ちょっと前まで、スペインの男前ノリエガや、イタリアの貴公子キム様や、スイスの美しき神童ウルスや、肉食動物ジェリーや、ビリー隊長に負けない胸板のヒューにきゃーきゃー言っていたが、トニー・レオンのお蔭で再び香港映画がマイブーム。
ずっぽり香港映画にはまるまえに、ちと頭を冷やそうとこちらを鑑賞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/45/f6bdb6099410f5340154d766cbcab27d.jpg)
2002年、デンマーク作品
監督:スザンネ・ビエール
出演:ソニア・リクター、マッツ・ミケルセン、ニコライ・リー・カース他
結婚を間近にひかえた幸せいっぱいのカップル、セシリとヨアヒム。
だがヨアヒムが不慮の事故で全身不随になってしまう。
身に降りかかった不幸に絶望し心を閉ざすヨアヒムを、自分の愛情で立ち直らせようとするセシリ。だが自分のことでいっぱいのヨアヒムはセシリにつらくあたる。
心の支えを失ったセシリは、ヨアヒムが入院する病院の医師でもある加害者の夫ニルスに心の安らぎを見いだし、彼の愛で心の隙間を埋めようとする。
だがそれは、ヨアヒムを裏切り、ニルスの家庭に波紋を投ずることでもあったのだ。
ヨアヒム、セシリ、そしてニルス。
みんなしあわせになりたいと思って、自分に正直に生きようとして傷つき、そして誰かをも傷つけてしまう・・・。
相手を思いやる気持ちが欠けている・・・と言えなくもないけれど、それぞれの気持ちがひしひしと伝わってきただけに、見ていて切なくなってしまった(ニルスの妻マリーにだけは同情できないけど)。
でも、ちょっとつらいけどこの映画の曖昧な終わり方は好き。
いつ自分に火の粉がふりかかってくるかも知れない。
誰でも被害者にも加害者にもなりうるし、全てが円満に終わるわけじゃない。
それでも生きていかにゃーならんわけよね、それが現実なんだよね。
そんな残酷な現実を受け入れ、傷をかかえながらも前向きに生きるために、それぞれが今まで握っていた人の手をそっと離したのだと思いたい。
これはドクマ手法で撮影したそうだけど、照明やセットを一切使わないドキュメンタリータッチの作りが、このドラマによりいっそうのリアリティをもたらしていて、物語にすんなり入り込めた。
ドクマ手法って、そのシーンの空気をすごく感じさせてくれるから、ワタシは嫌いじゃないなあ・・・とえばって言うほど見ているわけではないけれど、この映画に限って言えばぴったりあっているんだと思う。
で、ワタシはマッツの映画もニコライの映画も殆ど見ていないのだが、今回感じたことがある(あくまでもワタシが感じたこと)。
ニコライは誰か相手がいるとすごく輝く人。相手がいることによって自分の魅力を最大限に引き出せる人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/4f/2ee71e16e1993b47cc7ca2e47d1d50a4.jpg)
マッツはというと・・・彼は一人の時の表情がすごくいい。
彼はねー、心の中に澄んだ深く静かな湖を持っていると思うのよ(なんじゃそりゃ)。それは誰にも汚せない神聖なものなの。
白衣もすごく似合っていたし(ちょっとだらしなさげに着ているところがまたよろしい)、背中もお尻もすべすべで綺麗だったのでびっくりしちゃった、ははは。
ニコライに軍配を上げたい気もするけど、今回はお尻の綺麗なマッツの勝ち~~!
(なのにニコライの写真を載せてしまいました・・・やっぱ可愛いし・・・腐)
ずっぽり香港映画にはまるまえに、ちと頭を冷やそうとこちらを鑑賞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/45/f6bdb6099410f5340154d766cbcab27d.jpg)
2002年、デンマーク作品
監督:スザンネ・ビエール
出演:ソニア・リクター、マッツ・ミケルセン、ニコライ・リー・カース他
結婚を間近にひかえた幸せいっぱいのカップル、セシリとヨアヒム。
だがヨアヒムが不慮の事故で全身不随になってしまう。
身に降りかかった不幸に絶望し心を閉ざすヨアヒムを、自分の愛情で立ち直らせようとするセシリ。だが自分のことでいっぱいのヨアヒムはセシリにつらくあたる。
心の支えを失ったセシリは、ヨアヒムが入院する病院の医師でもある加害者の夫ニルスに心の安らぎを見いだし、彼の愛で心の隙間を埋めようとする。
だがそれは、ヨアヒムを裏切り、ニルスの家庭に波紋を投ずることでもあったのだ。
ヨアヒム、セシリ、そしてニルス。
みんなしあわせになりたいと思って、自分に正直に生きようとして傷つき、そして誰かをも傷つけてしまう・・・。
相手を思いやる気持ちが欠けている・・・と言えなくもないけれど、それぞれの気持ちがひしひしと伝わってきただけに、見ていて切なくなってしまった(ニルスの妻マリーにだけは同情できないけど)。
でも、ちょっとつらいけどこの映画の曖昧な終わり方は好き。
いつ自分に火の粉がふりかかってくるかも知れない。
誰でも被害者にも加害者にもなりうるし、全てが円満に終わるわけじゃない。
それでも生きていかにゃーならんわけよね、それが現実なんだよね。
そんな残酷な現実を受け入れ、傷をかかえながらも前向きに生きるために、それぞれが今まで握っていた人の手をそっと離したのだと思いたい。
これはドクマ手法で撮影したそうだけど、照明やセットを一切使わないドキュメンタリータッチの作りが、このドラマによりいっそうのリアリティをもたらしていて、物語にすんなり入り込めた。
ドクマ手法って、そのシーンの空気をすごく感じさせてくれるから、ワタシは嫌いじゃないなあ・・・とえばって言うほど見ているわけではないけれど、この映画に限って言えばぴったりあっているんだと思う。
で、ワタシはマッツの映画もニコライの映画も殆ど見ていないのだが、今回感じたことがある(あくまでもワタシが感じたこと)。
ニコライは誰か相手がいるとすごく輝く人。相手がいることによって自分の魅力を最大限に引き出せる人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/4f/2ee71e16e1993b47cc7ca2e47d1d50a4.jpg)
マッツはというと・・・彼は一人の時の表情がすごくいい。
彼はねー、心の中に澄んだ深く静かな湖を持っていると思うのよ(なんじゃそりゃ)。それは誰にも汚せない神聖なものなの。
白衣もすごく似合っていたし(ちょっとだらしなさげに着ているところがまたよろしい)、背中もお尻もすべすべで綺麗だったのでびっくりしちゃった、ははは。
ニコライに軍配を上げたい気もするけど、今回はお尻の綺麗なマッツの勝ち~~!
(なのにニコライの写真を載せてしまいました・・・やっぱ可愛いし・・・腐)