狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

果たしてイラン革命後に日本の首相として初となる安倍総理のイランへの訪問は実現するのだろうか?/Will first visit after Iran Rev. really come true ?

2019-05-30 06:00:59 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません
 ※ I have made composition by borrowing some references in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"







 

 

 

  

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 
 



 旧約聖書・箴言14章31節
  寄るべのない者をしいたげる者は
  自分の造り主をそしり、
  貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 14:31
  He who oppresses the poor
  shows contempt for his Maker,
  but he who is kind to the needy honors him.

 
 



 新約聖書・コリント人への手紙 第二9章6~8節
   私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。
  ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。
  神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。

 The New Testament・The Second Epistle to the Corinthians 9:6~8
   Remember this: he who sows sparingly will also reap sparingly. He who sows bountifully will also reap bountifully.
  Let each man give according as he has determined in his heart, not grudgingly or under compulsion, for God loves a cheerful giver.
  And God is able to make all grace abound to you, that you, always having all sufficiency in everything, may abound to every good work.

 
 



 旧約聖書・申命記15章10~11節
  必ず彼に与えなさい。また与えるとき、心に未練を持ってはならない。このことのために、あなたの神、主は、あなたのすべての働きと手のわざを祝福してくださる。
  貧しい者が国のうちから絶えることはないであろうから、私はあなたに命じて言う。「国のうちにいるあなたの兄弟の悩んでいる者と貧しい者に、必ずあなたの手を開かなければならない。」

 The Old Testament・The Book of Deuteronomy 15:10~11
  You shall surely give, and your heart shall not be grieved when you give to him, because it is for this thing Yahweh your God will bless you in all your work and in all that you put your hand to.
  For the poor will never cease out of the land. Therefore I command you to surely open your hand to your brother, to your needy, and to your poor, in your land.

 
 



 旧約聖書・箴言19章17節
  寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことだ。
  主がその善行に報いてくださる。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 19:17
  He who has pity on the poor lends to Yahweh;
  he will reward him.

 
 



 旧約聖書・箴言28章27節
  貧しい者に施す者は不足することがない。
  しかし目をそむける者は多くののろいを受ける。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 28:27
  One who gives to the poor has no lack;
  but one who closes his eyes will have many curses.

 
 



 新約聖書・ルカの福音書14章12~14節
   また、イエスは、自分を招いてくれた人にも、こう話された。「昼食や夕食のふるまいをするなら、友人、兄弟、親族、近所の金持ちなどを呼んではいけません。でないと、今度は彼らがあなたを招いて、お返しすることになるからです。
  祝宴を催すばあいには、むしろ、貧しい人、不具の人、足なえ、盲人たちを招きなさい。
  その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」

 The New Testament・The Gospel of Luke 14:12~14
   He also said to the one who had invited him, “When you make a dinner or a supper, don’t call your friends, nor your brothers, nor your kinsmen, nor rich neighbors, or perhaps they might also return the favor, and pay you back.
  But when you make a feast, ask the poor, the maimed, the lame, or the blind;
  and you will be blessed, because they don’t have the resources to repay you. For you will be repaid in the resurrection of the righteous.”


 

 

 

  1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   Expansion by click  ↑クリックして拡大
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 果たしてイラン革命後に日本の首相として初となる安倍総理のイランへの訪問は実現するのだろうか?
  Will Prime Minister Abe Really come true first visit to Iran after Iran Revolution as Japanese Prime Minister ?


 
YouTube: 安倍首相と会談 イラン外相“仲介を期待”
 2019/05/16公開

 何度も言う。イランは“全く悪くない”。イランは完全なる理不尽な境遇・状態に置かれている。最近のペルシャ湾やイラクでの攻撃は、ユダヤ・イルミナティ・ネオコン・シオニストによる、イランの仕業と見せかけた「偽旗工作」(“False Flag”)である。
 今年は、日本とイランの外交関係が樹立されてから90周年となる。果たして、イラン・イスラム革命達成以来初となる、安倍総理の日本の首相としてのイランへの訪問は実現するのだろうか?。
 1978年1月に始まったイラン・イスラム革命は、1979年2月の達成から今年で40周年となった。その間、日本の現職の首相がイランを訪問する事は1度も無かった。もしも実現すれば、1978年の福田赳夫氏以来41年ぶりとなる。

 イラン革命前のパフラヴィー朝イランのモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝、通称パーレビ国王の下のアメリカ傀儡政権の専制体制に反発したイラン国民が、帰国したルーホッラー・ホメイニー最高指導者による指導の下、革命の成立を果たした。その後、革命の成立と同じ年の11月に、米国のスパイの巣窟となっていた駐イラン米国大使館に対する占拠及び人質事件がイラン国民の学生によって起こされ、1981年1月20日まで続く事となった。それから現在まで、スイス大使館が米国の代理を兼ねている。そして、その事件の末期の1980年9月22日~1988年8月20日まで、同じく米国の傀儡であったサダム・フセイン大統領(当時)率いるイラクとの間の戦争が行われた。

 「革命」とは言うものの、イラン革命は、世界中で今までに行われた他の革命とは異なる。イランは欧米化を進めた「白色革命」を倒し、再びイラン・ペルシャの伝統・文化のリバイバル(復活、再興)を果たすものであった。イランは現在、イスラム教をバックボーンとしながらも他の伝統的な宗教に対して寛容である保守的民主主義の国家である。
 パーレビ国王の下で前体制を敷く為に1963年に行われた「白色革命」は、イラン・ペルシャの伝統・文化を廃し、白人を模範とする欧米化を進めたもので、創造主である唯一の神様から離れる「世俗化」と共に、堕落、精神の退廃化を進めようとした。言うなれば、現在までユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンによる「ニュー・ワールド・オーダー」を作る為の「世界共産化グローバリズム」のリベラリズムの下、世界中で自由の履き違えが蔓延し、歴史・伝統・文化が破壊され、LGBT・同性愛・同性婚を認める様な風潮が広がり、度が過ぎた女性の社会進出や男女平等(ジェンダーフリー、フェミニズム)が叫ばれる様になって来ており、それだけでは無くそれを法制化するまでになっているが、それらの事が、イランに於けるその「白色革命」の中で行われたと言って過言では無い。
 イラン革命を除いた世界の革命の殆どは、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンによる革命であった。その中でも代表的なものは、「フランス革命」である。フランスはその後どの様になったであろうか?。キリスト教の破壊、セックスの氾濫、失業率上昇、LGBT・同性愛・同性婚等と続き、「カルト」の「ユダメーソン」の意向通りの堕落と退廃を招き、そして現在の「世界統一政府の雛形」EU(欧州連合)に繋がったとも言える。また、かつての「世界統一政府の実験」旧ソビエト連邦に至る「ロシア革命」も、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンによる革命であった。

 昨年の4月29日~5月3日に、安倍首相夫妻は中東を歴訪した。この時の首相の中東訪問は、2015年1月以来の約3年ぶりであった。アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダン、パレスチナ国、現「偽」イスラエルを訪問したが、一方で検討していたイランへの訪問を米国への配慮から結局は見送る事となり、同時にそのシーア派のイランと対立するスンニ派のサウジアラビアへの訪問もキャンセルする事となった。
 その歴訪の最後の訪問国となった現フェイク・イスラエルでは、安倍首相夫妻はネタニヤフ首相の自宅でのディナーに招かれたものの、安倍首相夫妻はネタニヤフから「侮辱」を受けたのであった。偽ユダヤ人(アシュケナジム)でカザール人であるネタニヤフは、本当のユダヤ人である可能性が有る安倍首相やその他日本の「血統的」古代ユダヤ人達、そして日本が本当の古代イスラエルである「証拠」を持っている事に対して非常な「妬み」を抱いている事から、その一国の首相を「侮辱」するという、非常に卑劣な事をしでかしたのであった。

 
YouTube: Diplomacy is dish best served with food: Abe offered desert
  in 'repulsive' shoe by Netanyahu

 2018/05/11公開

YouTube: Десерт из ботинка: израильский повар оскобил
  японского премьера - Россия 24

 2018/05/08公開

 その直後の5月8日、アメリカはイランと国連安全保障理事国5カ国プラス1カ国との核合意から撤退する事となった。またそれに続いて、8月7日にイランへの第一弾圧力、11月5日に第二弾圧力、そして本年5月2日に日本等8カ国に対してのイラン産石油輸入を禁止させる圧力の適用除外も停止した。

 イランのローハニ大統領は、ずっと以前から安倍首相を招待しており、昨年度もその一歩手前までイランへの訪問が実現化されそうになっていた。日本のマスコミの「当てにならない」報道によると、安倍首相は来月12~14日の日程でイランを訪問する検討に入ったとの事らしい。そして、来日中のトランプ大統領との会談の中でトランプ氏の意向を見極め、最終的に判断する方針であるという。そして、現在危機的な状況に在るイランと米国との間で対話を通じた仲介・緩衝役を果たそうとしているそうである。何せ、日本の大手マスコミはユダヤ支配下の西側欧米メディアの「下請け」であるので、イラン外務省の報道官がおっしゃられる通り、「一部の報道や憶測は事実とは異なり、信憑性に欠ける」という事が、確かに言えるであろう。またイラン側からすれば、今まで何回もその訪問を期待させられて来ながらその都度裏切られて来たが故に、日本に対しての信用出来ない思いもあるだろう。

 外交筋によると、先月4月下旬に安倍首相は米国を訪問した際、トランプ大統領に「機会を捉え、イランを訪問したいと思っている」と伝えたという。

 因みに、5月23日付の本ブログ記事(下記に掲げている「本ブログ過去の関連記事」)の中で引用した聖句に「貧しい者」とあるが、アメリカの圧力によるイラン国民の方々が置かれている「窮状」については当てはまり言える事かもしれないが、決して見下したり敬意を払っていない訳では無い。もし誤解されているならば申し訳ない。
 「清貧」(” honest poverty”)という言葉の意味、「清い貧しさ」、金銭的、物質的、遊興的な面で欲望を少なくし、それらを余り持たず、質素に、簡素に、「低く暮らし高く思う」、外面の貧しさに反する内面の豊かさ、高貴な精神、気高さ、信仰を有する心という意味を、僕は「貧しさ」の中に含めている。
 本ブログに於いて最近のイランに関する記事の中で毎回引用している聖句「新約聖書・ヨハネの黙示録2章9節」の中の「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。――しかしあなたは実際は富んでいる。」とは、悪口や嘲笑、いじめ、バッシング、その他のハラスメントの迫害に悩み苦しみながら金銭的にも豊かでは無いものの、反対に知識や教養が豊かで、そして創造主である唯一の神様への信仰心により「渇くことの無い心」、満たされ続ける心を持って実際は富んでいるという事を言っている。その事は、正に「清貧」を表している。
 そしてその一節の中で続く聖句、「――またユダヤ人だと自称しているが、実はそうでなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている」とは、「サタンのシナゴーグ」に属するネタニヤフをはじめとした支配階級・一級市民・入植者として居座る現フェイク・イスラエルの偽ユダヤ人達や、それと繋がるアメリカのシオニストから脅されたり、悪口を言われたリ、挑発されたりしているパレスチナ国やイランに当てはまる。
 この「新約聖書・ヨハネの黙示録2章9節」の「わたし」である創造主(イエス・キリスト)が言っている「あなた」とは、パレスチナ国やイランに当てはまると共に、僕自身にも当てはまっていると思っている。そいいう意味に於いても、僕はパレスチナ国やイランに共感するのである。

 4月下旬
  日本の安倍首相 (訪米時、トランプ大統領に)
   「機会を捉え、イランを訪問したいと思っている」

 5月24日
  「【テヘラン共同】イラン政府筋は24日、安倍晋三首相のイラン訪問について日本側と最終調整していると明らかにした。実現すれば首相に対し、イラン敵視を強める米国に政策転換を働き掛けるよう求める方針という。」
   (2019/05/24付・佐賀新聞(共同通信)「安倍首相訪問を最終調整とイラン」より)

  安倍首相は、トランプ米大統領の翌日訪日の前に来日していた対イラン強硬派のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と首相官邸で会談した。

  日本の菅義偉官房長官 (記者会見)
   「(首相のイラン訪問に関して)決まっていない」
   「我が国としてはイランとの伝統的な友好関係を活用し、地域の平和と安定に向けて貢献する考えで、対話を通じた問題解決に取り組みたい」

 5月25日(?)
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「日本の安倍首相が近くテヘランを訪問するとしたメディアの報道は、現実とはかけ離れたものだ」
   「安倍首相は、わが国のローハーニー大統領の招きに応じ、ふさわしい時期に訪問は実施されると伝えてきている」
   「イランと日本は歴史的な友好関係を育んできた。両国の政府関係者の間では常に協議や意見交換がなされてきた。たとえば、様々な国際会議の傍らでの両国首脳の会談や最近行われたザリーフ外相の日本訪問などが挙げられる。この点を踏まえ、ローハーニー大統領は安倍首相をかなり前からイラン訪問に招待している。安倍首相もこれに対し、しかるべき折にイランを訪問すると答えてきている。こうしたことから、一部の報道や憶測は事実とは異なり、信憑性に欠ける」

  アメリカのトランプ大統領夫妻が、警察官最大約2万5千人の警戒態勢を敷く中で、国賓として招かれて来日した。28日まで滞在する予定。

  アメリカのボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)
   「(安倍首相が検討している来月中旬のイラン訪問について)コメントを控える」
   「イラン問題は日米首脳会談でも議題になる」

 5月27日
  日本の読売新聞
   「トランプ大統領は安倍首相に対し、なるべく早い時期に(仲介のため)イランを訪問するよう求めた」

  安倍首相とトランプ大統領との共同記者会見
   安倍首相
    「我々は核合意に関する自らの立場をすでに表明している。西アジアの平和と安定は日米はもとより、世界の全ての国にとって重要であり、(イランとアメリカの仲介に向けて努力するとし、)日本は地域の平和と安全の向上に向け、できるあらゆる努力を惜しまない。この緊張が武力紛争に発展してはならない」
   トランプ大統領
   「(『アメリカとイランの協議開始に当たって日本がその仲介役となる可能性はあるか』との記者団の質問に答え、)日本は、イランと良好な関係にある。これに関してプラスの役割を果たす事ができる」

 
YouTube: Is Trump Testing Iran's Red Line?
2019/05/23公開

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/05/23付:『イラン外相緊急来日:日本は米国との仲介を果たし「全く悪くない」イランを救う事が出来るのか?、「悪魔」米と同盟を結ぶ日本の「良心」が試される時/Japanese conscience is tested』

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/28付:「イラン、ペルシヤの寛容」
  ・2013/01/14付:「欧米寄りの日本のマスコミが流さない、イラン大統領の名演説」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2017/05/04付:「聖書を道徳規範とするロシアとイスラムの賢明さ・・・ディズニー映画『美女と野獣』の上映禁止・R指定、新興宗教『エホバの証人(ものみの塔)』の活動禁止」
  ・2017/12/01付:「アウシュウィッツの『ガス室』とユダヤ人『ホロコースト』は無かった・・・言論弾圧を行うタルムード・ユダヤが嫌うイエス・キリストと聖書を盾にした大胆さ、映画『DENIAL』(「否定と肯定」)12/8公開」
  ・2017/12/27付:「トランプ政権に送るエルサレムをイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(14):『パレスチナはイスラムの最重要課題』、寛容のイランでも創造主と同様に悔い改めない傲慢なイスラエルは赦さない」
  ・2018/02/15付:「Zakat:遠く離れた東南アジアから喜捨を行う神の御心に忠実なインドネシアン・ムスリムはパレスチナの隣人ーIndonesian Muslims are Palestinian's neighbors」
  ・2018/02/26付:「ロシアの規範の有る自給自足力と強さ & 医療・食品で規制緩和する変な日本 ー Russian self-sufficient and precept & Japanese deregulation」
  ・2018/03/11付:「イランの言い分が伝えられず、『ユダヤ』支配の欧米メディアは印象操作で全世界を覆う:Iranian say isn't introduced、"Jew's media" rule the world」
  ・2018/03/20付:「イランに対する米英NATO・イスラエル・サウジによる『陰謀の失敗』- "failure of conspiracy" by US, UK, NATO, Israel & Saudi, to Iran」
  ・2018/03/21付:『「ユダヤ」支配米国がパレスチナを蹂躙して来た事実、イスラエルへ続ける莫大な無償支援で借金大国-US ruled by "Jews" have ever trampled on Palestinians」
  ・2018/04/07付:「イラン:「シオニスト政権イスラエルに対する『神の道における戦い』こそが実を結ぶ」「米国の『大言壮語』が実を結ぶ事はない」Retaliation from the Lord to Israel & US」
  ・2018/04/08付:「『イランの防衛力は抑止力であり、国を防衛するためのものだ』Iran has deterrent as defense capacity against foreign invasion」
  ・2018/04/08付:「イランのファッション:敬虔、貞淑、貞節 ― Fashion of Iranian women is devout, virtue, and fidelity」
  ・2018/04/08付:「『制裁への感謝』:ロシアGDP上昇、西側の制裁は逆効果、安定政権、準備高上昇 ― Thanks to Sanction, Opposite Effect by West」
  ・2018/05/08付:「イラン人女性のヘジャブ着用の敬虔・貞節、西洋の堕落したリベラリズムに抵抗する保守的民主主義/Iranian devout-virtue-fidelity resist Corrupt West」
  ・2018/07/17付:「イラン核合意・米のみ撤退(1):大量破壊兵器を使って来た米国と現イスラエルこそが『悪の枢軸』/Iran nuclear deal, US & Israel are just "Evil-Axis"」
  ・2018/07/18付:「イラン核合意・米のみ撤退(2):現イスラエルとユダヤの奴隷である嘘つき米国はイラン敵視するも失敗は続き逆効果/Iran nuclear deal, US is Jew & Israel Slave」
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/05/24付・佐賀新聞(共同通信):「安倍首相訪問を最終調整とイラン」
  ・2019/05/24付・YAHOO ! JAPANニュース(毎日新聞):「安倍首相、6月にイラン訪問を検討 米大統領との会談踏まえ判断」
  ・2019/05/25付・ParsToday日本:「イラン外務省が、安倍首相のイラン訪問に関する様々な憶測に説明」
  ・2019/05/25付・神戸新聞:『首相 来月イラン訪問へ 米との「仲介役」に』
  ・2019/05/26付・毎日新聞:『北朝鮮ミサイル「制裁決議違反だ」 ボルトン氏、記者会見で』
  ・2019/05/27付・ParsToday日本:「視点;米大統領の対イラン発言に明白な変化、脅迫から要請へ」
  ・2019/05/27付・ParsToday日本:「米大統領が、イランとの協議に言及」

 参考文献
  ・2018/04/27付・毎日新聞:「安倍首相 連休に中東歴訪 和平呼びかけへ イランは見送り」
  ・2019/05/24付・朝日新聞:「首相、来月イラン訪問へ調整 米との緊張、仲介狙う」
  ・2019/05/24付・FNN PRIME:「安倍首相 イラン訪問を検討 トランプ氏の意向見極め」

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