだと指摘し、アメリカで起きているシェールガス革命などの影響で、原油価格はこれから長期的に安くなると見ている。

また、石油とならんで火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)のほうは値上がり傾向にあるといわれるが、こちらも価格は原油価格に少し遅れて連動するシステムのため、もう少しすると、値下がりトレンドに入るのは確実だ。しかも、このLNGについては、日本の電力会社が安く買う努力を怠ってきたという問題が隠されている。電力料金は原料価格の上昇分を丸ごと上乗せできる総括原価方式であるため、「安定供給」の大義名分のもと、そのほとんどを長期買い付け契約、売り手の言い値で買ってきた。その結果、日本の電力会社のLNG購入価格はイギリスの数倍にものぼっている。

逆に、原発のコストパフォーマンスがいいというのも真っ赤な嘘だ。原発の建設費はバカ高く、しかもそこに、核燃料サイクルや核のごみの最終処分、廃炉などの費用などがかかり、その金額は10兆円以上にのぼるのだが、電力会社のコスト計算にはそれは入っていない。 これ以外にも、原発を受け入れた自治体への交付金やら原発の研究機関への研究費、核燃料税、そして国の機関の人件費など、毎年4000億円以上の金がかかっている。

さらに、福島原発事故を受けて、再稼働には新しい規制基準を満たさなければならないが、その対応にも膨大な金額がかかる。電力会社は1兆円と試算しているが、この試算には「配管の多重化」など含まれていないものも多く、実際はその数倍はかかるのではないかと言われている。さらに、福島原発事故の結果、損害保険の保険料が数百倍にも跳ね上がると言われている。これのどこがコストパフォーマンスがいいのか。

また、コストのことを反論すると、原発推進派はふだんは絶対に考えてもいないくせに環境の問題や将来の資源枯渇の問題を持ち出す。しかし、だったらなおさら、再生可能エネルギーの普及政策を進めるべきだろう。 ところが、電力会社は昨年、再生可能エネルギーの買い取り見直しを発表。太陽光発電の固定価格買い取り制度(FIT)は2009年からスタートしたが、電力会社は買い取る上限を設けると言い出した。この裏側には、電力会社と政府が一丸となって進める原発再稼働の問題が潜んでいるのは明らか。この2月に安倍首相は「再生可能エネルギーの最大限の導入を進める」と国会で述べていたが、本気で取り組むつもりなどさらさらないのだ。

ようするに、電力会社や政府、専門家などは原発の既得権益を守りたいということが最大の目的であり、そのためにわざと原発に依存する体制をつくり上げようとしているだけなのだ。これは、福島原発事故を引き起こした原子力ムラの利権構造の完全復活である。

そして、これはマスコミも同様だ。彼らは電力会社の広告漬けになり、電力会社に仕事を世話してもらうという利権を守るために、再び原発の必要性を唱え、反原発の意見を封じ込め始めた。その最たるものが、武田鉄矢の「テレビが1日6時間放送をやめる覚悟がないなら原発再稼働反対をいうべきではない」発言だろう。

 この発言自体は前述したようになんの根拠もないが、背景に「原発の再稼働が止められたら自分たちの既得権益がおびやかされる!」という恐怖があることはひしひしと伝わってくる。

「決して損得だけで物事を考える人間になるな!」って、金八先生は言っていましたがね。
(田部祥太)

・ 高浜原発3,4号運転差止仮処分命令申立事件

2015-04-21 14:54:38 | アベシ政府


司法にも体制に惑わされないまともな人もいましたね。原発の再稼働をさせるべく、あの手この手で反対派を押さえこんでいるアベシ・・・・・高浜原発で運転の差し止仮処分がでました。これは裁判のようにのらりくらりとせずに、すぐに差し止をする効力があります。内容を見るとごく当然のことばかりです。この当然のことが他の裁判所で出てこないのか不思議・・・・・原子力規制委員会の新規制基準は、田中委員長でさえ「これをクリアしたからと言って、安全だとは言えない。」と明言しています。その基準を世界一厳しい安全基準だと国民に嘘を吹き込んでいるアベシ・・・・・ そんな嘘に惑わされず、はっきりと運転差止をした樋口英明裁判長に拍手・・・・・

今後もこれに続く決定が出されることを期待したいですね。





<決定要旨全文>

高浜原発3,4号運転差止仮処分命令申立事件

主文

1 債権者は、福井県大飯郡高浜町田の浦1において、高浜発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない

2 申立費用は債務者の負担とする。


理由の要旨



1 基準地震動である700ガルを超える地震について
基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならないはずである。

 しかし、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの間に到来している。本件原発の地震想定が基本的には上記4つの原発におけるのと同様、過去における地震の記録と周辺の活断層の調査分析という手法に基づいてなされ、活断層の評価方法にも大きな違いがないにもかかわらず債務者の本件原発の地震想定だけが信頼に値するという根拠は見いだせない。

 加えて、活断層の状況から地震動の強さを推定する方式の提言者である入倉幸次郎教授は、新聞記者の取材に応じて、「基準地震動は計算で出た一番大きな揺れの値のように思われることがあるが、そうではない」「私は科学的な式を使って計算方法を提案してきたが、平均からずれた地震はいくらでもあり、観測そのものが間違っていることもある。」と答えている。地震の平均像を基礎として万一の事故にそなえなければならない原子力発電所の基準地震動を策定することに合理性は見い出し難いから、基準地震動はその実績のみならず理論面でも信頼性を失っていることになる。
 基準地震動を超える地震が到来すれば、施設が破損するおそれがあり、その場合、事態の把握の困難性や時間的な制約の下、収束を図るには多くの困難が伴い、炉心損傷に至る危険が認められる。


2 基準地震動である700ガル未満の地震について
 本件原発の運転開始時の基準地震動は370ガルであったところ、安全余裕があるとの理由で根本的な耐震補強工事がなされることがないまま、550ガルに引き上げられ、さらに新規制基準の実施を機に700ガルにまで引き上げられた。原発の耐震安全性確保の基礎となるべき基準地震動の数値だけを引き上げるという対応は社会的に許容できることではないし、債務者のいう安全設計思想と相容れないものと思われる。

 基準地震動である700ガルを下回る地震によって外部電源が断たれ、かつ主給水ポンプが破損し主給水が断たれるおそれがあることは債務者においてこれを自認しているところである。外部電源と主給水によって冷却機能を維持するのが原子炉の本来の姿である。安全確保の上で不可欠な役割を第1次的に担う設備はこれを安全上重要な設備であるとして、その役割にふさわしい耐震性を求めるのが健全な社会通念であると考えられる。このような設備を安全上重要な設備でないとする債務者の主張は理解に苦しむ。債務者は本件原発の安全設備は多重防護の考えに基づき安全性を確保する設計となっていると主張しているところ、多重防護とは堅固な第1陣が突破されたとしてもなお第2陣、第3陣が控えているという備えの在り方を指すと解されるのであって、第1陣の備えが貧弱なため、いきなり背水の陣となるような備えの在り方は多重防護の意義からはずれるものと思われる

 基準地震動である700ガル未満の地震によっても冷却機能喪失による炉心損傷にいたる危険が認められる。



3 冷却機能の維持についての小括
 日本列島は4つのプレートの境目に位置しており、全世界の地震の1割が我が国の国土で発生し、日本国内に地震の空白地帯は存在しない。債務者は基準地震動を超える地震が到来してしまったほかの原発敷地についての地域的特性や高浜原発との地域差を強調しているが、これらはそれ自体確たるものではないし、我が国全体が置かれている上記のような厳然たる事実の前では大きな意味を持つこともないと考えられる。各地の原発敷地外に幾たびか到来した激しい地震や各地の原発敷地に5回にわたり到来した基準地震動を超える地震が高浜原発には到来しないというのは根拠に乏しい楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険である。



4 使用済み核燃料について
 使用済み核燃料は我が国の存続に関わるほどの被害を及ぼす可能性があるのに、格納容器のような堅固な施設によって閉じ込められていない。使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備を設けるためには膨大な費用を要するということに加え、国民の安全が何よりも優先されるべきであるとの見識に立つのではなく、深刻な事故はめったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立っているといわざるを得ない。また使用済み燃料プールの給水設備の耐震性もBクラスである。



5 被保全債権について
 本件原発の脆弱性は、①基準地震動の策定基準を見直し、基準地震動を大幅に引き上げ、それに応じた根本的な耐震工事を実施する、②外部電源と主給水の双方について基準地震動に耐えられるように耐震性をSクラスにする、③使用済み核燃料を堅固な施設で囲い込む、④使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性をSクラスにするという各方策がとられることによってしか解消できない。また、地震の際の事態の把握の困難性は使用済み核燃料プールに係る計測装置がSクラスであることの必要性を基礎付けるものであるし、中央制御室へ放射性物質が及ぶ危険性は耐震性及び放射性物質に対する防御機能が高い免震重要棟の設置の必要性を裏付けるものといえるのに、原子力規制委員会が策定した新規制基準は上記のいずれの点についても規制の対象としていない。免震重要棟についてはその設置が予定されてはいるものの、猶予期間が設けられているところ、地震が人間の計画、意図とは全く無関係に起こるものである以上、かような規制方法に合理性がないことは明白である。

 原子力規制委員会が設置変更許可をするためには、申請に係る原子炉施設が新規制基準に適合するとの専門技術的な見地からする合理的な審査を経なければならないし、新規制基準自体も合理的なものでなければならないが、その趣旨は、当該原子炉施設の周辺住民の生命、身体に重大な危害を及ぼす等の深刻な災害が万が一にも起こらないようにするため、原発設備の安全性につき十分な審査を行わせることにある(最高裁判所平成4年10月29日第一小法廷判決、伊方最高裁判決)。そうすると、新規制基準に求められるべき合理性とは、原発の設備が基準に適合すれば深刻な災害を引き起こすおそれが万が一にもないといえるような厳格な内容を備えていることであると解すべきこととなる。しかるに、新規制基準は上記のとおり、緩やかにすぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない新規制基準は合理性を欠くものである。そうである以上、その規制基準に本件原発施設が適合するか否かについて判断するまでもなく債権者らが人格権を侵害される具体的危険性即ち被保全債権の存在が認められる


6 保全の必要性について
 本件原発の事故によって債権者らは取り返しのつかない損害を被るおそれが生じることになり、本案訴訟の結論を待つ余裕がなく、また、原子力規制委員会の設置変更許可がなされた現時点においては、保全の必要性も認められる。



・ NHKが裁判で「完敗」 全国で受信料“不払い一揆”の恐れも

2015-04-19 01:34:51 | アベシ政府


公共の放送と言いながら、偏った報道をしているNHK。自民党政府の御用メディアとして広く知られていて、決して公共放送とは思いませんね。先日もタケシ氏が「NHKを見たくない人には、電波を流さないようにすればいいだろう」という話しをしていました。技術的には簡単な事ですね。半強制的に受信料を取っているNHKが、支払いのことで裁判を起こしている話は聞いていましたが、今回の判例では契約が無ければ支払う義務はないとの判断がされました。日刊ゲンダイより転載します。




NHKが裁判で「完敗」 全国で受信料“不払い一揆”の恐れも
2015年4月18日

籾井


籾井勝人会長の私用ハイヤー問題や「ヤラセ報道」でテンヤワンヤのNHKに“新たな衝撃”が走っている。NHKが千葉・松戸市在住の男性(66)に対して受信料約18万円の支払いを求めた裁判で「完敗」したのである。

判決が出たのは15日の松戸簡裁(江上宗晴裁判官)。裁判で、NHK側は2003年3月に男性が受信契約を結んだにもかかわらず、受信料を支払っていないと主張。これに対し、男性側は契約締結そのものを否定していた。 江上裁判官は判決で、受信契約書に記載された署名と(裁判の)宣誓書に記載された男性の字体が一致せず、男性の妻とも筆跡が異なると認定。「受信契約を締結したものとは認められない」として、「放送受信料の支払い請求は理由がない」と結論付けたのだ。

NHKは「判決内容をよく読んで対応を検討します」(広報部)と平静を装っているが、コトはそう簡単に済む話じゃない。受信契約書の筆跡が男性本人でなければ、一体、だれが男性の名を勝手に記入したのか。ヘタをすれば「私文書偽造」の刑事事件に発展しかねない大問題だ。

勝訴した男性もこう憤る。
「私はNHKに契約書を見せてほしいとずっと言い続けてきたが、なぜか、NHKは契約書を見せませんでした。6年経って初めて契約書が提示されたのですが、おそらく私文書偽造の時効(5年)を迎えたからではないかと思っています。NHKも刑事事件を避けたかったのでしょう」

男性の言う通りなら、NHKは契約書に勝手に個人名を書き込み、受信料を徴収しようとしたワケで、ヤクザ顔負けの悪徳手法だ。元NHK職員でジャーナリストの立花孝志氏がこう言う。 「判決で注目すべきは、裁判所がテレビを持っていても、契約書がなければ払わなくていい、と判断したことです。NHKは、テレビを持っていれば支払い義務は生じる、との姿勢ですが、それが否定されたのです」

NHKの受信料不払いをめぐっては、全国各地で訴訟が起きているが、契約書がなければ支払う必要ナシということらしい。不払いが続出すれば、NHKの経営に打撃を与えるのは必至だ。

・ 「安倍訪米」を前にした内外からのコメント

2015-04-15 18:42:44 | アベシ政府


アベシの評価について内外の人からのコメントがある。当然のことながら海外からは厳しい評価であるが、国内では依然として支持するものが多い・・・・・このギャップについての記事がある。なんにしても国を治めるレベルの能力は無さそうだ。以下「内田樹の研究室」より転載します。




Japan Times の記事から「安倍訪米」を前にした内外からのコメント

Japan Times が4月11日に安倍首相訪米を前にしての、内外のウオッチャーからの安倍政治への評価を報じた。
予想通り、評価はきわめて手厳しいものである。けれども、問題はむしろ内外の温度差である。なぜ、国際的には、同盟国の人々からさえもこれほど評価の低い政治家が国内的には50%近い支持率を誇っていられるのか。私はそれに興味がある。

政策に対する支持率が低いのにもかかわらず、内閣支持率が高いということは、日本国民は政策以外の点で安倍晋三を支持しているということになる。 論理的にはそれ以外にない。
では、「政策以外の点」とは何か。 日本人が心に思っているけれど、心理的抑圧があって容易には言挙げできないことと言えば、二つのタブーについてしかない。

アメリカと天皇制である。
たぶん日本人に安倍がアピールする最大の理由は安倍がこの二つの禁忌に挑んでいるからだと私は思う。安倍は対米従属のポーズをとりながら、アメリカに対する嫌悪と敵意が漏洩することを少しも意に介さないし、ナショナリストのポーズをとりながら、天皇にいかなる敬意も示さない。 反米でかつ天皇を「道具視」する政治家は1930〜40年代は戦争指導部のマジョリティを占めていたが、戦後は出番がなかった。

安倍は70年ぶりに登場してきた「大本営」仕様の政治家である。安倍が戦争をしたがっているのは端的に「戦争がしたい」からである。だが、戦争は戦後日本では「アメリカの軍略内部で、アメリカの支援部隊として、アメリカの国益を資するかたち」でしか許されない。だったら、それでいいから、とにかく戦争ができる国になりたい。
戦争ができる国になったら、いつかどこかでアメリカに対して「うるせえよ。いつまでも親分顔すんじゃね〜よ。あんまり人なめてっと、殺すぞてめえ」と凄んでみたいのである。

いや、ほんとに。
日本人の半数はその無意識の、抑圧された、アメリカに対する憎悪に共感しているのである。だから、アメリカの政治学者たちは、安倍が本質的に反米的であることを直感的には理解している。でも、あまりに屈折しているその理路が理解できないでいるのである。


訪米に先立って安倍に与えられた厳しい評価
Jeff Kingston, JEFF KINGSTON APR 11, 2015

今月末、安倍晋三首相はワシントンを訪れ、レッドカーペットの待遇を受けることになっている。ペンタゴンの「ウィッシュリスト」に彼のどのような前任者よりもすみやかに対応してきたからである。 将軍たちや官僚たちは安倍を日本における彼らの代理人、求めるものはなんでも配達してくれる頼りになる同盟者と見なしている。

しかし、『ワシントンポスト』ノコラムニストDavid Ignatius は最近安倍と会見したが、安倍はアメリカが求めるものを与えていないという理由で、あまり高い評価を与えなかった。 「アベノミクス」はいっとき日本経済の救済策として高い評価を得ていたが、さしたる効果のないものであることが明らかになった。今では富裕層に対する福祉政策という以上のものではないとみなされている。最近のNHKでの世論調査では、日本人の90%がアベノミクスの恩恵を受けていないと回答している。円の価値は30%下がったが、輸出は期待されるほどには伸びなかった。経済はぱっとしないままで、家計は苦しい。賃上げ交渉でも、労働者のマジョリティは低賃金のまま据え置かれ、大企業の賃上げも微々たるものにとどまった。

たしかに、日本株式会社にはお金が余っているが、それらの金はアベノミクス買いには向わず、国内の投資を増加させてもいない。唯一の好材料は株価の高騰だが、それはトリクルダウンには回っていない。株を所有しているのは所帯総数の15%以下にすぎないからだ。さらに、安倍は社会福祉プログラムに大鉈をふるったが、そのせいで貧困層、社会的弱者たちはいっそう困窮度を増した。日本の女性、若者たちにとって、現実的な問題は雇用の拡大が低賃金の非正規雇用に限定されており、フルタイムの雇用にありつく機会はますます困難になりつつある。」

「安倍のいわゆる“womenomics”(女性登用政策)は指導的な層における女性のプレゼンスの強化だけにフォーカスしたトップダウン・アプローチである」とHelen Macnaughtan(London School of Oriental and African Studies)は語っている。 「問題は日本の企業文化、企業社会においてはジェンダー規範と実践が女性のキャリア形成機会への強固な妨害物として機能しているという問題に向き合う明確な戦略がないことだ。」それゆえMacnauthtanはアベノミクスは「過去数十年にわたって日本に蔓延してきた雇用にかかわるジェンダー化されたパターン」を強化するものと判定する。

私は上智大学の中野晃一に安倍について訊ねてみた。というのも、ある海外特派員が日本政府当局者の一人から、中野は「信頼できない」ので取材しないように実際に要求されたからである。ということは、中野の言うことは信用できそうだということになる。

「エア・ギタリストというのがいるけれど、安倍は『エア・ナショナリスト』だ」と中野は言う。「大げさな身振りと口パクはあるけれど、それはみなフェイクであり空っぽだ。彼は国のためにほとんど何の貢献もしていない。 彼のあの歴史修正主義的な構えや反中国・反韓国感情の煽りはアベノミクスの失敗、アメリカに日本を叩き売るTPP、集団的自衛権、辺野古基地問題から国民の目を逸らすためのものである。」

上智大学の歴史学者Sven Saalerは「日本の安全保障政策における対米従属と、安倍の『戦後レジームからの脱却』プログラムに含まれる反米性のあいだには本質的な矛盾がある」と指摘している。 「『戦後レジームからの脱却』とは戦後アメリカの占領下で行われた民主化・脱軍国主義化の改革を拒否することを意味するからだ。」
安倍は公的には日米は価値観を共有していると強調しているが、Saalerの見るところ、安倍のアジェンダは「民主主義と自由の価値観にはっきりと反対するものであり、日本の戦前戦中の価値観への回帰をめざしている」。
好評をもって迎えられた『日本と過去の足枷』(Japan and the Shackles of the Past, 2014)の著者であり、筑波大学教授のR. Taggart Murphyも同じ考えだ。

「安倍は自分の失敗から学ぶことにおいてはなかなかに有能な政略家である。だが、戦後に決着したはずのことをもう一度ひっくり返そうとする彼の最終目標は変わっていない。彼と夢を共有しているのは、日本の人口のうちきわめて少数であるにもかかわらず、彼は自分の目標を包み隠すことができずにいる。」

Murphyはアメリカの政策決定者たちは安倍のことを「あまり気にしていない」という。「というのは、日本はチェスにおける『歩』以上のものではなく、今アメリカはそのゲームで北京を相手に必死だからだ。」Roger PulversはCounterpointにおける私の前任者であり、最近『星空物語』というタイトルの書物を日本語で出したばかりである。彼の意見では「安倍の政策は、内政も外交も、明治時代的な国家的統合モデルの再構築に向けての真率かつ揺るぎない努力と、企業活動への国富の注入という戦後的パラダイムのふたつを混ぜ合わせたものである。この体制はイデオロギー的熱狂と確信で膨れ上がっているけれども、あきらかに時代錯誤のものであって、遠からずつまずくことになるだろう。」しかし、Pulversは日本の未来に対しては楽観的である。「この『古い秩序』は論争の的になり、思いがけなくそれをきっかけに本当の変革への道筋が開けるかもしれないからだ。」

上智大学で政治的リーダーシップについて教えているMicheal Cucek は彼のブログ (www.shisaku.blogspot.com).でも洞察に満ちた見識を示している。
「安倍はメリトクラシーにおいてリーダーシップに求められる基準に照らすと、ほとんどの条件を満たしていない」と彼は書く。
「カリスマ性、人の話を聴く力、判断力、包容力、ヴィジョン、身体的な勇壮さ、演劇的センスなどの点で安倍について語ろうとしても、ほとんど語ることは何もないだろう。」
Cucekによると、それはつまり首相は信頼感を引き出すことも、情熱を書き立てることもできないということである

「実際に彼はそれと反対のことを達成している。彼が政治について語れば語るほど、彼は不人気になる。私は皮肉をこめてこの才能を『安倍マジック』と呼んでいる。」Cucekはまた「安倍パラドクス」なる単語も新造した。安倍内閣に対する高い支持率と、内閣の個々の政策に対する限定的な支持のことである。「安倍政権は政府が直面した難問の解決においては十分な政治力を発揮しているが、国民が待望している問題の解決にはいかなる政治力も発揮しない」とCucekは語り、きわめて手厳しい評点を与えている。

誰か安倍をほめる人はいないのだろうか?
立教大学の公共政策専門家Andrew DeWitは安倍の原発再稼働アジェンダについて批判的だが、地方自治体に対して「バイオマス、バイオガス、地熱その他のある程度安定的に供給できる発電技術の開発」を奨励した点については評価している。「それは効率と再生について、地域のエネルギー自給のためのエネルギー分配という観点からするならば、財政的・行政的な資源の創出に寄与することになるだろう」とDeWitは言う。

ハワイのCenter for Strategic and International Studies の研究主任Brad Glossermanは安倍のわかりにくさに困惑している。 「日本人の政策と歴史についての公式見解の基準になるべきステートメントを言葉を変えずに繰り返すこと」を安倍が忌避するからである。 「彼が口にしている言葉が彼の真意なら、なぜ彼は言葉通りのことを実行しないのか?」
安倍の言い抜けは彼の意図とは反対の結果を生み出しているとGlossermanは指摘する。というのは隣国の人々はこれを「単なる攻撃的なふるまい以上の、彼らの感情に対する露骨な無関心」と受け取っているからだ。

降伏70周年を記念する談話の中で、日本はアジア諸国に対してはっきりとした配慮を示す必要がある。それができるかどうかに安倍外交の成否はかかっているとGlossermanは考えている。
「私たちが論じてるのは尽きるところモラルの問題である。隣国を落胆させているのは日本が(少なくとも日本政府が)ここにほんとうの問題があるということに気づいていないように見えるからである。」

・ 株価2万円のカラクリ

2015-04-14 21:42:19 | アベシ政府


経済的に何の実力も無いアベシが、株を高止まりさせるために国民の年金を使っています。民主党から自民党に代わるタイミングで株価が上がり始めました。経済の実態を表して株価が上がったわけではありません。自民党に代わることで国民の税金及び保険料などが、公共投資と言う形で莫大に流れ出ることを期待してのことですね。しかし、実体経済が伴わないので下落をする・・・・・それを食止めるために、年金を投入して株高を維持させている・・・・・・要するに国民の年金を安定させる為ではなく、アベシが株価を維持させることが目的のようです。これに問題意識が無い国民の多いことが異常ですね・・・・・
以下、毎日新聞の記事を転載します。



特集ワイド:株価2万円のカラクリ
毎日新聞 2015年04月13日 東京夕刊


 「景気のバロメーター」といわれる日経平均株価が、ついに2万円に届いた。何しろ15年ぶりというから、めでたいことには違いない。ただし誰かの手で「底上げ」されたりせず、今の日本経済を正しく反映しているなら−−との条件がつく。実力か、バブルか。「2万円」の正体に迫った。【瀬尾忠義】

 ◇公的年金の官製相場→参院選勝利→安倍首相の悲願「憲法改正」

 ◇売り抜け狙う外国人投資家、メッキはがれればツケは国民に

 「上場企業の業績や成長性が評価されて株が買われているわけではありません。株式市場という池の中で、クジラが暴れているのです」。埼玉学園大の相沢幸悦教授(金融政策)は、そんな比喩を用いて株高のからくりを解き明かし始めた。「クジラ」に例えたのは、厚生労働相の委託に基づき公的年金資産を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)。国内外の株式や債券に投資し、137兆円の資産を有する世界最大級の機関投資家だ。

 このGPIFに目を付けたのが「株価連動内閣」を率いる安倍晋三首相だ。政府がまとめた成長戦略に基づき、GPIFは昨年10月末、国債を中心に運用してきた投資比率の見直しを決めた。60%を占めていた国債など国内債券を35%に引き下げる一方、国内株式と外国株式の割合を、それぞれ12%から25%に倍増させる。今はその真っ最中だが、国内株式を1%買い増すだけで、株式市場に1兆円超が流入するとされる。「クジラが巨大な口を開けて、狭い池の中の餌をあさっているようなものです」と相沢教授。

 GPIFだけではない。国家公務員共済、地方公務員共済、日本私立学校振興・共済事業団の3共済も3月20日に年金の投資比率をGPIFに合わせて運用することを発表した。「年金組織に株を買わせて株価を上げる。これでは市場の原理が働いていない。『官製相場』なんです」

 相沢教授が思い起こすのは1990年代に政府が実施した、株価維持対策(PKO)だ。バブル崩壊後に郵便貯金や年金資金を使って株価を買い支えようとしたが、市場原理をゆがめた結果、企業の競争力が失われて不良債権問題が起き、日本経済を傷めた。今やその「過ち」が繰り返されかねない状況なのに、安倍政権は意に介さないと教授は見る。

 「首相の悲願の憲法改正を実現するには、来年夏の参院選で勝つことが絶対条件。それまでは何としても株価1万9000円以上を維持しなければならない。今後も相場操作を続けるはずです」。今起きていることは、安倍首相が歴史に名を残すために不可欠な「演出」だというのだ。

 塩崎恭久厚労相やGPIFは「今の資産割合では約束通りの年金を支払えない可能性がある」と、株式投資拡大の正当性を主張する。だが、昨年4月までGPIFの運用委員会委員を務めた慶応大の小幡績准教授はこう批判する。「年金資金の持ち主は国民。その国民がハイリスク・ハイリターンを求めたいと決め、株式割合の増加を政府に求めたのであれば問題はありません。しかし、政府が国民のリスク許容度を確かめず、運用方針を根本的に変えたのは、進め方として問題です。株価が下落した時に、国民がリスクを取りたいとは思っていなかったと反発し、その反動で急に株式運用を減らす、というように方針がぶれるのが最悪のシナリオ。運用としては最も危険なことです」

 GPIFは「運用実績に悪影響が出かねない」として株式の買い入れ額などを公表していない。このため、東証の投資部門別売買状況の中で示される信託銀行の売買状況で推測するのが通例。信託銀は年金資金の運用が主体だからだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長が解説する。「公的年金は下落局面で買い、下値を支えている。ただ、1万8000円を超えた後は数千億円単位の買いを控えています。資産全体に占める割合は現在、23%程度ではないか」

 みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは株高の要因として「各国の金融緩和策でグローバルな金余りが生じ、大量の資金が株式市場に流れ、ミニバブルの色彩を帯びています」と指摘。さらに日本の場合、公的年金に加え、日銀が金融緩和政策の一つとして実施している上場投資信託(ETF)の購入の影響もあると説明する。昨年10月末の追加緩和策では、ETFの購入をこれまでの3倍に増やし、年3兆円規模にすると打ち出した。「株価が下がると日銀がETFを買う場面が目立つ。これならば株価が下がる心配がなく、海外投資家らの買いを呼び込んでいます」と話す。

 問題は増え続ける日銀保有のETFの扱いだ。その残高は今年3月末時点で約4兆4835億円に達する。上野氏は「株価の下落で含み損となり、日銀の信用を傷付けかねない。かといって売る方針をアナウンスすると、株価下落を招く。結局、保有し続けるしかないのです」。株価を支える役目と引き換えに日銀もリスクを抱え込んでいる。

 株価をせり上げているのは官邸と日銀の一部による「チーム・アベ」と位置付けるのが同志社大の浜矩子教授だ。「チーム・アベは、公共財と言えるGPIFなどの公的年金を使って株高を演出しているだけ。国民生活に悪影響を及ぼしかねない『火遊び』をなぜ露骨にやれるのか」。倫理観の欠如をまず批判する。

 ミニバブルとも言える株式相場には、下落に転じるリスクも付きまとう。「チーム・アベは株式市場を喜ばせる政策に熱心ですが、日本株を買った外国人投資家は虎視眈々(たんたん)と売り抜けるタイミングを検討している。きっかけは金融政策の変更ではなく、外国人投資家が『このあたりで売り抜けよう』とマインドを変えることが暴落の引き金になるかもしれません」。「Xデー」は明日にも訪れるかもしれないと浜教授は危惧する。

 それでも市場や経済界には円安・株高の実現で「アベノミクスは成功している」との声が根強い。輸出中心の大企業や株などを大量に保有する富裕層は、確かに恩恵を受けた。企業の業績改善に対する期待も高まっている。だが実質賃金は下がり続け、景気回復の実感は薄い。「最も怖いのは、今の異常な株高が醸し出す偽りの浮かれ気分に国民が引き寄せられてしまうことです。超低金利の中で生活防衛のために株に手を出した人たちが損を被ることが一番の悲劇なのです」

 チーム・アベは、魔法のかけ方は知っているが解き方は知らない「魔法使いの弟子」ではないか−−。浜教授はそう問い掛ける。円安や株高が過剰に進行したり、一気に逆方向に転じたりした時に、素早く、そして適切に事態を収拾する政策を持ち合わせているのかという疑問だ。

 つくられた株高のメッキがはがれた時、ツケを払わされるのは年金資金などを頼みもせずに使われた国民である。

・ 日記 平成27年2月6日~

2015-04-13 21:18:04 | 日記
辺野古
海外の若者

4月12日。
沖縄の民意を無視して、強引に米軍施設を辺野古に移設しようとするアベシ政権・・・・・それに対して、沖縄に住んでいる海外の若者がインターネット等を使って、沖縄の現状を正しく海外に伝えようと動き始めています。ツィッターやフェイスブックなどを使って沖縄を応援すると言っています。
北欧4カ国の大使館実務担当者

そして、10日に北欧4カ国の大使館の実務担当者が、名護市役所や県庁を相次いで訪れ、米軍普天間飛行場の辺野古移設県内の政治状況について聞き取りをしています。名護市役所では稲嶺進市長と面会し、辺野古移設に関する市の状況や市長の政治姿勢について聞き取っています。

今回の面会に来たのは、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー各大使館の公使参事官や一等書記官ら実務担当者4人だそうです。国の経済は日本より小さいのでしょうが、もの凄くまともな人たちですね。一方的な政府見解を流しているマスゴミの情報だけではなく、自分たちでその相手側である沖縄とも面談して情報を正しく判断しようとしている・・・・日本が正常な判断が出来る日はいつになるのでしょうね・・・・

選挙
選挙会場

4月12日。
今日は投票日。今回は北海道知事・札幌市長・北海道議員・札幌市会議員を選ぶ選挙ですね。北海道知事は自民党推薦の高橋知事とフリーキャスターであった佐藤のりゆき氏との戦いですが、自民党推薦の高橋現知事が確定したようです。官僚出身で、何でもかんでも政府と官僚の言いなりスタイル・・・・自分の意思は全くなしでも4選出来るのは、利権がらみの集団の飾り物だからですね・・・・

それにしても、このレベルの知事が選挙で勝てるには、よほど有権者の問題意識が無いがために4選もしてしまうのでしょう。最近、刺殺された石井項紘基元衆議員の本(日本が自滅する日)を読んでいますが、凄い人がいたんですね。ここまで、日本国を心配し、国民の事を思って戦い続けた意志の強さに驚きます。それにしても、よく調べ上げたものだと思います。そして、日本が自滅する原因を突き止めるために、国会議員の調査権を十分に活用しています。彼が狙われるのも当然と思えるほどの凄さです。

官僚や政治屋、業界のシロアリたちは恐怖でしたでしょうね。それが故に亡き者にしようと企む奴らは出てくるでしょう・・・・・全て、データーを含めて分析をし問題点を掴んでいたようです。しかし、彼が刺殺された後を、民主党は継続的な調査・追求をすると言いながら、全く行動も起さずほったらかし・・・・・民主党というのは、どうにもならない奴らの集団ですね・・・・もっとも自民党はもっとひどい集団ですが・・・・・

本を読み終えたら、少しづつでもその内容をブログにアップしたいですね。官僚の酷さは想像をはるかに超えた領域までいっています。これほどまでひどい状態を一緒に作ったのが自民党の政治屋ども・・・・国民が立ち上がらなければ、これらを解決する方法は無いでしょう。国会では全く無理です。泥棒に金庫の番をさせるようなもので、良くなるはずが無い・・・・

タイヤ交換
ディスク

4月7日。
北海道もすっかり雪が無くなりタイヤ交換の時期です。夕方から始めたので気がつくと周りが真っ暗・・・・冬タイヤを外して夏タイヤを取り付ける時が一苦労です。多くの車はディスクローターからボルトが出ており、それにタイヤのホイールを着ければいいわけですが、私の車は逆になっています。ボルトをタイヤホイールを通してディスクローターに差し込まねばなりません・・・・

そのため、一か所にリードするためのボルト(写真の赤いボルト)を取り付けておき、その仮のボルトにホイールをはめ込みます。それが暗いためになかなかホイールの穴に入れることが出来ません。こういうことは明るいうちにしないとダメですね・・・・悪戦苦闘してなんとか交換を終了!

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

TPPがかなり進んでいるようですが、フィリピンのアキノ大統領は、TPP不参加の方針を表明しましたね。アメリカよりも中国との関係を重視すると言っています。また、中国が主導して作っているアジアインフラ投資銀行には、アジアの国ばかりでなく、欧州・アフリカ・南米など50各国が参加していますが、抜けているのはアメリカと日本だけ・・・・・

世界の流れが変わっている中で、アメリカにシッポをふってついていくアベシ政府はどうなるのでしょうね? 狂ったように戦争のできる国を作ろうとしたり、世界から笑われているアベノミクスや福島原発事故のアンダーコントロール? このキチガイをいつまでものさばらせておく国民・・・・気がつけば、日本はアメリカの企業の一部門になっているかもしれないですね・・・・

カゴメのトマトジュース
カゴメジュース

3月30日。
「南相馬市の大田工業用地に、地域農業再生を目指したトマトの大規模植物工場を建設する」という記事が福島民報にでています。福島第一原発から21キロのところです。20キロ圏から外れていると言えども、福島で栽培されるトマトをカゴメが全量買い取り、ジュースにするようですので、驚きとしか言いようがないですね。どれだけ放射能を浴びているトマトなんでしょう? カゴメは津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金などで自己投資金額を押さえ、尚且つ、風評で安くなったトマトを買いたたいて原料費を安くし利益を出す魂胆ですね。ただし、そのトマトジュースを飲んで内部被ばくになった人には、なんら責任は持たないのでしょう。

カゴメって良心的な会社だと思っていましたが、ここまで国民の健康を気にしない会社だとは・・・・ちょっと驚きです。政府のいう「100ベクレル/キロ」を下回るのでしょうけれど、その基準自体が高く設定しているだけで、過去に内部被ばくを経験しているチェルノブイリをみれば、一目瞭然でしょうに・・・・・

カゴメのトマトジュースを製造するアグリ社の社長を務めるのは、元東電執行役員で同市小高区出身の半谷栄寿氏(61)。「最大の目的は事業を通じた農業経営者の育成。復興に貢献したい」と話していますが、そんな地域に農業をさせること自体が問題でしょうし、復興に貢献するどころか、政府と東電に加担して被害者を単に増やすだけでしょうね・・・・・・官僚・政府・東電と同じで、筋の通らない論理で国民を馬鹿にしている。
こんな会社のジュースもケチャップもボイコットしなければ・・・・カゴメの商品不買運動を始めましょう!

洗面台の水漏れ
洗面台

3月22日。
昨日、洗面台の下から水が流れてくることを発見・・・・調べてみると、混合栓(お湯と水を混ぜる栓)を稼働させると、水が溢れてきます。恐らくゴムパッキンが痛んだので、それを取り換えれば済むだろうと思い、洗面台の下に潜り込みますがその部分が外せれません。寝転がった状態でなんとか部品をはずしパッキンを見ますが特別に痛んでいる様子もありません。

理屈が分からないので、メーカーの松下電器(現パナソニック)に電話をし、状況を説明して相談しました。すぐにその部分の分解図と部品番号の描かれた一覧表をファッスクしてくれました。その後再度組み立て直して水を流すと、以前より激しく漏れてきます。よく見ると、蛇腹ホースのつながりから漏れています。どうもおかしいので、良く調べ直すと、送られてきた図面とは違い、もう一つの部品がついています。その部分を分解すると、そこにはOリングがあることを発見・・・・・

昨日は、部品が無いので修理がでないため、今日は朝からホームセンターへ行きました。担当者の方と話していると、似たようなゴムパッキンやOリングはあるが、おそらく難しいでしょうとのことです。送られてきたファックスを見ている内に、指定番号の蛇腹ホースの一式があることが分かり、それを買ってきました。・・・・・自宅で取り付けると、水漏れはストップ! やはり考えていたパッキンでは無くて、蛇腹ホース内のビニールホースが劣化のためひび割れしていたことが判明。これで、2日ががりの修理が終了。自宅も建てて13年目に入るため、少しづつ手を入れるところが出てきているようでしね。

車の天井
天井

3月20日。
車が古くなってくると、いろいろな所の修理が増えます。2か月ほど前から、天井のビニールがはがれ初め、いまは全面が垂れ下がっています。運転席に座ると頭に垂れ下がったビニールが触りわずらわしくなります。先日、ディーラに直すようにしてもらうため金額を聞くと、およそ10万円ほどかかると言われ、これは自分でするしかないと思っていました。

初めは、天井を剥がして両面テープで張り付けようと考えたのですが、片方が恐らくあらい遮音材で、片方がビニールとなると、その両方を強力に貼り付ける両面テープは見つかりません・・・・たまたまホームセンターに行っている時に見つけたのが、建材コーナーでガラスなどの淵を押さえるもので、ある程度硬さがあり少し湾曲させることもできる物でした。

一本だけでは強度が出ないので、2本をかみ合わせ1本にしてそれを対にしたものを2組作り、天井に取り付けてみました・・・・・・真ん中の一か所だけを押さえたのですが、とりあえず頭にビニールは落ちてこないのでこれでOK! 金額にすると千円以下で出来ました・・・・・
後は、走っている最中に落ちてこないことを願うばかりですね。

放射能拡散
常磐道

3月14日。
今月初めに常磐道の浪江ICから常磐富岡IC(14.3キロ)が開通しています。福島原発事故で避難指示区域(絶対に入ってはいけない地域)を通過します。事故を起こした福島原発から20キロ圏内を通過している訳ですが、その地域の約40キロを通る道です。

ソビエトでは軍隊が、絶対に人を寄せ付けないために警戒している地域。アメリカでは軍隊でも近づかない地域・・・・・日本では一般人の自動車を通過させている? 世界では絶対にあり得ないことを平気でする国ですね・・・

写真では高速道路わきに線量計があり、5.3マクロシーベルト/hとなっていますが、年間線量に換算すると46.43ミリシーベルト・・・・・・まさに入ってはいけない空間線量です。世界の基準は年間1ミリシーベルトが上限。日本政府は基準値を勝手に変えて、年間20ミリシーベルトまではOKとしたいようです。世界の常識は日本非常識・・・・・

確定申告
3月13日。
仕事場での内装工事の立ち合いを昼過ぎまでに終了させ、その後急いで自宅に戻り確定申告書を作成しました。大枠は前日までに出来上がっているものの、修正をかけたあとに印刷が出来なくなっています。昨夜はいろいろな方法で印刷をしようとトライしましたが、どうしても無理だと諦めました。

今までは手書きで作成していましたが、昨年からパソコン用にソフト入れて使い始めました。昨年は初めてでしたが、何とか確定申告書を作ることが出来ましたが、今年は最後にデーターの修正をした後、全く印刷が不可能となりました。こうなると素人は何の手立ても無い・・・・・メーカーの方に電話を入れましたが、さすが確定申告の締め切り間近のため中々つながりません。

一時間ほど待っているとやっと担当者が出てきました。昨日の状況を説明すると、一度パソコンを再起動するように言われます。その後、スタートメニューから指示された通りにクリックしていき、指定されたところを削除し、再度画面に戻り印刷をかけるとスムースに印刷されました。さすがプロですね。

やっと、出来上がったと思い必要な添付書類を貼り付けようと準備をしている時に、国民健康保険と介護保険の証明書がありません・・・・・あわてて区役所に問い合わせをすると、こちらで発行します・・とのことです。保健証の番号を伝え、証明書を作っておいてもらえるように依頼・・・・・区役所の窓口に行くと、もう書類は出来上がっておりすぐに手渡してくれました。

毎年、取りに来るのは大変なので、何か方法は無いかと聞くと、事前に電話をくれれば郵送します・・・とのことです。それなら、必要な人には自動で送る仕組みを作ってくれれば助かりますね。生命保険でも地震保険でも民間会社では、年末に自動的に送ってきてくれます。この辺が役所仕事なんですね。役所の考えるサービスとは、駐車場に係員を立てるなどの税金の無駄遣いをサービスと勘違いしていますね。顧客にとって何が便利であるかという発想は全くないのでしょうね・・・・・


祈りにも悲鳴にも異なる歌声
3月12日。
昨日で震災から4年が経つ・・・・
ネット上に「祈りにも悲鳴にも異なる声をあげて、今すべてが止まるようにと願いを心から言った」という動画[閲覧注意]があります。あの悲惨な状況を忘れないためにもここに載せておきます。

未だに22万人の人達が仮設住宅に住んでいるという・・・・旧ソビエトでもチェルノブイリ原発事故に対して、全住民を新しい土地に移動させ、住居も車も依然と同じ生活の状態を復元するのに1年の期間で実施した。更に、病院での検査を無償で生涯にわたって続けているそうである。

それに引き換え未だに、出来もしない除染という名目で莫大な税金の無駄遣いしており、内部被ばくによる将来に健康を無視した政策をごり押ししている。ただの津波による被害であるならば、誰もが思うように福島を含む被災地を復元するために協力を惜しまないだろう。それは日本人として当然の事であり、誰も反対する者はいない。

しかし、津波の被害と同時に原発事故が発生したために、放射能汚染という異常事態が発生した。これによって国民の健康を含めた未来を全て狂わせてしまった。この問題を政府は、津波の人道支援とごちゃ混ぜにして、原発事故は無かったものにしようとしている。「食べて応援」というキャンペーンがあるが、福島の復興に貢献しようという事と、福島の汚染された食材を買って食べようは意味が違う・・・・

一番気にかかるのは、日本の将来を背負って行くべき子供たちの健康である。食物による内部被ばくは長い時間がかかるため、政治屋・官僚・東電は知らん顔してこの時期を通り越そうとしている。チェルノブイリでも1986年に原発事故が発生してから20年から25年経ってから、当時生まれたばかりの子供が成人し結婚する訳だが、多くの人は不妊や死産で苦しんでいる。同じことが日本で起きた時には、もう手遅れである。


クリミアには戦車も飢餓も無い
鳩山元首相

3月12日。
鳩山元首相がクリミアに行っているニュースが流れています。日本政府は問題だと騒いでいますが、彼が自分の目で見た事を事実として確認しいていることは素晴らしいですね。嘘しか流さない日本政府やマスゴミよりよほどまとも・・・・・

もともと宇宙人かと思っていましたが、意外と全体の流れを見る目はありそうですね。以下に「ロシアの声」に書かれている記事を転載します。


11.03.2015, 15:30
鳩山元首相「クリミアには戦車も飢餓もない

クリミアを訪問中の鳩山元首相は、西側のマスコミが公言するような戦車も飢えた市民も市街地には見られないと語った。
鳩山氏は、クリミアに来てたった2日目ではあるものの、クリミア市民が十分に幸せであり、平和な生活を送っている様子をこの眼で見ることができたとかたっている。

鳩山氏は、ロシア編入を問う選挙がなんらかの武装した作用を受けて行なわれたのではなく、自らの期待に結びついてのものだったことはあまりに明白と、語っている。また市街地には戦車はなく、西側のマスコミの情報が一方的に偏ったものであることも指摘されている。

鳩山氏は、クリミア半島での平和で幸せな生活を確認でき、喜ばしく思うと語り、自分たちのマスコミがクリミア情勢について偏った報道を行なうことを非常に恥ずかしく思うとともに、事実全てを伝える勇気を持たねばならないと付け加えた。

鳩山氏はヤルタ訪問で、ロシアに新たに加わったクリミア共和国と日本との間の文化、人道交流の発展につくす覚悟だと述べ、文化交流、人的交流のおかけで政治問題解決をも含む条件を生み出すことができると信じたいと祈念した。



ANAの旅客サービス担当

3月10日。
昨日、ANAのサービス担当者から、今回のトラブルに対する改善の報告がファックスされてきました。中身を見ると何とお粗末・・・・・

1:「航空券がスムーズに発券できなかった」件に関しては、「ANAとハワイアン航空の本部契約先への報告並びに可及的速やかなシステム改修の実施をいたします」と書かれています。
何のことは無い、「必要部署へ連絡して、急いで改善します」と言っているだけで、具体性が無く実施する計画性や実効性も疑問です。要するに「頑張ります!」と精神論を言っているだけで、いつまでにどのシステムどのように変更するかは分かりません。これは、改善はされないですね・・・・

2:「ハワイアン航空の責任者が速やかに対応できなかった」件に関しては、「今後は事の重要性ならびに優先順位を執拗かつ丁寧にハワイアン航空に伝えてまいります」と頓珍漢な返答です。
責任者が対応するとは、「通常の業務で進めることが出来ない時に、上司の権限で通常のルールを変えてでも実施する」ことです。それが責任者と話をしたいと言っていた理由で、ANAはハワイアン航空に伝えれば終わりと思っているところに違いがあり、話のつじつまが全く合わない・・・・

今回のトラブルで、翌日連絡の来たANAのサービス担当者へは、明確に3つのポイントを伝えています。
1:発券が出来なかったことに対して、具体的にどのように改善するか。
2:千歳空港の窓口だけでなく、ハワイアン航空の全ての窓口で同じことが発生する可能性があるので、どのような教育をすることで対応するか。
3:責任者が緊急事態の問題に対して、どのような権限を持って対処するのか。

の3点をわざわざ教えているのに、戻ってきた回答はあやふや・・・・・
もっとも、サービス担当から連絡があった際に、立場を確認したところ「課長」であると言っていました。正直な話「無理だろう」と思いましたが、とりあえず対応させましたが、結果はひどいものですね。
上記の3点を、責任を持って実施するには、企業の「仕組み変更」と「多大な費用」を発生させる必要があり、ただの課長職レベルではできるはずが無いでしょう。最低でも「部長職」あるいは「平取」クラスでないと、まともな判断し実行することにはならないですね。

ですので「責任者」を呼ぶように言っている訳ですが、最初に出てきたカウンター窓口のマネジャーも、今回連絡をくれた課長もそれだけの権限も権力も無い人で、自分では「責任者です」といっているだけ・・・・日本政府のアベシと同じレベルですね。「全ての責任は私にあります・・・・」といいながら何もしない・・・・・
飛行機という権利を持っているだけで利益を上げている会社では、まともな組織人は育たないのかもしれませんね。

かなり以前に友達がホンダのレジェンドで旅行中に車が故障をした際には、ホンダの本社から役員が来て話をし、翌日には全国紙にリコールを発表した記憶があります。まともに大きくなる企業は、組織の人材が違うのでしょうね。

車検
車検場

3月9日。
今日は、子供の家族がハワイに行っているため、使っている車の車検を代わりに行きました。仕事を11時までに終わらせ、子供のマンションに車を取りに行き、車検場に着いたのが12時前。すぐに、自賠責保険を入りに隣のビルへ・・・・・戻ってから書類を書いて確認をしてもらい、その後重量税や手数料を払うため印紙を買いに行くと昼休みでクローズ。12時45分に販売が始まるので、少し並んで待っていると、やっと販売開始です。全ての書類を揃えて窓口へ・・・・・・問題が無いため、1時頃には車検のために車を列に並べます。

列の後ろに並んでから1時間半ほどで、自分の番が来ました。
ウインカーやブレーキランプ、ハザードランプなどの検査の後、排気ガス検査を・・・・その後、横ブレ検査をしてライトの検査・・・・・左側のライトの前に機械が移動してきて調べ始めます。どうも時間がかかります。またやり直して調べますが時間がかかっています。ややして右に移動して調べるときは短時間で終了です。前に移動し書類を提出すると、検査員の人が「左側のライトの照度が上がらない・・」といいます。一通りの検査を終えた後、ライトの照度を修正して午後4時までに戻ってくるように言われました。

検査場を出たのが3時過ぎです。修理して戻るまで1時間弱です。急いでディラーを探して飛び込みます。状況を説明しますが、何かもたもたしています・・・・時間が無いので直せるのかどうかを質問すると「できません・・・・」といいます。あわてて、次のディーラーを探して飛び込みました。
そこでも、訳の分からないことを質問してきます。「照度が上がらない・・」の意味が分からないといいます。その内に「バルブが問題か電圧が問題か何が問題か・・」と聞いてきます。あきれて「それが分かれば、わざわざディーラーに車を持ってこないでしょう。」というと、とりあえず見て見ましょうと車まで来てくれました。

ライトを見ながらいろいろな事を言います。「すぐには見ることが出来ません。30分ほどお待ちいただくと調べられます。」・・・・・午後4時までに修理して戻りたい旨を再度話しますが、のれんに腕押しの感じです。仕方がないので「左のライトのバルブを交換してください」とこちらから指示します。少し待ってくださいとの事なので、ショールームで待っていると、「純正品でないバルブがついているので、片方だけ純正品を付けると車検に通らない」と言ってきました。

それでは左右とも取り換えると24000円だねと言うと、それに工賃が1個6000円かかると言い出しました。そうすると、電球バルブ交換だけで36000円・・・・・・・・
これは無理と思って帰ろうとすると、今回は特別に電球バルブ代だけでよろしいです・・と提案されたので、交換してもらいました。

交換してすぐに車検場へ・・・・4時少し前で締め切りに間に合いました。また、最後列に並んで検査が始まったのが5時頃です。なんとかOKをもらって、事務所窓口に書類を出して車検証を発行してもらいました。結構大変な一日でした。ヘッドライトは純正品か、それと同じ能力のものを取り付けないと車検は通らないようです。

ハワイアン航空
千歳国際空港

3月7日。
昨日は、孫の家族がハワイに行くため見送りで千歳空港まで・・・・。初めての国際線のロビーに行きました。広くは無いけれど、関西空港の小型版のような感じでした。午後6時前に到着して、ロビーで待っていると手続きが始まりました。親が手続きをしている間、孫たちのおもりです。しかし、その手続きがなかなか終了しない・・・・・

気がつくともう午後8時過ぎです・・・・2時間たっても手続きが出来ない? あまりにもおかしいのでカウンターに行き、状況を聞くと2歳前の孫の発券が出来ないと言います・・・・そのできない原因が分からず2時間も待たせている・・・・・通常であれば、カウンターでの手続きを終わらせてから、みんなで夕食をして見送っていました。しかし、今回は延々と待たされるだけで、食事もできない。1歳半と2歳半の孫も食事を取らせれていません。

これは無理だと思い、責任者を呼ぶように言いますが、出てこない・・・・・発券の手続きをハワイ本社としているので、今カウンターの方に来ると手続きが止まってしまう・・・と言います。
最終的に午後8時半頃にやっと搭乗手続きができ、チェックイン搭乗口に入っていきました。

見送った後に、先ほど出てこなかった支店長を呼びますが、最初に来たのがカウンターのフロアーの責任者が来て謝ります。別に謝ってほしいわけではなく、なぜこれほどに遅くなったのかを説明するように言いますが、相と変わらず「ごめんなさい」「すみません」の言葉ばかり・・・話にならないので、支店長を呼ぶように要求します。

やっと出てきたハワイアン航空の支店長も「申し訳ありません」「すみません」の言葉しか出てきません。状況を説明するように求めていることにたいして、言い訳と詫びの言葉だらけ・・・・・
仕方がないので、アカウンタビリティとデューティの違いを説明し、責任者としてきちんと説明するように求めました。責任とは自分自身が不利益な立場になっても構わないと宣言していることで、ただ単に「ごめんなさい」「すみません」というのはデューティ(義務)のレベルで責任とは無関係であると伝えましたが、良く理解がでいないようです。

ハワイアン航空の支店長に発券が出来ないと分かった段階で、どうしたのかを問うと、横にいて最初来たカウンターの責任者が、それについては私が説明しますと言います・・・不思議なのでなぜかを聞くと、ANAの方でハワイアン航空の委託を受けて発券業務をしているとのことです。そこで、ANAのマネジャーに聞くと、その発券の方法を知るものがいない?・・・と話し始めました。発券の手続きが出来るものがいなくて、分からないためにただ単に待たされただけでした。

そこで、担当者が出来なければ、なぜ上司の責任者が代わって手続きをしなかったのかを問うと、その責任者は指導するだけで、発券はしないと言います?????? 通常の事態ではないので、担当者が出来ないのであれば責任者が代わってでもするのが当たり前でしょうと話すと、責任者も発券する技術が無い・・・と言います。

驚きですね。ANAの教育レベルはこんなものなんでしょうかね?・・・そこで、通常の方法ではそのシステム上発券できないのであれば、責任者が違う方法で、例えば手書きのでもいいし、搭乗券無しでも搭乗させ、あとで処理をすれば良いだけなのが、それもしようとしない。責任者は作業は行っているものの、全く責任のできる判断も行動もできない・・・・・・

余にも不思議なので、ハワイアン航空は千歳空港だけなのかを聞くと、日本には数カ所あるといいます。その数カ所ある中で千歳空港にだけ技術レベルの低い人たちが揃ったのかと聞くと、そうではないと言います。という事は、ハワイアン航空のカウンターを委託しているANAは、どこの空港でも同じことが発生する可能性が大と云う訳です。

これ以上、話しても何ら納得いく説明はされず、今後の解決策も聞けないので、上司に報告する内容をファックスするように求め帰ってきました。結局、食べるところは無いので札幌まで高速道路で戻り、国道沿いの食堂で遅い夕飯を食べました。今後、ANAはどのような対応をするのでしょうね・・

ベンツGLA試乗会
GLA

3月1日。
今日はベンツのGLA250が試乗できると宣伝していたので出かけてみました。会場につくと入口にブルーのGLAが飾ってあります。近づいて中を覗いていると、ベンツの方が試乗してみませんか?と声をかけてくれました。もともとそのつもりで行ったので、必要な手続きをして駐車場へ・・・・・

6台ほどの試乗車が並んでいました。次から次へと発車していきます。運転席に乗り込んで説明を聞くと、シフトの操作を教えてくれます。ハンドルの右側に飛び出ているポールを下に押し下げると「P」にシフトし、もう一度押し下げると「D」に入ります。解除するにはポールの先端についているボタンを押すと初めに戻ります。

早速スタートして試乗です。ウインカーは左なので問題は無し。公道に出て加速しますがスムーズに加速してくれます。210馬力くらいなので一般道では問題の無いパワーで、シフトのつなぎもなめらかでショックは感じません。途中でパドルスィッチに切り替えましたが、これは変則がスムーズではない。ハンドリングも素直に反応してくれるのでいいですね。ブレーキングもしっかりしています。

試乗距離は4キロほどなのですぐに終了しました。その後、プロのドライバーが運転席に乗り、雪道の悪路を飛ばしますが、ショックアブソーバーが良く、しっかりと衝撃を吸収してくれハンドリングも悪路にとられることも無いようでした。悪路から出て雪道のスラロームをしますが、スムーズに右左と滑ることもなくラインを通り抜けます。

簡単な試乗でしたが、パドルスィッチ以外は問題を感じなかったものの、何か気持ちをグッとひきつけるる魅力に欠けていました。以前に乗ったことのあるAMGのSタイプやAMGのC550の記憶があるため、どうしてもレベルが違いすぎるのが新鮮さを感じないのかもしれないですね。

〆張鶴大吟醸
〆張鶴

2月28日。
酒の好きな友達から日本酒が送られてきました。入院しているのを知って、退院に合わせて送ってくれました。ありがたいですね。開けてみると私の大好きな「〆張鶴」です。吟醸酒の中で一番このお酒が好きかな・・・・新潟に住んでいた時にも、万寿と八海山大吟醸とこの〆張鶴大吟醸を揃えて飲んでいました。万寿と八海山大吟醸は年に2回作られますが、この〆張鶴大吟醸は年に1回のみの製造なので、手に入りにくいお酒ですね。

新潟ではお酒は、いろいろなメーカーを揃えているのは珍しく、万寿はその系列のお酒しか置いていませんし、八海山も同じでそのメーカーのお酒しか置いていません。しかし、いつも通る裏道で白根付近にあった酒屋は、いろいろなメーカーのお酒を揃えていました。しかも、酒屋としては珍しく、奥の一角がガラス張りで仕切られ、中に入ると温度管理がされています。丁度ワインを管理していると同じ状態を、日本酒でしているお店でした。

偶然通りかかって見つけたお店でしたが、それ以後はいつもそこで買うようになりました。そこには越の華の大吟醸も置いてあり、当時「大吟醸 しずく」が初めて売り出されたところで、飲んでみてそのとろりとした旨さは驚きで忘れられないですね。お酒を飲みながら当時の事をいろいろと思い出しました・・・・・・・

自己負担限度額

2月25日。
先々週に排尿が出来なくなり夜中に病院で対処し、先週入院という事になりました。しかし、入院の前日にも排尿が出来なくなく、夜中に緊急で病院へ行き処置してもらいました。そして入院し、手術の前日にまたもや同じ状況に・・・・・・大変な1週間でした。

病院と言えば、国民保険を使っている人は「自己負担限度額」があり申請すれば、入院・手術にかかった費用の一部(所得によって変わります)を支払えば良いようになっています。良いシステムですね・・・しかし、使ってみてわかることはやはり役人が作ったものだと気づきます。

例えば手術・入院費が11万円かかったとして、自分の支払限度額が57600円だとすれば、単純に考えて、57,600円だけを払えば済むと考えます。しかし、ここに入院日によって、金額変わる仕組みがあるのです。単純に言って、同じ月に入院し退院すれば、上の計算が成り立ちます。しかし、入院と退院が2ヶ月にまたがった場合は、月末ごとに計算するので違った支払いになります。最悪は全額自己負担となります。

例えば1月に入院し2月に退院した場合で、1月の支払金額が55,000で2月の支払金額も55,000円だとすれば、どちらの月も自分の支払負担限度額より低いので、全額個人持ちです・・・・・・おかしな仕組みですよね。入院する時は緊急で入ったり、病院のベッドや手術の都合で日にちを決められるので、必ずしも同じ月に入院し退院できるとは限りません。それにもかかわらず、入院日によって個人負担が変わってくる・・・・・・

これも問題ですが、TPPが確定するとこんなレベルの問題では無くなりますね。下手すれば国民皆保険そのものが消えるかもしれないですね。アメリカのように・・・・・手術も金が無ければ受けることことが出来なくなる・・・・・貧乏人は戦争に駆り出されるか、国内にいても病院に入院できなくなり対処がされない・・・・・その上、遺伝子組換え食品を食べらされ、放射能まみれの食材を食べさせられ、壮大な人体実験の日本列島・・・・その上、放射性物質の最終処分場になってしまったら、どうなるんでしょう? やっぱり日本脱出がポイントかも・・・・

バレンタイン
チョコ

2月15日。
昨日は孫が遊びに来てチョコレートをプレゼントしてくれました。腰痛が酷いのと膀胱にカテーテルを入れているため、ソファで寝た状態のところに、2歳前の子が「じいちゃん・・・」といって渡してくれました。2歳近くになると少しづつ話し始めています。こちらの言う事は分かるようになってきているものの、本人の言葉で意思を伝えることがほとんどできません。どこかに行きたいときは、「う~ん、う~ん・・・・」と言いながら手を引っ張っていきます。

孫からのチョコを見るとスイスのもので、原料はまともです。それに引き換え日本でのチョコは、果糖ブドウ糖液を始め着色料など身体によくない物がたくさん入っています。形もスイスの物は、非常にシンプルで同じ形の物ばかりですが、日本製は見た目はいろいろな形をしており、楽しさはあります・・・・・でも体い悪いものがたくさん入っているので、食べたくはないですね。

緊急病院
夜間病院

2月13日。
昨夜から今日にかけて病院に行ったり来たり・・・・・
昨日、夕方6時ころにトイレに行ったところ全く尿は出ずに濃い血の塊が出てきます。しばらく排尿を頑張りましたが尿意も無くなりました。その後、9時ころに同じような状態が発生・・・・3回目の11時頃にまたトイレに行くと排尿されません。これはおかしすぎると手術をした病院に連絡をしたところ病院に来るよう指示されました。

夜中の12時過ぎに病院に着き処置室へ・・・・・尿道から膀胱まで管を入れて排尿させることになりましたが、管が入りません。以前に前立腺を切り取り尿道をつないだところが、狭くて固くなり管が入らないのです。先生はいくつもの太さの管を試したり、特殊な管を使ったりと悪戦苦闘・・・・・1時間ほど試して、これは無理と判断しました。残るはレントゲン室に行き、身体の内部をテレビカメラに映しながらの処置をするしかないので、着衣を付けて移動・・・・・尿道からいくつもの管を入れようとしたため尿道が痛くて歩けません。それに先日からの腰痛も重なり、もう大変・・・・

やっとレントゲン室に到着したものの、そこからも小一時間かかり、やっと管が通りました。膀胱の中は血で汚れているため、幾度も洗浄し終わったのが午前2時・・・・・自宅に戻りベッドに入ったのが3時過ぎでした。また、朝から病院に行き今後の検討をした結果、再度入院し手術をして狭くなった尿道を切り開き、そこからカメラを入れ膀胱内を検査することなりました。出血している原因を調べないと手の打ちようがないので仕方がないですね。これで旅行は当面できなくなりそう・・・・・


札幌雪祭り
雪祭り

雪祭り

雪祭り

2月11日。
今日で札幌雪祭りも終わりなので出かけてきました。数日目に温度が上昇したため道路はつるつるでしたが、会場の道は砂がたくさんまかれており、滑りにくくなっていました。北海道以外から多くの方が見に来ているので、転倒事故が起きないように主催者側も気を使っているようです。雪祭りもそれぞれの雪像の前で、いろいろな催し物をやっています。孫たちと一緒なので演劇のしているのを見ていました。その他によさこいソーランを踊っている所や合唱を聞かせているところもあります。最後に見たのが、最近はやっている壁面にプロジェクターで光を当てて楽しむものなどもありました。昔の雪祭りと違い、だんだんといろいろな楽しみ方が増えてきました。

誕生日会
ベニチアンシャンデリア

2月10日。
今日は家族の誕生日会でレストランに行きました。誕生日の人が肉が好きなので焼肉屋を探していましたが、良いお店を見つけて予約を申し込んだところ満席で断られました。その後、和食のお店を探しましたがそこも満席・・・・今度はイタリアンのお店に連絡しても満席・・・・・最後に見つけたイタリアンに連絡すると、丁度6人席が空いているので予約できました。

夕方、お店に行くと天井に良い感じのシャンデリアがあります。気になるので聞いてみるとベニチアンガラスでつくったシャンデリアです。最初に出てきたスープがゴボウのスープ。香りも味も良い。いくつかの料理が出てきましたがどれもまともな料理です。ワインもしっかりしたものが置いてあります。2本目にイタリアのバローロを注文。昔、バローロのシャトーに行った際に、蔵を見学をした後に試飲室で飲んだことを思い出しました。これは良いお店を見つけました。何軒か断られましたが、このお店は素晴らしい・・・・素晴らしいのは料理だけではなく、オーナーの気づきが高いレベルです。子供連れですが、非常に細かいところまで気を使ってもらいました。

乾杯する時に、5歳の子にも大人と似たようなシャンパングラスを用意してくれ、一緒に乾杯。子供のためにピザを頼みましたが、メニューになかったにもかかわらず、こちらの注文通りにピッザを焼き上げ、子供用に早めに提供。2歳の子が歩きはじめると狭い店内なのでテーブルが顔にぶつかるため、テーブルの角にスポンジを張ってくれました。普通ならば満席で子連れは敬遠されますが、気持ちよく食事ができるように気遣いがあります。

シルバーもよく見ると本物の銀製を使っていました。ちょっと驚きですね。しかも料理ごとにシルバーを交換してくれます。メイン料理に羊をお願いしましたが、焼き加減も良いのですが、塩がおいしい。シェフに聞くとチェコのお肉に、塩はベルギーの岩塩を使用していました。道理でおいしいはずですね。前菜に出たテリーヌもニシンとブロッコリーを使ったもので、これも美味しかった。スパゲッテイは完全にアルデンテ仕様。トマトソースがしっかりと作られています。今日は本当に良いお店に行けました。


腰痛
2月9日。
先週の火曜日に仕事場で雪投げ(除雪)していて腰を痛めました。腰を痛めることは今までもあったことですが、今回の場合は、その酷さと期間の長いことに驚いています。ベッドに寝ていて腰を横に1センチも動かすことが出来ません。ベッドから起き上がるにしても、足をベッドの下に落としてからその重みで体をずらし、少しづつ体を起こすしか方法がありません・・・・・ベッドから起き上がるだけで10分くらい・・・・・

歩くにしても何かに少しでも捕まらないと進めません。結局火曜日の夜に寝込んでから土曜日まで動けず。土日で少しだけ動けるようになって、今日は仕事に出かけましたが、晒(さらし)をギッチリ身体に撒いて出かけました。当然腰を曲げることが出来ないので、仕事もはかどりません・・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・・・
タクシー

仕事場の前の道路に大きなくぼみがあり、お客様を載せたタクシーがはまっていました。腰が痛いので押してあげることもできず見ていましたが、驚くほど運転の下手なドライバーさんでした。一般の車もたくさん通るのですが、皆さん上手に避けて通り、穴にはまる人は誰もいません・・・・・それをお客様を乗せたタクシーが、その穴にはまるなんて考えられないですね。通り越せたとしても、乗っているお客さんはひどい上下動のショックを受けるはず・・・・

穴にはまってスリップしたら、いくらエンジンを吹かせても抜けられません。逆に穴を深くしてしまい抜けにくくなります。なのに目いっぱい吹かしては、降りてきては覗き、また車に戻っては吹かしての繰り返し・・・・・・その内にスノーヘルパーを出してきたので、これで大丈夫と思ったけれど、見ていたらこれもダメ・・・・・今度はスコップを出してきたけどただ突っついているだけで、タイヤが抜けやすいようにしていないのでこれも失敗・・・・・

15分くらい頑張っていたけれど、あきらめて会社の他の車を呼んでいました。車の扱いの下手な人は良く見かけますが、プロの運転手であのレベルはちょっと驚きでしたね。終いにはこの地域の道路が悪いと、お客さんに説明していました・・・・・・

・ 東電・廃炉責任者が悲観的な見通しを語るも、NHKは国内では報道せず

2015-04-12 00:50:31 | 情報への反応


NHKは公共の電波であるにもかかわらず、広く中立の立場で情報を流していません。
福島第一原発の廃炉に関しての見通しを、NHKワールドニュースで流しているものの、国内には流しておりません。以下、Finance Green Wacthから転載します。



東電・廃炉責任者が悲観的な見通しを語るも、NHKは国内では報道せず(NHK:阿修羅)
4月 8th, 2015 | コメントは受け付けていません。
キャプチャNHK

nhknukeキャプチャNHKが、東電・福島第一廃炉推進カンパニー社長・増田尚宏氏に、廃炉作業の見通しについて
インタビューしています


「東電・廃炉推進トップが語る」 (NHKワールドニュース 2015/3/31)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/features/201503312108.html

以下、増田氏の回答を引用します。
—–(引用ここから)——

(Masuda)
We have no idea about the debris. We don’t know its shape or strength.
We have to remove it remotely from 30 meters above, but we don’t have that kind of technology yet,
it simply doesn’t exist.

溶融燃料についてはわからない。形状や強度は不明。
30メータ上方から遠隔操作で取り除く必要があるが、そういった種類の技術は持っておらず、存在しない。

(Masuda)
We still don’t know whether it’s possible to fill the reactor containers with water.
We’ve found some cracks and holes in the three damaged container vessels,
but we don’t know if we found them all.
If it turns out there are other holes, we might have to look for some other way to remove the debris.

格納容器を水棺にするのが可能かどうかまだわからない。壊れた格納容器3基にヒビ割れや穴をいくつかを
見つけたが、それで全部かどうかわからない。
ほかにもあれば、がれきを取り除く他の方法を見つけなければならない。

(NHK)
The government wants that work to begin in 2020.
I asked Masuda how confident he is that he hit the target. His answer was surprisingly candid.

政府は廃炉作業を2020年に始める意向だ。増田氏にそれについてどれだけ確信があるか尋ねた。
彼の回答は驚くほど率直だった。

(Masuda)
It’s a very big challenge. Honestly speaking, I cannot say it’s possible.
But also I do not wish to say it’s impossible.

それは非常に大きなチャレンジだ。正直に言って、私はそれが可能だと言えない
でも不可能だとも言いたくない。

(NHK)
I also asked Masuda what he needs most for the operation to succeed.

増田氏に、成功させるためには何が一番必要かと聞いた。

(Masuda)
That’s hard to say. but probably experience.
How much radiation exposure can people tolerate?
What kind of information do the residents in the area need?There is no textbook to teach us what to do.
I have to make decisions every step of the way.
And I must be honest with you I cannot promise that I will always make the right decision.

言うのは難しいが、おそらく経験だろう。
どのくらいの被ばく線量なら許容されるのか?周辺住民ににはどんな情報が必要なのか?
どうすればよいか教えてくれる教科書はない。
私は、ステップごとに決定を下さなければならない。
正直に申し上げて、私が正しい決定をするということは約束できない。

—–(引用ここまで)——

増田氏は、極めて悲観的な見通しを語っています。

NHKはこのインタビューを海外に報道したのに、国内では全く報道していません

国内の視聴者の受信料で番組を制作しているのに、都合の悪い情報は国内には一切報道しない
NHKは、東電の広報かと言いたい。極めて悪質な、ふざけた会社です。

受信契約を解約する人が激増しているのは当たり前でしょう。

http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/492.html