狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

米主導の反イラン・親“偽”イスラエルのワルシャワ会議失敗と露・イラン・トルコのお茶会、ポーランドはホロコースト否定/Failure-backfires Warsaw & US, Polish step

2019-04-05 06:45:56 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの引用文献を借用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません
 ※ I have made composition by borrowing some references in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 

 

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

 

 

  

 

 

  1947年に「ユダヤ」によって建てられた“Fake Chimney”と国連パレスチナ分割決議   Expansion by click  ↑クリックして拡大
    そして翌年の1948年5月14日、「フェイク・イスラエル」の独立宣言が行われた。


  

 

 

 

出典(経由):「World Literature Today」
 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」

 米国主導「反イラン」「親『偽』イスラエル」ワルシャワ国際会議の失敗
  「ロシア・ベラルーシ・イラン・トルコの各大統領がお茶を飲みながら談笑」
   …米の意図に反する逆効果は続く
    ポーランドはホロコースト否定へのステップを踏む
     “Netanyahu Criticized for Approving Polish Holocaust Bill Revision”
      Failure of Warsaw international conference
       US surely repeats failures & backfires
        Polish step, "Holocaust denial"


 

 



 新約聖書・マタイの福音書5章10~12節
   義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
  わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。
  喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。
 
 The New Testament・The Gospel of Matthew 5:10~12
   Blessed are those who have been persecuted for righteousness’ sake, for theirs is the Kingdom of Heaven.
  “Blessed are you when people reproach you, persecute you, and say all kinds of evil against you falsely, for my sake.
  Rejoice, and be exceedingly glad, for great is your reward in heaven. For that is how they persecuted the prophets who were before you.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一3章13~14節
   もし、あなたがたが善に熱心であるなら、だれがあなたがたに害を加えるでしょう。
  いや、たとい義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことです。彼らの脅かしを恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 3:13~14
   Now who will harm you if you become imitators of that which is good?
  But even if you should suffer for righteousness’ sake, you are blessed. “Don’t fear what they fear, neither be troubled.”

 
 



 旧約聖書・箴言14章31節
  寄るべのない者をしいたげる者は
  自分の造り主をそしり、
  貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 14:31
  He who oppresses the poor
  shows contempt for his Maker,
  but he who is kind to the needy honors him.

 
 



 旧約聖書・箴言28章27節
  貧しい者に施す者は不足することがない。
  しかし目をそむける者は多くののろいを受ける。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 28:27
  One who gives to the poor has no lack;
  but one who closes his eyes will have many curses.


 
 
 
 

 


 
 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of St.John the Divine 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 Revelation 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 Revelation 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.








米国主導「反イラン」「親『偽』イスラエル」ワルシャワ国際会議は失敗、同じ日「ロシア・ベラルーシ・イラン・トルコの各大統領がお茶を飲みながら談笑」・・・米の意図に反する逆効果は続くNetanyahu Criticized for Approving Polish Holocaust Bill Revision

 Failure of Warsaw international conference
 US surely repeats failures & backfires



出典:2019/02/17付・YouTube「 Yemen: Mass pro-Palestine rally denounces US-led Warsaw Conference」

 イランは全く悪く無い。イランにとっては、完全なる理不尽な試練に置かれている。アメリカは、現フェイク・イスラエルの奴隷であるが故に、現イスラエルの存在を認めていないイランに対して制裁を掛けているのである。根本は、正にこれであり、単純明快である。
 唯一神がバックボーンとなり、旧約聖書とコーランを規範に持つ正義のイランが、悪事を働き続ける現イスラエルを認めないのは当然である。現イスラエルが占領・入植してパレスチナ人を虐待している事を赦す訳がないし、アブラハムの子のイサクの子であるヤコブの別名「イスラエル」の名を借りてはいるものの、現在のイスラエルは、唯一の神様である創造主(アッラー、ヤハウェ)との契約を持たない「フェイク・イスラエル」であるからである。旧約聖書に書かれている「契約の民」は飽くまでも「血統的ユダヤ人」の事であり、その本当のユダヤ人は決して白人では無く有色人種であり、中東地域を含めたアジア人の事である。そして、その「血統的ユダヤ人」は、パレスチナ人の中に大変多く含まれているのであり、パレスチナ人こそが「契約の民」と言って良い。パレスチナは国名、或いは地域名であり、民族名では無い。現フェイク・イスラエルの中の「宗教的ユダヤ人」達は、「フェイク・ユダヤ人」である。
 また、現イスラエルでは、ユダヤ教に改宗した者、そして母親がユダヤ人、つまり「女系」の子息の者をユダヤ人と定義している。正に「フェイク」である。「血統的」ユダヤ人である為には、「男系男子」、つまり男性だけが持つY染色体を引き継ぐ必要が有る。そして、例え本当のユダヤ人であっても、非人道的で傲慢、不道徳の「バビロニア・タルムード」の信仰者であるならば、唯一神との契約は保証されない。その「バビロニア・タルムード」の下に存在する「ユダヤ教」は、名前の通り、ユダヤ人自身を拝んでいる、つまり自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのであり、正に傲慢の極地である。

 現在のアメリカのトランプ大統領は、露骨に現フェイク・イスラエルに肩入れしている。娘婿がアシュケナジー・ユダヤ人(カザール人)であるからなのか、福音派等のキリスト教宗教組織やAIPAC等のユダヤ・シオニズム団体に迎合している為なのか、自分の信仰心からの勘違いからなのか、露骨な大間違いな事をして恥をかいている。そして勿論、対イラン制裁も大間違いである。
 一方で、米国の以前の政権を遡って、オバマ政権、ブッシュ政権……と、特に中東地域の米国の間違った政策と干渉行為、撹乱、煽動、侵略戦争等と、それらの後始末、尻拭いもさせられている。「アメリカ第一」を掲げる(といっても、その実「イスラエル第一」となっているのであるが)トランプ大統領は、出来るだけ海外から手を引きたい本音も有るとは思う。
 米国の保守とは何だろうか?。米国はイラン(ペルシャ)や日本と比べて歴史は非常に浅い。世界一の軍事力で武装して誤魔化してはいるものの、その実、今や世界一の「借金大国」である「裸の大様」であり、浅い歴史故に国の礎が脆い。元々、有色人種のインディアンが先住民であり、そこへWASP等の白人達が侵略してその先住民を虐殺して乗っ取ったものである。そして現在に至っては、金融、エネルギー、メディア等、アメリカの全てをユダヤが支配するに至っている。
 結局、アメリカの保守とは、ユダヤ支配下のレジームから、漸進的に脱却していく事であろう。ユダヤからの脱却によって、金融をはじめ、それらがアメリカ自身のものになってゆき、イスラエルへの莫大な無償支援からも解放され、自分で自分の首を締める事がなくなってゆく。そして、それだけではなく、その無償支援している現「偽」イスラエルを通したパレスチナ人の首を締める事もなくなってゆく。

 イランは非常に賢明である。西側欧米の偽善や欺瞞、二枚舌・三枚舌を見抜いており、自然権としての自衛権、抑止力をしっかりと高めている。そして、自立して防衛力の国産化を高めている。日本はどうだろうか?。戦後、航空機を作る事が抑えられていた事もあるが、防衛の為の武器や機器を米国からの購入ばかりしているのではないだろうか?。世界は決して理想郷では無く、国内の治安の為に警察が必要である事と同じく、海外に対しての防衛力、軍隊は必要である。諸外国は、決して良い国ばかりでは無いのである。今からたった七十数年前まで、白人列強の欧米諸国は、多くの国々を植民地としていた。それは長い歴史の中で、つい最近の出来事である。故に、当時と然程、頭の中は変わっていないと捉えるべきである。現在までのアメリカやNATO(北大西洋条約機構)の執って来た行いを見れば解るであろう。

 そして、イランは決して、イラン・イスラム革命直後のイラン・イラク戦争の事を忘れてはいない。当時のイラクのサダム・フセイン大統領はアメリカの協力者で、アメリカに対しての「悪役」を演じていた。それはあのアルカーイダのウサマ・ビン・ラディン司令官と同じくしてのアメリカの同志としての「役割」を演じていたのであった。ウサマ・ビン・ラディンはあの「911」、2001年のアメリカ同時多発テロ事件に関与したとされているが、実際はイスラエルとアメリカによる「自作自演」、“False Flag”(偽旗工作)であった。その事も、イランは勿論、知っている。ウサマ・ビン・ラディンは病気によって亡くなったが、最期はアメリカ資本の病院で丁重に扱われていた。サダム・フセインは、処刑されたのでは無く、実際は処刑されたのは「影武者」であって、その後もアメリカによって匿われながら、生き続けている(或いは、生き続けていた)。
 現在のシリアでのIS(DAESH)掃討という名目で介入し続けてきたアメリカ自身が、そのISを創設した事も同様の“False Flag”である。そしてそこへ、アメリカだけでは無く、イスラエル、ヨーロッパ諸国(EU)、サウジアラビア等が、「人道団体」とされながらその実、子供達の拉致や臓器売買、化学攻撃、またはその見せかけの演出を行って来た「ホワイト・ヘルメット」をも含めた反政府テロリストを支援して来た事も、同様である。
 また、ユダヤ人「ホロコースト」を行ったとされる、旧ナチス・ドイツのユダヤ人、アドルフ・ヒトラー総統もアメリカの協力者であり、イルミナティ・フリーメーソンのパペットであった。よって、ヒトラーは終戦直後に自害したのでは無く、サダム・フセインと同じく「影武者」が死んだのであり、その後も「逃れの地」アルゼンチンでアメリカによって匿われながら、生き続けていた。アメリカは、実は、旧ナチス・ドイツを支援していたのであった。旧ナチス・ドイツは、アシュケナジー・ユダヤ人(実際はカザール人)を強制収容所に入れたが、「ホロコースト」(大虐殺)は全く無かった。強制収容所は、ドイツから国外に移住させる為のステップであった。
 更に、先の日米戦争に突入する真珠湾攻撃を行った旧日本海軍の山本五十六・連合艦隊司令長官(当時)もアメリカの協力者であったので、実際は先の戦争で亡くなったのでは無く、その後も生き続けていた。戦後、日本では山本五十六の映画やドラマが多く作られて「美化」されて来たと同時に、「海軍善玉論」、「陸軍悪玉論」が横行して来た。しかし実際は、アメリカの協力者であった海軍こそが「悪玉」であった。
 1945年のポツダム宣言への調印・即時発効(降伏文書)後の「停戦」中で日本がアメリカの被占領国となっている間に、ある学者がノーベル物理学賞を受賞したが、その学者は、日本の原子力技術、核兵器技術をアメリカに渡していたスパイであったので、「恩賞」としての授与であった。日本は第二次大戦中、既に核兵器を開発して所有していたのであった。しかし、日本は「良心」から、それを使用する事に至らなかった。

 ロシアが西側欧米諸国から制裁を受け続けて来たが、現在、ロシアは非常に安定している。制裁を受けて来た中で、ロシアはその試練を自己変革と成長・発展の機会に捉え、豊富な国内資源と人材、及び広大な領土等を活かして、却って自給自足化が進み、そして東側との強い絆を築いき、国民の精神も精進して向上する等して、国内は様々な面で成熟し、ロシアにとっては「好結果」となった。ロシアと同じく、イラン国内にも豊富な資源が埋蔵しており、その他、人材、領土、自然環境等も同様である。よって、ロシアの先例と同じく、イランに対する制裁もアメリカにとっては「失敗」、「逆効果」となる事は、間違いない。
 そして何より、ロシアに「ロシア正教」というバックボーンがある事と同じく、イランも「クルアーン」(コーラン)をバックボーンとする。そして共に共通するのが、旧約聖書を規範としている事である。また両国とも、他の伝統的な宗教に関しては寛容であり、例としてユダヤ教徒は両国で平和に暮らしている。

  それにしてもロシアのパトリオティズム(祖国愛)に対する西側欧米グローバリストからの制裁が失敗に終わったのであるが、同じ様にイランに対して制裁を掛ける米トランプ政権は、「アメリカ・ファースト」と言いながら「イスラエル・ファースト」となっている様に、自国の為では無く他国の為に行っており、それは結局は、そういう意味に於いては、グローバリズムと同じではないだろうか?。またそういう意味で、「反グローバリズム」を掲げながら、米トランプ政権は「イスラエル・ゲート」の泥沼にハマっている様に、僕には見える。


 本年(2019年)2月13~14日、ポーランドの首都ワルシャワで、「反イラン」や「親イスラエル」、「反パレスチナ」の実質的な内容やテーマを含む国際会議が行われた。
 その会議がポーランドで開催された理由として考えられるのは、昨年(2018年)9月、アメリカのトランプ大統領がポーランドを訪問した際、NATO(北大西洋条約機構)加盟国のポーランドの対ロシア安全保障という名目での米軍基地建設の可能性を示唆した経緯の存在である。この事は、米国とポーランドの両国で利害が一致している。
 しかし一方で、旧ナチス・ドイツの「アウシュヴィッツ」アシュケナジー・ユダヤ人(=カザール人)強制収容所の存在するポーランドは、昨年、アシュケナジー・ユダヤ人(=カザール人)への迫害にポーランドが加担したという表現を禁止する法律を可決して、ポーランドと現“フェイク”・イスラエルとの関係は悪化している。ポーランドは、旧ナチス・ドイツによるアシュケナジー・ユダヤ人「ホロコースト」は、本当は「無かった」という、歴史を正しく直す為の「ステップ」を踏んでいるのではないだろうか。ポーランドは、「絶滅収容所」というものが全くの「出鱈目」である事を知っている。
 米国主導の「反イラン・ワルシャワ会議」の一方で、同日、「ロシア、ベラルーシ、イラン、トルコの各大統領が、お茶を飲みながら談笑」。
 親イスラエルに迎合する一部のアラブ諸国と、無視されるパレスチナ国の大義・権利・希望。
 「イランやトルコ、レバノン、シリア、イラク、パレスチナといったこの地域の有力国家、さらには中国やロシア、ヨーロッパやそれ以外の重要国の多くが参加していない」。
 一方で、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)等のアメリカやイギリスに迎合するアラブ諸国や、イスラエル、そして、「二枚舌・三枚舌」のイギリスも参加する。
 アメリカをはじめとした西側欧米諸国が介入・干渉・ストーカーをしない事が、中東地域の安定に繋がる。
 また勿論、現「偽」イスラエルの存在も乱す原因である。現「偽」イスラエルは、中東を撹乱させる陰謀工作を、今までに繰り返して来た。

 2018年7月6日までに
  イスラエルのネタニヤフ首相は、ポーランドのホロコースト法案改正(アシュケナジー・ユダヤ人(=カザール人)への迫害にポーランドが加担したという表現を禁止する法律)を承認することを批判した。

 9月19日までに
  以下、2018/09/19付・YouTube・PressTV:「Trump: Warsaw right to fear Russian aggression」より
   「トランプ:ロシアの侵略を恐れるワルシャワの権利
   アメリカのトランプ大統領は、ワシントンはポーランドに恒久的な軍事基地を建設する可能性を真剣に検討していると述べた。
   トランプ氏は、訪れたポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領との共同記者会見で声明を発表した。トランプ氏は、NATO加盟国のロシアの侵略に対する恐怖は正当化されると述べ、また、ドゥダ氏がワルシャワがアメリカの軍事的存在のために何十億ドルも支払う気があると指摘したと言った。ドゥダ氏は、ポーランドでの恒久的な米国の存在がロシアに対する安全保障の唯一の保証であろうと言った。一方でモスクワは、それにより、その国境におけるNATOの拡大を容認しないであろうと言う。」
  (以下、2018/09/19付・YouTube・PressTV:「Trump: Warsaw right to fear Russian aggression」より)

 2019年2月8日
  パレスチナ国の最高交渉責任者、サエブ・エレカット氏
   「パレスチナ国は、ポーランドでの米国主催の会議に出席しない」
   「パレスチナは誰にも(その会議に於いて)パレスチナ人の代表として話すことを許可しないだろうと強調した。それより前に、パレスチナ外務省はそのイベントをアメリカの陰謀として非難した。同省は、パレスチナの大義に関する米国の見解を参加者に採用させようとしたとしてワシントンを非難した。イランはまた会議を批判し、参加者を不名誉にするであろう絶望的なサーカスだと説明した。ロシアは既に、そのイベントに出席しないことを発表した。集会は2月13日と14日にポーランドの首都ワルシャワで行われる。」

 2月10日までに
  イランのザリーフ外相
   「(アメリカがポーランド・ワルシャワで開催を予定している反イラン的な国際会議について、)この会議は、開催前に既に失敗している」
   「アメリカは、この反イラン的な会合の開催のために必死に働き掛けていたものの、これまでの立場を後退させ、イランはこの会合の議題とはならないとした」

 2月12日までに
  イラン統合参謀本部のバーゲリー議長
   「(ポーランド・ワルシャワで開催予定の反イラン的な国際会議を価値のないものだとして、)同会議はイランの権力や行動に一切影響を及ぼすことはない」
   「ポーランドは、ワルシャワ会議でイランは決して議題にならないと約束している」
   「この会議が開催され、ポーランドがどの程度約束を守るかを見極めるべきだ」

 2月13日(?)
  「パレスチナはワルシャワ会議を拒絶」
  「パレスチナの代表は、ロシアのモスクワでの会議で、世紀の取引に関係すると推察されるワルシャワでの中東会議を考慮しながら、パレスチナ問題に関するアメリカの計画に立ち向かう必要性を強調した。」

 2月13~14日
  「米国が主導する国際会議が14日まで2日間、ポーランドの首都ワルシャワで開かれた。米国としてはアラブ諸国など関係国をまとめ上げて、イランへの包囲網を構築するのが狙い。だが、イラン核合意をめぐって対立する欧州の主要国が閣僚派遣を見送り、双方の溝が浮き彫りになった。
  会議はポーランドとの共催。約60カ国の閣僚や高官が加わり、米国からペンス副大統領とポンペオ国務長官らが出席した。(サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など)アラブ諸国のほか、イスラエルのネタニヤフ首相も参加した。」
  「欧州の主要国では英国のハント外相がイエメン内戦の議論を目的に参加したが、独仏は閣僚を送らず、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表も欠席した。」

   アメリカのポンペオ国務長官
    「イランとの対峙なしに中東の平和と安定は達成できない」
    「米国は新たな協力の時代を求める」
   イスラエルのネタニヤフ首相
    「イランという共通の脅威に対する結束について話し合う」

 2月14日
  ネタニヤフ首相の主張の後、ポーランドとイスラエルの関係は緊張する。

   イスラエルのネタニヤフ首相
    「ポーランド人はナチスと協力しました、そして、私はこれまでそのような(※ アシュケナジー・ユダヤ人(=カザール人)への迫害にポーランドが加担したという表現を禁止する法律を可決した事の様な、旧ナチス・ドイツによるユダヤ人「ホロコースト」は本当は無かったという事をはじめとする、現“フェイク”・イスラエルに関する『歴史修正』等の)声明のために訴えられた人を誰も知りません」

  米国主導の「反イラン・ワルシャワ会議」の一方で、シリアについての「ソチ・サミット」で、ロシアのプーチン大統領、イランのローハニ大統領、トルコのエルドアン大統領の三者協議が行われた。
   「イランはテロと闘うために地域諸国間の全面的な協力を求めている」
   「アメリカは未だに中東地域でテロリストをサポートしている」
   「シリア国民のみによって、自分達の未来について決定していかなければならない」

  またその後の同日、「ロシア、ベラルーシ、イラン、トルコの各大統領が、お茶を飲みながら談笑」。
  「ロシアのプーチン大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、イランのローハニ大統領、トルコのエルドアン大統領が木曜日、シリアについての三者協議を経て非公式の会合を開いた。
  途中、指導者達が、テーブルを囲んで座り、お茶を飲んで話している光景が見られた。」

 2月16日までに
  イラン外務省のガーセミー報道官
   「アメリカがイラン包囲網の結成に向け大々的に働きかけたポーランド・ワルシャワでの反イラン会合だったが、その終了声明は早々と失敗し、効力もない文書となった」
   「ワルシャワ会合の終了声明は、全く通用しないものだ」
   「“中東の平和と安全をテーマとした会合”は、イランやトルコ、レバノン、シリア、イラク、パレスチナといったこの地域の有力国家、さらには中国やロシア、ヨーロッパやそれ以外の重要国の多くが参加していない。参加したにせよ、低レベルの代表しか派遣されていない中では成功は望めない」
   「アメリカの国務長官や副大統領が、この会合の演説でヨーロッパに核合意離脱を強く求めたが、これはアメリカがこの会合の目標達成に失敗したことを示す最高の兆しだ」
   「アメリカは欺瞞的な政策により、対テロ支援、地域の国民間の対立や敵対、緊張、衝突を助長し、情勢不安や紛争、過激派を拡大させている」
   「アメリカとシオニスト政権イスラエルの侵略・敵対的な政策をものともせず、地域外の軍隊や侵略者が存在しない、安定した地域の実現に向けた抵抗はこれからも続くだろう」

  イランのザリーフ外相
   「ドイツ・ミュンヘンでの安全保障会議と、ポーランド・ワルシャワでの中東関連の会議は、国際舞台でアメリカ政府が孤立していることを明白に示した」
   「アメリカの反イラン的な行動について来る者は誰もいない。それは、アメリカが国際法規に違反しているからだ」

  EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表
   「(ミュンヘン安全保障会議において、)アメリカからの多大な圧力には関係なく、ヨーロッパはイランとの間に取り交わした核合意の完全な実施を続行する」

 2月17日(18日?)
  以下、2019/02/17付・YouTube「 Yemen: Mass pro-Palestine rally denounces US-led Warsaw Conference」より
   「イエメン:親パレスチナ大衆集会は米国主導のワルシャワ会議を非難する
   数万人のイエメンが日曜日にサナアの街を訪れ、パレスチナ人に対する支持を表明し、アラブ諸国の首脳がイスラエルの首相ベンジャミン・ネタニヤフと会談したワルシャワでの米国主導の中東会議を非難した。 。
   抗議者たちはパレスチナとその人々を支える多くのプラカードとバナーを展示し、アラブ人指導者たち、アメリカ、イスラエルとネタニヤフに対するスローガンを展示し、他の多くはフーティの旗を掲げました。同様の抗議行動が全国各地の他の都市で開催されたと伝えられている。
   デモ隊はある時点で、ネタニヤフの顔を迎えたバナーをイエメンのクレイド・アリェマニ外相に合わせて刺したり、パンチしたりすることを模倣した。これはおそらく、ワルシャワに座っていたイスラエル首相と笑顔を共有したためだった。」
  (以上、2019/02/17付・YouTube「 Yemen: Mass pro-Palestine rally denounces US-led Warsaw Conference」より)

 2月18日
  『ポーランド政府は18日、イスラエルで予定されていたイスラエルと、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアの東欧4カ国の首脳会議に出席しないと発表した。
  イスラエルのカッツ外相代理が、第2次大戦中のホロコーストでは「多くのポーランド人」がナチスに協力したとし、ホロコーストの責任を共に負うべきだと発言したことに反発した。
  ポーランドのモラヴィエツキ首相は、カッツ氏の発言は「人種差別的で受け入れられない」と批判。当初、代わりの政府高官を首脳会議に送るとしていたが、ポーランド政府からは誰も参加しないと決定したと明らかにした。』

   ポーランドのモラヴィエツキ首相
    「このような人種差別的コメントは、受け入れ不可能だ。われわれは、歴史的真実のために、また、ポーランドの名誉のために戦うということを力を込めて強調したい」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/12/28付:「イラン、ペルシヤの寛容」
  ・2013/01/14付:「欧米寄りの日本のマスコミが流さない、イラン大統領の名演説」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2017/05/04付:「聖書を道徳規範とするロシアとイスラムの賢明さ・・・ディズニー映画『美女と野獣』の上映禁止・R指定、新興宗教『エホバの証人(ものみの塔)』の活動禁止」
  ・2017/12/01付:「アウシュウィッツの『ガス室』とユダヤ人『ホロコースト』は無かった・・・言論弾圧を行うタルムード・ユダヤが嫌うイエス・キリストと聖書を盾にした大胆さ、映画『DENIAL』(「否定と肯定」)12/8公開」
  ・2017/12/27付:「トランプ政権に送るエルサレムをイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(14):『パレスチナはイスラムの最重要課題』、寛容のイランでも創造主と同様に悔い改めない傲慢なイスラエルは赦さない」
  ・2018/02/26付:「ロシアの規範の有る自給自足力と強さ & 医療・食品で規制緩和する変な日本 ー Russian self-sufficient and precept & Japanese deregulation」
  ・2018/03/11付:「イランの言い分が伝えられず、『ユダヤ』支配の欧米メディアは印象操作で全世界を覆う:Iranian say isn't introduced、"Jew's media" rule the world」
  ・2018/03/20付:「イランに対する米英NATO・イスラエル・サウジによる『陰謀の失敗』- "failure of conspiracy" by US, UK, NATO, Israel & Saudi, to Iran」
  ・2018/03/21付:『「ユダヤ」支配米国がパレスチナを蹂躙して来た事実、イスラエルへ続ける莫大な無償支援で借金大国-US ruled by "Jews" have ever trampled on Palestinians」
  ・2018/04/07付:「イラン:「シオニスト政権イスラエルに対する『神の道における戦い』こそが実を結ぶ」「米国の『大言壮語』が実を結ぶ事はない」Retaliation from the Lord to Israel & US」
  ・2018/04/08付:「『イランの防衛力は抑止力であり、国を防衛するためのものだ』Iran has deterrent as defense capacity against foreign invasion」
  ・2018/04/08付:「イランのファッション:敬虔、貞淑、貞節 ― Fashion of Iranian women is devout, virtue, and fidelity」
  ・2018/04/08付:「『制裁への感謝』:ロシアGDP上昇、西側の制裁は逆効果、安定政権、準備高上昇 ― Thanks to Sanction, Opposite Effect by West」
  ・2018/05/08付:「イラン人女性のヘジャブ着用の敬虔・貞節、西洋の堕落したリベラリズムに抵抗する保守的民主主義/Iranian devout-virtue-fidelity resist Corrupt West」
  ・2018/07/17付:「イラン核合意・米のみ撤退(1):大量破壊兵器を使って来た米国と現イスラエルこそが『悪の枢軸』/Iran nuclear deal, US & Israel are just "Evil-Axis"」
  ・2018/07/18付:「イラン核合意・米のみ撤退(2):現イスラエルとユダヤの奴隷である嘘つき米国はイラン敵視するも失敗は続き逆効果/Iran nuclear deal, US is Jew & Israel Slave」
  ・2019/01/06付:「JapanーIran、public justice & self-sacrifice/映画『海賊とよばれた男』:戦前から受け継ぐ『公義』の為の気骨在る自己犠牲の精神、戦後艱難を共にしたイランと日本」
  ・本ブログ カテゴリー:「イラン」 ・・・本ページ右サイド

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

  ・2019/02/10付・ParsToday日本:『イラン外相、「ワルシャワの国際会議は、開催前に既に失敗」』
  ・2019/02/12付・ParsToday日本:『イラン統合参謀本部議長、「ワルシャワでの会議は、イランの権力に全く影響しない」』
  ・2019/02/14付・産経新聞:「米主導の中東会議開催 イラン包囲網目指すも欧州と溝」
  ・2018/02/16付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「ワルシャワ会合の終了声明は失敗文書」』
  ・2018/02/17付・ParsToday日本:『イラン外相、「ワルシャワとミュンヘンの国際会議は米の孤立化を示した」』
  ・2019/02/19付・REUTERS日本:「ポーランド、イスラエルとの首脳会談中止 ホロコースト巡る発言で」

 



YouTube: Netanyahu Criticized for Approving Polish Holocaust Bill Revision
2018/07/06公開

YouTube: Trump: Warsaw right to fear Russian aggression
2018/09/19公開

 



YouTube: Palestine says won’t attend US’ conference in Poland
2019/02/08公開

YouTube: "US Warsaw meeting in Poland doomed to failure"
2019/02/10公開

 



YouTube: رفض فلسطيني لمؤتمر وارسو
パレスチナはワルシャワ会議を拒絶
2019/02/13公開

YouTube: Iran calls for all-out cooperation among regional nations to combat terrorism
2019/02/14公開

 



YouTube: Russia: Presidents of Russia, Belarus, Iran and Turkey chat over tea
2019/02/14公開

YouTube: Trump allies hijacked Warsaw summit against Iran
2019/02/14公開

 



YouTube: Zarif describes U.S.-sponsored Warsaw conference as anti-Iran circus
2019/02/14公開

YouTube: Iran: Warsaw summit was always going to fail
2019/02/15公開

 



YouTube: Poland-Israel Relations Become Tense After Netanyahu Comment
2019/02/15公開

YouTube: Yemen: Mass pro-Palestine rally denounces US-led Warsaw Conference
2019/02/17公開

 



YouTube: Did Poland Overreact to Netanyahu, Katz Holocaust Comments?
2019/02/18公開

YouTube: Polish PM Cancels Jerusalem Trip! Israel’s Attempt to Blame Poland For Holocaust Backfires!
2019/02/19公開