映画を見に行くのは久しぶりです。
映画誌「キネマ旬報」ベスト・テン(2016年)で、日本映画では1位はアニメの「この世界の片隅に」ということもあって、半田コロナへ観に行ってきました。
昨年は同じアニメで日本中で大ヒットした「君の名は」がありましたが、私の趣味に合わないので観に行きませんでした。
戦前から戦後まで広島で生まれ、呉に嫁いで明るく前向きに生きる女性 すず の物語です。
戦中、戦後直後の厳しい日常生活の模様は懐かしく思い出します。
すず が受けた米軍の艦載機による機銃掃射は私も経験し、九死に一生を得ました。
そのこともあり、プロペラ機のエンジン音が怖く大人になるまでトラウマでした。
映画の中で久しぶりにプロペラ機のエンジン音を聞き、昔のことを思い出しました。
この物語の中では広島の原爆投下という特別な場面がありましたが、日本中で すず のような日常生活があったのだと思います。
きわどい描写はアニメということもあり、ビビリの私でも目をそらすこともなく観ることができました。
今の若者がこの映画を観たらどう思うのだろうか、「君の名は」のように受けないだろうな。
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