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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



早朝目が覚めたら懐かしのドラマ『おやじ太皷』(68〜9年)をやっていた。元祖ジャニーズのあおい輝彦が出ている。矢吹ジョーの吹き替えが印象に残るが『冬の旅』(70年)で錆び釘踏んで破傷風になり、痙攣しながら死んで行くのがやたら怖かった。というのも、丁度その頃、ボーイスカウトのキャンプで錆び釘を踏んだ。キャンプには、世話役の父兄が同行することがあったが、その中に大工がいて「俺たちはこうするんだ。」といって、私の傷口に蝋燭の蝋を垂らし、金槌でトントン叩いた。あんたのツラの皮みたいな足の裏と小学生の足の裏を一緒にするな、という話で案の定、帰宅後夜中に父に連れられ、救急病院へ、さらに痛い目にあった。陶芸家を目指していた頃、粘土屋の奥さんが破傷風で、あっという間に亡くなった時も、思い出したのは痙攣するあおい輝彦であった。両ドラマとも木下恵介だったから、やはりその筋に好かれたのかもしれない。ついでにタイトルをキャッチーにしてみた。



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