どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

iPadに向く人、向かない人

2010年07月31日 18時19分10秒 | 日記
今日の新聞に採り上げられていました。題して「iPadの長所と短所」


概して短所ばかりを揚げ連ねている印象ですな(^_^; まぁ言われることはいつも同じ。やれ「Flashが見れない」、やれ「本体重量が重い」、やれ「液晶で電子書籍は目が疲れやすい」、やれ「Excelが使えない」だのと散々です。

確かにこれらが要因で挫折した人は多いかなと思いますね。何やら近年のApple製品の盛り上がりぶりに触発され、勢いのまま購入してガッカリな人も相当数いるようなんですが、やはり勘違いなんでしょうね。私は今やすっかり慣れ親しんでしまい、手放すこともできず、風呂に入ってまで浸かっているヘビーな状態です(^_^; 液晶は確かに紙とは違う印象ですが、そんなに疲れるほど何時間も見入っているワケでもないし、重さも工夫すればナントでもなります。手に持っているのが辛くなったら、置けば良いだけじゃないですか。Flashが見たけりゃパソコンでみればいいだけ。Excelなんかもね。

なんで、何もかもできなきゃイケナイんでしょうかね?誰に強制されているワケでもない。皆選択の自由の元で悲喜劇が起きているだけでしょ?

iPodもiPhoneも、いやもっと遡ればMacでさえも、登場時は扱き下ろされたものですけどね。いつも言われるのはアレもコレも出来ない高価なオモチャだと。まぁそういう側面があるのは否定しないけど、いつも思うのは「イヤなら買わなけりゃ使わなけりゃイイじゃん」ってことなんですよね。

結局、Appleの製品って、時代よりも一歩も二歩も進んで(時には進みすぎて(^_^;)いる感じなので、理解されないことも多いんですよね。MacのGUIなんか良い例です。ウィンドウがパカパカ開いて、マウスで操作するのが気持ち悪いとか言う人、少なからずいたんですよね。あの人たちは今どうしているんだろうって思います。Windowsの普及とともにPC触るの見限ったのかな?そのくらい徹してればエライ!とも思いますが(笑)

もう20年以上も前に出された"Macの達人"(紀田順一郎・松田純一共著)という本があります。Macの黎明期から使い続けているお二人の交換ファクス文を一冊にまとめたものです。この中のコラム"Macに向く人、向かない人"で、紀田氏がパソコン導入を考えている人に相談を受け、一所懸命にMacを駆使してみせる場面が描かれているんですが、これが噴飯モノで。

いくら便利で使いやすい、そして見やすい環境を紹介しても、「こんなゲームっぽいものより、もっとマジメなやつを見せてください」の一言で終了です(爆) 理解できない人は永遠に理解できないんですよねぇ。

今回の様なApple製品賛否両論みたいな状況になるといつもこのコラムを思い出してしまいます(^_^;