ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

こころが疲れたとき

2008-09-18 23:07:36 | 
  僕の前に
  道はない
  僕の後ろに
  道は出来る


  ああ
  自然よ
  父よ


  僕を
  一人立ちさせた
  広大な父よ

  僕から目を離さないで
  守る事をせよ

  常に
  父の気魄を僕に充たせよ

  この遠い
  道程のため

  この遠い 道程のため



こころが疲れて元気の出ないときに僕は、
この光太郎の詩を読み返し、
こころの中で反芻し、自分を鼓舞する。

そう、「僕の前に道はない」。僕の後ろに道はできるのである。

そのために「父」は、この殺伐とした世の中に、僕を解き放したのだから…

僕を生んだ自然の慈悲に、僕は応えなければならない。

がんばらなければならない。


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