スペイン語圏の人名シリーズにはまだまだ面白いのがあるが、前回ほどのインパクトはなさそうである。
まずは、“Garbanzo”さん。これは「ひよこ豆」という意味である。動物名の姓はいろいろあったが、今度は植物名である。日本には「大豆」さんや「小豆」さんがいるのだろうか。「つまみ枝豆」という芸名の芸人はいたが。
コスタリカ大学の教え子に“Portugués”(ポルトガル人)という姓を持つ学生がいた。もちろん、両親を含め、一家全員コスタリカ人だったのだが、ご先祖様に「ポルトガル人」がいたのだろう。スペインには“Japón”(日本)という姓を持つ人もいて、ご先祖様が慶長遣欧使節団か天正遣欧使節団のメンバーの子孫だと信じられていることもテレビで紹介されている。
英語圏にも“England”さんや“Ireland”さんがいる。“England”さんは名前のとおり、「イングランド人」だろうが、“Ireland”さんは「アイルランド人」ではないらしい。実際、パプア・ニューギニアにいたころ、“Ireland”という姓の先生が新しくやってくることになった時、同僚のアイルランド人に聞いてみたら、「アイルランド人ではないだろう」と言っていた。はたして、着任してみると、やっぱりアイルランド人ではなく、イングランド人だった。たぶんアイルランドに所領をもつ領主のイングランド人がご先祖様だったのだろう。
さて、次は“Cinco”さん。「5」という意味である。日本には「千」さんはいるし、「一」さんもいるらしい。中国にも「一」さんはいるらしい。しかし、「五」さんはいただろうか。数のシリーズでは「2番目」の意味の“Segundo”がいる。「二世」という意味にもなるので、「だれかの二世」だったのだろうが、「だれか」がいつの間にか忘れられたのかもしれない。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
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英語圏にも“England”さんや“Ireland”さんがいる。“England”さんは名前のとおり、「イングランド人」だろうが、“Ireland”さんは「アイルランド人」ではないらしい。実際、パプア・ニューギニアにいたころ、“Ireland”という姓の先生が新しくやってくることになった時、同僚のアイルランド人に聞いてみたら、「アイルランド人ではないだろう」と言っていた。はたして、着任してみると、やっぱりアイルランド人ではなく、イングランド人だった。たぶんアイルランドに所領をもつ領主のイングランド人がご先祖様だったのだろう。
さて、次は“Cinco”さん。「5」という意味である。日本には「千」さんはいるし、「一」さんもいるらしい。中国にも「一」さんはいるらしい。しかし、「五」さんはいただろうか。数のシリーズでは「2番目」の意味の“Segundo”がいる。「二世」という意味にもなるので、「だれかの二世」だったのだろうが、「だれか」がいつの間にか忘れられたのかもしれない。
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