愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

ACミラン-パレルモ

2006-10-23 22:27:04 | セリエA
観戦日 10/23(月)
スコア 0-2

<得点者> 
パレルモ    ブレッシアーノ、アマウーリ


ミランの攻撃がチグハグ。
カカが怒るのもよくわかる。
あんなカカの怒った表情を初めて見た。
全ての原因はジラルディーノにある。
点を取れる気配は全くなく、ピッポとのコンビも最悪。
アズーリからも外されたいけてないFWをなぜアンチェロッティは使い続けるのか。
R・オリベイラといういいFWがいるのに。
ピッポとのコンビ、カカとの相性を考えてもこっちがいい。
チームになじんでないのかも知れないがジラよりはだいぶましだと思う。
あれだけピッポとポジションがかぶると回りの選手もパスをだせない。
そうなるとピルロも活きてこない。
全てが悪い方に向く。
ピッポを軸にチームを作るべき。
このままだとアンチェロッティの首が飛ぶのも時間の問題。
パレルモはこのいけてないミランの隙をついた。
しっかり考えて動ける選手が多く、こちらはコリーニのパスが活きてる。
3バックだが、攻められると両サイドも守備をし5バック気味に。
チーム全体の意思統一が図られてる。
グイドリンはいいチームを作った。
新加入の選手も多くなじむのに時間がかかるはずだが、パレルモは例外。
あとはUEFA杯との掛け持ちになるためうまくターンオーバーを使えれば。
ミランは今週末のダービーをどう戦うか。
 
~愛丸's MVP~
ブレッシアーノ(無尽蔵のスタミナ。強烈なミドルはお見事。こういう選手がミランにいれば)

ユナイテッド-リバプール

2006-10-23 20:32:07 | プレミアリーグ
観戦日 10/23(月)
スコア 2-0

<得点者> 
ユナイテッド    スコールズ、リオ・ファーディナンド


ユナイテッドにとって楽な試合に。
リバプールから全く覇気が感じられなかった。
CLだけをターゲットにしたか。
この敗戦でプレミアシップでの優勝はほぼ消滅。
ジェラードがあの表情であんなプレーをするようだとリバプールの勝ちはない。
戦力的にはお互い同じぐらいなのに、こんなに差がつくとは。
ベニテスはターンオーバーを止めてある程度選手を固定すべき。
攻撃がチグハグ。
リオが始めっから安定感に欠いてただけにスピード、テクニックでもっとそこをつくべきだった。
ユナイテッドはC・ロナウドを使わなくてもこの結果。
ルーニーは点は取れてないが動き自体は満足できる。
ギグス、スコールズの両ベテランも衰え知らず。
スコールズにいたっては昨シーズンの負傷がいい休養になってる。
ほんとに今は絶好調。
キャリックも早くスコールズに追いつけるようなCHになってもらいたいものだ。
その素質は十分に持ち合わせてる。
サハにちょっと疲れがでてるか。
ルーニーとの相性が抜群なだけにうまく他の選手と回しながら重要な試合では万全の体調で望んでもらいたい。
サー・アレックスが真っ赤になって怒るシーンが皆無。
どこのチームが赤くすることができるか。
 
~愛丸's MVP~
ルーニー(ボールを取られた後の対応が守備陣を楽に。点が取れてないだけで動きは文句なし)

ボルドー-リバプール

2006-10-23 18:35:16 | チャンピオンズリーグ
観戦日 10/23(月)
スコア 0-1

<得点者> 
リバプール    クラウチ


プレミアではみれないようなリバプールの安定感。
CLアウエー使用。
安定感はあっても魅力的ではない。
ベラミー、M・ゴンザレスのスピードが活かせず、L・ガルシアのテクニックも鳴りを潜める。
X・アロンソの長短織り交ぜたパスの本数も少なかった。
が、全体的に守備はまずまず。
これが安定感を生んでいる。
クラウチはよく動いてはいるが、ベラミーのスペースを消すことが多々あった。
邪魔なプレーが目立っていたが、何故か点は取れる。
これでいいのか?
点を取ってなんぼなんだしこれでいいのだろう。
セインツにいた頃はまだ輝いてたように思うが・・・。
ボルドーはもっと攻撃的に振舞うべきだった。
ホームなんだしいくら相手がリバプールとは言えあのパフォーマンスだと。
ミクーに切れがない。
フェルナンドも後半は攻撃的になったが、このプレーを前半から見せてほしかった。
フォベールの投入も遅いような気がする。
真ん中にミクー、フェルナンドとテクニシャンがいて、サイドにベンデウ、フォベールと突破力のある選手、トップにスピードのあるダルシュビルと魅力的なんだが。
アンフィールドではガンガン攻めていってもらいたい。
 
~愛丸's MVP~
ベラミー(スピードは相変らず。クラウチの邪魔なプレーにも切れることなくよく動き回った)

ディポルティボ-A・マドリー

2006-10-23 13:07:12 | リーガエスパニョーラ
観戦日 10/23(月)
スコア 1-0

<得点者> 
ディポルティボ    アリスメンディ


カーサで連勝のディポルとフエラで負けなしのアトレチコ。
両チーム守備に重きを置いた試合展開。
このような試合になるとセットプレーが鍵に。
これをしっかりものにしたのがディポル。
バルサBからの新加入ペルドゥのすばらしいFKをアリスメンディがカベッサでそらしてゴール。
ディポルは完全にカパロスのチームになった。
前線の4人のコンビネーションもよく、守備も組織だってる。
全体での守備意識が高く、ピッチ全体からのプレスも徹底。
リアソールでディポルを倒すのは至難の技。
アワットの安定感は抜群で今のとこ穴という穴は見当たらない。
アトレチコはFW陣の調子に頼る部分が。
F・トーレスが決定的な2つのシーンのどちらかを決めてれば・・・。
アグエロもまだむらがある。
若いふたりだけにもっと時間をかけていいコンビネーションを身につけてほしい。
今は攻撃陣にけが人が続出で我慢の時期。
アギーレなら手持ちの駒でうまく立ち回れるはず。
こちらも守備には問題がないだけに攻撃面の強化を。
ガジェッティがリズムを崩してるような。
 
~愛丸's MVP~
アワット(ミスをするのを想像できない。ディポルはほんとにいいGKを手に入れた)

R・マドリー-バルセロナ

2006-10-23 11:24:59 | リーガエスパニョーラ
観戦日 10/23(月)
スコア 2-0

<得点者> 
R・マドリー    ラウル、ニステルローイ


マドリーの完勝に終わったクラシコ。
マドリーにカペッロのサッカーが浸透してきた。
守備ブロックに焦りがなかった。
昨シーズンまでとは大違い。
バタバタ感がまるで感じられない。
意外とシシーニョ、サルガドの故障がいい方に出てきてるのでは。
S・ラモスの右は攻守にわたってハイレベルだし、エルゲラもセンターで昔のような輝きを放つ。
カンナバーロもエルゲラとはすごくやりやすそう。
バルサに押し込まれても、ずるずる下がることなくペナルティエリアの前でしっかりラインを作って決定機を作らせず。
このDF陣にディアラ、エメルソンが絡んでの守備ブロックを崩すのは容易ではない。
あのバルサが崩せないのなら世界でどのチームが崩せるのだろう。
攻撃でも要所要所でグティの気の効いたパスがチャンスを生み、ニステルのポストプレーは正確、ホビーニョも切れきれで、ラウルの魂。
ホナウド、ベッカム、カッサーノ、レジェスとまだまだクラッキはいるだけに全てをカペッロが纏め上げればどうなることやら・・・。
バルサはグジョンセンに問題がありあり。
エトーだったら完封されることはなかったか。
メッシの状態がよく、カンナ、R・カルロスのふたりをかわしてのドリブル突破は見事。
ここで中のグジョンセンに決めてくださいパスを出したのに・・・。
スタメンはサビオラにするべき!
ホナウジーニョのコンディションもまだまだで今はメッシを中心にチームを作るべき。
ライカールトの不可解な采配が最近目立ってきてる。
この試合でも後半途中から4トップに。
オランダ人監督は点を取りにいくときは何故かこんな無理な前線にする。
ファンハールが代表戦で似たことをやってたのを思い出した。
このクラシコがリーガの戦力分布を昨シーズンまでとは変えるような気がする。
 
~愛丸's MVP~
ホビーニョ(ドリブルの切れがいい。2点目のクロスも見事。守備もしっかりこなしてる)