ゆうちゃんとまま

つづきです。


優「わーい」
モップにされた優浜は、再び良浜の目をかいくぐってひとりで遊び始めました。


登り切って満足げな表情。やっぱり高いところが好きなのかな、この子・・・


そこに忍び寄る母


良「ほら、ママのところにいなさい」がぶり


優「あ、まま・・・」


優「だってたかいところがすきなんだも...」どさっ


今度はおとなしく良ママの横にいるようです。

と、ここでずーっと見たかった光景が！


ぎゅーっ
良浜が優浜を抱きかかえました！


まるでぬいぐるみがぬいぐるみを抱いているみたい。
ラウちゃんの手で、優ちゃんがぼふっとなってるところがたまりません。


ぎゅぎゅぎゅっ


良浜、おおあくび。
そういえばやけに優浜が動かないけど、もしかして―


ごくごく...
ミルクの時間でした！


良「いっぱい飲みなさいね」
優「うん・・・ごきゅごきゅ・・・」


４つある乳首を順番に飲んでいきます。


今度は下のほうを吸うことにしたようです。


夢中で飲む優ちゃん


いっぱい飲んで、大きくなってね。


ずいぶん長い時間をかけて飲んでいたうえに、１６時近くだったので人も少なく、角度を変えてあちこちから撮ることができました。


良浜もだいぶリラックスしているようで


この表情！


良「もういいの？」
優「ごちそうさまでちた」

そのあとは


良「すいませーん」
優「ちいくいんさーん」
仲良く並んで、収納に向けた圧力（？）


優「みなさんきてくれてありがとうございまちた」
ラウちゃんがいったん裏へ戻り、優浜がお別れのごあいさつに来ました。


優「てへっ」


優「ばいばーい！」


もぐもぐ...
１６時半からは良浜が再び登場。
たくさんミルクをあげておなかがすいたのか、竹をむしゃむしゃ食べていました。

前日に「授乳シーンは見られたらラッキー」と聞いていたので、最後の最後で見ることができるとは・・・感激しました。
海浜陽浜のときは、やはり双子ということでおっぱいの取り合いになったり、良浜があげるのを渋ったりして（というか陽浜がやたらと飲みすぎていた？）いましたが、優浜ひとりだと良浜も落ち着いて授乳していたように思えます。
なにより優浜は焦る必要がないのでゆっくり飲んでいて、撮影するのにはとてもありがたかったです。。。

この時点で優浜は、朝と夜の一日２回、良浜から母乳をもらうだけで成長していたそうです。
夜、親子を別々にしても粉ミルク（パンダミルク）を与えず、それでもすくすくと成長していたのは驚きだったとか。
またこのように、開園中に良浜にミルクをせがむこともしょっちゅうあることではないそうです。
もっとも、１か月経った今がどうなのかはわかりませんが。


ちなみに中国では、繁殖のために生後半年で親子を分けていますが、今春に良浜と優浜を分けることはしないそうです。
永明の年齢を考えるとそういう案もあったそうですが、優浜がここまで母乳で育ってきたことや、良浜も優浜をとても大事に育てていることを考えると、親子を引き離すのはかわいそうだということになったようです。

まだまだ親子で過ごす姿を見られるのは、安堵したとともにとても楽しみです！

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突然ですが、今週の木曜と金曜でアドベン行ってきます。
前回からちょうど一ヶ月、梅永が旅立ち、明日には優浜の屋外デビューも控えるなど、思いのほか変化があった期間でした。
そして私にとっては、これを最後にしばらくは白浜に行けなくなる、ひとつの区切りです。
思いっきりパンダさんとの時間を楽しんで、たくさん写真を撮ってこようと思います！