ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

20世紀少年 → 『大人買い』に心が動く・・・

2008-09-07 22:42:16 | 
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
小学館

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『大人買い』しようかと書店に寄ったんですが、全22巻の迫力に圧倒され、
まずは1~5巻を「打診買い」してみました。

しかし、今は多少“後悔”しています。
何でその時、全巻買いしなかったのかと・・・・

買ったのは祐天寺駅前の書店でしたが、夕方学芸大に行く用事がありそこの書店に立ち寄ると、
『20世紀少年』は、もうまばらにしかなく、取り寄せ状態となっていました 

で、途端に真上で雷が鳴り出し、バケツをひっくり返したような大雨に見舞われる始末・・・
                               (← まさに、この状態)


その後、雨は降りやまず、ご飯を食べて、再びサウナに寄って、それでも
そぼ降る雨の中を家路につきました。
着いたらもう8時近くとなっていました 


『20世紀少年』全巻買います
それくらい、次が読みたくてしょうがありません。
映画より原作の方が絶対いいはず。
映画はTVに放映されるのを待つことにしましょう 

実は、お酒をちびりちびりやりながら『氷の華』後編を見ています。
心理サスペンスドラマです。こんな犯罪、現実にあるんでしょうかねぇ

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宇宙の究極物質とフィンセント・ファン・ゴッホ

2008-09-07 13:07:36 | 




走ってきました 今日のノルマは完了です。
スタンダードコースを一足飛びに。
町内を一周し、目黒通りから中目黒、そして祐天寺まで一気です (自分で拍手・・)


祐天寺の駅前で「日経新聞」を買い込み、近くのドトールで一休み。
朝の空気はすがすがしいですよ。いつもより多少早めに出たので、この時間帯(8時から10時前)は久々です。
休日の街の景色、日差しの優しさ、散歩する人の姿、、、とても爽やかです 


そこで今日は、

    *************** 新聞の記事あれこれ ******************


■一面
 「景気悪化 連鎖の懸念」「米国発、日欧・新興国へ」相変わらずです。
 もう飽きた感・・・ 仕事柄、大いに関係ある外国為替、株式、債券、景気。
 もう飽き飽きしてますので、読み飛ばし

 「政治家100人各省幹部に 民主・小沢氏政権構想に明記」
 政権など誰がやっても同じと思っています。福田辞任や自民党総裁選も、
 僕には茶番にしか映りません。
 けど、既存の官僚組織にメスを入れ「政治主導で政策を立案」という
 民主・小沢にやや惹かれ。。。。ほんとにやれるのかなあ(政治不信)・・・


■2~5面ほぼ読み飛ばし(orななめ読み)

■6面
 「ふしぎの国GO!GO!トルコ周遊8日間」
 “なんと!!燃油サーチャージ込み価格 129,800円 先着350名限定
 1面全面広告に見入り「妄想」にふけりました。
 イスタンブール→エーゲ海→古代都市トロイ→遺跡巡り→寝台一等車・・・
 無理無理。。。やめとこ 


■7面飛ばし、8面「今週のマーケット」ちら見

■9面
 「ボールペン需要なぜ復活」(エコ探偵団)興味深く読みました。
 女子高生が絵文字を書いたり、ビジネスマンの手帳ブームが後押ししているらしい。
 JALでは「サンクスカード」を導入し、面倒な手書きだからこそ、
 相手に気持ちが伝わるのだという。
 デジタルに対しアナログの逆襲が始まっているようです 


■11面
 サイエンス欄。こう見えても僕は理系の端くれ。今回のこれはじっくり読みました。
 「大型加速器は宇宙の究極物質を探る」「ビッグバン直後を『再現』
 こうきた!これじゃ意地でも読まねばなりません。
 物理学の常識を覆す世紀の実験が十日からスイス・ジュネーブの郊外で始まります。
 一周すると27Kmにも及ぶ巨大な加速器で二個の陽子を高速近くまで加速し
 衝突させ、宇宙の始まりとされる「ビッグバン」直後の状態を作り出すという。
 ミニブラックホールができる可能性すらあるといいます。
 楽しみな実験です(多少、マニアックですみません・・) 


 ~~~ あとは投資だなんだとつまらぬ紙面がしばらく続き・・・ ~~~


■18面、19面 
 ゴッホです。「名画に見る夢」。
 「向日葵」をはじめ4点のゴッホの絵(カラー)と日本人がゴッホに見た夢
 を解説していました。
 武者小路実篤、棟方志功、小林秀雄、岸田劉生らのエピソードが楽しい。
 
 
 <烏の群れ飛ぶ麦畑>

 この絵はゴッホが悲劇の生涯を閉じる最晩年の作品。けっこう好きな絵です。
 引き込まれそうな迫力と不思議なストーリー性を持った作品です。

 「わたくしは、ただ『いいなァ』を連発して畳をばん、ばんと力一杯叩き続け
  ました。(中略)それからは、何を見てもゴッホの絵のように見えました。
  木も川も山も、みんなゴッホの絵のようにメラメラと燃え上がっていました。
  公園の松もポプラも、赤々メラメラ燃え上がっていました。」
 棟方志功が「向日葵」を見たときの様子を記したくだりです。

 フィンセント・ファン・ゴッホ。凄まじい人間であります。


■22面、23面
 読書欄。
 「人間の境界はどこにあるのだろう?」(フェリペ・フェルナンデス=アルメスト著)
 人間が、「人間以下」、「人間以上」を決めつけられるほど。当の人間性なる
 ものが、それほど確固たる本質をもたないものだということを主張しているようです。
 これくらいかな、興味を持ったのは 


■25面
 お待たせしました。 『奇縁まんだら』
 瀬戸内寂聴&横尾忠則(画)の連載です。
 もう88回目となっています。すでに第一巻は書店に出ております。
 今回のお話の一部をどうぞ。
 
    ここまで書いて思い出すのは、大岡昇平さんの随筆である。
   ある日の午後、大岡さんが福田家に電話をしたらお手伝いさんが出て、
   「ただいま先生はお風呂中です」
   という。それでは奥さまをといえば、
   「奥さまも只今お風呂中です」
   と答えたと書かれていた。
    ひとしきり文壇で福田夫妻の円満ぶりが話題になったものである。

 寂聴語録
  揃って芝居好きの夫妻は、
  昼風呂もいっしょ
                        


以上、長々と今日の新聞ネタを披露してしまいました。
それほど本日はゆったり寛いでコーヒータイムを取れたということです。
マラソンの心地よい疲労感のなかで、こんな時間を過ごせるのは至福です


    *********************************

   
そうそう、帰りに駅前の本屋さんで「20世紀少年」買ってきました
全巻大人買いしようかと思いましたが、全20巻ほど並んでおり、さすがに気がひけました・・・・
思ったほど面白くなかった時のために、1~5巻だけ買いました。←いけず・・
(なにしろ1冊550円もしますから)
さて、これから読もうかと。    
 
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