ヤフオフを覗いていたら、懐かしいジャケットのLPレコードに目がいった。
吉田拓郎の『元気です』と『人間なんて』の二枚だ。
『元気です』は、1972年7月に(当時はよしだたくろう)が リリースしたオリジナル・アルバムである。
石川鷹彦の乾いたフォークギターの音色が甦ってきて、つい落札してしまった!
このアルバムは名曲ばかりですね、個人的には拓郎のアルバムの中では、このアルバムがベストワンだと思う。
これらには自分の好きな曲、(結婚しようよ、旅の宿、せんこう花火、祭りのあと、高円寺)ザ・モップスに作品提供した「たどり着いたらいつも雨降り」が収録されている。
このアルバムは昔に擦り切れるほど聴いていました。
この’70年代のサウンドと拓郎さんのシャウトしたボゥーカルが好きです。
ちなみにこの「リンゴ」のギターの、たまらん音は加藤和彦さんからもらったという名器ギブソンJ-45ブラックサンバーストの音。
そこにあったギブソンを弾いたら弦高が低くて少しビビりぎみで、
「こりゃ、いい」ということになってあのようなパーカッシブな音になったそうです。
リンゴのイントロは石川鷹彦がスリーフィンガーで弾いてるんですが、
チューニングを半音下げて、カポ1で弾いてるとか・・・Emでスタートですよね。
拓郎のギブソンJ-45が少しネックに逆ゾリが入ってたらしく、偶然フレットに弦があたる感じがかもし出す奇跡の音だったそうです。
ちなみにこのギブソンJ-45は、長渕剛も三枚目のアルバム【乾杯】で拓郎から借りて弾いているという名器らしいです。
「明日に向って走れ」のジャケット写真に写っているギブソンJ-45は吉田拓郎の象徴でしたねぇ~。
↓このギターに憧れをいだく人がどれだけ居たことかと思いますけどね♪
久々にこのアルバムを聴いてたら、ギターを弾き始めた若い頃のことを思い返してました。