フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

営業マン「必ず売れる」88の極意 (知的生きかた文庫)

2011年04月20日 15時05分56秒 | 書評  ビジネス系
駅前で店舗営業をしていると
ふら~と営業マンが飛び込んで来たり
営業電話がかかってきたりします。

忙しいときに営業電話がかかってきたりすると「イラッ」と
するときもありますが、それでも対応していると
『営業』というものについてとても勉強になることがあります。

アポイントをとらずに行う飛び込み営業というのは
とても難易度が高いと思うのですが
それでも成功する人と成功しない人とで差があるものなんだなぁと。


いろいろ考えられると思うのですが、ポイントをひとつ上げると
お客の話を聞かずに一方的に商品説明をまくし立てる営業は
総じて印象が悪いです。

「この地域でお客様の店舗のみ特別にモニターとして格安で・・・」
という営業フレーズを流暢におっしゃっておられ
若いけれど営業活動の訓練をしっかりと受けているとの印象をもつ一方で
その言葉自体が胡散臭く感じられてしまいました。

お客に明確に断られてしまう前に
最初は挨拶がてら、足繁く通って信頼関係を築き
その後で、このフレーズを伝えることが出来たなら
もっと違う結果になったのかもしれないと
思います。

もっとも、短期的な利益の追求を会社から迫られ
その時間を待つほどの余裕がない事情があるのかもしれません。

また、見込みのないお客に時間をとられるな
と、これまた営業の鉄則として
伝えられているのかもしれません。

それでも、お客様の警戒心を解くことなく
断られてしまっていたら
そのうち『お客様』はいなくなってしまうのではないでしょうか。

今は必要のないお客様に、
必要となったときに最初に声をかけてもらえるよう
『種まき』をしておくことも大切だと思いますが。


営業マン「必ず売れる」88の極意 (知的生きかた文庫)
クリエーター情報なし
三笠書房


本書でも、
『熱く語ればお客様に伝わるという部分はあるとしても
相手の意向や考えを無視しながら話を進めても、
最終的にはいい結果につながることは出来ない』
と述べられています。

『反応が欲しい、商談を進めたいと
思えば思うほど、お客様からの反応は悪くなる』
という逆説の論理。

『まずは、お客様の警戒心を解くことからはじめ
そして信頼関係をつくり、そのなかで
お客様のニーズは何なのかを探りながら
商談を展開していくこと』がやっぱり基本!なようです。


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