欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

欠陥建築(欠陥住宅)の現場…『乱雑な作業現場』

2013年03月09日 11時48分02秒 | 大工に用心




『大工の道具の扱い方で、職人の力量がわかる!』



腕の良い大工の「作業場」は常に「整理整頓」されていて綺麗です。

逆に、「手抜きをする大工」の現場は、雑然としていて、足の踏み場も

ありません。


私たちの様な「プロ」は、こんな所でも、「大工」の仕事ぶりを判断し

て居るんです。


更に、腕の良い職人は、「大工」に限らず、「仕事の道具」を大切にし

ます。


…私は以前、ある現場で、全てのノミや金槌の握りの部分を、赤いペイ

ントで着色しているのを見かけました。

こうすると、薄暗い現場でも目立つので、足で踏みつける事が無いから

だそうです。


「現場」では「釘」や「工具」を踏みつけたり、蹴っ飛ばしたりして、

自分や仲間の大工を怪我させる事もあります。


それ故に、「現場」の整理整頓には、深い意味がある訳です!


例外無く! 「現場」を汚くして作業する大工は、「問題大工」です!

私が「建築中」に調査して、何らかの「問題」をみつけた「現場」は、

皆「乱雑」でした。


なかなか、一般の方が、「大工」の善し悪しを判断できませんが、今

回お教えした様な事も、判断材料にされると良いでしょう。



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