フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

モチベーションを維持するって難しい

2008年04月09日 01時30分03秒 | 書評  ビジネス系
できるだけ毎日投稿しようっていう課題を自分に与えていますが、
なかなか難しいものですね・・・。

投稿する題材を毎日見つけるっていうのも難しいですが、
毎日投稿するモチベーションを維持するってのもむずかしいです。

今日はもういいやとか、やる気が乗らない…っていう日はあります。


やる気を出すっていうのはなかなか難しいものですが、
この「やる気」について考えた本が今回紹介する

働くみんなのモティベーション論 金井壽宏著 NTT出版

 
です。

金井先生は神戸大学大学院経営学研究科の教授です。
組織行動論の一環として「リーダーシップ」と「モチベーション」を研究されており、
本書はモチベーションに関する著作です。


自分がどのようなときにどうがんばれるかについて、
セルフ・セオリーを持つということ=狭義のセルフ・セオリー
       +
自分だけでなく、周りの人々を含む広い世界、
自分を超える世界に成り立つ持論=ワールド・セオリー
       ↓
      持 論=広義のセルフ・セオリー

自分のやる気を説明するのにふさわしい自分向きの理論を見つけ、
その狭義のセルフ・セオリーをマスターし、
その応用として、自分のやる気が落ち込んでいるときには、
なぜそうなっているか診断し、
再びテンションを高めるのに、
そのセルフ・セオリーを使うことによって、
やる気を自己調整せよ。
そのために持論をもて!
というのが論旨です。

そのための、いろんなモチベーション理論が紹介されています。

自分がどんなときにがんばるかの視点と
他人がどのようなときにがんばるかの視点をもつことによって、
独りよがりに陥らずに、やる気を自己調整することができ、
ひいては周りのやる気についても影響を与えることができる
と金井先生はいいます。

自分だけでなく、周りの世界の「やる気」にも目を向けさせようというのは
この本が、経営学の本だからでしょう。


「やる気」についてじっくり考え、
やる気を自己調整できるようになってもいいかもしれませんね。

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