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コスタリカ再訪(143)Ciudad Quesada の義妹宅

2016-10-15 16:54:52 | コスタリカ

 Ciudad Quesada (画像参照)の町に入った。2011年現在、人口42,000人強の町である。これでもそこそこ大きい町である。街中には大きなスーパーもある。車も多い。
  
 この町には義妹が住んでいるが、久しぶりの訪問なので、女房殿も正確な場所は覚えていない。町の南の高台にあることはわかっている。この町の中心は北のほうの低地で、南の高台のほうが高級住宅地である。
 筆者たちはまず、町の北に入った。そこから高台のほうを目指す。携帯で義妹に電話して、詳しい住所を聞いたが、教えてもらった目印のマリア像が見当たらない。それもそのはずで、マリア像は登っていくときにはよく見えない。さらに夜道である。当然、行き過ぎて、峠の近くまで来てしまった。そこで、もう一度電話して、迎えに来てもらうことになった。待つこと、約5分。義妹が大きな車を運転してやってきた。先導してもらって、義妹宅への道を行く。教えてもらったマリア像は下り坂からなら、見える。
 マリア像のところからわき道へ入っていく。わき道は舗装されていない。数分行ったところが義妹宅であったが、豪邸である。
 義妹の夫はいまや実業家で、いろいろな事業を多角経営している。幼少のころはあまり恵まれない家庭だったそうだが、勉学に励み、最初は観葉植物の輸出事業をオランダ人(?)と共同で始めた。その当時は会社提供の家に住んでいて、訪問したこともある。広い家だったが、豪邸というほどではなかった。
 周りには人家はあまりない。当然、セキュリティには気を使う。獰猛なシェパードも飼っている。家の周りに鉄格子が入るのは当たり前である。
 中に入ってみて、また驚いた。映画に出てくるような階段がまず目に入る。
 天井が高いので、普通の照明でもあまり明るくならない。しかし、暗くて困ることもない。
 この家の設計は自分たちでしたそうで、いろいろな雑誌などを参考にしたそうである。
 豪邸ではあるのだが、一つだけ間が抜けていたことがあるとか。それは台所である。大人数が座れる長い食卓がある一方、台所は普通で、豪邸には似つかわしくない。設計の段階で気がつけばよかったのだが、着工後気がついたようで、後の祭りであった。普段は台所についているカウンターで食事している。これでも十分ではあるのだが。
 そのカウンターで義妹の手作りのおいしい夕食をいただいた。義妹宅には使用人がいるが、料理は自分でしている。普通の料理も上手であるが、特に、デザートが得意のようである。
 義妹には3人の子供がいるが、この日初めて次男にお目にかかった。高校生である。長男と長女はまだ帰宅していなかった。彼らとは16年前に会っているが、まだ子供であった。次男は当時、まだ誕生していなかったかもしれない。
 そのうちに旦那と長男・長女も帰宅。再会を喜び合う。
 この日は長い一日だったので、10時半には就寝。
 
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