僕の実家の家は、僕が生まれてから3回建て替えをしている。
いま父母が住んでいる家は、今から15年くらい前に立てた「お城」のような立派なお家。
どっしりとした瓦屋根、切妻造りの2階建てです。
部屋もいっぱいあって、8畳、10条間が6つもあり…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
そこに、ぽつねんと、老夫婦2人住まいである。。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/47/b6787f111080e8fd6f8291b79ad36590.jpg)
僕が生まれた家は、家の前の畑の片隅のところ。
亡くなったじいさんばあさんが、戦争で南方から引き揚げてきて、
この地に住むのに建てた平屋建ての家でした。
今の家と比べればすごく小さくてこじんまりした家でしたが、
思い出はそっちのほうがいっぱい詰まっています。
(当然、今は跡形もありません)
炉辺というものがありました。
冬は、寒くて寒くてここの火に手をかざしました。
雪でびしょびしょになった着物をここで乾かしました。
炉の炭の匂いは今も忘れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/1e/102957acb849a877676e372990a628fe.jpg)
米は釜で炊きます。かまどがありました。
かまどのご飯の焦げた匂いが懐かしい…。
釜の底にこびりついていた“お焦げ”は、ご飯本番前の「前菜」だったかな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
そして、大好きなお風呂はいわゆる「五右衛門風呂」。
このお湯を沸かすのは、僕の当番だった。
木の建てつけの悪い雨戸を閉めるのと、これが僕の任務![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/a5/e2dbc3f12d8a9e03ce9c493f940f68cc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/74/63b842499bfe81b39b078b1d59a132fb.jpg)
とってもとっても不便でしょうがなかったけれど、今思い出すと「生きてる」っていう実感があった。
他にもいろいろ生活に根ざしたリサイクルの生活がありました。
たとえばトイレは「ぽっちゃん」便所。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
これは即、畑の肥やしになりました。
近所に生ごみの収集に回り、飼っている豚のエサにしましたし、
北上川の川辺では流れ木や枯れ木を集め燃料としたり。
土手には山羊が放し飼い。
子供のころは山羊が怖くて、遠回りをして学校へ通ったっけ…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
都会の生活の便利さを捨てることはなかなかできませんが、
なぜか最近こんな生活が気になって仕方がないんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
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いま父母が住んでいる家は、今から15年くらい前に立てた「お城」のような立派なお家。
どっしりとした瓦屋根、切妻造りの2階建てです。
部屋もいっぱいあって、8畳、10条間が6つもあり…
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そこに、ぽつねんと、老夫婦2人住まいである。。。。。
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僕が生まれた家は、家の前の畑の片隅のところ。
亡くなったじいさんばあさんが、戦争で南方から引き揚げてきて、
この地に住むのに建てた平屋建ての家でした。
今の家と比べればすごく小さくてこじんまりした家でしたが、
思い出はそっちのほうがいっぱい詰まっています。
(当然、今は跡形もありません)
炉辺というものがありました。
冬は、寒くて寒くてここの火に手をかざしました。
雪でびしょびしょになった着物をここで乾かしました。
炉の炭の匂いは今も忘れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/1e/102957acb849a877676e372990a628fe.jpg)
米は釜で炊きます。かまどがありました。
かまどのご飯の焦げた匂いが懐かしい…。
釜の底にこびりついていた“お焦げ”は、ご飯本番前の「前菜」だったかな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
そして、大好きなお風呂はいわゆる「五右衛門風呂」。
このお湯を沸かすのは、僕の当番だった。
木の建てつけの悪い雨戸を閉めるのと、これが僕の任務
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とってもとっても不便でしょうがなかったけれど、今思い出すと「生きてる」っていう実感があった。
他にもいろいろ生活に根ざしたリサイクルの生活がありました。
たとえばトイレは「ぽっちゃん」便所。
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これは即、畑の肥やしになりました。
近所に生ごみの収集に回り、飼っている豚のエサにしましたし、
北上川の川辺では流れ木や枯れ木を集め燃料としたり。
土手には山羊が放し飼い。
子供のころは山羊が怖くて、遠回りをして学校へ通ったっけ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
都会の生活の便利さを捨てることはなかなかできませんが、
なぜか最近こんな生活が気になって仕方がないんです。
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