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どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ガンダムエース 3月号

2022年01月27日 20時50分00秒 | 
今号はお買い得!

むしろ750円なんて安すぎなくらい(^_^;

「ガンダム THE ORIGIN展」と、映画「ククルス・ドアンの島」に因んでの安彦さんインタビュー。

映画についての情報は限定的であるものの、チロチロと(*^o^*)

明確には言ってないけど、尺は2時間ほど、ホワイトベースのクルーもかなり登場しそう。

本来、実現できなかったガンダム本編再映画化で予定された声優陣を登用...安彦さんなりのリベンジを果たした格好ですかね(^_^)

電子書籍のみフルカラー化されている原作コミック「THE ORIGIN」も1話分掲載!

アムロが初めてガンダムに乗り込み「大地に立つ」くだりですね。

読んでいると...全話は無理でも、この第1話だけで良いから再映像化してほしいなぁ...とシミジミ感じます...(´д`)

現在サクラタウンで開催中の「ガンダム THE ORIGIN展」そのもののガイドブックが別冊付録で。

キュレーションスタッフでもある石井誠さんによる、これまでのエピソードがまとめられていて読み応えあり。

展示画稿の一部も掲載されていて、保存版の価値が大きいですね。

「ガンダム THE ORIGIN展」は明日行く予定、これまた楽しみです(^_^)



週刊文春エンタ!、購入

2021年12月28日 21時57分00秒 | 
ローソン限定なのだそう...。

近くに店がないので、クルマで買いに。

この手の別冊だのムック本だのって、得てして内容は薄いものだが、興味あるものが一冊にまとまっていて、なんとなくワクワクしてしまうものだ(^_^)

紹介記事は...まぁネットやなんかで既知なものばかりではあるが、丸山正雄さん・桜井浩子さん・樋口真嗣さんらのインタビューがあって、なかなか濃厚!!

ジックリと楽しみたいと思います(*^o^*)



金田一耕助は...。

2021年11月17日 21時38分00秒 | 
戦後、比して明智小五郎は戦前...それぞれ時代を反映したイメージ。

エログロで倒錯的な時代背景の中、スマートな明智がカッコ良く事件を解決していく。

金田一はまるで逆、戦後で世の中全体が超貧乏、戦争の傷跡も色濃く、復員兵の一人でもあるヨレヨレボロボロでちょっと惚けた雰囲気を醸しつつも鋭い透察力で...。

自分が中高校生あたりのころ、角川が独自の派手なキャンペーンを張り、ブームを起こし、文庫本の怪しげなイラストにも引き込まれてシリーズの何冊かは買って読んだ。

やはり「犬神家の一族」や「八つ墓村」は抜きんでた面白さがあり、石坂浩二さん演じる金田一そのままのイメージで読んだものだなと。「八つ墓村」の映画化で渥美清さんが...ってのはギャップが激しすぎてずっこけたが、今見てみると良い味でてたりね(^_^)

今週末からサクラタウンなどで「角川映画祭」と名打って「犬神家の一族」4Kデジタルリマスターも上映される。市川崑さんの監督作の中で一番好きかも...編集が冴え渡り、テンポが素晴らしいのだ。

ぜひ観に行こうと思う(^_^)



マンガ家入門

2021年11月16日 22時10分00秒 | 
大友克洋全集」がいよいよ年明けから発売開始されますね(^_^)

第一回配本は「童夢」と「Animation AKIRA Storyboards 1 」の2作。全部揃えたくなっちゃいますが、ボリュームも凄いことになってしまいそうだし、まずは特に好きな作品を優先して買いたいなと。

告知のためのイラストが公開されましたが...。

展開されている懐かしくも名作ばかりのマンガ作品...あ〜コレもアレも持ってた!(大半は失ってしまったけど...(´;ω;`))

そして大友少年がそっと背中に隠すように持ってるその本は...。

石森章太郎師による大名著「マンガ家入門」ではないですか〜!!

大友さんは同郷ということもあってのリスペクトもあるかと思われますが、やはりこの本は多くの人に影響を与えていたんですねぇ...。

私ももちろん持ってます(*^o^*)

小学生のころ、遠くにあった大きめな書店まで自転車でいって出会いました。

作例として掲載あれた「龍神沼」には師による詳細な解説が施され、物語にはプロローグとエピローグが...という用語含めて初めて知ったのもこの本です(^_^)



ガンダムエース、久々購入

2021年10月27日 16時37分00秒 | 
12月号をば。

実に6年ぶりの購入なのか〜(^_^;

お目当ては、安彦良和さんのロングインタビュー♪

同誌創刊の裏話を忌憚なくバンバン語っているのが面白い!編集長の人事にまで関わるほど、強い影響力をもっていたんですねぇ...。

そして気になるのは来年公開予定の「ククルス・ドアンの島」について。

映画「地獄の黙示録」にイメージを重ねていると...なるほどね!確かにそういう視点もアリだなと(*^o^*)

その舞台も現実に存在する島を設定して、かなりリアリティあるものにしようとしている気持ちが伝わってきました。

これは非常に楽しみです!

サクラタウンで年明けに開催される「安彦良和 THE ORIGIN 原画展」の情報も掲載。

いやホント、近所でこんな素晴らしいイベントが開かれるなんて嬉しい限り\(^o^)/



昭和天皇物語

2021年05月31日 20時30分00秒 | 
すでに8巻に。

昭和4年、張作霖爆殺事件について追求、事実を隠そうとする田中義一首相に苛立ち、辞任に追い込む天皇の姿が描かれています。

天皇が政治に首を突っ込むなどとんでもない!と周囲は騒然となり、田中首相は急死してしまう。

その行動と発言によって死を招いてしまったことで、以後は口を出さないとし、君臨すれども統治せずと...。

この感覚って、欧米人からすると不可解なんでしょうね。

現代の民主主義もそうなんだけど、ほんとうにこの国ってカタチだけなんだよなぁって感じます。

明治憲法において主権者たる天皇が何も決められない構造になっている。

戦後は国民主権になったけど、全く同じ。

取り巻く政治家と官僚、そして戦時中までの軍部が、主権者を都合いいように利用しているだけ。

なんだか今現在問題になっているオリンピック開催の是非、主権者の大半が反対の意思を示していても無視する状況と同じだなと感じてしまいます。



安彦良和さんのインタビュー本

2020年11月29日 20時30分00秒 | 
安彦良和 マイ・バック・ページズ」なんと500ページ超にも及ぶ分厚さ(°▽°)

ここに幼少期における漫画との出会い、上京してからのアニメーター時代、そして作家へと...現時点までの安彦さんのクリエイターとしての半生がパンパンに詰まってる...まだ冒頭しか読んでませんけど、手に伝わる厚みと重さから感じとれます。

じっくりタップリと安彦さんの世界に浸らせて頂こうと思います。

本編インタビュー以外の構成も素晴らしい...巻頭カラーページにはガンダムの原画から最新作「乾と巽」に至る美麗なイラスト...そして巻末にはなんと!

「麗島夢譚」にとっても序章と言える「南蛮西遊記」が特典として掲載。

この作品は「麗島夢譚」の後書きにも触れていた幻のパイロット版で、逃した身としては思わぬ出会いに嬉しさ倍増です(*^m^*)







大塚康生画集

2020年08月02日 19時51分00秒 | 
先日発売された「大塚康生のおもちゃ箱別冊① O’sFile」に続いてファンには嬉しすぎるプレゼントみたいな画集なんです(*^o^*)

大塚さんの代表作というイメージであるルパン三世を主にジープや機関車がガンガン収録されていて正に眼福(*´艸`*)

新聞にも紹介記事がありましたね!

戦時中から始めた機関車スケッチの旅、戦後の進駐軍が駆るゴツイ車両の数々...手に掴めるような存在感が素晴らしくて...溜め息交じりでページを捲っております...(´д`)

巻末の各界からの寄せられた色紙メッセージがまた染みいります...安彦さんのがもう(´;ω;`)



車両への愛情に満ちあふれている一冊(*^o^*)

2020年07月22日 20時55分00秒 | 
楽しみにしていた「大塚康生のおもちゃ箱別冊① O’sFile」が届きました(^_^)

もう表題にもあるとおり、JEEP!JEEP?JEEP♡のオンパレードで、巻頭から巻末の24ページに大塚さんの軍用車両への愛に満ちあふれてます〜(*^o^*)

私が大塚康生さんという人を知ったのは「ルパン三世(旧ルパン)」でしたが、キャラもさることながら登場する自動車の描写にも魅了されたのも強く印象に残っています。

自動車というのは決して一体のカタマリではなく、ボディー・シャーシ・車輪が柔らかく組み合わさった物であり、乗っている人も含めて、乗車・走行・停止のアクションそれぞれにおいて、組み合わさった物が別々の挙動をしていると認識したのも大塚さんの描くアニメーションからだったと思います。

本誌ど真ん中のページにある「I♡マイティマイト」の見開きで展開される小山の上り下りのアニメパターンはウットリしていつまでも見ていられる...(´д`)

止め絵であるイラストでさえ、しなやかな動きを感じとれる...表紙のカットだけでビンビン伝わってきます(*´m`*)

今月末には「大塚康生画集 「ルパン三世」と車と機関車と」もリリース!


こちらも楽しみです!\(^o^)/



大量消費社会の終わりと、まだ見ぬ世界

2020年07月12日 20時36分00秒 | 
スタジオジブリ機関誌「熱風」6月号の特集「コロナと映画」をテーマに座談会が行われ、その中での鈴木敏夫さんの発言が印象に残りました。

やっぱりみんなコロナで、イライラの時期が終わったあとに大量消費社会と距離を置き始めるようになったわけでしょ。そうすると、いままで消費に振り回されてきたその解放感をどこかで味わうようになった。だったら、たぶん映画にしろライブにしろ出てこなきゃいけないんだよね。もともと昔は人々がみんな生産者だったんです。映画ってその生産者たちへ提供するコンテンツとして始まったわけでしょ。でにあるときから人々はみんなが消費者になってしまった。そうすると映画の内容も、すっかり娯楽としてのエンターテインメントだけになってしまった。だけど、ここへ来てその内容ももしかしたら変わっていくのかもしれない。

消費者=オタクと置き換えることもできるかもしれないなと...。ネット社会が発展していき、情報の氾濫、そして民衆の大半は口を開けてエサを欲しがるだけの存在と化してしまった...そこに襲ってきたコロナ禍。

従来の価値観、そしてものの捉え方や考え方も変化していって当然なんだろうなと。

だからそれで言うと、もう一度消費者だけじゃなくて、ある種の生産者の気分をみんないままた持ち始めたはずだから、それに応えるような映画、そういう方向性を持ってくるんじゃないかなということを考えているんですけどね。

なんだか色々と考えさせられながら読みました...。

すでにコロナ禍以前の、大勢が犇めく状態に違和感と嫌悪感を持ち始めてますし、もう戻れないなという感覚になってます。

世界最大のお祭りでもあったオリンピックも、なんだか遠い昔のことのように思えますし、将来的に同じ方法で行われるなんて思えなくなってますしね。

それではこれからあらゆるメディアや表現はどのように変わっていくのか...今は想像もできません。

でも...コロナ世代なんてのも新たな感覚をもって成長していく人々が思いもしなかった方法や方向性で台頭していくのでしょう...映画でもライブでも...。

このさき日本人は...いや人類は、窮すれば通ずとなるのか、それとも貧すれば鈍するとなってしまうのか...果たして?