やはり思ったとおりである。晴天を想定した正午の撮影は無理のようである。諦めろと雷鳴轟く。電車に乗って来てもらう番頭役のTさんのこともあり、予定の一時間前には中止の連絡をしたが、それならば、と曇天を想定した某所に出かけると晴れるのだろう。と見る間に晴れだした。やはり私の動向に合わせてスイッチを点けたり消したりしている奴がいるのは間違いがない。フェイントをかけ、一時間遅れで撮影を決行。これでずっと続いてきた、天候に対する悪運が断ち切れたのではないだろうか。奇妙な撮影はうちのマンションの中庭で行われた。はたから見て奇妙でも、私の覗くファインダーの中では、思惑通りの画になっている。タクシー運転手と旅館の番頭の撮影、今日のところは終る。悪運が断ち切れたなら明日は晴れてくれるであろう。
撮影に使おうか、となんとなく思いながらそのままにしていた物がある。来週の打ち合わせにそなえて全体を眺めていると、これがないとまずい、という気がしてきた。検索してみると、この生き物の季節は終ってしまっている。諦めずに検索していると、生の物を冷凍して販売している所をようやく見つけた。冷凍物があるなら慌てることはないが注文しておこう、とバスケットに、念のため2つ入れようとしたら、残り1つのため受け付けられないという表示。危ないところであった。
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