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どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

素晴らしい大塚アニメ(*^o^*)

2007年12月23日 16時53分03秒 | DVD・Blu-ray
もう昔から観たくて仕方なかった幻のアニメ"草原の子テングリ"がDVDで発売され、一も二もなく購入しました(^_^;



雪印乳業のPR映画でもあり、工場見学でもしない限り目にする事はできない作品です。これがもう素晴らしい出来で感動でした。時代的には"侍ジャイアンツ"のころで、氏のダイナミックな動きと表情を堪能できます。HDリマスタリングされた映像も発色が良く、コメンタリーや関係者のインタビューも満載で、満足感の高いモノになっています。

しかし、これを手塚プロ、グループタックを経て、シンエイ動画に来たときには納期まで一ヶ月ちょっと。そんなメチャクチャな制作期間でよくぞココまでキレイにまとめたものです。大塚さんらのプロとしての力量もマザマザとみせつけられます。手塚治虫原案というネームバリューの大きさとの戦い、さぞや理不尽でかつ大変だったろうと(^_^;

クレジットはされていないものの、宮崎さんのアクションシーンも楽しめます。30分に満たない作品ですが、熟練のワザがギッシリと詰め込まれた濃度の高い、そして手作業のセルアニメ特有の温もりをも感じさせる逸品です(^_^) そして日本のアニメ史を知るためにも遺産として大切にしてもらいたいものです。

スパイダーマン三部作(2)

2007年10月21日 15時59分47秒 | DVD・Blu-ray
で、昨日夜9時ころから明け方にかけて一気観しました(^_^;

アクションシーンはもうジェットコースタームービーその物で、上行ったり下行ったり、グルグル回ったりで、こうでもかこうでもかの連続です。観てて思わず笑っちゃいました(^_^; それだけでも観る価値は充分ですね。それに一気観したお陰で、1から3にかけてのCG描写の進化も実感できました。1でのスパイダーマンはノッペリしていて、立体感もない感じですが、続編が進みに連れ、光の反射やバンプマッピングのディテールアップで、3で登場するブラックバージョンは、その集大成にもなってますね。非常にシャープでカッコ良いです(^_^)

ストーリー的にも良く作り込まれた作品だなぁと思いましたね。主人公のトホホなラブストーリーに軸をおいていてちょっと意外でした。それにこれまでのアメコミヒーロー物にはない、勧善懲悪の極力排除をしている姿勢に感心しました。悪役にもそれなりの理由付けを与えていましたし、自ら改心したり、自己犠牲的行動をしたりと、新鮮さも感じました。

主人公の徹底したトホホ振りを観ていると何の映画を観ているのか途中で判らなくなりましたね(笑) それにトビー・マグワイア、マイケル・J・フォックスに似てるなぁと思ったり。

しかし、3のラスト…、さんざん心をズタズタにされて、あの二人大丈夫なのか?と余計な心配もしてしまいました(^_^;

王立宇宙軍オネアミスの翼(2)

2007年10月14日 16時05分54秒 | DVD・Blu-ray
一通り観てみました。いやぁ感動(*^o^*)

20年前の古いフィルムですし、デジタル制作が浸透してしまった今のアニメに見慣れた目にどう映るか、Blu-rayというフォーマットに過大な期待をし過ぎてガッカリしないか…とか不安だったのですが、どうしてどうして!とても美しい画像を堪能できました。

原画の鉛筆描線、イリとヌキまでもが見て取れますし、セルの重ねによる影とか、背景画の塗りムラも写真で見るかのように非常に鮮明です。まさにHDの本領発揮ですね(^_^)

あの時のガイナックスとバンダイの熱気とパワー、よくぞこんな大仕事を成し遂げたモノだと改めて感心してしまいます。庵野氏や貞本氏など、若い才能が認められていたとは言え、まだ実績も少ない面々にここまでやらせるのは並大抵の事ではありません。岡田氏のカリスマ的な術中も功を奏したのでしょうけど(^_^;

今でこそ、冷静に観ていられますが、当時は賛否両論、内容も興行成績もハズれてしまった印象でした。でも私自身は非常に好きな作風だなと…。庵野氏得意の派手な戦闘シーンもさることながら、食器などの生活用品までもデザインするなど、細部に至る異世界の設定や、酒場でポーカーの様なゲームに興じるときの挙動表現など、舌を巻いてしまいました(^_^;

エヴァンゲリオンに至る源が全てこの作品に込められていると言っても言いすぎではないと、改めて思わされました。一見の価値はある作品です(…でも高い(^_^;)。

王立宇宙軍オネアミスの翼

2007年10月13日 14時46分15秒 | DVD・Blu-ray
Blu-ray版です。購入にかなり迷いました。どうも同じ内容のDVDとセットというのが納得いかなくてですね(^_^;



ガイナックスのプロとしてのデビュー作ですし、LDなども過去には購入しています。しかし…割高ですねぇ。マニア心の弱みにつけこんでいると言うか…結局ハメられている馬鹿がここにもいますし(^_^ゞ 悪徳商法とか言われても仕方ないと思います。

トリプルライダー1stエピソードコレクション

2007年10月08日 13時34分17秒 | DVD・Blu-ray
映画「仮面ライダー THE NEXT」の公開記念の企画モノで、ローソン限定発売DVDをゲット!1号・2号・V3の各1話のみを集めたモノですが、1260円でリーズナブルなので購入してみました(*^o^*)



1号からリアルタイムで見ていた世代としては、この三人並ぶ姿がタマランです(^_^;

24シーズン6(2)

2007年09月20日 13時32分52秒 | DVD・Blu-ray
4~6巻のレンタルスタート。ジャックのお父さんや弟が出てきて、いよいよ盛り上がってまいりました(^_^) しかし、弟がアレだったとは、相変わらずのトンデモ設定(^_^; やってくれますわ。

今シーズンの新キャラ、CTUのナディアという女性職員がなかなかの美女。アラブ系というのが、今後の展開にいろいろ絡んできそうです。楽しみ~(*^o^*)

24シーズン6

2007年09月07日 18時54分25秒 | DVD・Blu-ray
毎年秋のお楽しみ、いよいよレンタルスタートです(^_^)

今回のジャックはテンション下がってます(^_^; まぁあれだけの事が身に起きれば、普通は廃人になってますけどね(笑) なので、イマイチ盛り上がりに欠けているかなぁと…。まぁ初っぱなからショッキングな事の連続で引き込まれるモノはあるんですけど(観ている方も慣れっこになっちゃいますしね(^_^;)。

とは言え、他にはない面白さは維持してますので、今後の展開が楽しみ(^_^) しかしクロエってモテモテですねぇ…(笑)

王と鳥

2007年08月25日 14時44分23秒 | DVD・Blu-ray
これって以前は"やぶにらみの暴君"と言うタイトルだったんですよね。



公開までにはゴタゴタして紆余曲折あったらしいです。10年以上前にNHKで放送してたモノを録画して所有しているんですが、βのため今は観れなくなっちゃって(^_^; 編集も変わり印象が異なると言う批評もあり、どうしようかなぁと思ってたんですが、気になるので購入してみました。感想は後ほど…。

デジャヴ鑑賞

2007年08月19日 14時50分10秒 | DVD・Blu-ray
極力前知識を入れず、それでも評価は高い様でしたし、監督T.スコット、主演D.ワシントンであることを見込んで、Blu-ray一発買いで挑みました(^_^;

結果としては、大変満足できました(^_^) よく練り込まれているストーリーになっていると思います。プロデューサーが、かのハッタリ大風呂敷映画で有名なJ.ブラッカイマーにしてはシブイ作品ですしねぇ(^_^;

ネタバレばかりになってしまいますので、未見の方はご注意を。

最初はよくあるテロを主題にした刑事物サスペンスという感じで始まりますが、中盤いきなりSF作品に突入します(笑) このあたりでついて行けるかどうかで評価は分かれそうです。私的にはOKでした。最先端技術のカタマリとも言うべき"タイムウィンドウ"を使って捜査をしていきます。この表現がよかった。変に安っぽいSFマシンではなく、マルチスクリーンを多用し、現実的に造れそうな雰囲気があります。"ブレードランナー"で一枚の写真に入り込み、ズームし角度を変えて見ていく装置がありましたが、それを発展させたような感じですかね。でも結果的にはタイムマシンだったワケですが。

現在と過去をリンクさせながらのカーチェイスは本作の名シーンになりそうですが、この表現はユニークで、とても楽しめました(^_^)

前半は主人公と同じ、なんだかワケがわからないまま、あれよあれよと話しが進んでいくので、一回観ただけでは把握しきれません。繰り返しみて、伏線を探していきたくなる作品です。