朝日新聞2012年6月1日 NY、Lサイズ飲料禁止令 「砂糖入りで肥満」市長が導入方針
ニューヨークのブルームバーグ市長は31日、ソーダなど砂糖入り飲掛の大型サイズの市内での販売を規制する方針を明らかにした。肥満対策の一環で、実現すれば全米で初めてという。規制されるのはソーダやスポーツドリンク、砂糖入り紅茶やコーヒーなどで、レストランや映画館で16オンス(約473ミリリットル)より大きいカップやペットボトルが販売できなくなる。違反者には200ドル(約1万6千円)の罰金を科す方針。来春にも実施される。
ブルームバーグ市長は「砂糖入り飲料は肥満に直結している」と主張し、規制の必要性を訴えている。一方、ニューヨーク飲料協会は「根拠もなく、ソフトドリンクばかりを狙い撃ちにしている」との声明を発表。ただ、ブルームバーグ市長も「もっと飲みたい人は、飲み物を二つ買えばいいだけだ」と述べており、矛先を収めそうにない。(ニューヨーク=中井大助)
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