狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「過去4000人以上の犠牲者」、麻薬と資金洗浄対策の先進国イラン/Advanced country Iran of measures of drug and money laundering

2019-08-20 23:39:15 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 




 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 


 新約聖書・ヤコブの手紙1章12節
   試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。
  
 The New Testament・The Epistle of James 1:12
   Blessed is a person who endures temptation, for when he has been approved, he will receive the crown of life, which the Lord promised to those who love him.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一5章6~10節
   ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
  身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
  堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。
  あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 5:6~10
   Humble yourselves therefore under the mighty hand of God, that he may exalt you in due time,
  casting all your worries on him, because he cares for you.
  Be sober and self-controlled. Be watchful. Your adversary, the devil, walks around like a roaring lion, seeking whom he may devour.
  Withstand him steadfast in your faith, knowing that your brothers who are in the world are undergoing the same sufferings.
  But may the God of all grace, who called you to his eternal glory by Christ Jesus, after you have suffered a little while, perfect, establish, strengthen, and settle you.

 
 



 新約聖書・エペソ人への手紙6章10~17節
   終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
  悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
  私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
  ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
  では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
  足には平和の福音の備えをはきなさい。
  これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。
  救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。

 The New Testament・The Epistle to the Ephesians 6:10~17
   Finally, be strong in the Lord, and in the strength of his might.
  Put on the whole armor of God, that you may be able to stand against the wiles of the devil.
  For our wrestling is not against flesh and blood, but against the principalities, against the powers, against the world’s rulers of the darkness of this age, and against the spiritual forces of wickedness in the heavenly places.
  Therefore put on the whole armor of God, that you may be able to withstand in the evil day, and having done all, to stand.
  Stand therefore, having the utility belt of truth buckled around your waist, and having put on the breastplate of righteousness,
  and having fitted your feet with the preparation of the Good News of peace,
  above all, taking up the shield of faith, with which you will be able to quench all the fiery darts of the evil one.
  And take the helmet of salvation, and the sword of the Spirit, which is the word of God;

 

 

 

                             Expansion by click  ↑クリックして拡大
  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 「過去4000人以上の犠牲者」
  麻薬・資金洗浄対策の先進国イラン
 "Past over 4000 victims",
  Advanced country Iran of measures of drug and money laundering.



YouTube: イランで5つの麻薬密輸業者が壊滅
2018/11/15公開

YouTube: Iran approves anti-money laundering bill to ease foreign trade
2019/01/06公開

 2018年7月15日
  イラン麻薬対策本部のハーディーネジャード国際担当副部長
   「今月7日から13日までの間に、15トン168キロに上る麻薬が摘発された」
   「この期間中に摘発された麻薬の量は、今年の6月30日から7月5日までに摘発された量と比較して79%増えている」
   「これらの15トン以上の麻薬は、1182回にわたる作戦で摘発されたものであり、またこれらの作戦では麻薬密輸業者から4丁の武器も押収された」
   「これらの麻薬の46%以上は、イラン南東部のスィースターン・バルーチェスターン州とケルマーン州で摘発された」

 8月19日までに
  以下、2018/08/19付・ParsToday日本:「イラン税関が麻薬の摘発で世界1位に」より、
   「世界税関機構の最新の報告によりますと、イランの税関は新たな麻薬の摘発において世界1位だということです。
   IRIB通信によりますと、新たな麻薬は外見上、大麻の花や種という形で摘発されているということです。
   この報告によりますと、昨年、イランの税関は424件のこの種の麻薬の摘発により、バングラデシュ、カタール、アラブ首長国連邦、アメリカ、中国よりも上位にランクインしたということです。
   イランに次いで、バングラデシュは131件、カタールは61件となっています。
   イランは地理的な状況から、地域において麻薬の密輸の被害にあっており、税関職員の注意力やX線などの税関の設備、麻薬犬などによって、国際的な麻薬密輸対策において目覚しい成果を挙げています。
   また、世界税関機構の情報局によりますと、2016年、2017年にも、イランの税関は麻薬密輸対策において、2年連続で世界1位を獲得しています。」
  (以上、2018/08/19付・ParsToday日本:「イラン税関が麻薬の摘発で世界1位に」より)

 11月14日までに
  以下、2018/11/14付・ParsToday日本:「イランで5つの麻薬密輸業者が壊滅」より、
   「イランの治安関係者が、5つの国際的な麻薬密輸業者の壊滅に成功しました。
   IRIB通信によりますと、イラン北西部・西アーザルバイジャーン州の作戦で、ヨーロッパ国籍を持つ人物数人を含む麻薬密輸業者のメンバー11人が、イランの治安部隊関係者に逮捕され、6トン以上の麻薬が発見、押収されました。
   この数年、ヨーロッパからイランに多くの麻薬を運び込んでいた複数の国際麻薬密輸業者が、イランの治安関係者により特定、壊滅に追い込まれています。
   イランは世界の麻薬密輸の戦いの最前線に位置し、この中でこれまでに3800人以上の殉教者が尊い命をささげてきました。
   国連はイランを麻薬との戦いの先駆者だと評価しています。」
  (以上、2018/11/14付・ParsToday日本:「イランで5つの麻薬密輸業者が壊滅」より)

 11月17日
  イラン麻薬対策本部のサーキー国際関係総局長
   「イランだけで、世界で摘発されるアヘンの75%以上、ヘロインとモルヒネの30%近くを占めている」
   「イランは麻薬対策の先進国だが、これに関しては単独で行動している。西側諸国はさほど協力の意向がなく、麻薬の合法化や非犯罪化を指向している」
   「西側諸国は、イランの警察が講じる取り組みの10分の1も実施していない。イランは麻薬対策分野の先進国だが、イランの警察がこれまであげてきた国際的に価値ある成果は、国際社会に良い形で伝えられていない」

 12月4日までに
  以下、2018/12/04付・ParsToday日本:「テヘランで、麻薬取締りに関する国際機関間の合意書が調印」より
   『国連麻薬対策事務所、ユニセフ、WHO世界保健機関テヘラン事務所が、麻薬に関する弊害の削減および阻止を目的に、テヘランにて合意書に調印しました。
   イルナー通信によりますと、この合意書の主要な目的の1つは、子どもの間やその家族における麻薬服用の阻止、および麻薬服用による悪影響の治療に向けた、この3つの国際機関による協力の強化とされています。
   この合意書に基づき、これらの機関の在イラン代表事務所は、この分野に関する特別な計画や活動を定め、そのための資金確保にも必要な措置を講じる義務があります。
   イランは、麻薬対策の先進国として、これまでに麻薬対策のために4000人以上の殉教者、そしておよそ1万2000人の負傷者を出しています。
   国連は、イランを麻薬対策の筆頭国としています。

  (以上、2018/12/04付・ParsToday日本:「テヘランで、麻薬取締りに関する国際機関間の合意書が調印」より)

 12月8日までに
  イラン外務省のガーセミー報道官
   「資金洗浄に対処する方策や、そのための法的な構造の存在は、こうした犯罪対策におけるイランの強みだ」
   「他国と同様に、イランにも資金洗浄が存在することは否定できない事実だ。大切なことは金融面での犯罪や資金洗浄に対抗する意志の存在だ」
   「資金洗浄罪への対処は、イラン国内の法律に照らし、関係機関が本格的に追求している」
   「国際機関は、この分野での各国の査定評価に当たって、資金洗浄対策における可能性の存在や対策の実施方法などを注視し、この犯罪関連の取締法に注目している」

 2019年1月6日(?)
  「イランは対外貿易を容易にするための反マネーロンダリング法案を承認
  「イランの便宜委員会は、マネーロンダリング防止法案を承認しました。……その国内法がイランを世界標準に合わせたいが為の改革に向けた大きな一歩です。」

 8月5日
  以下、2019/08/06付・ParsToday日本「イラン南東部で、国際麻薬密輸組織が解体」より
   「イラン南東部で、治安部隊により、ある国際麻薬密輸組織が解体されました。
   イルナー通信によりますと、イランの治安部隊は5日月曜夜、同国南東部スィースターンバルーチェスターン州、ケルマーン州、そして南部ホルモズガーン州で活動していた武装麻薬密輸組織の1つの解体に成功しました。
   今回の精巧な作戦において、密輸組織のメンバー1人が死亡、1人が逮捕された他、各種の麻薬およそ500キロ以上が押収されました。
   イランは世界一の麻薬対策の先進国であり、これまでにおよそ4000人の殉教者とそれを上回る負傷者を出しています。
   国連はイランを麻薬対策の筆頭国と評価しています
。」
  (以上、2019/08/06付・ParsToday日本「イラン南東部で、国際麻薬密輸組織が解体」より)

 8月17日
  イラン麻薬対策本部のモウメニー事務局長
   「複数の欧米諸国が国内での麻薬使用の自由を宣言したが、この措置により麻薬の生産や使用者が増加している
   「国連の報告によれば、世界で計2億8000万人が麻薬を使用し、年間45万人が死亡している。このうち、アメリカ人麻薬使用者は2800万人で、その年間死亡者は7万人にのぼる」
   「国連の報告では、アフガニスタンを含むアジア諸国での麻薬栽培量が増加しているとされ、アフガニスタンでの麻薬使用量も増加の一途を辿っている」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『「ノー、干渉者」、イギリスによる西アジア地域への軍艦派遣/"No Meddler", Warship dispatch to West Asia area by UK』
  ・2019/08/20付:『英領ジブラルタルが米の差押要求拒否しイランタンカー解放:英「日章丸事件」同様敗北、米面子丸潰れ/UK defeat, US lost face completely, Desperate Bolton』
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2018/07/15付・ParsToday日本:「この数日でイラン国内で15トン以上の麻薬が摘発」
  ・2018/08/19付・ParsToday日本:「イラン税関が麻薬の摘発で世界1位に」
  ・2018/11/14付・ParsToday日本:「イランで5つの麻薬密輸業者が壊滅」
  ・2018/11/17付・ParsToday日本:「イラン麻薬対策本部、「世界のアヘン全体の75%はイランで摘発」
  ・2018/12/04付・ParsToday日本:「テヘランで、麻薬取締りに関する国際機関間の合意書が調印」
  ・2018/12/08付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「資金洗浄対策の構造構築への努力は、イランの強み」』
  ・2019/08/06付・ParsToday日本:「イラン南東部で、国際麻薬密輸組織が解体」
  ・2019/08/17付・ParsToday日本:『イランが警告、「世界規模で増える麻薬使用は欧州の政策が一因」』

サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker

2019-08-20 23:03:49 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 




 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 


 新約聖書・ヤコブの手紙1章12節
   試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。
  
 The New Testament・The Epistle of James 1:12
   Blessed is a person who endures temptation, for when he has been approved, he will receive the crown of life, which the Lord promised to those who love him.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.


 



 新約聖書・ヤコブの手紙1章2~4節
   私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。
  信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。
  その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。

 The New Testament・The Epistle of James 1:2~4
   Count it all joy, my brothers, when you fall into various temptations,
  knowing that the testing of your faith produces endurance.
  Let endurance have its perfect work, that you may be perfect and complete, lacking in nothing.
 

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一5章6~10節
   ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
  身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
  堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。
  あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 5:6~10
   Humble yourselves therefore under the mighty hand of God, that he may exalt you in due time,
  casting all your worries on him, because he cares for you.
  Be sober and self-controlled. Be watchful. Your adversary, the devil, walks around like a roaring lion, seeking whom he may devour.
  Withstand him steadfast in your faith, knowing that your brothers who are in the world are undergoing the same sufferings.
  But may the God of all grace, who called you to his eternal glory by Christ Jesus, after you have suffered a little while, perfect, establish, strengthen, and settle you.

 
 



 新約聖書・エペソ人への手紙6章10~17節
   終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
  悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
  私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
  ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
  では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
  足には平和の福音の備えをはきなさい。
  これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。
  救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。

 The New Testament・The Epistle to the Ephesians 6:10~17
   Finally, be strong in the Lord, and in the strength of his might.
  Put on the whole armor of God, that you may be able to stand against the wiles of the devil.
  For our wrestling is not against flesh and blood, but against the principalities, against the powers, against the world’s rulers of the darkness of this age, and against the spiritual forces of wickedness in the heavenly places.
  Therefore put on the whole armor of God, that you may be able to withstand in the evil day, and having done all, to stand.
  Stand therefore, having the utility belt of truth buckled around your waist, and having put on the breastplate of righteousness,
  and having fitted your feet with the preparation of the Good News of peace,
  above all, taking up the shield of faith, with which you will be able to quench all the fiery darts of the evil one.
  And take the helmet of salvation, and the sword of the Spirit, which is the word of God;

 

 

 

                             Expansion by click  ↑クリックして拡大
  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 サウジアラビアが国内への16年ぶり米軍駐留を承認に続きイランのタンカー解放
  Saudi Arabia approved US forces stationing into its own domain 16 years after,

   and Saudi released Iran oil tanker.


 
YouTube: US to send 500 troops to Saudi Arabia
2019/07/19 に公開

YouTube: Pentagon authorizes deployment of U.S. troops, resources to Saudi Arabia
 2019/07/20公開
 
YouTube: US authorizes troops deployment in Saudi Arabia
 2019/07/20公開

 7月19日
  以下、2019/07/20付・産経新聞「サウジに米軍駐留 16年ぶり、対イラン圧力強化」より
   『サウジアラビアの国営メディアは19日、同国のサルマン国王が、サウジ国内への米軍駐留を承認したと伝えた。米国が6月、中東への部隊増派を発表したのを受けた措置。米国とサウジには、敵対するイランへの圧力を強める狙いがある。
   米軍がサウジに駐留するのは、2003年に撤退して以来、約16年ぶり
   ロイター通信などによると、サウジが受け入れる米軍部隊は500人超で、一部はサウジ国内の軍基地に到着したもようだ。
   米国防総省は同日、イランの脅威を念頭に、部隊派遣は「抑止力を高める」ものだと強調。サウジ国防省は「域内の安定維持のため」だと説明した。
   サウジは1990年の湾岸危機の際、自国防衛のために米軍を受け入れたが、国内の宗教界や保守層から強い反発を受け、その後、過激派のテロが頻発した経緯がある。』
  (以上、2019/07/20付・産経新聞「サウジに米軍駐留 16年ぶり、対イラン圧力強化」より)

 7月21日
  以下、2019/07/21付・時事通信「サウジアラビア、イランのタンカー解放=航行中に故障、費用で対立」より
   『【カイロ時事】イランのエスラミ道路交通・都市開発相は21日、イランと敵対するサウジアラビア西部ジッダの港に留め置かれていたイランの石油タンカー「ハピネス1」が解放されたと明らかにした。現在イラン船舶にえい航されてペルシャ湾に向けて航行中という。国営イラン通信が報じた。
   報道などによると、タンカーは4月下旬、紅海を北上中にエンジンの故障に見舞われ、浸水して航行不能になり、最寄りのジッダに寄港した。サウジが多額の修理費を要求し、イラン側が反発するトラブルが伝えられたが、エスラミ氏は「交渉の末、今月20日に問題は解決した」と述べた。乗員も無事という。』

    ムサビ外務省報道官
     「解放を仲介してくれたスイスとオマーン、必要な措置を講じたサウジの関係者に感謝する」

   『イランとサウジは2016年から断交している。』
  (以上、2019/07/21付・時事通信「サウジアラビア、イランのタンカー解放=航行中に故障、費用で対立」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『「ノー、干渉者」、イギリスによる西アジア地域への軍艦派遣/"No Meddler", Warship dispatch to West Asia area by UK』
  ・2019/08/20付:『英領ジブラルタルが米の差押要求拒否しイランタンカー解放:英「日章丸事件」同様敗北、米面子丸潰れ/UK defeat, US lost face completely, Desperate Bolton』
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/07/20付・産経新聞:「サウジに米軍駐留 16年ぶり、対イラン圧力強化」
  ・2019/07/21付・時事通信:「サウジアラビア、イランのタンカー解放=航行中に故障、費用で対立」

UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?

2019-08-20 22:01:02 | イラン2012~2019
※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"

 



 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 



 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 

 

 

                             Expansion by click  ↑クリックして拡大
  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 UAEはイランに接近する
  果たしてサウジは今後……?
 UAE approaches Iran.
  How does Saudi Arabia do really from now on ?




 出典:2019/08/09付・Veterans Today「Why did UAE sign a security agreement with Iran?」


 出典:2019/08/05付・YouTube・Al Mayadeen「هل عادت المياه التجارية إلى مجاريها بين إيران والإمارات؟」
 「商業水はイランとUAEの間の河川に戻ってきましたか?」

YouTube: Why UAE signed document on border security with Iran
2019/08/03公開

YouTube: هل عادت المياه التجارية إلى مجاريها بين إيران والإمارات؟
 商業用水はイランとUAEの間の河川に戻されていますか?
 2019/08/05公開


 出典:2019/08/03付・YouTube・Press TV「Why UAE signed document on border security with Iran」
 
YouTube: كيف ستنعكس التطورات الأخيرة على التوتر في مياه الخليج؟
 最近の進展は、湾岸海域の緊張をどのように反映するのでしょうか?
 2019/08/13公開

 7月31日、ドイツのマース外相が訪問先のポーランドで、イラン沖のペルシャ湾やホルムズ海峡等での「イラン包囲網」である米主導海軍連合(米自称「有志連合」)の米国の「謀略」について、「ドイツ政府としては参加しない」と明言した。
 「ユダヤ人ホロコーストは無かった」事実への「ポーリッシュ・ステップ」を踏むポーランドと共に、その「虚構のホロコースト」で戦後、ユダヤに抑え続けられているドイツが会見してその様に「拒否」を明言した事は、非常に意味が深い様に僕には感じたのであった。その「イラン包囲網」は、現「偽」イスラエルの欲望そのものであるからである。
 さて、アラブ首長国連邦(UAE)が、イランと接近している。ここのところの両国、及び周辺諸国同士の進展の一方で、サウジアラビアは一人、取り残されつつ有る様に見える。今後、サウジはどうするのであろうか?。

 7月30日
  以下、2019/07/31付・REUTERS日本:「イランとUAE、30日に海の安全保障協議を再開=学生通信」より
   「[ドバイ 30日 ロイター] - イラン学生通信(ISNA)によると、イランは30日、伝統的に対立しているアラブ首長国連邦(UAE)との間で、海の安全保障に関する協議を再開する。明らかにペルシャ湾の緊張緩和の意図があるとみられているが、湾岸当局者は、協議は定例のもので技術的としている。
   協議は2013年以来中断しているが、同地域でUAEは安全なビジネスハブとしての地歩を守りたい意向とされている。」
   「ISNAは情報源を明かさず、協議では国境や双方の市民の行き来、不法入国などの問題が議題になる見通しと伝えた。
   湾岸当局者は、この協議は地域の緊張とは無関係と述べた。」 

  イラン学生通信(ISNA)
   「第6回協議は30日、イランを訪れているUAE沿岸警備当局者の代表7人とイラン当局者により、テヘランで行われる」
 (以上、2019/07/31付・REUTERS日本:「イランとUAE、30日に海の安全保障協議を再開=学生通信」より)

  以下、2019/07/31付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『イラン、「UAEは厳しい姿勢を変えつつある」』より
   「テヘランで開かれた第6回合同沿岸警備会議で、イランとアラブ首長国連邦のペルシャ湾における協力の可能性、両国の国民の海の国境上の移動、違法な移民、相互の情報共有の簡易化についての協議が行われている。」

    イラン大統領府事務局のマフムード・ヴァイジ局長
     「アラブ首長国連邦は、イエメンについての厳しい姿勢を再考している」
     「アラブ首長国連邦はこの件(ペルシャ湾の安全)についてイランと連絡を取ることを望んでいる」

  (以上、2019/07/31付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『イラン、「UAEは厳しい姿勢を変えつつある」』より)

  以下、2019/08/09付・Veterans Today「Why did UAE sign a security agreement with Iran?」より
   『イラン訪問中、アラブ首長国連邦の当局者は、米国が同盟国からの支援を強化してペルシャ湾でのイランに対する海軍連合を設立するという米国のイニシアチブがきっかけとなる、特定の政府による海上最前線での地域外介入を「トラブルの原因」として挙げました。
   アラブ首長国連邦はまた
、同国(=イラン)との国境保護の取り組みを強化する別の要因として、この地域での麻薬密輸に対するイランの努力を挙げました。』

   テヘラン大学のFoad Izadi教授(政治学)
    「アラブ首長国連邦は外国の政策を見直していると思います。イエメンからのアラブ首長国連邦の撤退とイランとの友好関係は2つの兆候です」
    「彼らはサウジアラビアとトランプに頼ることは、長期的にはあまり安全ではないことを認識しています。」


   「アラブ首長国連邦はイエメンから兵士と軍事装備の一部を撤去することを決定しました。これは、長年にわたる致命的な紛争が膠着状態に陥ったことを示唆しています。」

   キングス・カレッジ・ロンドンのセキュリティ研究学部、Andreas Krieg博士
    「カタールを封鎖することに対するUAEの正当化は、イランに関しては完全に偽善的でした」
    「アラブ首長国連邦とイランとの貿易関係は、アブ・ムーサ島(※古代からイランの領土でありながら20世紀にイギリスが占領した事がきっかけで両国の間で領有権が主張されている)に対する緊張に隠れていることもありますが、カタールとイランとの関係よりもずっと深いものです。」
    「今日まで、イランに対する米国の新しい制裁にもかかわらず、UAEはイランとの非常に深い貿易関係を維持し、鉄鋼および金属製品を輸入し、イラン人が米国制裁に違反してアラブ首長国連邦(主にドバイ)で資金を洗浄できるようにしている。」


   「Kriegによると、UAEとイランの石油、金属、金融商品の取引量はカタールの20倍にのぼります。」
   「Financial Timesによると、昨年のアラブ首長国連邦とイランの貿易量は約190億ドルでした。最近の記事では、制裁の脅威が今年の貿易量を半減させる可能性があると述べています。」
  (以上、2019/08/09付・Veterans Today「Why did UAE sign a security agreement with Iran?」より)

 7月31日までに
  以下、2019/07/31付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本「UAEがイランと金融関係構築か」より
   イラン為替連合のシャハブ・クルバニ事務総長
    「UAEの銀行2社がイランとの金融関係を築く用意ができていると明らかにした。この件に関する会談が始まったが、取引きはまだ実行されていない」

   「イランは銀行取引きをオマーンを通じて行っていると述べたクルバニ事務総長は、オマーンの通貨は国際市場で支持されておらず、そのため予算が余計にかかるものの、UAEの銀行を選ぶと補足した。
   クルバニ事務総長は、この銀行2社の名前は明らかにしなかった。
   地域問題でサウジアラビアとともにイランに対抗しているUAE政府が、ここ最近イランと接近しているというニュースが頻繁に報じられている。」
  (以上、2019/07/31付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本「UAEがイランと金融関係構築か」より)

 7月31日
  ドイツのマース外相 (訪問先のポーランドにて)
   「(米国がイラン沖のホルムズ海峡周辺でのタンカー護衛に向けて主導する有志連合構想について、)ドイツ政府としては参加しない(と明言した)」

 8月3日(?)
  アラブ首長国連邦(UAE)とイランは、両国の間で合意した国境安全保障協定に署名した。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『「ノー、干渉者」、イギリスによる西アジア地域への軍艦派遣/"No Meddler", Warship dispatch to West Asia area by UK』
  ・2019/08/20付:『英領ジブラルタルが米の差押要求拒否しイランタンカー解放:英「日章丸事件」同様敗北、米面子丸潰れ/UK defeat, US lost face completely, Desperate Bolton』
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/07/31付・REUTERS日本:「イランとUAE、30日に海の安全保障協議を再開=学生通信」
  ・2019/07/31付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『イラン、「UAEは厳しい姿勢を変えつつある」』
  ・2019/07/31付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「UAEがイランと金融関係構築か」
  ・2019/08/01付・産経新聞:「独、対イラン有志連合へ不参加明言」
  ・2019/08/09付・Veterans Today:「Why did UAE sign a security agreement with Iran?」

 関連・参考文献
  ・2019/07/15付・The IRANIAN.:「The UAE Has Altered Its Belligerent Policy Towards Iran And Yemen」
  ・2019/07/26付・The IRANIAN.(Middle East Monitor):「UAE Sends Peace Delegation To Iran ✌」

 関連文献
  ・2019/07/31付・The IRANIAN. (Middle East Monitor):「Emirati Delegation Visits Tehran To Discuss Border Cooperation」

英領ジブラルタルが米の差押要求拒否しイランタンカー解放:英「日章丸事件」同様敗北、米面子丸潰れ/UK defeat, US lost face completely, Desperate Bolton

2019-08-20 20:54:32 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 



 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 

 

 

                             Expansion by click  ↑クリックして拡大
  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。……

 ……(中略)……


 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 英領ジブラルタルが米の差し押さえ要求を拒否しイランのタンカーを解放
  英国の「日章丸事件」と同様の敗北、米国の面子丸潰れ
 Iranian tanker released
  “Piracy”UK defeat, & US lost face completely.
   Desperate Bolton



YouTube: Debate: Release of Grace 1
2019/08/15公開
 
YouTube: Live: Grace 1 oil tanker is moving, after Gibraltar decides to free seized Iranian Tanker
 2019/08/16ライブ配信
 
YouTube: UN should act responsibly against US violation of international law: Analyst
 2019/08/17公開
 
YouTube: Irán: Liberación de Grace 1 marca otro fracaso para EEUU
 イラン:グレース1のリリースは、米国にとって別の失敗を示しています
 2019/08/16公開
 
YouTube: الإفراج عن "غرايس 1" نجاح إيراني وخيبة أميركية!
 「グレース1」イランの成功とアメリカの失望のリリース!
 2019/08/16公開
 
YouTube: Ballesteros: La liberación de Grace 1 ha sido un éxito para Irán
Ballesteros:Grace 1のリリースはイランで成功しました
 2019/08/16公開
 
YouTube: Amature: Liberación de Grace 1, fiasco total para EEUU y Reino Unido
Amature:解放の恵み1、米国と英国の総失態
2019/08/15公開
 
YouTube: Zaccara: Liberación de Grace 1 es un fracaso para Gobierno de EEUU
 ザッカラ:グレース・オブ・グレイス1は米国政府にとって失敗です
2019/08/15公開
 
YouTube: Santa Cruz: Liberación del Grace 1 es una desesperanza para EEUU
サンタ・クルーズ:解放の恵み1は米国にとって絶望的です
 2019/08/15公開

 7月4日にアメリカがイギリス海軍を使って「海賊行為」を働かせて拿捕させたイランの石油タンカーが、8月15日に英領ジブラルタル自治政府により解放が決定された。
 その決定直前にも解放を妨害しようとした米国は、16日には難癖、屁理屈を付けて米司法省からの公的な差し押さえ礼状まで出してジブラルタル当局に拘束の継続を要請して妨害すると共に、今度は米国が「自ら直接」拿捕しようと試みた。
 しかし、米国のその圧力にも関わらず、ジブラルタル当局は米国の要請には応じず、18日(日本時間19日)までにイランのタンカーは解放された。
 ジブラルタル当局が米国の要請に応じなかった理由として、米国と欧州連合(EU)との制裁の不一致を挙げた。
 但し、EUが行っている制裁というものは、「全く悪くない」シリアへの制裁であり、それ自体も間違っている。EUがシリアに制裁を掛けている理由として、シリア政府が化学兵器を使って攻撃している為としているが、これが全くの「出鱈目」である。化学攻撃や、或いはその芝居は、反政府テロ組織や偽善団体「ホワイト・ヘルメット」が行って来たのであり、それら反体制派によりシリア政府の仕業と見せかけた「False Flag」(偽旗工作)を支援して来たのが、他でも無いEU自身であるからである。
 英国やフランスをはじめとしたEUは、イランとの核合意でも合意している義務や責任を履行せず、「二枚舌」「三枚舌」でのらりくらりと騙し続けている。一方、イランの方は、国際海上法規上も含めて常に合法的な行いである。
 米国が「失敗」を重ねて増々メンツが潰れていく中で、イルミナティと偽イスラエルのパペットでありグローバリストで悪魔のボルトンは、何とか戦争を起こそうとして必死である。

 7月4日
  イギリス海兵隊が「海賊行為」により、ジブラルタル海峡でイランのタンカー「グレース1」を拿捕した。
  スペイン政府は、英国のこの拿捕がアメリカの要請により行われたものであるという声明を出した。

 7月18日
  7月16日付で西側欧米メディアが7月13日深夜(14日)に不明と報じた、パナマ船籍でアラブ首長国連邦(UAE)の石油タンカー「リア」号(「MTリア」)は、イランが同船からの支援要請を受けてイラン領海内に曳航し修理作業を行った。
  しかしその後、その作業が施される事に併せて同船から100万リットルの密輸燃料が発見される事となり、イラン・イスラム革命防衛隊は18日付で同船を燃料密輸の容疑で拿捕した。

  同日、アメリカのトランプ大統領が、「ホルモズ海峡で米海軍の揚陸艦USSボクサーが、接近してきたイランの無人機を撃墜した」という「嘘」をついた。

 7月19日
  イラン・イスラム革命防衛隊が、同防衛隊が収録した米軍揚陸船の動画を公開し、イラン南部ホルモズ海峡で同国の無人機を撃墜したとするトランプ米大統領の主張が「虚偽」であったことを裏付ける「証拠」を公開した。

  同日、イラン・イスラム革命防衛隊海軍が同国南部ホルモズガーン州港湾海事局の要請により、イギリス船籍のタンカー「ステナ・インペロ」を、漁船との衝突、自動船舶識別装置の電源(GPSナビゲーション・システムの電源)が入っていなかったこと、石油系廃棄物の処理による海洋汚染などの理由で拿捕した。尚、その衝突事故で被害に遭ったイラン人漁業関係者や乗組員の一部が重体となった。
  問題のタンカーは、この衝突事故の後にイラン側の警告を無視し、ナビゲーションシステムの電源を切り、航路変更という危険な行動に出て、本来のルートとは逆の方向に航行してその場から逃げようとしていたところを、イラン側に拿捕された。

 7月31日
  イラン・イスラム革命防衛隊が、同国南部ペルシャ湾で70万リットルの燃料を密輸していた外国籍船舶を拿捕した。

 8月8日までに
  
YouTube: US insists Iran ‘hampering navigation’ in Persian Gulf
2019/08/08公開

 8月15日
  ロイター通信
   「(米政府筋は、)米司法省は、ジブラルタル当局に書簡を送付し、イランのタンカー・グレース1の拿捕の期間延長を要請した」


YouTube: US moves to take Iranian oil tanker from UK: Gibraltar
 2019/08/15公開

YouTube: US behind detention of Iranian oil tanker: Analyst
 2019/08/15公開

  「グレース1は15日朝の時点でジブラルタル沖に停泊していたが、ロイター通信が取材した目撃者によると、船首の向きが少なくとも180度変わっていたという。
  これが潮の流れのせいか、出航の準備のためかは定かではない。」

  ジブラルタルのアントニー・ダドリー首席判事
   「この件に関してアメリカの訴状を受理していない」

  ジブラルタル政府のフェイビアン・ピカード首席閣僚
   「(グレース1が)解放された」
   「(アメリカの司法省が)船舶の引きとめについて新しい法的手続きを開始するべきだ(と要請してきた)」
   「(その上で、)これは独立した刑事共助条約当局の管轄で、この要請に対する客観的な法的判断を行う(と回答した)」

  ジブラルタルの新聞 Gibraltar Chronicle
   「イランのタンカーは現地時間の15日木曜午前に解放される予定だった。しかし、米司法省の要請により、この決定は少なくとも数時間延期された」
   「ジブラルタルの裁判所は同時に、問題のタンカーの船長と乗組員3人の釈放命令を出している」

  「スペイン南部の英領ジブラルタルの当局は15日、拿捕(だほ)していたイランのタンカーの解放を決定しました。」

 
YouTube: Live: ‘Gibraltar releases Iranian-run tanker’ despite US pressure
 2019/08/15公開
 
YouTube: Report: Gibraltar to release Grace 1 Tanker
 2019/08/15公開




  イランのザリーフ外相 (上のツイッター)
   「がん患者から医薬品を奪うなどの経済テロで目的を達成できなかった後、アメリカは司法システムを乱用し、公海でイランの資産を盗もうとした。この海賊行為未遂は、トランプ政権が法を軽視していることの表れだ」

 8月16日
  以下、2019/08/17付・AFP BB NEWS日本「米司法省、イランのタンカー差し押さえへ令状取得」より
   『【8月17日 AFP】国際社会の制裁に違反してシリアに石油を運んでいたとして英領ジブラルタル(Gibraltar)が拿捕(だほ)した後、解放を決めたイランの大型石油タンカー「グレース1(Grace 1)」に関し、米司法省は16日、同タンカーを差し押さえるための令状を取得したと発表した。
   令状は、国際緊急事態経済権限法(IEEPA)と、銀行詐欺、マネーロンダリング(資金洗浄)、テロに関わる資産の没収を定めた法規への違反を根拠として、グレース1と積み荷の石油全量、現金99万5000ドル(約1億600万円)の没収を認めている。』
  (以上、2019/08/17付・AFP BB NEWS日本「米司法省、イランのタンカー差し押さえへ令状取得」より)

 
YouTube: US unveils warrant for seizure of Iran-operated Grace 1
 2019/08/16公開
 
YouTube: US revokes visas from seized tanker crew, ups tensions with Iran
 2019/08/16公開

YouTube: US issues warrant to seize Iranian 'Grace 1' tanker
 2019/08/17公開
 
YouTube: Gibraltar: US in 11th hour bid to seize Iran tanker despite release order
 2019/08/17公開

 8月17日
  2019/08/17付・The IRANIAN.
   “‘Bolton Is Desperate To Start A War’: US Issues Warrant To Seize Iranian Oil Tanker”
    (『「ボルトンは戦争を始めようと必死だ」:米国がイランの石油タンカーを拿捕する令状を公布』)


  以下、2019/08/17付・ParsToday日本「視点;イランタンカーの解放-英国の敗北と面子を失った米国」より
   『遂に、イランの外交努力とジブラルタル海峡最高裁の判決により、先月イギリスの海兵隊に拿捕されていたイランのタンカー・グレース1が、国際海域上の本来の航路に戻ることになりました。
   ジブラルタル最高裁は15日木曜、イランのタンカー・グレース1の拿捕継続および差し押さえというアメリカ政府の要請を退け、同タンカーの解放命令を出しました。
   ジブラルタル最高裁のこの判決は、イギリスの経歴に更なる失敗の1頁を加え、同時にアメリカの面目を完全につぶす結果となりました。アメリカの過度の要求がメディアに取り沙汰され、同国トランプ大統領が世論の間で事実上侮辱される形になったからです。
   英政府が出していた解放条件にイランが反発を示す中でグレース1が解放されたことは、改めて国際政治の現場や外交の舞台においてイランが勝利したことを示します。
   さらに、ジブラルタル最高裁がアメリカ側からの差し押さえ要求を振り切って、グレース1の違法な拿捕の解除という判決を出したことは、イギリスが依然としてアメリカを信用せず、常にアメリカのために行動する意向のないことをうかがわせます。

   こうした条件下において、イギリスはペルシャ湾での緊張の継続を望んでいません。それは同国が現在EU離脱問題・ブレグジットの危機に直面していることも一因です。
   英海兵隊は、グレース1を違法に拿捕したものの、自国の目的を達成することはできませんでした。しかし、イラン南部ホルモズ海峡で英タンカーを拿捕したイランの合法措置は、英米を初め西側諸国に対し、イランが違法行為に断固として対処し、こうした状況では優位な立場にあり、取引に応じないことを示したのです
   ジブラルタル海峡でのイギリスの海賊行為は、海事法内の複数の条項への違反に相当します。しかし、イランがイギリスのタンカーを拿捕したことは、海事法の施行という意味合いに基づいたものでした。
   イランは、ペルシャ湾やホルモズ海峡での航海上の安全確立に決定的な役割を果たす国として公然と法律を遵守・履行し、イギリスの政治の犠牲にすることはありません。グレース1の解放という最高裁の判決は、タンカーをめぐる事件で、イギリスがイランに敗北したことを意味するものでもあるのです
。』
  (以上、2019/08/17付・ParsToday日本「視点;イランタンカーの解放ー英国の敗北と面子を失った米国」より)


YouTube: Live: Grace 1 supertanker carrying Iranian oil sets sail into Mediterranean
 2019/08/16ライブ配信

YouTube: Iranian supertanker released by Gibraltar, despite last-minute US attempt to seize it
 2019/08/16公開
 
 8月18日までに
  「スペインの各メディアが、ジブラルタル最高裁によるイランのタンカーの解放命令は、アメリカがイランに対し敗北を喫したことを示すものだ、としています。」

   スペインの新聞エル・パイス
    「ジブラルタル最高裁がアメリカ側から拿捕期間の延長要求を受けたにも拘らず、イランのタンカー・グレース1の拿捕解除の許可を出した」

   スペインのEFE通信社
    「イランは英国の海賊行為や、グレース1の拿捕解除へのアメリカの妨害行為に対抗した」

   スペインの新聞エル・ムンド
    「アメリカによるグレース1の拿捕解除妨害に対抗するためのイランの行動は成果を挙げた」

 8月18日
  「ファールス通信によりますと、ジブラルタル自治政府は18日日曜、イランのタンカー・グレース1(最近新名称アドリアーン・ダルヤーに変更)の拘束継続・差し押さえというアメリカの要求を拒否しました。」

   英領ジブラルタル自治政府
    「イランのタンカー差し押さえというアメリカの要求は、EUの制裁とはかみ合わないため、実行不可能だ」
    「アメリカによる当該タンカーの差し押さえ要求は、本質的にアメリカの制裁に関係しているが、こうした制裁は一方的なものでEU制裁に当てはまらないため、この要求には応じられない」

  以下、2019/08/19付・中日新聞(共同通信)「解放のイランタンカー出航 英領ジブラルタル沖から」より
   『【ロンドン共同】英領ジブラルタル当局が欧州連合(EU)の対シリア制裁違反の疑いで7月に拿捕し、今月15日に解放したイランの大型タンカーが18日夜(日本時間19日朝)、停泊していたジブラルタル沖から出航した。複数の英米メディアが当局者の話や貨物データを基に報じた。
   ジブラルタル自治政府は、解放後もシリアなどEUの制裁対象国に向かわせないとの保証をイラン政府から得られたとして解放しており、タンカーの今後の行き先が注目される。地中海の港を目指すとの観測もある。
   タンカー解放を受け、イラン側がホルムズ海峡で拿捕した英タンカーが解放されるとの期待が高まっている。』
  (以上、2019/08/19付・中日新聞(共同通信)「解放のイランタンカー出航 英領ジブラルタル沖から」より)


YouTube: Iran oil supertanker Grace 1 leaves anchor gate in Gibraltar
2019/08/18公開
 
YouTube: Grace 1 tanker raises Iranian flag, changes name to 'Adrian Darya-1'
 2019/08/18公開

 8月19日までに
  イランは、英領ジブラルタル自治政府によって解放された石油スーパータンカーを米国が今度は「自ら直接」拿捕しようとしている事に対して、米国に警告している。

 
YouTube: Iran warns US against trying to seize oil supertanker
2019/08/19公開

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『「ノー、干渉者」、イギリスによる西アジア地域への軍艦派遣/"No Meddler", Warship dispatch to West Asia area by UK』
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/08/15付・ParsToday日本:「米国の妨害行為により、イランのタンカーの解放が延期」
  ・2019/08/16付・ParsToday日本:「ジブラルタル当局、イランのタンカーを解放」
  ・2019/08/16付・BBC NEWS JAPAN:「英領ジブラルタル、拿捕していたイラン船を解放」
  ・2019/08/17付・AFP BB NEWS日本:「米司法省、イランのタンカー差し押さえへ令状取得」
  ・2019/08/17付・ParsToday日本:「視点;イランタンカーの解放ー英国の敗北と面子を失った米国」
  ・2019/08/17付・The IRANIAN.:「‘Bolton Is Desperate To Start A War’: US Issues Warrant To Seize Iranian Oil Tanker」
  ・2019/08/18付・ParsToday日本:『スペインの各メディア、「イランタンカーの解放は、米国の屈辱的な敗北」』
  ・2019/08/19付・ParsToday日本:「ジブラルタルが、米によるイランのタンカー差し押さえ要求を正式に拒否」
  ・2019/08/19付・中日新聞(共同通信):「解放のイランタンカー出航 英領ジブラルタル沖から」

 参考文献
  ・2019/08/16付・ParsToday日本:『イラン外相、「米がタンカー解放を妨害」』
  ・2019/08/18付・日本経済新聞:「英領ジブラルタル、米のイランタンカー差し押さえ応じず」

「ノー、干渉者」、イギリスによる西アジア地域への軍艦派遣/"No Meddler", Warship dispatch to West Asia area by UK

2019-08-20 19:29:24 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 




 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 


 新約聖書・ヤコブの手紙1章12節
   試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。
  
 The New Testament・The Epistle of James 1:12
   Blessed is a person who endures temptation, for when he has been approved, he will receive the crown of life, which the Lord promised to those who love him.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.


 



 新約聖書・ヤコブの手紙1章2~4節
   私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。
  信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。
  その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。

 The New Testament・The Epistle of James 1:2~4
   Count it all joy, my brothers, when you fall into various temptations,
  knowing that the testing of your faith produces endurance.
  Let endurance have its perfect work, that you may be perfect and complete, lacking in nothing.
 

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一5章6~10節
   ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
  身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
  堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。
  あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 5:6~10
   Humble yourselves therefore under the mighty hand of God, that he may exalt you in due time,
  casting all your worries on him, because he cares for you.
  Be sober and self-controlled. Be watchful. Your adversary, the devil, walks around like a roaring lion, seeking whom he may devour.
  Withstand him steadfast in your faith, knowing that your brothers who are in the world are undergoing the same sufferings.
  But may the God of all grace, who called you to his eternal glory by Christ Jesus, after you have suffered a little while, perfect, establish, strengthen, and settle you.

 
 



 新約聖書・エペソ人への手紙6章10~17節
   終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
  悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
  私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
  ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
  では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
  足には平和の福音の備えをはきなさい。
  これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。
  救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。

 The New Testament・The Epistle to the Ephesians 6:10~17
   Finally, be strong in the Lord, and in the strength of his might.
  Put on the whole armor of God, that you may be able to stand against the wiles of the devil.
  For our wrestling is not against flesh and blood, but against the principalities, against the powers, against the world’s rulers of the darkness of this age, and against the spiritual forces of wickedness in the heavenly places.
  Therefore put on the whole armor of God, that you may be able to withstand in the evil day, and having done all, to stand.
  Stand therefore, having the utility belt of truth buckled around your waist, and having put on the breastplate of righteousness,
  and having fitted your feet with the preparation of the Good News of peace,
  above all, taking up the shield of faith, with which you will be able to quench all the fiery darts of the evil one.
  And take the helmet of salvation, and the sword of the Spirit, which is the word of God;

 

 

 

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  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 「ノー、干渉者」
  イギリスによる西アジア地域への軍艦派遣
 "No Meddler"
   Warship dispatch to West Asia area by UK.





 イランのザリーフ外相 (上のツイッター)
  「ジブラルタル海峡での海賊行為とは異なり、ペルシャ湾でのイランによるイギリスのタンカーの拿捕は、国際海事法の維持が目的だ」
  「イランは、ペルシャ湾とホルモズ海峡の安全を確保している」
  「イギリスは、経済テロに関してのアメリカへの同調を止めるべきだ」




 ザリーフ外相 (上のツイッター)
  「ボルトン大統領補佐官は自らの怒りをイギリスにぶちまけ、同国を泥沼に引きずり込もうとしている」




 7月12日
  『【ロンドンAFP時事】英政府は12日、イランとの対立で緊張が高まるペルシャ湾に、2隻目の軍艦を派遣すると発表した。派遣されるのは駆逐艦「ダンカン」で、同海域での英海軍のプレゼンスを維持する狙いがある。
  政府報道官は今回の派遣について、ペルシャ湾に展開中のフリゲート艦「モントローズ」が保守整備と乗組員の交代で任務を外れるためと説明した。関係筋によると、派遣は数日前倒しされ、2隻の軍艦が共にイラン沖を航行する期間が数週間続く可能性があるという。』


YouTube: London Gets Excuse to Increase Military Spending on Navy Following Dust Up in Strait of Hormuz!
2019/07/12公開

 7月16日
  『【ロンドン時事】英国防省は16日、イランとの間で緊張が高まる中東のペルシャ湾に新たに軍艦1隻と補給艦1隻を派遣すると発表した。補給艦「ウエーブナイト」が8月に、その後にフリゲート艦「ケント」が展開する。英紙タイムズによると、ケントは9月に派遣される見通し。国防省は通常任務の一環で、最近の緊張に絡んだ派遣ではないとしている。
  同海域では英フリゲート艦「モントローズ」が展開中で、現在、交代の駆逐艦1隻が現地に向かっている。ケントはこの駆逐艦から任務を引き継ぐが、国防省は「交代の過程で展開時期が重なることもまれではない」と話し、3隻が一時的に同時展開する可能性も示唆した。』

 7月23日
  イラン・イスラム革命防衛隊海軍のタングスィーリー司令官
   「当軍はイランの領海を完全に、しっかりと保全している。敵に領海侵犯させない」
   「イランは南部ペルシャ湾とオマーン海に面する2200キロの沿岸線および北部カスピ海に1200キロの沿岸線を有し、海洋面での安全を特に重視している」
   「アメリカとイギリスは、ペルシャ湾沿岸諸国に活動の実施を許していないが、イランはペルシャ湾と国際海域の安全保障において基本的な役割をしっかり果たしている」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot』
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/07/13付・時事通信:「英、イラン沖に軍艦追加派遣=当面2隻態勢に」
  ・2019/07/17付・時事通信:「英、イラン沖に軍艦3隻目派遣=船舶警戒強化の中」
  ・2019/07/21付・ParsToday日本:『イラン外相、「ペルシャ湾での英タンカーの拿捕は、国際海事法維持が目的」
  ・2019/07/22付・ParsToday日本:『イラン外相、「米大統領補佐官には英を泥沼に引きずり込む意図」』
  ・2019/07/24付・ParsToday日本:『イラン革命防衛隊海軍、「敵に領海侵犯させない」』

ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot

2019-08-20 18:57:20 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"

 



 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 



 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 

 

 

                             Expansion by click  ↑クリックして拡大
  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 ペルシャ湾で謀られる米主導海軍連合への各国の参加拒否はタンカー攻撃が米国と偽イスラエルによる「自作自演・偽旗」である事がバレている為(4/4)
  ・・・日本も参加せず、ペルシャ湾遠方で既にイランと協力して来たアデン湾と同湾接続海峡とを独自に兼任させる事を検討中
   No, US-lead naval plot.
    False Flag by US & Fake Israel are exposing.


 
YouTube: News Review - Japan rules out joining U.S. naval mission in Strait of Hormuz
 2019/08/02公開
 
YouTube: Japan not to participate in US Strait of Hormuz initiative
 2019/08/02公開

 日本の自衛隊は、今までイエメンとソマリアに挟まれるアデン湾での海賊対策に関してイラン海軍と協力して来たが、アメリカが選択肢として提示している内の、そのアデン湾に接続するバブルマンデブ海峡に、既にアデン湾に派遣中の自衛隊を転任、或いは兼任させ、新たな部隊を派遣しない事を検討中である。
 またその場合は、艦船は送らず哨戒機のみとし、任務内容も警戒監視と情報収集のみとする方針であるという。

 以下、2019/08/06付・The Liberty Web『日本は「対イラン包囲網」に加わらず 有志連合構想ではなく自衛隊の独自派遣を検討中』より
  『日本はなぜアメリカ主導の「有志連合構想」に参加すべきでないのか
   ……(中略)……
   1つは、イランとの関係悪化の事態が予測されるためである。
   イランから見れば、有志連合構想はアメリカの指揮下で行われる「イラン包囲網」でしかない
そこに日本が参加することで、これまで日本がイランとの間で築いてきた外交上の資産が損なわれる。その上、かえってホルムズ海峡の緊張を高めることにもなりかねない。
   ……(中略)……
   護衛艦は送らず
   2つ目は法的問題である。
日本が護衛艦を送るには、法的なハードルをクリアする必要があった。
   現在、海上自衛隊は、海賊対処法に基づいて、各国海軍と協力してソマリア沖で民間船舶を守っている。海賊対処法は、海賊対策に限られ、公海上で行われたものでなければならないという縛りがあるため、ホルムズ海峡での船舶の護衛に援用できない。
   さらに自衛隊法に基づく海上警備行動は、日本関連船舶が対象で、外国船舶は護衛できないし、武器使用は緊急避難の場合を除いて、警察権の範囲に限定される。
   本来であれば、特別措置法の制定が必要だが、安保決議のない中、「何のための新規立法か」という点で国会の審議に耐えうる議論ができない。
   護衛艦の派遣は、存立危機事態が生じた場合に、集団的自衛権を発動し武力行使に発展する可能性が高い。このため有志連合構想への参加を見送り、P3C哨戒機の派遣を検討することで軟着陸をさせようとする目論見かもしれない。
   P3Cの哨戒機を送り警戒監視を行う能力は、日本、アメリカ、イギリスにしかなく、監視情報は共有されることになる。このため同盟国アメリカの顔を立てていないわけではない。
   自国船舶の護衛を自国でするのは当然
   だが日本の船舶の護衛は、本来、日本の責任である
。上空からの警戒監視しかできないP3Cでは、日本関連船舶の直接の護衛はできないため、これらの護衛は他国に依存することになる。
   護衛艦を送れば、「武力衝突に発展していく可能性が高い」という野党の追撃をかわすための措置であると同時に、日の丸のついた艦船がいることはイランを刺激することになるため、イランへの外交上の配慮からであろう。
   だが、自国の船舶を自国で守り、必要とみたら外国船舶も助けるのは当然である。
   バランスをとるなら、護衛艦の派遣に対しては、イランへの説明と共に、イランの原油禁輸措置から離脱することも検討し、適用除外の復活をアメリカに認めてもらうなどの措置をとることも必要だろう。イラン産原油を守るためということで……(中略)……。
   イランとアメリカ・イスラエルとの間の緊張緩和に向けて、日本は宗教的な面での仲裁も視野に入れつつ、継続してアメリカとイランに対して働きかけを続ける必要がある。
   このような外交的な努力と同時に、憲法の改正、原発の再稼働やエネルギーの輸入先の多角化などでエネルギー安全保障を確保すべきだ。』
 (以上、2019/08/06付・The Liberty Web『日本は「対イラン包囲網」に加わらず 有志連合構想ではなく自衛隊の独自派遣を検討中』より)

 8月5日
  以下、2019/08/06付・産経新聞『ホルムズに自衛隊「独自派遣」 政府検討 哨戒機で警戒監視』より
   『政府が中東・ホルムズ海峡での航行の安全確保に関し、自衛隊の独自派遣を軸に検討していることが分かった。米国が呼びかける有志連合への参加は法的なハードルが高い上、イランとの関係悪化も避けられないため、自衛隊単独での警戒監視や情報収集などを通じ日本の役割を果たす方針だ。複数の政府関係者が5日、明らかにした。
   派遣する場合は、海上自衛隊のP3C哨戒機などが有力で、護衛艦といった艦船は送らない方向だ。艦船の場合、軍事衝突に直接巻き込まれるなどの可能性があるため。活動は防衛省設置法の「調査・研究」に基づく情報収集や警戒監視などが想定されている。
   派遣地域はホルムズ海峡のほか、海賊対策にあたるため自衛隊が拠点を置いているアフリカ東部ジブチに近いバベルマンデブ海峡(※バブ・エル・マンデブ海峡(مضيق باب المندب‎、Bab-el-Mandeb))も選択肢に浮上している。
   ……(中略)……
   自衛隊法に基づく海上警備行動は、日本と無関係の外国船舶は護衛できず、武器使用の権限も正当防衛や緊急避難など警察権の範囲に限られる。安全保障関連法に規定される重要影響事態や存立危機事態には厳格な歯止めがあり、認定される可能性は低い。』
  (以上、2019/08/06付・産経新聞『ホルムズに自衛隊「独自派遣」 政府検討 哨戒機で警戒監視』より)

 8月6日
  日本の安倍首相
   「米国との連携、イランとの関係など、様々な角度から検討を行う」

 8月7日
  日本の岩屋防衛相とアメリカのエスパー国防長官との会談
   岩屋防衛相
    「原油の安定供給の確保、アメリカとの関係、イランとの友好関係など、さまざまな角度から検討し、政府全体として総合的に判断したい」
   エスパー国防長官
    「航行や上空通過の自由など、国際法、国際的な規範を日米は断固として守っていく」

 8月8日
  以下、2019/08/08付・朝日新聞『「有志連合」での自衛隊活動、ペルシャ湾外を想定 政府』より
   『中東ホルムズ海峡などでの船舶の安全確保のため、米国が日本に「有志連合」構想・海洋安全保障イニシアチブへの協力を求めている問題で、政府がペルシャ湾外での自衛隊活動を想定し、海賊対処行動か、海上警備行動を軸に検討していることがわかった。現在はソマリア沖で海賊対処行動をしている海自護衛艦と哨戒機を援用し、新たな部隊は派遣しない方向だ。米側の要請や各国の協力姿勢も見極め、慎重に判断する。
   ……(中略)……
   政府内での検討では、米中央軍が声明で「アラビア湾(ペルシャ湾)、ホルムズ海峡、バブルマンデブ海峡、オマーン湾」と四つの海域を示し、同盟国などに船舶警護の協力を求めたことに注目。ペルシャ湾南部やホルムズ海峡はイランとオマーン両国の領海でリスクも高いため、イランを刺激しないよう、ペルシャ湾外のオマーン湾での活動を想定している。
   具体的には、現在ソマリア沖ア……』
  (以上、2019/08/08付・朝日新聞『「有志連合」での自衛隊活動、ペルシャ湾外を想定 政府』より)

 


  以下、2019/08/08付・佐賀新聞「ペルシャ湾外へ自衛隊派遣を検討 日本独自に、政府で浮上」より
   『中東・ホルムズ海峡を巡る有志連合構想に関連し、政府内にイランに接するペルシャ湾を避け、イランから約2200キロ以上離れるアラビア半島南部イエメン沖に自衛隊を派遣する案が浮上した。同海域の近くで海賊対処のため活動する海上自衛隊のP3C哨戒機などの「転用」を念頭に、有志連合への参加を見送って日本による独自派遣とすることも視野に入れる。複数の政府筋が8日、明らかにした。
    ペルシャ湾外での派遣案浮上の背景には、イランとの友好関係維持に向け、派遣先が遠方となる点が挙げられる。イエメン沖は米側が示した有志連合の「作戦活動」範囲に含まれる。』
  (以上、2019/08/08付・佐賀新聞「ペルシャ湾外へ自衛隊派遣を検討 日本独自に、政府で浮上」より)

  岩屋防衛相
   「(エスパー国防長官から)『中東地域における航行の自由、通商の自由は、極めて大事なので、その確保のために日本も協力をしてほしい』という趣旨の話があった」
   「(エスパー長官に対し、)原油の安定供給の確保、同盟国アメリカとの関係、イランとの友好関係など、さまざまな角度から検討を行い、政府全体として、総合的に判断したい(と答え、明確な回答を避けた)」
   「期限が決まっているものでもない」

 8月9日
  日本の菅官房長官
   「(中東ホルムズ海峡などでの米国主導の有志連合構想に関し、同海峡を含めイランに接するペルシャ湾から離れた海域に自衛隊を独自派遣する選択肢について問われ、)原油の安定供給確保、米国、イランとの関係も踏まえ、さまざまな角度から総合的に判断していきたい」
   「(日本の貢献策について)予断を持って答えることは控えたい」

  日本の政府関係者
   「日本政府は、アメリカが提唱するこの有志連合への参加により、イランとの良好な関係を崩したくないと考えている」
   「日本はホルモズ海峡ではなく、バブエルマンデブ海峡に偵察機や艦船を派遣するだろう」

  「日本の政府や各政党はこれ以前にも、ホルモズ海峡の安全保障確保を口実とした米主導有志連合への参加に反対の意を表明しています。」

 8月14日
  イラン政府のラビーイー報道官
   「イランは、地域の経済・通商航路の安全を保障する義務があると考える」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/08/06付・産経新聞:『ホルムズに自衛隊「独自派遣」 政府検討 哨戒機で警戒監視』
  ・2019/08/06付・The Liberty Web:『日本は「対イラン包囲網」に加わらず 有志連合構想ではなく自衛隊の独自派遣を検討中』
  ・2019/08/07付・FNN PRIME:「日米防衛相が会談 “有志連合”など協議」
  ・2019/08/08付・朝日新聞:『「有志連合」での自衛隊活動、ペルシャ湾外を想定 政府』
  ・2019/08/08付・佐賀新聞:「ペルシャ湾外へ自衛隊派遣を検討 日本独自に、政府で浮上」
  ・2019/08/08付・FNN PRIME:『「有志連合」で日米防衛相会談 岩屋防衛相“総合的に判断”』
  ・2019/08/09付・時事通信:「菅官房長官、ペルシャ湾外派遣に含み=米、イラン双方へ配慮」
  ・2019/08/10付・ParsToday日本:「日本が改めて、米主導ペルシャ湾有志連合への不参加を表明」
  ・2019/08/14付・ParsToday日本:『イラン政府報道官、「ペルシャ湾の安全保障を巡り地域諸国と協議する」』

ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot

2019-08-20 17:54:21 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献と画像を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 


 
 



 旧約聖書・出エジプト記23章1~2節
  偽りのうわさを言いふらしてはならない。悪者と組んで、悪意ある証人となってはならない。
  悪を行なう権力者の側に立ってはならない。訴訟にあたっては、権力者にかたよって、不当な証言をしてはならない。

 The Old Testament・The Book of Exodus 23:1~2
  “You shall not spread a false report. Don’t join your hand with the wicked to be a malicious witness.
  “You shall not follow a crowd to do evil. You shall not testify in court to side with a multitude to pervert justice.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一4章15~19節
  あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行なう者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。
  しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、この名のゆえに神をあがめなさい。
  なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。
  義人がかろうじて救われるのだとしたら、神を敬わない者や罪人たちは、いったいどうなるのでしょう。
  ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 4:15~19
  For let none of you suffer as a murderer, or a thief, or an evil doer, or a meddler in other men’s matters.
  But if one of you suffers for being a Christian, let him not be ashamed; but let him glorify God in this matter.
  For the time has come for judgment to begin with the household of God. If it begins first with us, what will happen to those who don’t obey the Good News of God?
  “If it is hard for the righteous to be saved, what will happen to the ungodly and the sinner?”
  Therefore let them also who suffer according to the will of God in doing good entrust their souls to him, as to a faithful Creator.

 
 



 新約聖書・ローマ人への手紙16章17~20節
   兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。
  そういう人たちは、私たちの主キリストに仕えないで、自分の欲に仕えているのです。彼らは、なめらかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましているのです。
  あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。
  平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
   どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

     ※(自分の)「欲」= 直訳:(自分の)「腹」

 The New Testament・The Epistle to the Romans 16:17~20
    Now I beg you, brothers, look out for those who are causing the divisions and occasions of stumbling, contrary to the doctrine which you learned, and turn away from them.
  For those who are such don’t serve our Lord, Jesus Christ, but their own belly; and by their smooth and flattering speech, they deceive the hearts of the innocent.
  For your obedience has become known to all. I rejoice therefore over you. But I desire to have you wise in that which is good, but innocent in that which is evil.
  And the God of peace will quickly crush Satan under your feet.
   The grace of our Lord Jesus Christ be with you.

 

 

 

                             Expansion by click  ↑クリックして拡大
  1947年に「フェイク・ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。

 


 
 
 
 

 


 

 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of John 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 The Revelation of John 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 The Revelation of John 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して圧力を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

 それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。

 <以下、7月10日追記>
  日本が主権回復を一応果たした頃、イランでは1951年に民主的選挙により就任した「国民戦線」の党首モハンマド・モサッデク首相の政権であった。
  モハンマド・モサッデク氏率いる「国民戦線」は「反植民地主義」を掲げてイラン(ペルシャ)民族主義に立った。イギリスが第二次世界大戦中の占領とその後のイラン独立後に於いてもイラン産石油の利潤を奪い続ける等の搾取を行い続けていた事から、モサッデク氏は「主権回復」の意味も込めてイラン産石油を「完全国有化」にし、その利権を取り戻すと同時に、英国によるイラン支配を終結させた。
  イランのモサッデク政権時の1953年、日本の出光興産は国益の為であると同時にイランが英国からの圧力(制裁)を受けていた事にも同情し、英国軍が海上封鎖を敷く中でタンカー「日章丸」をイランに派遣し、軍艦や機雷を避けながらイラン産石油の輸入に成功した。その後に英国の石油メジャーが訴訟を起こすも、出光側がその正当性を認められて勝利したこの一連の流れは「日章丸事件」と呼ばれる。
  その後、同じ年にモサッデク政権と対立していたモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝(パフラヴィー2世、パーレビ国王)を支持するファズロラ・ザヘディ将軍率いる軍による「クーデター」が行われ、モサッデク首相をはじめ国民戦線党員は逮捕されて失脚した。このクーデターを工作し、煽動し、支援したのは、米国のCIAと英国のMI6であった。CIAとMI6はイランの体制転換を行って、その後に西側欧米の傀儡として「白色革命」を行う事となるパーレビ独裁政権を立てた。
  その欧米化を進める「白色革命」に抵抗し反発して、ホメイニー師が精神的指導者となって「イラン革命」を行い、1979年2月11日に達成された。
  またその年の11月、スパイの巣窟となっていた「駐イラン・アメリカ大使館人質事件」が有りその後1年余り続く事となるが、その間の1980年9月から始まり以降約8年も続く事となった「イラン・イラク戦争」へと繋がる事となった。
 <以上、7月10日追記>

 ペルシャ湾で謀られる米主導海軍連合への各国の参加拒否はタンカー攻撃が米国と偽イスラエルによる「自作自演・偽旗」である事がバレている為(3/4)
  ・・・「バルフォア英国」の参加と「偽イスラエルの『情報支援』」
   No, US-lead naval plot.
    False Flag by US & Fake Israel are exposing.


 The President Rouhani
 “Israel is the root cause of insecurity and terrorism in Middle East”
  (「イスラエルは中東に於ける不安定・危険とテロリズムの根本的な原因である」)



 
YouTube: The Debate - Israel's Persian Gulf Intervention
 2019/08/09公開

YouTube: Rouhani has called Israel the root cause of insecurity and terrorism in Middle East
2019/08/15公開
 
YouTube: Rouhani: Israel is main factor of insecurity, war, terrorism in Middle East
2019/08/14公開

 7月2日
  イスラエルのカッツ外相
   「(イラン)体制による誤算が『グレーゾーン』から軍事的衝突という『レッドゾーン』にシフトしがちなことを考慮すべきだ」
   「われわれはこれに備えなければならない。対立が激化した際に対応が必要となる事態に備え、イスラエル国家は引き続き、軍事力の増強に注力する」

 7月12日
  レバノンのイスラム教シーア派政党ヒズボラ、ハッサン・ナスララ最高指導者
   「(米国とイランの間で戦争が起これば、イスラエルは)容赦されない」
   「イランはイスラエルを容赦なく強力に爆撃できる(と警告した)」
   「この戦争でイスラエルが消え去る可能性があることを理解すれば、米国は考え直すだろう

   「(中東)地域におけるわれわれの集団的責任は、イランに対する米国の戦争を防ぐために働き掛けることだ(と表明し、衝突が起これば、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)にとっても利益にならないと指摘した)」
 
 7月31日までに
  米外交専門誌「ナショナル・インタレスト」(電子版)
   2018年2月、現「偽」イスラエル空軍の米国製最新鋭ステルス戦闘機「F-35Aライトニング2」2機がイラン領空に侵入し、その直後のクゥエートの日刊紙「アル・ジャリーダ」の報道を基にイラン最高指導者ハメネイ師が革命防衛隊などに調査を指示し、その結果、領空侵犯をレーダーで捉える事が出来ず見逃した失態が判明した事により、今年の5月にイラン空軍幹部が秘密裏に罷免されていた事を報じた。

 8月5日
  以下、2019/08/07付・産経新聞「英、有志連合参加へ 米政権寄りに方針転換」より
   「英政府は5日、米政府が結成を目指すイラン沖・ホルムズ海峡でのタンカー護衛のための有志連合に参加すると発表した。参加表明は英国が初めて。トランプ米大統領と蜜月の仲とされるジョンソン英首相が米寄りのイラン政策に方針を転換した可能性がある。」
   「英政府は、ジョンソン氏が首相に就任する直前の7月22日、欧州諸国と連携して独自にホルムズ海峡で船舶を保護する方針を表明し、有志連合とは一線を画す考えを示していた。ただし、ラーブ英外相は5日の声明で、米政権が離脱したイラン核合意にはとどまる方針を発表した。」
 (以上、2019/08/07付・産経新聞「英、有志連合参加へ 米政権寄りに方針転換」より)

   イギリスのウォレス国防相
    「国際海事法と航行の自由の擁護はわれわれの利益だ。われわれはホルムズ海峡の問題に対する国際的な解決策を見つけるため、米国やその他の国々との協力を楽しみにしている」

   イギリスのラーブ外相
    「(イランとの関係について)アプローチは変わっていない(と強調し、イラン核合意の維持を改めて訴えた)」

 8月6日
  「【エルサレム共同】イスラエルのカッツ外相は6日、中東・イラン沖ホルムズ海峡の航行の安全確保を目指す米主導の有志連合について情報収集などの分野で支援していると述べた一方、海軍艦艇などを派遣するかどうかは明言しなかった。非公開で行われた国会の外交・防衛委員会で明らかにした。イスラエルのメディアが伝えた。」
  「(この事が、イスラエルが)有志連合への正式な参加表明を意味するか不透明だ。」

   イスラエルのカッツ外相
    「(有志連合の活動について、敵対関係にある)イランへの対抗と、ペルシャ湾岸諸国との関係強化という戦略上の利益をもたらす」
     (「イスラエルは、アメリカが提唱するペルシャ湾での軍事有志連合に参加する(と表明?)」)
 
 8月8日
  イラン国防省のアミル・ハータミー大臣
   「航海の安全を守るという口実によりアメリカが結成しようとしている有志連合軍は、地域をさらに不安定にする原因になる
   「(イスラエルもこの有志連合軍に加わるという主張にも言及し、)このような動きは扇動的であり、地域にとって災厄になりかねない」

 8月9日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「ペルシャ湾での自称有志軍事連合にシオニスト政権イスラエルが参画する可能性は、イランの国家安全保障に対する歴然とした脅迫だ。これに対抗することはイランの権利だ」
   「このような危険な行動の結果のすべての責任は、アメリカと違法政権たるイスラエルに帰することになる」
   「アメリカが提唱するペルシャ湾での有志連合結成構想は、緊張を助長する欺瞞行為だ」
   「イランはこのような連合に反対している。この種の連合構想の考案者や参加メンバーは、地域の緊張を助長しそれに伴う危機を招く元凶とみなされる」

   「イランは、ペルシャ湾沿いに2400キロもの海岸線を有するいち湾岸諸国として、また歴史を通して担ってきた責務に基づき、ペルシャ湾を自国領とみなしている。加えてこの湾、海域を航行する船舶の安全維持の責務を担っていると考えている」
   「ペルシャ湾に地域外諸国が軍事展開することは、それがいかなる名目であれ、この地域の安全強化の助けとはならない。逆にこれまで以上にこの重要な地域での危機や緊張の引き金となる」

 
YouTube: Iran says reserves right to counter Israel in Persian Gulf
 2019/08/09公開

 8月12日
  イラクのアルハキム外相 (ツイッター)
   「地域における西側諸国の軍事駐留は緊張増大の元凶だ」
   「イラクは、この海上軍事連合へのイスラエルの参加に反対だ」
   「イラクは、対話による地域での緊張緩和を求める」


 
YouTube: Iraq rejects Israel’s role in Persian Gulf mission
 2019/08/13公開

 8月13日
  アメリカのCBSニュース
   「トランプ大統領は、ペルシャ湾やホルモズ海峡での脅威への対抗をめざす有志連合の結成を求めている。しかし、この連合への参加意向を示しているのは、イギリスとイスラエルだけだ」

 8月14日
  イランのローハーニー大統領
   「ペルシャ湾の安全保障と安定のために地域外軍隊は必要ない」
   「地域諸国は、団結や対話をもって自らの安全を保障できる」
   「ペルシャ湾とオマーン海での新たな有志連合結成に関して謳われているスローガンはすべて表面的なものだ。実現不可能である」
   「この地域にアメリカ等の大国が展開する目的は、分裂を引き起こし、イスラム・地域諸国の国庫が底をつくよう仕向けること以外にない」
   「(シオニスト政権イスラエルが“地域の安全保障に参加する”とした主張ほどは空虚なものはないとし、)シオニストは、もしできるなら自らの安全を維持する」
   「シオニストはいずれの場所においても、情勢不安や殺害、テロを引き起こしてきた」
   「この地域におけるテロや戦争、殺害の主な実行犯はシオニストと占領政権イスラエルだ」
   「イランは常に、特に近隣諸国を初め全イスラム諸国との友好的な同胞関係を築く用意がある」

   「イランは、これまでの時代に行ってきたように、湾岸諸国とともに地域の安全を維持する構えだ」
   「わが国が与えた60日の猶予の間に、ヨーロッパ側が責務を履行しなければ、イランは確実に3段階目の措置を開始する」

 
YouTube: Iran: Rouhani denounces Israeli participation in US-led Hormuz mission
 2019/08/14公開
 
YouTube: Presidente de Irán: Israel es raíz de inseguridad y terrorismo
 イラン大統領:イスラエルは不安とテロの根源です
 2019/08/16公開

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/22付:「Red Alert !!, Iran-US:駐イラク米国大使館付近への戦争煽動者による更なる『偽旗工作』/Moreover, "False Flag" added by War agitator」
  ・2019/06/10付:「日章丸事件:欧米に反抗しイランと協力した出光創業者の気概気骨を忘れた日本/Backbone & Mettle of Japanese Idemitsu who cooperated with Iran」
  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/17付:『イランタンカーを「スペイン領海」で拿捕した英国の「海賊行為」は「日章丸事件敗訴」の再来、欧米による「全く悪くない」シリアへの制裁自体が間違い/To UK Lost Case by “Piracy”』
  ・2019/07/17付:『米トランプも非難する「CNN」の”Fake News”、イランが英国船拿捕を試みたというのは「嘘」/Liar & War Agitator CNN』
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊がホルモズ海峡で国際法違反の英タンカーを拿捕/IRGC seized illegal UK oil tanker at Strait of Hormuz」
  ・2019/08/16付:「イランイスラム革命防衛隊が救助した外国タンカーの燃料密輸が発覚し拿捕/IRGC found out smuggling, therefore seized rescued foreign tanker」
  ・2019/08/16付:「イラン・イスラム革命防衛隊が更に外国密輸船を拿捕/IRGC seized smuggling foreign oil tanker moreovere」
  ・2019/08/16付:『米国の虚言:イランは無人機が撃墜されていない証拠を提示し「米国自身の無人機を撃墜したのではないのか」/Iran released proof of Lie that US shot down』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/18付:『「日米安保条約破棄!」日本に「自立」に向けた更なるステップ・アップ「九条改正」を求めるトランプ/Trump demands "9 change" for "independence" of Japan』
  ・2019/07/19付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(1/3)日本自衛隊とロシア軍との共同演習/Japan doubts US, & ties with Russia』
  ・2019/07/22付:『米国の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(2/3)/Japan doubts US, & ties with other countries』
  ・2019/07/22付:『米の「自作自演トモダチ作戦」を疑い日本は「日米同盟」に胡座をかかず各国と軍事共同演習(3/3)日本自衛隊とイラン軍は共同演習に向かう/Japan doubts US, & ties with Iran』

  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/07/03付・REUTERS日本:「イスラエル、米イラン間の対立激化に備え軍事的関与の準備=外相」
  ・2019/07/13付・AFP BB NEWS日本:『「米イラン戦争起こればイランはイスラエルを爆撃」ヒズボラ指導者が警告』
  ・2019/08/06付・時事通信:『英、「有志連合」に参加へ=ホルムズ海峡で米国と協調-日本の議論にも一石か』
  ・2019/08/06付・産経新聞:「【軍事ワールド】イランの軍事機密が丸裸に 上空を突っ切ったのは米軍ではなく… 」
  ・2019/08/07付・産経新聞:「英、有志連合参加へ 米政権寄りに方針転換」
  ・2019/08/07付・中日新聞(共同通信):『イスラエルは有志連合「支援」 情報収集で、艦船は不明』
  ・2019/08/09付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『イラン、米結成の国際有志連合軍へのイスラエル参加は「地域にとって災厄」』
  ・2019/08/10付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「ペルシャ湾でのイスラエル軍駐留への対抗はイランの権利」』
  ・2019/08/13付・ParsToday日本:『イラク外相、「地域への西側諸国の軍事駐留は、緊張増大の元凶」』
  ・2019/08/14付・ParsToday日本:『米CBSニュース「米主導のペルシャ湾有志連合に参加表明しているのは英国とイスラエルだけ」』
  ・2019/08/14付・ParsToday日本:『イラン大統領、「ペルシャ湾の安全保障に地域外軍隊は不要」』

 関連・参考文献
  ・2019/08/08付・The IRANIAN.(SPUTNIK):「Iran’s Defence Minister: Israeli Involvement In Gulf Coalition May Have ‘Disastrous Consequences’」