オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「M:i:III」

2006-07-12 01:57:53 | 映画・DVD【ま】


今は第一線を離れて、教官としての日々を送るIMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は婚約者のジュリアと幸せな日々を過ごしていた。しかしジュリアとの婚約パーティの最中に、突然ミッションの連絡を受け取る。ブラックマーケットの商人、オーウェン・デイヴィアンの監視任務にあたっていた、教え子リンジーが拘束されたというのだ。イーサンはリンジーの救出作戦に参加するが、彼女は頭に仕掛けられた小型時限爆弾によって殺されてしまう……。



第一作目ではエミリオ・エステベスがのっけから死んでしまうし、第二作目ではリチャード・ロクスバーグが犯人とはいえ悲惨な殺され方をするし(ちょっとトム・クルーズを恨んだオイラ)……今回はジョナサン・リース=マイヤーズが死んじゃったらどうしようと思っていましたが無事でした。ほっ。

いやはや、面白かったです。
イーサン、死なないだろーとは思っていましたが、わかっていながらもスリリングなストーリー展開にどきどきしました。
高いところが死ぬ程嫌いな私には「試練」とも言うべき場面も多々ありましたし。

今までは「クールなイーサン」というイメージでしたが、今回はホットな人間性を押し出すような作品に仕上がっていました。仕事と恋人との間で揺れ動く微妙な心の動きをトム・クルーズがしっかりと演じていました。
彼のアップを見て「あ、トム・クルーズ年とったな~」と思いましたが、かなりダイナミックなアクションをこなしてましたね。タフです。さすがです。

最近のハリウッド映画は金かけるばっかりでろくなのがないな~と思ったこともありましたが、これはうまく出来ていると思います。ちゃんとお金をかけただけの作品に仕上がっていますね。
まったく無駄がない、たたみかけるようなストーリー展開に思わず引き込まれてしまいました。娯楽映画としては最高です。
でも、まるで今のトム・クルーズを絵に描いたようなラストはちょっと…幸せすぎではないですかねええ~~?


犯人役のフィリップ・シーモア・ホフマンが一見「怖そうでない」だけに怖い、ブラック・マーケットの商人役を好演。
でも何故だか「カポーティ」に見えちゃうんですよね。まあ同じ人間が演じているわけだから当たり前なのかも知れないけど。

それからジョナサン・リース=マイヤーズ、清涼感を感じさせる青年役がぴったりでした。彼のまわりだけ爽やかな風が吹いていた感じ。
ピンがあたってもしっかり絵になる、存在感のあるいい男でした(褒めすぎ)。
「セクシャル・イノセンス」の時はあどけない顔していたのにねえ~。でも今回ちょっと出番が少なかったような…。
もっと出番を~~(贅沢?)!!


ファンの間では多分有名(?)なこの写真…。ジョナサン可愛いですよね(ついでにキリアンも)。


viva jijiさん、やっぱりローレンス・フィッシュバーンの顔、でかかったよ~。スクリーンからはみ出るかと思った…(汗)。
コメント (12)
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