80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

上田秀人著「天主信長」を読んで

2011年02月06日 | 本の情報
これはチョット驚きましたナ。
史実の「本能寺の変」を題材にとって、
逆説的に書かれたミステリー風味の完全なエンターテイメント時代小説です。


ミステリーですから、ネタ明かしはよくないと思うのですが、

少しだけ触れますと・・・・、
本能寺の変自体が信長の大謀略なのです。
自分は一旦殺された事にして、後から蘇るキリストの上手を行く・・・・。

光秀と秀吉とに偽装の戦いをさせて、その中に復活するのです。

この謀略に更に重ねて最後に予想外のどんでん返しがあるのですが、
それは伏せて置きましょう。


まあ、その大胆な着想に驚くばかり。
正に本の表紙の帯にある、「驚愕の信長劇場」の通りなのです。
中々面白いですね。

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