オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「ボーン・アルティメイタム」を観てきました

2007-10-19 01:01:22 | 映画・DVD【は】
本日は「ボーン・アルティメイタム」のジャパプレに行ってきた。

スペシャルゲストは主人公ジェイソン・ボーンを演じるマット・デイモン。
Tシャツにジーンズかしら・・・と思っていたけど、びしっとスーツ姿で登場(だけどあまり似合ってない・・・。というより見慣れないだけ?)。


いや~マット!めっちゃ可愛いの~!
ファンが手を振ると、可愛く手を振り返すのね♪(←通訳の人が隣で喋っているとゆーのに(笑))
その仕草に優しい人柄がにじみ出てるっているっていうかなんんというか♪
ワタシもちょっと胸きゅん(死語)状態になってしまったわ♪
いや~マットちゃん、ジャガイモみたいな顔なんて言ってごめんね。
顔はジャガイモでも、心は錦だったのね(感涙)。


この日「一応ジェイソン・ボーンの話はこれで終わりだけれど、監督から誘いがあったらまた(続きを)やるかもね」とマットちゃんが言っていた、三部作の最後に当たるのがこの作品。(でもどっかのインタビューでは『ボクも年をとったし(アクションシーンが)体力的にキツイからこれが最後だろう』といっていたような・・・)




2007年、アメリカ作品

監督:ポール・グリーングラス

出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、パディ・コンシダイン 他


ジェイソン・ボーンには「熱い戦い」という言葉が似合わないほど、クールである。そして全てにおいてムダがない。
それは暗殺者として育成された時点で、暖かい人間的な感情を抹殺されたからかもしれない。
そんな彼が、記憶を失ったことによって、次第に人間らしさを取り戻していく。
だが彼の存在を抹消したい組織が、彼の元に暗殺者を次々に送り込む。

前作では、追っ手を逃れ最愛の人とインドで平穏な日々を送っていたところに、再び暗殺者が送り込まれ、彼女を失なってしまったボーン。

「自分は一体何者なのか?何故こんなにも執拗に命を狙われるのか?」
彼は本当の自分を知るために、そして自分を暗殺者に仕立てあげた組織に復讐するために、たった一人で最後の戦いに挑む。

世界の三つの都市で、繰り広げられる手に汗握るアクションシーン。
観光気分も味わえてなかなか美味しいシーンでもある。
ワタシとしては、人々の生活感が溢れ出ていたタンジールのシーンが一番好きかな。

今回もボーンは死ぬ程走るわ、爆風に飛ばされるわ、車に激突されるわ、バットマンのようにビルからビルへと飛び移るわ、激しく殴られ続けるわ・・・と散々な目にあいながらも、不死鳥のように復活し(フツーだったら死んでいます)、敵をかわし、核心に近づいていく。


アメリカに戻ったボーンは、ついにCIAの極秘プロジェクトのデータを盗み出すのだが、この手口が実に鮮やか。
観ている方としては、胸がすっきりするシーンでもある。
そいてもってボーンに振り回され続けるCIAが、いかにアホ揃いかがわかるシーンでもある(笑)。
入手したデータにはボーンとの関わりと驚愕の内容が記載されていた。
ここでボーンが何者なのか、また命を狙われる理由が明らかになる。

でも・・・これがアメリカで実際に行われていたとしても驚かない。
あり得ない話ではないからだ。
病んでいるアメリカのほんの一部の闇の部分だと思えなくもないのだ。


とにかくこのボーン役のマット・デイモンがかっこいい。
最終的にボーンは死ぬべきだという声もあるようだけど、ワタシとしては死なないで頑張って欲しいような気がする。
イギリスに007あり、アメリカにボーンありというふうに、両者にはクールでタフな姿を見せ続けて欲しい。

ちなみにジェイソンの恋人だったマリーのお兄さん役で、ダニエル・ブリュールが、ちょっとだけ出ている。
やきそばさんに聞いて知ってはいたのだけど、なんだか地味~でぱっとしなくて、よく見なければ見逃すところだったわ(笑)。


一般人にまぎれると、完全に姿がかすんでしまうマットちゃん。
ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットのようなオーラは感じられないけれど、太く長くこれからも頑張って欲しい♪
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パンズ・ラビリンス」

2007-10-08 13:46:14 | 映画・DVD【は】
  

監督:ギレルモ・デル・トロ 

出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ 他

2006年、メキシコ/スペイン/アメリカ作品


以前「エドゥアルド・ノリエガが出ているから」という理由で見た同監督作品「THE DEVIL'S BACKBONE」。
これも内戦下のスペインが舞台だったが、やはり犠牲になっていたのは罪もない子供たちだった。
そしてラストでは子供たちは自らの足で立ち上がり、自らの手で武器を取ることによって大人への階段をあがっていったのだが、あの映画にはまだ救いが感じられた。

だが、この映画はどういったものか。


1944年のスペインが舞台である。
内戦は終結していたが、それでもまだフランコ政権に対し、抵抗運動を続けるものたちがいた。
山間部にたてこもった反政府ゲリラを鎮圧するため派遣されたのが、ビダル大尉。
彼は自分の戦う土地で子供を産ませるために、体調の思わしくない臨月の妻を無理矢理呼び寄せるという身勝手で冷酷無比な男だった。

妻の連れ子のオフェリアは、そんな義父を受け入れられず、また、体調のすぐれない母親の姿に不安を覚えずにはいられない。

とある夜、オフェリアは寝室に現れた妖精に、森の奥にある迷宮へと案内される。
そこには不思議な姿をした「牧神」のパンがおり、オフェリアに「あなたはこの地下王国のプリセンスである」と告げる。
そしてさらに
「すっかり人間になってしまっていては王国に迎えることができない。王国に迎える資格があるかどうかを試すために、3つの試練を与えましょう」
と言い、その試練がなんであるかが記された大きな本を差し出すのであった。
悪夢のような現実の世界から逃避し、迷宮に希望を見出そうとしたオフェリアは、試練に立ち向かうことを決心するのだが・・・。



過酷な運命から逃れるために、自分自身の中に迷宮の世界を作り上げたオフェリア。だが、その迷宮も決して美しい世界ではなかった。
オフェリアが迷宮の世界へ逃避するのと併行して、現実ではビダル大尉が残虐な行為を繰り返す場面が映し出される。
残酷な描写をつきつけられ、あまりの惨さに私は何度も目を覆った。
映画を観る前にプログラムを購入しざっと目を通したのだが、内戦直後から翌年にかけて、一日に250人もの捕虜が処刑されたそうだ。
殺された捕虜たちの恐怖や苦痛を思い、胃が締め付けられるほどキリキリ痛んだ。
今まで、こんなに痛い思いをしたダーク・ファンタジーは知らない。
だがこれはダーク・ファンタジーでありながら現実でもあるのだ・・・。

人を嬲り殺すようなビダル大尉でも、父の形見の懐中時計を肌身離さず持ち歩くという、人間らしい弱い面ものぞかせる。
彼は自分の命が危険にさらされる時、その懐中時計にそっと手を触れるのだ。
そして自分の最後を息子に伝えたいという父親らしい気持ちも持ち合わせていた。
一体どんな狂気が彼を残忍な行為へと導いたのか。

オフェリアに対しては可哀想にという思いとこれで良かったんだねという安堵感とがない交ぜになり、涙が溢れて止まらなかった。
ギレルモ・デル・トロ監督は一人の少女の生き方を通すことによって、戦争の愚さを強く訴えることに成功していると思う。
そして戦争をモチーフとした映画というだけではなく、みごとにダークファンタジーと融合させ、完成度の高い作品にしあげている。

子供たちが空想の世界にひたるのは悪いことだとは思わない。
だが、それが悪夢が充満した現実から逃れるために残された、たった一つの手段だったとしたら、あまりにも悲しいではないか。
コメント (30)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「抱擁」

2007-09-25 02:09:07 | 映画・DVD【は】


2002年、アメリカ作品

監督:ニール・ラビュート

出演:グウィネス・パルトロウ(モード・ベイリー)
   アーロン・エッカート(ローランド・ミッチェル)
   ジェレミー・ノーサム(ランドルフ・ヘンリー・アッシュ)
   ジェニファー・エール(クリスタベル・ラモット) 他


アメリカ人ローランドは、19世紀の詩人ランドルフ・ヘンリー・アッシュの研究のためにはるばるロンドンにやって来た。
そして偶然にも、大学の図書館のアッシュの蔵書の中に、妻ではない女性に宛てたラブレターが挟まれているのを発見する。
それは女流作家のクリスタベル・ラモットに宛てたものだと確信したローランドは、ラモットの研究家であるモードに協力を求める。


2人で過ごした時間はたった1週間とはいえ、19世紀当時としては、大胆とも非常識とも言える愛に身を投じたアッシュとラモット。



アッシュとラモットの封印されたロマンスの軌跡をたどっていくうちに、惹かれあってゆくが、傷つくことを恐れなかなか一歩先に踏み出すことが出来ないローランドとモード。
100年と言う年月を隔てた2つの恋が対比され、微妙に絡み合いながら最後に思いもかけない真実にたどり着く。

ローランドとモードのなかなか進展しない恋の行方も勿論だが、アッシュとラモットという、しっとりした大人の激しいロマンスの結末がどうなるのか、そちらの方が気になって仕方がなかった。
詩人らしい言葉が溢れた書簡は、知性と奥ゆかしさが感じられながらもどこか官能的で、苦しい恋に身を投じたことによって生を感じているような二人はとっても魅力的だった。
しかし昔はゆったりと贅沢な時間が流れていたんだなあ。
手紙を待つ間の喜びと不安はなんと甘美的なことか。
二人のために傷ついた人間がいたのには、ちょっと心が痛んだけれど、久々に大人のラブロマンスを見たなあ・・・という満足感を味わわせてもらった作品である。


この共演が縁でグウィネス・パルトロウとアーロン・エッカートはちょっとの間、お付き合いをしていたそうだが、アーロンの宗教的な理由によって破局してしまったとか。
これのアーロンはもろにアメリカンと言う感じで、イギリス人に負けないくらいのシニカルなジョークをとばしたりする。
そんでもって頭はぼさぼさ、服はよれよれだけど、すんばらしいい~~~笑顔をみせてくれる(この際、ケツアゴでも許す!)


エラ張りお嬢より、なんぼかぷりちーじゃあないかあぁぁぁー!

ああ・・・プチ・アーロン祭りをやっちゃおうかなーと手持ちのDVDを並べながらにやけている自分がコワイのでありました・・・。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ファウンテン 永遠に続く愛」

2007-07-30 01:50:34 | 映画・DVD【は】
これは、すんごく複雑な映画だった・・・。
どっから手をつけていいものか、どう書いたらいいのか?
ちょっとネタバレを含みつつ、ワタシの勝手な解釈をつづってみまひた。




2006年 アメリカ作品

監督:ダーレン・アロノフスキー

出演:ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ、エレン・バースティン他


病に冒された愛する妻(レイチェル・ワイズ)の命を救うために、治療薬の研究に没頭する医師のトミー(ヒュー・ジャックマン)。
妻を失いたくないトミーは、イジーが「一緒に散歩に行きましょう」と誘っても仕事(研究)を優先してしまう。
だが妻のイジーは死を覚悟し、残り少ない時間をトミーと共に過ごしたいと願っていた。



お互いに深く愛し合いながらも、求めるものが異なることからすれ違う心。
イジーは自分の思いを伝えるべく、とある物語を書き始める。
それは、トーマスという中世のスペインの騎士が女王に命じられ、伝説の「生命の泉(ファウンテン)」を探す旅に出るという物語だった。
未完の物語をトミーが完成させることによって、ふたりの絆は永遠になると信じるイジーは、トミーにペンとインクをプレゼントする。
だがイジーの気持ちが理解できないトミーは、さらに研究にのめりこんでいく。

そして、トミーの努力も虚しく、ついにイジーは天に召されてしまうのだが・・・。



トミーは幾度も回想する。
「初雪が降ったから、二人で散歩にでかけましょう」とイジーが誘うシーンだ。
思い出す度に「仕事が優先だから」とイジーに言う自分の姿が見える。
そしてイジーはトミーを一瞥し部屋を出て行く。


場面は変わり、中世のスペイン。
騎士トーマスは女王の望む「生命の泉」を求めて、危険をかえりみずジャングルを進んでいくが、なかなか「生命の泉」にたどり着けない。

その後も現在、中世のスペイン、そして宇宙を思わせる未来が交互し、トミーはいつの時代も何かを探し求め続ける。



そしてイジーの生まれ変わりの「生命の木」と共に生きる未来の世界で、ついにトミーは物語を完成させる。
それはイジーが彼に伝えようとした「愛」を知ることでもあった。


トミーは再び回想する。
「初雪が降ったから、二人で散歩にでかけましょう」とイジーが誘うシーンだ。
だが、今度は仕事をおいてイジーと一緒に部屋を出て行くことにした。
そして外に通じるドアを開けると・・・。

そこは見渡す限りの銀世界。そしてその中にイジーの墓はあった。
墓にひざまずき「さようなら・・・」とイジーに別れを告げるトミー。
彼女の死を受け入れ精一杯生きること、それがイジーの望みであったのだ。


なんて深い愛なのだろうと、トミーがイジーに別れを言う場面で涙がこぼれてしまったワタシ。
この物語は「宇宙を思わせる未来」から始まり、「中世のスペイン」と「現代」の物語が交互し描かれているが、これが果たして「イジーが書いた物語」をトミーがイメージし膨らませているだけなのか、それともイジーの命を救うために何度も生まれ変わっているトミーのそれぞれの姿なのか、それはわからない。

だが、イジーはどの世界、どの時代にあっても常に伝えようとしていた。
どんな状況にあろうと精一杯生きること、肉体における死によって全てが失われるわけではなく、二人の絆は永遠なのだと。


ただ・・・ワタシとしては、ちょっとあの宇宙空間の輪廻転生を思わせるような場面は、ビジュアル的に必要なかったのではないかなーと・・・(あの禅を組んでいる場面ね)。
あとね、独特の幻想的な世界は面白いと思うのだが、もう少し物語をわかり易くできなかったんかなーという思いが残る。
いずれにせよ万人にオススメできる映画ではないと思う。
だがこの映画でヒューはさまざまな顔、さまざまな側面を見せてくれた。
新たな発見もあり、彼の実力を再確認もでき、ヒュー好きなワタシにとっては価値ある映画となった。


特にこのバスタブのシーンがいい。
ヒューが今まで演じたラブシーンの中で類を見ないほど(って言う程、ラブシーンやってないか・・・)官能的である。



ヒューはのちに「特に大変だったのはレイチェルとのバスタブでのラブシーンだった」と語っている。
「お互い裸でね。こんな状況はただでさえ気を使うのに、この映画ではレイチェルの最愛の人(監督)が見ている前で彼女とラブシーンをしなければいけない……これはさすがに変な気分だった。でもレイチェルの方が『このシーンはきちんと最後までやらないと伝わらないわ。心配はいらないから続けましょう』と言って、結果そのシーンはこの映画を代表する素晴らしいシーンとなった」



二人の愛の深さを見せてくれる切なく美しいシーンと言えるだろう。



・・・と、つらつら書いてきたが、読み直してみるとなんだかしっくりこないなー
実は何度か書き直したりしたのだが、この映画を言葉にするのは非常に難しい・・・ワタシのニワトリ頭では・・・。
これは、まあとにかく観て何かを感じてもらえればそれでいいのではないでしょうかね?
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラック・メール 脅迫」

2007-07-08 07:48:17 | 映画・DVD【は】
久々にジミーのDVDを鑑賞。



1996年、アメリカ作品

出演・ジェームズ・スペイダー、エリック・ストルツ、デボラ・アンガー他

エリック・ストルツ演じるリクターは、人はよいのだけど、勤務先では遅刻の常習犯で仕事の締め切りも守れず、上司に「勤務態度がなっていない」となじられてばかりいる、毎日を何の目標もなくだらだら過ごしているような男だ。
そんなリクターが元彼女ヴィッキー(デボラ・アンガー)の夫で、友人でもあるロニー(ジェームズ・スペイダー)から「力を貸して欲しい」と頼まれる。
話を聞いてみると、町でおきた黒人ダンサー殺害事件の犯人を知っていて、犯人をゆするつもりだと言う。
リクターはなんとか脅迫をやめさせようとするのだが、ロニーは動じない。
そんなやくざなロニーと別れたいと言うヴィッキーに、昔の想いがよみがえるリクターだったが、殺人事件を目撃したというダンサーのチェリーもなんとなく気になる存在になってくる。

優柔不断な主人公、全くタイプの違う二人の女、やくざな友人、それにやたらテンションの高いヴィッキーの兄キースも加わり、一つの事件によって浮き彫りにされていく複雑な人間模様を描いたこの映画、キャストが豪華でございます。

ワタシの大好きなジェームズ・スペイダーとデボラ・アンガー。
それからマイケル・J・フォックスといつも間違えてしまうエリック・ストルツに、ちょい役で出演しているキャメロン・ディアス。
Jンが演じても楽しいだろうキースを演じたマイケル・ルーカーに、カメオ出演(だと思うのだが)の富豪役がよく似合っていたジェームズ・コバーン。


この出演陣なのに・・・何故にこんなにスリルもサスペンスも感じられない映画なのだ~~~?
このテンポの悪さはとてもクライムムービーとは思えない・・・。
エキセントリックに描かれた登場人物の魅力が生かされていなくて、なんとももったいない感じ。
もっとどうにか出来ただろう~~~もっとスパイス効かせられんかったんか~~~!!とジミー目当てで観たワタシとしては、ジミーがおいしい役だっただけになんとも歯がゆい感じの映画だった。

それにもうひとつ、主人公のリクターがイカン。
仕事に対する態度が不真面目だし(仕事をキチンとしないオトコはどうにも許せん)、金がなくなれば親に泣きつくところも好かん。
それに何より、300を観た後ではリクターのあのぷよぷよした腹が許せんのじゃ~~~!!



ジミーは「トゥー・デイズ」「スローバーン/伝説のダイヤモンド」の時も黒っぽい髪だったけれど、基本的にワタシはブロンドのジミーが好きだな♪
でもこのちょっと下品な感じのロニー役は黒髪ももみ上げも不精ヒゲも全く気にならなかった。←もみ上げはウルスで耐性ができたのかも・・・(汗)
むしろ危険な香りがして、よろしいではないの~~!





相変わらずの目力にうっとりしてしまったdim子

脅迫してやる~!とかいいながらも、実は差別に対して憤りを感じているある意味自分なりの正義感を持った頑固な男の役。
ヤクザではあるけれど、実は家庭をこよなく愛するいい男なのだ。



ちなみに最近のジミー(去年の写真らしい)。



第二のフィリプ・シーモア・ホフマンの地位を狙っているんだな、きっと・・・(涙)。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「プレステージ」の試写会に行ってきました

2007-05-26 03:33:14 | 映画・DVD【は】
さて・・・同じようにいい男が二人いて、全てにおいてよくも悪くも互角だったら・・・あなたならどうしますか?

ワタシは本当に困りましたねー。
ヒューを見るべきか、ベイルを見るべきか、どちらの味方をするべきか(いや、別に味方になんなくてもいいんだけどさ)。
まさに愛を試される映画でしたわ・・・。
ってそんな大げさなものじゃないんですけどね、思ったよりダークで重層感のある映画でした。



2006年、アメリカ作品

監督:クリストファー・ノーラン

出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン他


19世紀のロンドン。
若き奇術師アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベイル)は、一流の奇術師になるべく中堅どころのミルトンの元で修行をしていた。



だがある日、舞台上にさくらとしてあがったボーデンは、ちょっとした手違いでアンジャーの妻ジュリアを死なせてしまう。
妻の復讐にとりつかれたアンジャーは、とある舞台でボーデンの小指を拳銃で打ち砕くがそこで復讐が終わったわけではなかった。
やがて二人は壮絶な攻防を繰り広げていくことになるのだ。

アンジャーとボーデンはそれぞれ「瞬間移動」という新しいマジックを披露し、名実共に一流の奇術師として世間に認められるようになる。
だがアンジャーはさらなる新しい奇術でボーデンを凌ぐようになった。
そのトリックを見破ろうと、ボーデンはアンジャーのショーの舞台裏に忍び込むのだが、マジックの最中でアンジャーが舞台下にある水槽からの脱出に失敗し、ボーデンの目の前で溺死してしまう。
ボーデンはアンジャー殺害の罪で逮捕され、死刑を宣告される。
鎖に繋がれながら、これはアンジャーが仕掛けた史上最大のイリュージョンではないのか?という思いをぬぐいきれないボーデン。
そんなボーデンの元に驚くべき人物が面会に現われる。
そして刑が執行される日がとうとうやってきて・・・。


あああ~~~!
どこまでどう説明したらいいのやら。
というよりヘタに説明しない方がいいですね。
まあとにかく観てやってください。
男二人の奇術に対する執念というより、ライバルに対する執着を・・・。

ある意味、この二人はそっくりで一番わかりあえていたと思うのですよね。
友情とは違うけれど、ある種の特別な感情が存在していたようにうけとりました。



ラストで驚愕の真実が明らかになるのですが「二人とも奇術のために(そして相手を凌ぐために)そこまでするか・・・」というオドロキと共に、彼らの運命や犠牲にしてきたものの重さが胸にのしかかってくるような結末でした。
誰にも言うことのできなかった秘密を告白しあう、あの瞬間に、互いに認め合い許し合ったのだと思いたい。
なんかねー、ワタシの好きな二人にあんな運命が待ち受けているなんて・・・ちょっと見ていて辛かったです。
まあ、ヒューがこういう役をやるってことは、新境地を開いたってことで、喜ばしいことでもあるのですが。




ところで、一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる「プレッジ」、パフォーマンスを展開する「ターン」、そして最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ(偉業)」の三つのパートから成り立っているそうですよ。

ワタシたちはトリックを見破りたいと思いながら、うまく騙して欲しいと願う。
ちょくら男と女の関係にも似ているかもしれませんなー。
コメント (25)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「舞台よりすてきな生活」

2007-05-21 02:53:07 | 映画・DVD【は】



製作総指揮: ロバート・レッドフォード

監督: マイケル・カレスニコ

出演: ケネス・ブラナー、ロビン・ライト・ペン他

2000年、アメリカ作品


ロサンゼルスの閑静な住宅街に住むピーター(ケネス・ブラナー)は、かつては一世を風靡した脚本家だが、今は泣かず飛ばず状態。
執筆中の舞台の脚本も、登場する10歳の子どもを子供らしく描くことが出来ず、監督や俳優から批判的な意見をあびる毎日だ。

それだけでも彼にとってはかなりのストレスなのに、更に追い討ちをかけるように、妻メラニー(ロビン・ライト・ペン)が「早く子供が欲しい」とプレッシャーをかけてくる(ので夜は大変!)。
夜中にまで吠える隣の犬がうるさくて、執筆が思うように進まない。
同居中の義母は、痴呆のせいでおかしなことばかり言う。

おまけに隣のうちに引っ越してきた足の悪い女の子エイミーが、メラニーを慕ってピーターの家に出入りするようになる。
これは子供嫌いのピーターにとっては、最悪とも言える事態だった。

彼はエイミーを避けるために書斎に閉り、タバコの煙に包まれながら、今度の舞台に登場する子供のことを考えていた。
だが彼の頭の中で、子供は動いてくれない。子供嫌いの彼にとって、子供は理解不可能な未知なる生物でしかないのである。

ところが・・・。
ある時、窓の外でエイミーがおままごとをしている姿を見て「彼女を観察すれば戯曲のヒントになるかもしれない」と思いつく。



早速おままごとに加えてもらったが、大人の会話しかできず、エイミーに呆れられるピーター。しかし、エイミーに合わせて会話をしているうちに、子供の発想の素晴らしさに触れ、それと共に心も触れ合っていく・・・という心温まーるお話なのである。


登場人物がみな何らかのフラストレーションを抱えていながらも魅力的で、エピソードのひとつひとつにちょっとした捻りが見られて面白い作品だ。

とにかくケネス・ブラナーがよい!
彼の英国人らしいシニカルなセリフが見るものをニンマリさせてくれる。
妻との掛け合い漫才も楽しいのだが、彼と義母のかみ合っているようでかみ合っていない会話が特におかしい。
だが、偏屈なユーモアの中にもケネス・ブラナーの暖かさが感じられて、なんとなく優しい気持ちになれるのである。

エイミーとの別れのシーンのケネス・ブラナーの表情は涙なしでは見れまへん。
初めは悲しみを見せずに笑顔で見送ろうとするのだけど、エイミーに抱きつかれ、全身で愛をこめて彼女を抱きしめるんだよね・・・。
あううう、書いていても涙でそう・・・。

これ、ヒュー・グラント(アバウト・ア・ボーイっぽくなっちゃうかな?)や、コリン・ファースがやっても面白かったのではないかなー(これこれ、また自分の趣味をば・・・)?


ただ物語が同じような調子で淡々と進みすぎるため、やや盛り上がりにかける展開になってしまったような気がする。それだけが残念。


はい。またいい男見つけました(というか好みの男)。
舞台俳優役で登場するジョナサン・シェックでございます。
ケネス・ブラナー演じるピーターに殴られるんだけど、その姿がまた可愛いの~~♪
彼は写真によって随分感じが違うんですよね。


若い頃。なんとなくアイドルしてますね。
ちょっとジェームズ・マーズデンにも似ている?

 
同じく若い頃。
右側がジョナサン。なんなんだ、この衣装は。

 
現在の彼。やけにおっさん臭い。
今日からあなたも300のメンバーっつーくらいいい身体。
しかし濃い顔だなー。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケン・ラッセルの「白蛇伝説」

2007-05-03 14:04:33 | 映画・DVD【は】


1988年、イギリス作品

監督 : ケン・ラッセル 
出演 : ヒュー・グラント、ピーター・キャパルディ、アマンダ・ドノホー、サミ・デイビス他


若き考古学者のフリント(ピーター・キャパルディ)は、スコットランドの田舎町で巨大な動物の頭蓋骨を発見する。
とある夜、この地方のかつての領主であったダンプトン家のパーティーに招かれ、若き当主ダンプトン卿(ヒュー・グラント)から、この地に伝わる巨大な白蛇の伝説を聞かされる。
はじめは単なる伝説にすぎないと思っていたフリントであったが、白蛇伝説を聞かされてから、蛇にまつわる不思議な事件が相次いでおこるようになる。
一方、村の「神殿の家」と呼ばれる屋敷にシルヴィアという美女が住んでいた。
実は彼女は蛇の化身で、闇の王ダイオニオン(白蛇)復活をもくろんでいたのであった。


このシルヴィアが蛇の化身だと知ったダンプトンとフリントは、協力しあいヘビ退治をしようとするのだが、その方法がばかばかしくて笑ってしまうのだ。
ダンプトン邸の塔に拡声器を設置し、「ヘビ使いの曲」を流し、シルヴィアをおびき出そうとするのだ。
壷の中で寝ていたシルヴィアはまんまとひっかかり、音楽にあわせて腰をくねらせながら壷の中から出てくるのだよね(爆)。
あ、ありえない~~!その姿は爆笑もんである。
でも停電になり音楽が止まってしまって、結局その計画は失敗に終わる。

次にフリントがキルト姿になって(なぜに正装までする必要があるのか?)、バクパイプを演奏しながらシルヴィアをおびきだそうとするのだ。
シルヴィアの毒牙にかかった警察官が踊りながら出てくるのだが、シルヴィアは二度も同じ手にひっかからなかった。
敵もさるもの。なんと耳栓をしていたのだ(爆)。



結局この作戦も失敗に終わり、解毒剤をうっていたもののフリントはシルヴィアの毒牙に襲われる。



こちらはあまり役にたたなかった(笑)ダンプトン卿。
実生活でもあまり頼りにならなそうなヒュー様が演じております。



むむむ・・・これはゴシック調ホラーではなかったのか?
ブラック・ユーモア満載で、ホラーというよりはコメディに近い、なんとも不思議な後味の残る作品だ。
劇中とエンディングに使われている、おどけた感じの白蛇伝説民謡の歌詞も結構えぐくて笑える。
ラストは思いもよらないような結末が用意されており、最後の最後までユーモアを感じさせてくれる仕上がりになっている。
ちょっとレトロでエロチックな映像が、この映画をかえって斬新に見せていて面白い。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ボンボン(BOMBON)」

2007-05-01 02:42:54 | 映画・DVD【は】
いつの頃からか、映画に出ている犬の姿を見ただけで涙ぐむようになってしまった。
「さよならクロ」なんて予告を見て、涙が止まらなかったし、「子きつねヘレン(こりゃ犬じゃないが)」の予告でも「クイール」の予告でも、ハンカチを必要とするくらい泣いた。


うちにも犬がいる。
14年前、保険所で処分されそうなのを、妹が引き取ってきたのだ。
最近は右足の付け根に腫瘍が出来て歩行が困難になってきた。それに加え、心臓がかなり肥大していて、いつ死んでもおかしくない状態だと医者は言う。

「この犬が死んだら自分はどうなるのだろう」と最近よく考える。
10年以上前、避妊手術をするため、2日ほど病院に入院させていた時、小屋にいるべき犬がいないのがとっても奇異な感じがした。
2日後、手術を終えて帰ってきた犬は、よろよろしながらワタシのそばにきて弱々しくしっぽを振った。
人間の勝手で手術をさせたのに、恨むことなく飼い主を慕う健気な犬。
その姿に涙がとまらなくなり、私はただ「ごめんね、ごめんね」と言いながら、泣くしかなかったのだ。

その時、自分にとって犬がどれほど大切な存在か思い知らされたのだ。



さてこの映画の主人公はどうだろう?



アルゼンチン、2004年作品


アルゼンチン、南のパタゴニア。
この映画の主人公であるフアン・ビジェガスは、20年勤めたガソリンスタンドを解雇されてしまった、ついていない男だ。
新しい勤め先も見つからず途方にくれるフアンだったが、ひょんなことから白く大きな犬「ボンボン」を飼うはめになる。
娘夫婦の家に居候していたフアンは、娘に犬を飼うことを反対され、やむなくボンボンを連れてあてのない旅に出るのだが、行く先々で犬好きな人々の注目を集め、ボンボンは素晴らしい犬だと賞賛される。
紹介されたトレーナーによりトレーニングを受けたボンボンは、初めてのショーで3位入賞を果たし、種付けの依頼もくるようになり、次第にフアンの運命は好転し始めたかのように見えた。
だが種付けに失敗し、医者からも「生殖本能がない犬だ」と言われ、途方にくれるフアン。
トレーナーに「オレが犬を預かるから、しばらくしたら出直して来い」といわれ、フアンはボンボンを預けるのだが、一人になって初めてボンボンが自分にとってどんなに大切な存在か気づくのであった。

初めは儲けるための手段であったボンボンが、いつの間にか孤独な初老の男の心に明かりを灯す存在になっていた・・・という心温まる話だ。
ラストでは思わず泣き笑いというか笑い泣きしてしまって、身体の力が抜けてしまった(笑)。

お世辞にも可愛い顔とは言えないボンボンと、いかにも人のよさそうなフアンが「ここで心を通わしたんだな」と思えるようなシーンはない。
だが二人(といっていいのか)が並んで車に揺られている後ろ姿を見ると、明らかにそこに何かが存在しているのがわかる。
自分を愛してくれる主人がいない犬と、仕事を失い家族からは厄介者としか見られていない男。その二人の間には何か通ずるものがあったに違いない。



主人公を演じたフアン・ビジェガスは、実生活では20年駐車場に勤務していたという(この映画の撮影が終わった後、また駐車場勤務に戻ったらしい)。
その朴訥で人のよさそうなフアン・ビジェガスを監督自らスカウトしたのだが、これが大正解のキャスティングだったと思う。
「このおじさんには幸せになって欲しいなあ。でもこんなにいい人なんだからきっと幸せになるよね」と、見る人に思わせてしまうおじさんなのだ。

このおじさんと、ちょっとやる気のなさ気なボンボン、そしてどこまでも続く埃っぽい長い道と青い空。じめじめした気分を吹き飛ばす、乾いたような空気を感じさせる映像。
それらを見ていたら心がほっこり温かくなり、ちょっと力を抜いて生きてみようかという気持ちになったのであった。
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホリデイ」

2007-04-24 12:32:32 | 映画・DVD【は】


2006年 アメリカ作品

監督:ナンシー・メイヤーズ

出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、
   ジャック・ブラック、ルーファス・シーウェル他


浮気をした同棲相手を、怒りのあまり家から追い出した女。

三年も思い続けた男性が結婚することを知り、打ちひしがれる女。

「こんなみじめな状態から抜け出したい!」
そんな二人がパソコンを通じて「ホーム・エクスチェンジ(条件のあうもの同士が、期間限定で家も車もすべて交換する)」することになる。

ホーム・エクスチェンジをした二人の元に、それぞれ気になる男性が現れるのだが、傷つことを恐れる二人は自分の本当の気持ちを真っ向から見つめることがなかなかできない。
そして気になる男性に実は家族がいたり、愛する女性がいたり・・・と話は複雑に絡み合ってゆくのだが・・・。

恋に臆病になっていた女性が、さまざまな人や出来事に出会い、再生し、それぞれの居場所を見つけていく、ハートウォーミングなお話。
ありえないようなできすぎた話だが、実生活でひーこら言っているワタシには現実逃避できる夢のような話でなかなか楽しめた。
ただ、色々なエピソードがあったにもかかわらず、登場人物一人一人の描き方が少々浅かったような気がするのがちと残念。

浮気した相手を追い出したアマンダはロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営する、いわゆる成功した女性である。
キャメロン・ディアスが演じていたのだが、まー確かにスタイルは抜群によろしい。風にさらさらなびくブロンドもこれまた美しい。
だがワタシにはただ身振り手振りが大げさなアメリカ人にしか見えなかった(つまりあまり魅力的には思えなかったということなのだが)。

もう一人のヒロインはロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)。三年も愛し続けた同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が婚約したことを知り、激しいショックを受けるちょっと控えめな女性だ。
ケイト・ウィンスレットはどの映画を見ても思うのだが、知性と品格を感じさせる女優だ。
ある意味おっとりしていて遊びがないとも言えるのだが、ワタシの好きな女優の一人である。
自分が過去に二股かけられていたことがあるので(わはは)、感情移入して見てしまった。
この役の細かい描写は女性の監督ならではともいえよう。

ヒロインたちが心を惹かれる男性はジュード・ロウとジャック・ブラック。
ジュード・ロウはともかく、ジャック・ブラックはなんとなくもったいない使い方だったような気がしてならない。確かに楽しい役だったのだが、彼でなくてはならなかったのか?とかなり疑問。

あくまでもワタシ個人の希望(とうか願望)を言わせていただくと、マイルズの役をむしろルーファス・シーウェルに演じて欲しかった。
ピアノを奏でるルーファス、切ない表情のルーファス、おどけるルーファス・・・うああ~~~見たかったなあ(ハイ、あくまでもワタシ個人の希望です)。



ちょっとベタになりがちなラブストーリーを救ってくれたのが、アーサー役のイーライ・ウォラック。
とにかくこのおじいちゃんがラブリーなのだ。
そしてきらきら輝く宝石のようなセリフをさらりと言ってのけるのだ。



世間から忘れられた(と思っている)大脚本家アーサーと、恋に傷ついたアイリスは、互いの自信を取り戻させる優しい関係を築いていく。
ワタシとしてはこれが一番素敵な出会いだったのではないかと思うのだけど、いかがなものかしら?
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする