80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

東野圭吾著「白銀ジャック」を読みました

2010年10月11日 | 本の情報
実業の日本社がこの程、実業の日本社文庫(いきなり文庫)を創刊し、
その第1回目に上記の本が含まれ、文庫オリジナルとして刊行されました。

早速買って読んだんです。

年の瀬のスキー場のゲレンデの雪の下に、爆弾を設置、
スキー客を人質にした、身代金要求の事件が起きました。
そのミステリー、サスペンス小説であります。


私自身はスキーもスノーボ-ドもやりません(出来ません)から、
作品の中に現れる、専門用語、競技用語がさっぱり判りませんでした。

推理小説は筋を事前に説明すると、「ネタばらし」になるのでやりませんが、
流石にミステリー作家の大御所ですから、私の様に知識の足りないものでも、
充分の醍醐味を堪能出来る様になっています。

特に後半になったら、もう途中で読書を止める事が出来ない位引き込まれました。

最後に想像も付かなかった大どんでん返しが二つ、三つと続きます。
面白く読ませて頂きました。


ゲレンデに爆発物を埋めて、脅迫すると言う、斬新な?着想に驚かされました。

最後の方のどんでん返しは、現実にはあり得ないと思うのですが、
作家と言う職業の方は巧く色々と考えるものですナ。



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