凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですかこのヤロー」。

2013年07月10日 | 映画

もう、言わずと一部の人には知れた名言である。
・・・しかも、含蓄なんて欠片もない。

てな訳で…

4か月待った。

そもそも、4か月延びたワケだし。

まぁ、でも、なんだかこの日が来て欲しくない気分でもあった。


映画「劇場版 銀魂 完結篇~万事屋よ永遠なれ~」

数々の問題を引き起こし、ファンに期待と希望と落胆と絶望を味あわせ、まるで「前科30犯くらいの結婚詐欺師」のような手口で7年と言う月日を、何人かのスタッフとプロデューサーの人生を犠牲にして続いて・・・
嘘です、言いすぎました。

ていうか、ホントに7年も続いてたんですよね、この作品。
まぁ、途中、何度となく休んでますけど。
再開しても、まるでサザエさんのごとく「よりぬき」で誤魔化したり。
「3年Z組銀八先生」でお茶濁してみたり。

まぁ、イロイロな悪事を働いてきた…

すいません、言いすぎました。

でも、待ってました。

去年、「金魂編」で一時的再開した時も。
今年、「一国傾城編」まで新作作らなかった時も。

最終回が何故か「定春」だった時も。

必ず、性懲りもなく帰ってくるだろう、と。

そして、「映画第二弾」が「完結篇」だって解っても。

「どうせまた、例の『やめるやめる詐欺』だろ?」

と。

映画観終わった今も、そう思ってます。

だって、そもそも映画の中で、主人公が言ってますから、しかも冒頭に。

「劇場版ナルトだって、『ナルト死す!』なんつっても、死んでねェし、『さらば』とか『永遠』とか言ってもいまだに続いてるアニメだって・・・」

・・・つうか、それを物語の中で、しかも主人公に言わせるアニメって・・・

やっぱ、これが「銀魂」なんだなぁ、と。



で、映画についてですが・・・

なんもかけねぇ。

あのー、映画冒頭からですね、いかにも「銀魂」らしい仕掛が施されてましてですね、
「それいっちゃうと全部話すことになっちゃう」わけです。

・・・なんのことやらですね。

要するに、「テレビでまんま放送したら、おそらく、プロデューサーが次の日、自分の席を片づけ始めちゃう」ような内容です。

でもまぁ、無関係なワタシですので、・・・

こういう話。

ひょんなことから、5年後の未来に飛ばされてしまう「銀さん」こと坂田銀時。
しかして、そこにあったのは、まるで『199×年、荒廃した世界で、北斗と南斗が争っているような』かぶき町。
そして、銀さんの前に現れたのは・・・
ツッコミを一切言わず、アイドルおたくでも中二病でもなくなった、クールな二枚目の志村新八。
似非中国語もヒロインらしからぬボケも捨て、その代わりにナイスバディを手に入れたクールビューティ・神楽。
そして、「黒王号が白くなった」ような定春。
「白疽」という原因不明のウィルスが蔓延し、総人口の9割がいなくなった地球で、彼らは強く、逞しくなっていたが…
すでに「万事屋」を解体し、お互いを「仲間」とは呼ばなかった。

そして、この未来に、「坂田銀時」はいなかった。

かぶき町の仲間達の殆どがその姿を変え、立場を変えてしまった未来。
そして皆が「あの男が生きていれば…」と嘆く世界。

過去の銀さんは、この世界で一体何を為すべく飛ばされてきた(呼ばれてきた)のか?


と、実際かなりシリアスな話なのに、全編、「銀魂」です。
もう、どこでボケてどこで突っ込むのか、つうか、全編ツッコミがいないこの作品で、観客にどこまで突っ込ませるのか?


もうね、最初の30分くらいで、腹筋が「アブトロニクス」つけっぱなしみたいな状態に。
・・・痛い。笑いこらえるのが辛い。
つうか、あまりにボケがきつすぎる。

・・・という苦しみを味わった上で。

最後の30分。

久々に、…かなり久々に、
映画館で「堪えられずに」泣きました。
マジで。
…銀魂で、ですよ。
本来、笑って、ならまだしも。
感動して、泣きました、ワタシ。

結構、イイ歳の大人なんですよ、ワタシ。
駄目な大人ですけどね。・・・所謂、「マダオ」ですけど。

どこで泣いたか。
何故泣いたか。

それは・・・

なんもかけねぇ。

書いちゃうとね、全部書くことになるから。
さすがにそれはダメでしょ。
始まったばっかなんだから。

でもまぁ、終わったあとに思ったのは、やっぱり・・・

どうせこれも『終わる終わる詐欺』だろ、来年当たりちゃっかり月曜の18:00あたりに再開してんだろ、そんで、すっかり何もなかったように、『映画化第3弾』なんつってんじゃないの、再来年あたりに。まー、大人ってぇのは、そうやって騙して騙して、引きずって、取れるところからはトコトン搾取してゆくもんだよね?完結篇?…そんなの、どこのマンガでもやってるじゃない、困ったら「スピンオフ」とかいってさ、真撰組とか、柳生流とか、長谷川さんで映画作っちゃえばなんとか繋がるから。それでもイマイチだったら、「描かれなかった白夜叉と攘夷志士の過去が、今明らかに!!」なんて言えば…って、それ、今週のジャンプぢゃねーか、一体何やってんだ、ゴリラ原作者ーーーー!!

って、銀ちゃん・神楽のボケに新八がツッコムような…

そんな「希望」でした。


この作品に限っては、「綺麗な終わり方」なんて望んでないんだなぁ。

どんな形でも、続いてくれないかなぁ、と。

切に願います。


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1 コメント

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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-07-23 18:45:46
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす(*"ー"*)フフッ♪。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*´ェ`*)ポッ
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