愛しいヒューがペンギンのお父さんの声の役で、美声で歌まで聴かせてくれるとくりゃ、こりゃ観に行くしかないでしょう。
本人が出てきてこんな姿で歌って踊ってくれりゃなおいいんだけど・・・

まあ贅沢は言うまい。
ということで行ってまいりました。

2006年、オーストラリア/アメリカ作品。
イケメン皇帝ペンギンのメンフィス(声:ヒュー・ジャックマン)は「心の歌」でノーマー・ジーン(声:ニコール・キッドマン)に熱い思いを伝えることに成功。
二人ははれて夫婦となり、愛の結晶の卵も生まれた。
ところがノーマ・ジーンが餌をとりに出かけている間に、メンフィスは大事な卵をうっかり落としてしまう。
そのせいか孵化したメンフィスの子供マンブルは他と違っていた。
くちばしからでなく足から生まれてきたことも、メンフィスをびっくりさせたが、なにより激しい音痴であったことが周りを落胆させた。
メンフィスは「オレのせいだ!」と心の中で自分を責めながらも、なんとか普通のペンギンのようにマンブルを歌わせようとする。
だが心を伝えようとするとマンブルの足は勝手に動いて踊り出してしまうのだ。
そう、マンブルにとって踊ること=気持ちを伝える手段だったのである。
卒業式の夜、みんなにばかにされ、激しく傷ついたマンブル(声:イライジャ・ウッド)は、流氷にのってアデリー・ペンギンの地にたどりつく。
そこでアデリーペンギンの五人組「アミーゴス」に出会い、自分の踊りを誉められ、初めて自信というものを感じるマンブル。
自分が間違っていなかったと悟ったマンブルはアミーゴスを引きつれ国へ帰るが、「餌である魚が激減したのはおまえの変な踊りのせいだ」と長老からなじられ、国外追放されてしまう。
かくして、マンブルは魚が激減した原因を追究するため、アミーゴスと共に旅にでるのだが・・・。
この映画の何に感動したかって、なんたってマンブルにくっついてまわる「アミーゴス」でしょう。
彼らはマンブルが皇帝ペンギンであろうが、イワトビペンギンであろうが、なんであろうが「とにかく踊りがうまい」というだけでマンブルを慕い、おまけに過酷な旅にまでくっついていくのだ。

まったく偏見や差別をもたず、とにかく明るくて何事にもめげない、「マンボ」の好きなラテン系五人組なのだ(そう、カルロスが五人みたいな・・・)。





(こんな感じ?)
これはね、私たち人間も見習うべきだと思ったね。
監督であるジョージ・ミラーは、差別や偏見で争いごとの耐えないワタシたち人間をちくりと刺しているんじゃないかな~なんて思ったりして。
それからこいつもすごい・・・というか、どすこい。

なんだかチョーシのいい、あやしい教祖サマなのだが、この肉感的な感じがとっても可愛い。
声はロビン・ウィリアムズ。嬉々としてやってんのがよ~くわかります。
監督は「フォト・リアリティーを実現したかった」らしいけれど、ペンギンたちのホワホワした毛並み、くねくねした動きや質感、南極大陸の自然美などの精巧なCGを駆使した映像を見る限り、それは成功していると言えるだろうね。
歌もすごかったですよ~~~。
なんか半端なミュージカルよりすごい!うまい!迫力満点!
なつかしいQueenの「Somebody To Love」やプリンスの「Kiss」、EW&Fの「Boogie Wonderland」なんか聴けて嬉しかったなあ。
勿論ヒューもよかったですよ~~。んふふ。
最後はそうきたか~~~と意外な方向にいってしまったけど、人間は動物や自然と調和していくべきだという監督のメッセージが十分伝わってきたので、これもありかなと。
人間誰しも、他の人間と違っている自分を感じることはあるはず。
そして「こんなんでいいんだろうか?」とちょっくら不安になることもあるはず。
にもかかわらず、実はあまりマンブルには魅力を感じなかったワタシ。
何故でしょう?そこんとこがよくわからんけど・・・。
イライジャの声で猛吹雪の中・・・でしょ?
なんとなく「旅の仲間」を見ているような気分になっちゃったのは、ワタシだけではないと思うけれど。
本人が出てきてこんな姿で歌って踊ってくれりゃなおいいんだけど・・・

まあ贅沢は言うまい。
ということで行ってまいりました。

2006年、オーストラリア/アメリカ作品。
イケメン皇帝ペンギンのメンフィス(声:ヒュー・ジャックマン)は「心の歌」でノーマー・ジーン(声:ニコール・キッドマン)に熱い思いを伝えることに成功。
二人ははれて夫婦となり、愛の結晶の卵も生まれた。
ところがノーマ・ジーンが餌をとりに出かけている間に、メンフィスは大事な卵をうっかり落としてしまう。
そのせいか孵化したメンフィスの子供マンブルは他と違っていた。
くちばしからでなく足から生まれてきたことも、メンフィスをびっくりさせたが、なにより激しい音痴であったことが周りを落胆させた。
メンフィスは「オレのせいだ!」と心の中で自分を責めながらも、なんとか普通のペンギンのようにマンブルを歌わせようとする。
だが心を伝えようとするとマンブルの足は勝手に動いて踊り出してしまうのだ。
そう、マンブルにとって踊ること=気持ちを伝える手段だったのである。
卒業式の夜、みんなにばかにされ、激しく傷ついたマンブル(声:イライジャ・ウッド)は、流氷にのってアデリー・ペンギンの地にたどりつく。
そこでアデリーペンギンの五人組「アミーゴス」に出会い、自分の踊りを誉められ、初めて自信というものを感じるマンブル。
自分が間違っていなかったと悟ったマンブルはアミーゴスを引きつれ国へ帰るが、「餌である魚が激減したのはおまえの変な踊りのせいだ」と長老からなじられ、国外追放されてしまう。
かくして、マンブルは魚が激減した原因を追究するため、アミーゴスと共に旅にでるのだが・・・。
この映画の何に感動したかって、なんたってマンブルにくっついてまわる「アミーゴス」でしょう。
彼らはマンブルが皇帝ペンギンであろうが、イワトビペンギンであろうが、なんであろうが「とにかく踊りがうまい」というだけでマンブルを慕い、おまけに過酷な旅にまでくっついていくのだ。

まったく偏見や差別をもたず、とにかく明るくて何事にもめげない、「マンボ」の好きなラテン系五人組なのだ(そう、カルロスが五人みたいな・・・)。





(こんな感じ?)
これはね、私たち人間も見習うべきだと思ったね。
監督であるジョージ・ミラーは、差別や偏見で争いごとの耐えないワタシたち人間をちくりと刺しているんじゃないかな~なんて思ったりして。
それからこいつもすごい・・・というか、どすこい。

なんだかチョーシのいい、あやしい教祖サマなのだが、この肉感的な感じがとっても可愛い。
声はロビン・ウィリアムズ。嬉々としてやってんのがよ~くわかります。
監督は「フォト・リアリティーを実現したかった」らしいけれど、ペンギンたちのホワホワした毛並み、くねくねした動きや質感、南極大陸の自然美などの精巧なCGを駆使した映像を見る限り、それは成功していると言えるだろうね。
歌もすごかったですよ~~~。
なんか半端なミュージカルよりすごい!うまい!迫力満点!
なつかしいQueenの「Somebody To Love」やプリンスの「Kiss」、EW&Fの「Boogie Wonderland」なんか聴けて嬉しかったなあ。
勿論ヒューもよかったですよ~~。んふふ。
最後はそうきたか~~~と意外な方向にいってしまったけど、人間は動物や自然と調和していくべきだという監督のメッセージが十分伝わってきたので、これもありかなと。
人間誰しも、他の人間と違っている自分を感じることはあるはず。
そして「こんなんでいいんだろうか?」とちょっくら不安になることもあるはず。
にもかかわらず、実はあまりマンブルには魅力を感じなかったワタシ。
何故でしょう?そこんとこがよくわからんけど・・・。
イライジャの声で猛吹雪の中・・・でしょ?
なんとなく「旅の仲間」を見ているような気分になっちゃったのは、ワタシだけではないと思うけれど。