祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 橋下市長 ぶらさがり取材

2013-05-17 00:06:32 | 橋下徹 大阪市長
今、橋下大阪市長の発言でどこのニュースも大騒ぎです・・・・・2013年5月13日のぶら下がり取材の時の全文文字起こしがありましたので、問題の個所のやり取りを掲載します。
あちらこちらで、橋本市長の言葉尻をとらえて、悪意のある解釈を意図的に広めている報道会社が多くあり、その報道を聞いて、橋本市長を問題視する人たちがいます。5月13日の報道内容を見て、本当に問題なのか考えてほしいと思い、ここに掲載します。

記者 ーー おはようございます。

橋下 おはようございます。


記者 ーー 日経新聞さんを拝見しますと、参院選の公約案が出ていましたが、これは協議されたのか、あるいは????(聞き取れず)。

まだです。これからきちんと政調会で中身をつめていきますので、ええ。


記者 ーー 長距離弾道ミサイルの研究開発?????(聞きとれず)

まだ聴いていませんのでこれから。今週末くらいに政調会である程度方向性をあわせて行くそういう会議をやりますので。


記者 ーー とりあえず検討の対象になりうるという。

まあ、いろいろな議題をテーブルにあげるのはあたりまえのことではないですか? それをみんなで議論してどうするか決めればいいのですから。


記者 ーー 村山談話ですが、自民党の高市さんが侵略と言う言葉はどうかと批判的な事をおっしゃっていましたが、安倍首相も侵略についてはっきりと????(聞き取れず)ですが、植民地支配と侵略をお詫びするという村山談話については、

侵略の定義については学術上きちんと定義が無いことは安倍首相が言われている通りです。

第二次世界大戦後、事後的に、国連で安保理が侵略かどうかを最後に判定するという枠組みが決まりましたけれども、侵略とはなにかという定義がないことは確かなのですが、日本は敗戦国ですから。戦争をやって負けたんですね。そのとき戦勝国サイド、連合国サイドからすればね、その事実と言うものは曲げることはできないでしょうね。その評価についてはね。ですから学術上定まっていなくても、それは敗戦の結果として侵略だという事はしっかりと受け止めなくてはいけないと思いますね。

実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことは間違いないですから、その事実はしっかりと受け止めなくてはならないと思います。その点についても反省とお詫びと言うものはしなくてはいけない。

またこの立場は、ずっと週刊朝日や朝日新聞にたいして言い続けていますけども。自らの一方当事者が「もう終わりだ、終わりだ」といって時間を区切って終わりにすることが出来ないんですね。

それは時間が解決する。ようは相手方がある程度納得するまでの期間、時間的な経過が必要であることは間違いないです。だから、戦後60年経ったんだから、70年経ったんだから全部ちゃらにしてくれよってことを当事者サイドがいうことではないです。

これは第三国がね、まあアメリカや連合国の方が、また、まあアメリカもそりゃ損害もあったんでしょうけど、それでも第三者的な立場の国がね、「もういいんじゃないの」っていうのは、まあそれはいいんでしょうけど、当事者である日本サイドの方が「もう60年経ったんだから・・・70年たったんだからもうチャラだよ・・」っていうのは、これは違うと思いますね。

ただ事実と違う事でね、わが日本国が不当に侮辱を受けているようなことに関しては、しっかりと主張はしなくてはいけないと思っています。だから敗戦国として受け入れなくてはいけない。ケンカってそういう事ですよ。負けたんですから・・・・。

だからそれは当時の為政者に重大な責任がある訳です。負けたんだからね。そりゃ負けたらね、そりゃいろんなことを・・・・我慢ならんことだってねいろいろ言われることもあるけど。負けたってことはそういう事なんです。だから負けるような戦争なんかやっちゃいけないんです。そもそも戦争なんかやっちゃいけないけれども・・・・・。だから負けたってことをすぐさま捨て去れるような、そんな甘いものじゃないですね。けんかをやったってことは。

ただね、事実としては言うべきことは言っていかなくちゃいけないと思っていますから。僕は、従軍慰安婦問題だってね、慰安婦の方に対しては優しい言葉をしっかりかけなきゃいけないし、優しい気持ちで接しなければいけない。意に反してそういう職業に就いたということであれば、そのことについては配慮しなければいけませんが。

しかし、なぜ、日本の慰安婦問題だけが世界的に取り上げられているかというと、その当時、慰安婦制度っていうのは世界各国の軍は持っていたんです。これはねいい事とは言えませんけど、当時はそういうものだったんです。ところが、なぜ欧米の方で、日本のいわゆる慰安婦問題だけが取り上げられたかというと、日本はレイプ国家だと、無理やり国を挙げてね。強制的に意に反して慰安婦を拉致してですね、そういう職に就職業につかせたと。

レイプ国家だと言うところで世界は非難しているんだっていうところを、もっと日本人は世界にどういう風に見られているか認識しなければいけないんです。慰安婦制度が無かったとは言いませんし、軍が管理していたことも間違いないです。ただ、それは当時の世界の状況としては、軍がそういう制度を持っていたのも歴然たる事実です。だってそれはね、朝鮮戦争の時だって、ベトナム戦争の時だって、そういう制度はあったんですから。第二次世界大戦後・・・・。

でもなぜ日本のいわゆる従軍慰安婦問題だけが世界的に取り上げられているかと言うと、日本のは軍を使ってね、国家としてレイプをやっていたんだと言うところがね、ものすごい批判を受けている訳です。

僕はね、その点については、違うところは違うと言っていかなければならないと思いますね。ただ意に反して慰安婦になった方はね、それは戦争の悲劇の結果でもあるわけで、戦争についての悲劇の結果でもあるわけで、戦争についての責任はね我が日本国にもあるわけですから。そのことに関しては心情をしっかりと理解して、優しく配慮していくことが必要だと思いますけど・・・。しかし、違う事は違うと言わなきゃいけませんね。

それから戦争責任も問題だって、敗戦国だから、やっぱり負けたということで受け止めなきゃいけないことはいっぱいありますけど・・・。その当時ね、世界の状況を見てみれば、アメリカだって欧米各国だって、植民地政策をやっていたんです。

だからと言って日本国の行為を正当化しませんけれども。世界もそういう状況だったと。
そういう中で、日本は戦争に踏み切って負けてしまった。そこは戦勝国としては絶対日本のね、負けの事実、悪の事実という事は、戦勝国としては絶対に譲れないところだろうし、負けた以上はそこは受け入れなきゃいけないところもあるでしょうけど。

ただ、違うところは違う。世界の状況は植民地政策をやっていて、日本の行動だけが原因ではないかもしれないけれど、第二次世界大戦が一つの契機としてアジアのいろんな諸国が独立していったというのも事実なんです。そういうこともしっかりと言うべきところは言わなきゃいけないけれども、ただ、負けたという事実だったり、世界全体で見て侵略と植民地政策というものが非難されて、アジアの諸国の皆さんに多大な苦痛と損害を与えて、お詫びと反省をしなければいけない。その事実はしっかりと受け止めなければいけないと思いますね。

日本の政治家のメッセージの出し方の悪いところは、歴史問題について、謝るところは謝って、言うべきところは言う。こういうところが出来ない所ですね。一方のスタンスでは、言うべきところも言わない。全部言われっぱなしで、全て言われっぱなしって言う一つの立場。もう一つは事実は全部認めないという立場。あまりにも両極端すぎますね。

認めるところは認めて、やっぱり違うところは違う。世界の当時の状況はどうだったのかという、近現代史をもうちょっと勉強して、慰安婦っていう事をバーンと聞くとね、とんでもない悪いことをやっていたと思うかもしれないけど、当時の歴史をちょっと知れべてみたらね、日本国軍だけじゃなくて、いろんな軍で慰安婦制度ってのを活用していたわけなんです。

そりゃそうですよ。あれだけ銃弾の雨嵐のごとく飛び交う中で、命かけてそこを走っていくときに、そりゃ精神的に高ぶっている集団、やっぱりどこかで休息じゃないけども、そういう事をさせてあげようと思ったら、慰安婦制度っていうのは必要だということは誰だってわかるわけです。ただそこで、日本国が欧米諸国でどういう風に見られているかというと、これはやっぱり、韓国とかいろんなところの宣伝効果があって、レイプ国家だって見られてしまっている所・・・・ここが一番問題だから、そこはやっぱり違うんだったら違うと。


証拠が出てきたらね、それは認めなきゃいけないけれども、今のところ2007年の閣議決定では、そういう証拠はないという状況になっています。先日、また安倍政権で新しい証拠が出てくる可能性があると閣議決定したから、もしかすると、強制的に暴行脅迫をして慰安婦を拉致したという証拠が出てくる可能性があると。もしかすると、言い切れない状況が出てきたのかもわかりませんが、ただ今のところは、日本政府自体が暴行脅迫をして女性を拉致したという事実は今のところ証拠に裏付けられていませんから、そこはしっかりと言っていかなければいけないと思いますよ。

ただ意に反して慰安婦になった方に対しては、配慮しなければいけないと思います。認めるところは認めて、謝るところは謝って、負けた以上は潔くしないと。自民党だって、すぐ武士精神とか武士道とか持ち出すのに、負けたのにぐちゃぐちゃ言ったってしょうがないですよ。負けちゃったんですから、そこは潔く認めて・・・・。

ただ、いわれなき事実・根拠のない評価については言うべきところは言う。世界の当時の状況はどうであったのか、それも全面に持ち出してね。当時植民地政策っていうものがあった。あったんだけれども、日本は戦争して負けてしまった。その中で損害と苦痛を与えてしまったことについて、どう評価するのかということは、真摯に考えなきゃいけないし、反省するとことは反せしなければいけないと思いますね。


記者 ーー 先ほどの政策の話に戻ってしまうのですが、政策協議、今週・来週でとのことですが、エネルギー戦略会議の最終報告は一応今月末という事です。


ああ、そうですか。


記者 ーー エネルギーについては参考にするということ、最終報告については・・・・・


以下は別の質疑になりますのでカット・・・・・・


ツイッターで、原発事故の国会事故調査委員長の野村修也さんは次のように言っています。
今回の橋下市長発言を、明確にまとめています。私もその通りであると思います。

橋下市長の言いたかったのは、次のことではないか。
「第二次世界大戦当時、軍に慰安婦が必要だという許されない考えを持っていたのは日本だけではなく、世界中で見られた現象。にもかかわらず、日本だけが批判されているのはなぜか。理由をしっかり分析し、謝罪した上で、誤解に基づく批判には反論すべきだ。」




・ 大阪都構想

2012-04-29 19:19:16 | 橋下徹 大阪市長
花


大阪市長の橋本徹さんが進めようとしている「大阪都構想」とは、なんでしょうか。単純に、大阪府を東京都と同じレベルに格上げするものでしょうか? それとも大阪市議選に勝つために大阪市民を釣る餌なのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・
彼が、いろいろな形で伝えようとしていることを、簡単にまとめてみました。

橋下徹さんが提案する大阪都構想は、「体制の改革」「仕組みの改革」のようですね。
これは、今でも動いている体制を変えることです。なぜそんな大変なことをしようとするのでしょう?

最終結論としては、大阪の市民生活を守るために、本格的に仕事を取組み、まともな結果を出そうとしているという事です。一部の政治家(いやほとんどかな?)が、無責任な耳触りの良い政策(?)を掲げ、市民の恒久的で安定した生活を持続できることとは全く無縁な、いや、逆に悪化させさるような政治をしている者達とは別世界の人ですね。責任ある仕事(* 責任あるとは、それが実現しないときには、減給・降格・解雇等を甘んじて受けること。)をしようと思えば、本格的な問題認識が無ければならないし、その問題が大きければ大きいほど、基礎から手を付けなければ結果は出てきません。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の国をみると、大きな財政赤字を抱えていて、すべての政治屋は何ら解決策はなく、ただただ先送りしかできない・・・・・・しかも財政赤字を増加させながら・・・・・(自民党時代は、税収が50兆円に対し支出が80兆円ほどだったが、民主党になって、税収は減って支出は90兆円を超えている。今年度(2012年)の第1次予算は96兆円の支出・・・・)
経済の成長をさせるための意識も知識もない・・・・・・・
社会保障としての年金も、最初のスタート時点での約束(積立方式)と1970年後半以降の現状システム(賦課方式)とは、360度全く違うシステムになっているにもかかわらず、誰一人としてその責任を追及し改善できる政治家はいない・・・・・・(詳細は雑感 厚生年金保険制度回顧録
将来、いまの子供たちが自らの責任で生きていくための教育もできない・・・・・・・

1990年より前は、国内総生産(GDP)は世界最高、貿易も巨額の黒字、製造業の国際競争力は抜群。失業率も低かった。
1990年以降から現在に至る約20年間は、世界の主要国の中で日本は、経済成長率の最も低い国になっている。昨年は貿易も赤字・・・・・失業率も高い。
日本の経済は、1990年度の財政赤字は5兆6千億円。同年の財政支出の8.4%でした。
それに比べ2011年度の当初予算は、収入40.9兆円に対し総額支出92.4兆円・・・・赤字51.5兆円・・・・???????
更に2012年度予算原案は、総額支出は96兆円・・・・・・
この、支出の額に対して税収が半分しかないのは、徳川幕府末期の1860年代か、1940年代の敗戦時の時と同じ状況です。

いまの国としてのどうしようもない財政状況とそっくりな状況が大阪市にあるようです。
東京を中心にすべての機能が移転し始めるとともに、大阪地域の地盤沈下は始まった。経済だけではなく、教育も文化も後退したようです。大阪市は1988年まで28年間連続赤字を生み出し、89年が初めて黒字になったものの、2015年には財政再生団体に転落と言われています。

そしてこれらを解決できるのは政治家がまともな計画を立て、まともに実施していくしかないわけですが、計画は財政赤字を減らす事が出来ずにいます。その根幹が、「市役所公務員の組合」や「そこから押された市長」を中心として利権の獲得のためだけに夢中になる者が集まって市政を動かしているからです。当然、計画はデタラメ・・・・・いくら赤字でも税金をむさぼりつくしたいシロアリの塊が団結して大阪市を食い物にしています。必然的に、住民のために使われる税金が、違うところに行くため地域住民サービスは低下・・・・無駄な行政のため、大阪地域の経済成長に効率よく税金が使われず税収は減少。

これらを解決するために、分業のできる組織体に変更し、責任を負う範囲を明確にするため大阪都構想を掲げているようです。地域経済の成長をさせるためには、国レベルで官僚が政策を作っても難しいのです。戦後、全く何もない状態では中央集権で進むことが出来ました。しかし、今は札幌と大阪と沖縄では、その地域の経済を成長させる方法が一律ではありません。地域ごとの特徴を生かした戦略が必要となりますし、サービスも地域が求めるものは違い、中央の官僚ではそれを理解し政策を立てるのは無理です。

橋下徹大阪市長は次のように言っています。
今やろうとしている大阪都構想とは、大阪市役所権限のうち、都市間競争にかかわるものは大阪都へ、住民サービスに関することは、大阪24区を8つに再編した特別自治区へ渡す。同じように大阪府庁の権限も、大阪都に任せるものと特別自治区に委ねるものとに分ける大阪府と大阪市が今持っている権限と財源を再配慮することが、大阪都構想なんです。」

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、日本の成長をささえてきた規格大量生産(自動車・電気製品・光学機器等)は、中国や東南アジアの国々に技術的に追いつかれるようになってきています。もういままでと同じことをしても日本の経済成長はあり得ないという事です。現に先日発表された国内の主要電気産業は、昨年の経常収支が軒並み赤字でしたね・・・・
「ニア・イズ・ベター」と言う思想がアメリカやヨーロッパで進んでいます。より近くで決めたほうが良い・・という事です。そのため、まず、個人のお金を増やそう。次に市町村、身近な基礎自治体の権限と金を増やそう。次に広域自治体の金を増やそう。そして最後が国の金だろう。
この思想が行政機構改革の基本になって、世界中の都市間で競争が始まっています。東京・大阪の競争相手は、国内ではなく、ニューヨークでありロンドン、パリ、上海あるいはシンガポールなのです。

地域の住民が求める幸福の方向に向かって、都市を経営していかなくてはならない。
どこの国もその機能があまりにも大きく複雑になりすぎたので、中央にいる少数の人間だけで方向性を決める状態ではなくなっています。国の仕組みも分散し、国がしなければならない課題に集中させることが必要です。国がせねばならないことは、外交・防衛・通貨の発行・マクロ経済・高級司法などです。どれ一つとっても日本政府の対応はお粗末ですね。3月30日の各国首脳が集まって、北朝鮮の「人工衛星」を止める会議をしているのに、日本の首相のみが国内の増税を優先して、参加に遅れて協議に入れないとか・・・・・・田中国防大臣は、何をしたらいいのか全く分からずウロウロウロ・・・・・・・これで、北朝鮮からノドンでも打ち込まれたら、自衛隊は機能するんかい?・・・・

次に広域自治体(大阪都)が、都市間競争の中核になります。これは大阪市(260万人)レベルでは小さすぎます。世界の大都市のカウンターパート(対等な立場にある相手)になれるような大阪都を目指していく。台湾では2010年度に、県と市を合併させて新しい都市をつくりました。ロンドンでも33の区を一つにまとめた大ロンドン庁(グレーター・ロンドン・オーソリティ)を作りました。パリも4地域くらいを一つにまとめた大パリ構想があります。今の大阪市では、これらの都市と競争し、勝ち抜くには小さすぎます。

そして、広域自治体(大阪都)を作ると同時に、大阪市民の意思を組んだ基礎自治体をしっかり作っていく。最低でも東京23区に匹敵するレベル、あるいは中核都市並みの自治体、つまり東京23区よりもっと権限も財源も持った組織、意思決定機関を大阪市内に8つから9つ作る。この基礎自治体が、住民サービスをしていくことになります。この規模だと住民とフェイスツーフェイスで仕事ができます。今の大阪市(260万人)では大きすぎで、十分なサービスが出来ないのです・・・・・・・

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大阪都構想には上記の内容が基本にありますが、それを実現することが大切です。
民主党が、国民の票を大量に獲得して政権を取ったものの、実際に政権につくと、やることは目茶苦茶・・・・野党時代は、自民党のデタラメを追及していたものの、いざ自分たちが政権につくと、自民党よりももっと悪い状態です。あれだけ天下りを問題視していたのに、勝手に抜け穴を作って天下りのし放題・・・・・首相は財務省のいいなり・・・・・

これは、民主党だけの問題ではないでしょう。他の政党がやっても同じことです。その根幹的なところで、組織を動かす能力が全く無いからです。自民党などは、その能力がないどころか、官僚とつるんで利権獲得にアクセク・・・・・・だから、官僚が好き放題をして、あれほど官僚のみが有利なシステムに出来上がっているのです。官僚があれほど好き放題にできるのは、自民党が一緒につるんで利権獲得に走り回っていたからです・・・・
このマネジメント能力が、政治屋には全く欠けているので、官僚に良いように操られているのです。
国としての組織を動かせることができないのです。これは、一つには今の国会議員の能力にも問題がありますが、もう一つには、組織の分業の意味合いが全く分かっていないことが要因です。これは、民間企業でもきちんと解っている人は限定されると思います。世界中で、組織論は発表されていますし、勉強もできます。しかし、知識的に組織論が解っても、それを実務に落とし込める人はかなり限定されます。ましてや政治屋なんかは、そんな能力はありません・・・・・

以上のように、「意思の決定」を誰がするのか、そして、「目標に向かって組織をどのように動かし」、期限内にその「目標結果をきちんと出し」ていけるシステムの構築をしようと言うことが大阪都構想です。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「橋下 徹」氏が初め大阪府知事になったときは、今までと同じく芸能界で顔が売れて、立候補したんだな・・・位にしか考えていませんでした。しかも、弁護士であったとなれば、単純に「これは無理だ・・」と思っていました。しかし、彼が大阪府で知事として実績をあげ始めていくのを見て、不思議な思いを持ちました。なぜ大きな組織を動かして、成果を出しているのかが不思議だったのです。よく見ると、彼のしていることは、マネジメントそのものでした・・・・・。大学を出て、司法試験に受かり、弁護士になった人がマネジメントが分かるはずがないのに・・・・・でも、いろいろ読んでいる内に納得できました。弁護士の時代に、ある会社の役員を経験しています。おそらく、その時の社長なり、実質的に経営している人が、もの凄くまともな経営者だったんですね。そこで、橋本さんは組織の動かし方を学んだようです。

それと、彼の本質を見抜く力が凄い。起きている問題の、本質的な原因を推定できる能力が高いと思われます。マネジメントする人は、この観察力が無いと全くの無能力者になります。この本質的な問題を解決するために、組織を動かし結果につなげていきます。この時にマネジメント能力がものを云うのです。マネジメントする時、組織が大きければ大きいほど、組織論が大切になります。ものすごく多くの人々を一つの方向に動かすことが出来ねば、結果はついてきません。この辺は、多くの政治屋が「1対1」での誤魔化し論法で、まかり通る世界とは、別世界です。ですから、今回の様な大改革は、凡人の政治屋ではできません。

橋下さんが素晴らしいのは、上記のほかに「ディベート」する能力があることです。あれだけ、論理展開のできない役人や組合を相手に、きちんと時間をかけ議論を交わせることが彼の強みでしょう。これは、弁護士としての勉強の中で身についた能力だと思います。多くの人たちを、一つの方向に動かしていくには、相手がこちらの期待していることを、正しく理解することが必要となります。その時に、きちんと納得のできる論理展開が無ければなりません。議論する際、相手の言っていることを正しく理解し、それに対して、相手が分かり易いように、こちらの意思を伝える・・・・・これも、普通の人ではできる人は限られるでしょう。

そして、橋本徹氏がもっともすばらしいと思えるのは、大きなロマンを持っていることです。観察力があって、マネジメント能力があって、ディベートする力を持っていても、大きなロマンの無い人間には、まともな仕事はできません。ましてや、巨大な利権グループと戦う訳ですので、きれいごとでは済まないはずです。(元横浜市長で現在大阪市特別顧問の中田宏さんも、利権がらみのグループに引きずり降ろされていますものね。)このような巨大な暗黒と立ち向かうには、とてつもなく大きなロマンが必要です。そして、それに共感する人達が集まることにより、大きな仕事につなげることができるのです。

今、大阪統合本部には、優秀な能力を持った人たちが集結しています。大阪を立ち直らせるため、そして、日本を立ち直らせるため立ち上がった人たちです。彼らの能力を最大限に発揮させ、大阪維新塾に集う3000人以上の人たちと力を併せれば、今の国難を解決する糸口になるやもしれません・・・・・
まさに 「 日本維新 」 の始まりですね・・・・・

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・大阪市 職員数半減

2012-03-07 23:02:12 | 橋下徹 大阪市長
白熊

大阪の橋本市長の動きは凄いですね。現在約3万8000人いる市職員を、平成15年度までに約1万9000人半減する目標を明らかにしたようです。橋下徹市長が民営化や独立行政法人化などの方針を示している地下鉄・バスや病院などの職員約1万6400人を民間に移管するなどしてゼロにするようです。また、市長部局などの職員約2万1600人も大阪府と重なる業務の見直しなどで削減しトータルで約1万9000人削減とのことです。素晴らしい事ですね・・・・・・

民間で会社を経営していて一番高いコストは人件費ですね。民間では売上を落とさず、この人件費をいかに無駄なく適正なコストにするかが腕の見せ所ですが、官公庁は年功序列で、能力や技術のアップと給料のアップとは関係ありませんものね。能力がなくレベルが低くても、ただ長く勤めていれば、バカでもちょんでも給与が上がる・・・・・それも、民間より異常な上昇の仕方・・・・

この異常なアップの原因については人事院勧告のデタラメにも書きましたが、あれはほんの一部でしたね。あの中では、調査しようとする企業を限定し「高い給与の事業所」のみを対象に調査し高い給与のデーターを作り、民間人と公務員の「職務名を統一する」ことで、能力のないものがその役職につき高い給与を受け取りましたが、その他に最近分かったことは、人事評価がデタラメという事です。

通常、評価基準がABCDEの5ランクがあるとすれば、民間ではAは3~5%、B10~15%、Cは60~70%、Dは10~15%、Eは3~5%と言うようにバランスと取って評価をしますね。売上がおおよそ見込めていて、支払い可能な人件費が大枠分かりますので、この調整ができないと企業がつぶれます。ところが、公務員はEランクは「0」なんです。上司がこのランクに評価をつけると、どこからかケチをつけられ「0」にさせられるそうです。よって、評価は全員ABCのランク以外はいないことになります・・・・・??????? もっと傑作なのは、役職の数より、その役職名を付けた人間が多いことです。たとえば、部長職が10あったとすれば、民間では10人の部長がいることになりますが、役所では部長が30人くらいいます・・・・・どう常識で考えても狂っているとしか言えませんね・・・・・その典型が「大阪市役所」です。
大阪市役所では建設局と言う部署があり、この局に通常の感覚であれば局長は1人でしょうけど、大阪市では4人の局長がいるそうです・・・・・・・あはははは・・・・・もう笑うしかないですね・・・・・・
尚且つご丁寧に、この局には8部署あるそうですが、部長が20人もいるそうです??????????????? 狂ってるーーーー



1級2級3級4級5級6級7級8級
係員高度係員主務係長課長代理課長部長局長
265人2365人2362人3094人816人668人166人52人
2.7%24.2%24.1%31.7%8.3%6.8%1.7%0.6%

この表は、大阪市役所の一般職の職位構成表です。この中で、係長職が31.7%となっています。この数字は、一般の100人以上の企業では係長職は6.4%です。すなわち、異常に係長が多いのです。能力が高い人がいるのではなく、単に給料を高く出すため、能力と関係なく職位を上げるのです。民間企業では、絶対に思いつかない発想ですね・・・・・・・・・・完全に詐欺ですね・・・・・大阪市民は告訴をしなければ・・・・・過去の過剰支払いを全額返却させ、刑務所に入れなければ納得できないでしょう・・・・・・それまで、余計な税金を払って、会社をつぶした人たちはどれだけいるんでしょうね・・・・明らかに犯罪だ・・・・・・・

大阪市の職員の人件費は、大阪市民一人当たり年10万1586円だそうです。
それに比べて、同じような規模の横浜市では、横浜市民一人当たり年5万7354円です。約半分ですね・・・・・
大赤字の財政で、平気で市民の税金を食い物にしている大阪市職員は、化け物ですね・・・・・


大阪市役所は極端にデタラメですが、国もどこの地方自治体も似たり寄ったりでしょうね・・・・・・
これだもの、国の財政だけでなく、地方の財政も大赤字になるわ・・・・・・・
まともな感覚の人間がいないんですものね・・・・・・・

だから早く「大阪維新の会」が国に議員を送り出さないと、この国は沈んでしまいますね・・・・ドボン


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・ 職員基本条例案

2012-02-12 21:30:31 | 橋下徹 大阪市長
いるか


橋下徹 大阪市長の提案する職員基本条例案に、「同一の職務命令に3回違反」した場合は「標準的な処分は分限免職」にすると入れているようです。ごく当たり前のことですね。ビジネスの社会では、職務命令違反は絶対に認められないし、始末書3枚でクビというのも常識ですね。労働基準法からみても問題はありません。私も、よく「わび状」と「始末書」を使い分けて取りましたね。職務命令したことをサボったり期限までできないとき、わび状を取ります。これは、教育的な意味合いが大きいですね。企業に損害を与えたときは始末書を取りましたね。すなわちDuty違反をしたときはわび状、Accountability違反の時は始末書です。

これに対して、公立中学校の教師が次のように言っていました。
犯罪をした人と同じようなレベルの事を・・・私らその行為は、それと同等なんですかと・・・感性の鈍さ・人権意識の低さと言うものに、ものすごく・・・それが一番腹が立つんです・・・
まさに、役人根性そのものですね。役人は「犯罪者」にならない限りクビにならないと思っているんですね。だから、職務を全うに果たさなくても、期限までできなくても、成果が出なくても・・・・ごく普通なんですね??????
それだけデタラメな仕事をして、給与は一般国民より明らかに高く、安い公務員宿舎があって、共済年金が多くもらえて、労働時間は短くというより生産性の低い仕事をしている・・・・・・無駄な人件費は、国・地方を合わせて年10兆円ほどである。(大阪市役所のデタラメ5:大阪市営バスに記載してます。)

感性の鈍さ・人権意識の低さ・・・・・・こいつらよっほどバカか?
感性が鈍いと言うのは、自分ことでしょう。「職責をきちんと果たす基本が出来ていないことが分からない」ということが、よほど感性が低いはずなのに・・・・・そして、人権意識の低さ??????職務の話が、なぜ人権意識とつながるのかが分からない????? ただただ狂っているとしか考えようがないですね・・・・・
給与は、職務を果たして初めてもらえるものである。職務を果たすとは、「与えられた目標」を、「決められた期間」に、「成果」を出し、そして「成果は誤差5%以内」で終了し、「数字を持って報告」をすることである。
いま、日本が狂っているのは、この基本的な組織マネジメントが崩れていることにある。そのマネジメントの基礎が、「命令と報告」となる。そして、これが給与につながっているわけだ。役人の感覚の中には、この「職務を果たす」意味が全く分かっていないことと、「給与は職務を果たした対価として支払われている」ことの理解が欠如していることだ。

橋下徹 大阪市長は次のように言っていましたね。
「憲法・法律・条令に基づいて「仕事します」と宣誓しているのに、それを繰り返し違反している人が、公務員でいいんですか?」
「思想・良心の話ではないと思います」

全くその通りですね。早く、維新の会が国政に進出して日本が変わればいいですね!
幸い、維新政治塾の応募締切に2750名からの履歴書が届いているようです。定員400名を変更せざるを得ないですね。そして、衆議院選挙には300名の候補を擁立する予定ですが、この際、400名以上をだし、300議席以上を獲得すればいいですね。

新しい日本の夜明けだ・・・・・・・

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・ 大阪市役所のデタラメ

2012-01-18 22:36:04 | 橋下徹 大阪市長
大阪ゴミ焼却施設


大阪市役所の交通局のデタラメを先日知って驚いたが、そんなものじゃなかった!!!!!
1月15日「報道ステーションSunday」で放映されたものは、信じられない事ばかりである。

1:職員互助組合
「物資あっせん」というカタログが作成されており、その内容は市職員が物品を格安で購入できる制度である。当然のことながら、組合独自で、業者さんと交渉をし大量に購入することにより、売価をダウンしているなら問題もないだろう。しかし、そこには税金から47億6800万円もつぎ込まれていた。その他、
   スーツ等物件費       28億5100万円
   各種勤務手当        49億6000万円
   ヤミ年金・ヤミ退職金   304億円(11年間で)
大阪市役所の大平助役は次の様に言っていた。
  「市民感覚からほど遠い厚遇ぶりを改めて認識した。」と・・・・こいつら完全に市民をなめている!!!!!

もう全ての感覚がエゴの塊みたいなものですね・・・・公務員はみんな、税金は自分たちのものと思っているんでしょう・・・
これらは、証拠として残っているから分かるものの、公務員は感覚がくるっているから、職務に関してまともに業務の遂行がされているとは考えられない。仕事とは存在給・通勤給の感覚だろうから仕事はサボり、責任ある行動は全くできないだろう。まともな企業では、生産性の低い事は命とりである。利益を圧迫し、最悪は人件費倒産するからである。しかし、役人は倒産の感覚は全くなく、自分の役得しか考えていない。
その証拠に、河川事務所の職員から逮捕者が多数出している。
河川のごみ回収の際、落し物の中に現金があれば個人で着服し、商品券・地下鉄の回数券などは、みんなで分けるようである。
また、陸上のごみを集めて、川に捨てていた。理由は、ごみが減ると清掃事業の予算が減るからである。
2005年~2011年12月までの逮捕者は 145人である。

2:市営地下鉄「今里筋線  2006年12月開業
建設費2663億円をかけ作られた地下鉄は、開通後1か月目から全11駅の71カ所で水漏れが発生。
交通局担当者は、次の様に言っています。
  「抜本的に水を完璧に止める対策は、今のところ残念ながら無い。」
これは、計画段階で分かっているはずである。知っていながら、強引に推し進めているということは、これにより利益を得るメンバーが大勢いるということだろう。みんな利権がらみである。ましてや、計画が全く当たっていない。計画の基本は1日当たりの利用者を「 12万人 」としているが一昨年の実績は「 5万7000人 」である。利権がらみだから、建設の予算を取ることが目的となり、収支計画は収益がでる利用者数をでっち上げ・・・・・

3:大阪市環境局舞洲工場  2001年建設
映像を見て驚いた。これはゴミ焼却施設ではなくテーマパークだ!!
オーストラリアのデザイナーに依頼し、約6000万円のデザイン料を払い建設。建設費約609億円。
この建物を見た、中田宏さん(大阪市特別顧問、前横浜市長)は、大阪市が横浜市並みにゴミを減らすことが出来れば、現在ある9つの焼却炉は3つぐらいで済むと言っています。
これなども、効率的な運営や建設は関係なく、投資コストは多ければ多いほど利益を享受出来る連中がいるんですね・・・・・

4:大阪市立海洋博物館
  なにわの海の時空間

博物館の中央に江戸時代の木造船を復元したものが置かれている。全長30メートルの復元船「浪華丸」の総工費はな、なんと 10億円・・・・・・がびょ~~ん・・・・・
総工費176億円をかけて建設し、維持費として1億7000万円の税金が投入されている。
それもそのはず・・。最初の来場者予測が60万人。2000年の来場者数が約20万人・・・・・現在9万4000人・・
「箱もの行政」・・・そのものですね・・・・・税金をかけて建築し、税金で維持費を払い・・誰が得をしているんでしょうかね?・・・天下り先の確保は当然ですよね・・・・それと、業者に金が渡り、儲けれる奴らがいるんですね・・・・・・

5:大阪市営バス
これは、前回のブログ大阪市交通局に出ています。
28年間連続赤字で、累積赤字が 604億円・・・・

大阪市役所とは、とんでもなくデタラメなところですね・・・・・
でもこんなことは、大阪市だけでなくほとんどの自治体でまかり通っているんでしょうね・・・・・・

霞が関がその手本になるから、地方は真似をして、もっと適当な事をしでかすんでしょうね・・・・・
こんな状態で、増税は無いでしょう・・・・・
ブログ平均年収で書いたが、国家公務員の年収を民間並みに揃え、尚且つ無駄な人員30%を削減すると、年間約2兆円の人件費が浮く。これは一般公務員62万人であるため、全国家公務員92万人を対象とし、地方公務員の281万人を同様に考えると、10兆円ほどの人件費削減が可能である。
これは年収だけの話で、退職金の削減、無駄な残業代の削減、公務員宿舎の削減、天下り先の完全撤廃、etc・・etc・・・・
人件費関係で、どれだけの無駄が省けることか・・・・・・特に天下り先の交付金を削減するだけでとんでもない金額が出てくるのではないだろうか・・・・・そのうちの調べてみましょう・・・・・

どちらにしても、増税は考えようがない・・・・・・・
「社会補償と一体改革」と同時に増税はあり得ない・・・・・・
政治家・役人の嘘は、今始まったことではない・・・・・・
適当な言葉で、抜け穴だらけである・・・・・
先に改革し、その実績を数年間見せてから、それでも不足があるならば増税の提案でしょうね・・・・・

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・ 大阪市交通局

2012-01-13 00:25:59 | 橋下徹 大阪市長
レーン監視員

2012年1月11日
橋下大阪市長が大阪交通局の改善に動き始めていますね。
「報道ステーションSunday」に内容が紹介されていました。

大阪市交通局は「 28年連続赤字 」で「 累計赤字が609億円 」だそうです。
大阪市交通局は「大阪市最大の組織」を持ち、その構成人員は 6,796人もいるとのことです。しかも、これだけ赤字を続けているのに、2002年に完成した交通局の建物は、建設費180億円をかけ造られたようですね・・・・?
地方公務員も国家公務員に負けず劣らずひどいレベルですね・・・・・・・

写真は、朝日放送「ムーヴ!」 2005年10月放送のものです。
映っている3人は、市交通局の職員で、バスレーンの「レーン監視」をしている職員です。1日4時間のレーン監視と約1時間の乗客案内が仕事で、平均年収は な~んと 1000万円!!!!!!!! もうここまで来ると、笑ちゃうしかないですね・・・・映像の説明では、3~400メートルに7人の監視員がいたそうです。普通に街中でよく見る工事現場の交通整理でも、一カ所に3人も固まって交通整理をしているところなど見たことないのに・・・・よっぽど人が余っているんでしょうね・・・・それと、大阪市民に見えるように山と職員がいることに違和感を感じないのでしょうかね?・・・・・・よほど市民をバカにしているんですね????
(そういえば、昔、札幌市長の運転手が札幌市長より給与が高いという話題がありましたね・・・・・・)

また、職員用にお迎えバスがあったようです。市営バスの車両を使い、交通局職員を無料で送迎・・・・・・・
迎えに行く運転手には、特別手当が支払われていたとのことです。・・・・・・?
大阪交通局の路線は139路線あり、黒字は3路線のみ。あとはすべて赤字路線・・・・その中で一番悪いのが「鶴見ループ」と言われる路線。1週8キロのルートを30分おきに1本走っています。鶴見ループでは、100円を稼ぐのに費用が779円かかるとのことです?????

大阪市交通局のバス運転手は、その平均年収が739万円であり、同じ地域の私鉄5社の平均年収が544万円であり、約200万位も高いですね。平均年収が739万円とは驚きですね・・・・・平均・・ですからね? 私のブログ平均年収で書いたように、民間は400~450万円あたりですよ。北海道の年収は400万円を切っていると言われています。それでも、きちんと努力をして市民に迷惑をかけずに黒字経営をしているのならば、まだ少しは理解ができるものの大赤字ですよね!!28年間連続赤字で累積赤字が609億円・・・・・税金の無駄使いだけでしょ・・・・・

交通局の外郭団体は3社あり、その委託料収入は年間に約80億円あるとのことです。
その1社の大阪運輸振興株式会社は、市の交通局から市営バスの運営を委託されているグループ企業で、社員の162人が「交通局OB」であり、業務の92.7%が大阪市との「随意契約」です。完全に天下り先ですね。市が赤字だろうが、交通局が赤字だろうがお構いなし・・・・・税金は、自分たちのためにあると思っているんでしょうね??????

なぜこのような事になるかと言うと、橋本市長は次のように言ってました。
  「職員組合が組織の社長(市長)を選ぶ。
   従業員が社長の人事権をもったら、改革なんてできるはずがない!」
今まで、市長選で組織力を発揮し、市長を助役や市職員から輩出する伝統が続いていたようです。
  地下1階(職員組合)と5階(市長室)が方針を決めて8階(市会)が追従するとまで言われるほど強力な発言力を持つ
  職員組合の影響で、高い給与水準と福利厚生の既得権を守っていたようですね・・・・

橋下市長は、公務員の身分保障について次のように言っていました。
  国民は、固定観念を持っています。公務員は絶対的身分保障があると・・・
  分限規定の中に、組織の改廃によって余剰人員が出た場合は分限ができる。
  と言う規定がある
。それを、使わないだけである。政治側が・・・・
  訴訟とかそういうことに発展する可能性が出るでしょうけれども
  公務員イコール身分保障というこの呪縛から解き放たれないと
  日本の再生は無いですよ・・・・

国もデタラメだが大阪市もデタラメだね!!!  
橋下市長があれだけ熱くなるのもよく分かりますね・・・・
何もできず、あきらめていた大阪市民の気持ちが、今回の選挙で橋本徹に流れたのですね。

橋下徹 ガンバレー
大阪維新の会 ガンバレー


追加情報
  日経の05年3月1日に「大阪市職員の厚遇問題、ヤミ金 返還要求へ」と言うのがありました。
  職員厚遇が11年間で市の負担増額が 304億円 だそうです?

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・ 橋下徹 大阪市長

2011-12-15 02:03:30 | 橋下徹 大阪市長
2011年12月14日。
今日の「ミヤネ屋」で大阪市の新市長 橋本徹さんが出ていました。
思っている以上にまともな人ですね!橋本さんの経歴上、あそこまで分かるとは考えられないので、相当優秀なブレーンがいるか、それとも、正しい情報を提供してくれる人が傍にいる事になりますね。また、そのブレーンからの提案や情報を正しく理解できる能力が高いことも素晴らしいですね。・・・・

大阪都構想の原点は、組織論にありますね。
市長のすぐ下に「区長」のポジションを置き権限を持たせること、そしてその職位を「公募」により人を任命するとのことです。区長には、「重い責任」と「権限」そして「身分保証なし」にするようですね。区長の期間は4年間。ビジネスの世界では、ごく当たり前の事ですが、公務員の世界に導入するとは凄いですね。仕事をしてその職務を果たし、その成果に対して給与を貰うと言うこと自体は当たり前のことですけどね・・・・公務員の世界は、「通勤給」とか「存在給」ですので、毎日通っていれば給与がもらえるか、その場所(その建物)にいれば給与がもらえますものね・・・・「仕事の成果」なんてその意味も分からないでしょうしね・・・更に年功序列で能力や職務の責任に関係なく給与が自然にアップし、尚且つ、身分保障がされている?????
これらの行政機構を作りかえ、恒久的に継続できるシステムの構築することが、今回の大阪都構想の中心課題とのことですね。これが実現されると、他の自治体へ影響は計り知れないし、国政への影響もありますね。これにより、優秀でまともな公務員が、国民のために職務を果たせる世界が構築されることになります。それに、期限付きで成果が求められれば、本当に公僕としての認識の無いものは務まらないでしょう。公務員はキツイと思われる職務にできるのならば、その責任に対して報酬がいくら高くても問題にはならないでしょう。また、本当に優秀な人材が集まって来るでしょう。

現在いる区長は24人だそうです。今回の公募に対して、公務員も対象にするということを伝えたところ、その24人のうち、応募するのは6人だけだそうです?・・・あとの18人は、身分保障があり、責任の無い仕事をしたいみたいです?・・・・そんなレベルの人間が、一つの組織の責任者でいること自体、ビジネスであれば経営が悪化しますよね・・・・
身分補償の話であれば、大阪市職員の話が出ていました。新聞などで、橋本府知事時代にさんざん悪態をついた上に、今回、大阪市長になる事に対して、「橋本が嫌いだ。橋下の下では仕事がしたくない。どこへでも好きなところに飛ばしてくれ!」と言っているようですね?・・・全く常識が無いことと、根性が腐っていますね・・・行政に対して問題点を指摘することや改善提案することはごく当たり前ですが、政治問題に口を出したあげく「橋下が嫌いだから、どこでも好きなところへ移動をかけろ」と言うのは、全く論理性がありません。仕事をするうえで「命令」と「職務追行の対価しての報酬」という基本的な部分が欠如していますね。発想が、身分保障のあることを前提に、職務を果たさず責任を持たないで、給料だけは受け取りたいという役人特有のこずるい考え方ですね。こういう役人が、偉そうに職場で威張っているから、組織全体の生産性を下げ、まともに働いている多くの公務員のイメージダウンをするのでしょうね。しかも、退職してまで自分の公言したことに対する責任は全く無い。あきれるばかりですね!

今回の橋本さんの話を聞いていて、国の行政と全く違うということがありました。これが、大阪都構想の基本にあることが、あれだけの強いエネルギーになっているのでしょうね。地位や金銭が問題ではなく、改革に激しい情熱を燃やしているんですね。男としてロマンですね!!
国は、中央に権限を集中させようとしています。大阪は、権限を分散させようとしています。これは、組織を動かすにためには全く異なる動きになります。大きな組織を正常に動かそうとすれば、権限の分散しかないのです。それは、世界の歴史を見れば歴然としています。ただし、情報だけは中央に集約する組織が必要になります。
これらを表現したのが、「府市統合本部」や「区長の公募」という形で表れています。橋下さんが素晴らしいと感じるのは、この基本的な抽象論を、具現化するための組織づくりをしていることです。そして、それを実現する気迫があることです。

橋下市長 ガンバレー!


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