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ノリエガ祭りその①「PUZZLE(パズル)」

2007-01-05 02:09:42 | 映画・DVD【は】
ノリエガを好きになってから、わりとすぐに見た作品。

一度見た時、なんとなく自分的に納得がいかなかったので、正月のすっきりした頭(?)で見てみたら感じ方も違うかなーと思っての再見。



1999年/スペイン作品
実は原題が「NADIE CONOCE A NADIE」だと知らずに、こちらも買ってしまったのね~。ちゃんと調べればわかることなのに、ワタシったらバカバカバカ!
でもちょっとだけでもノリエガに貢献できたからいいか、くすん。


聖週間に沸くスペイン・セビリア。
小説家志望だが筆が思うように進まず、新聞のクロスワード・パズル制作で生計を立てている青年シモン(エドゥアルド・ノリエガ)のもとに『パズルに“敵対者”という言葉を入れろ』という脅迫めいた電話がかかってくる。
不吉な予感にとりつかれたシモンは、英語教師である同居人カエル(ジョルディ・モリャ)に相談するが「いたずらだろう」と一笑にふされる。
シモンは結局、脅迫電話で言われたように、パズルに“敵対者”という言葉を入れてしまうのだが、その言葉が合致するような殺人事件が彼のまわりで次々とおこっていく・・・。


うううう~~~ん・・・前半はサスペンスって感じがして、まあまあよかったんだけどねえ。
でも犯人がわかったとたんがーーーっくりきたわ。
大掛かりなことをする動機としては、すごく弱いのよね~~~。
犯人がシモンを「選ばれしもの」として選んだ理由もなんだか曖昧だし。
ちょっとの量で大量虐殺できちゃうサリンを、あんな面倒な思いをして大量に仕込むってのもおかしいしねえ。それにあれしか人が死なないわけないだろーが。
おまえらあんな街の模型を作ってるヒマがあるなら、他の事に心血そそげ~!!
なんか全てが安直で薄っぺらで尻切れトンボ。
ありえないことの連続。
ちょっと捻って手を加えれば相当面白くなりそうなのに、すごくもったいないんだよなあ~。

内容はともかくとして、セビリアの美しい風景や、宗教色豊かな(当たり前か)お祭りなんかは、ちょっとした旅行気分に浸れてなかなかよろしい。
でもこれ・・・ノリエガが出ていなかったら見なかったかもな。

2度目の感想も1度目の時とさしてかわりなし。やっぱりあまり人様にはオススメできない・・・。
ノリエガ好きな人なら別だけど。
それだけです。




↑ワタシはこーゆー姿にクラクラしていましたが。本はイイ男の必需品(笑)
コメント (6)
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