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フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

トヨタ車リコール問題、トップの対応

2010年02月03日 20時48分31秒 | 経済ニュース
アメリカでトヨタのリコール問題が大きくなっていて
とどまりそうにもありません。

うわさの域をでない話もあるようですが、
リコールに対するトヨタの対応には
非常にまずいものを感じます。

↓まずはブルームバーグの記事から↓
トヨタ社長の顔が見えない、
世界標準満たさずの声-リコール拡大の中


2月3日(ブルームバーグ):
トヨタ自動車のリコール(無料の回収・修理)の規模が
世界の5大陸にまたがる760万台に拡大するなかで、
豊田章男社長(53)の声が聞こえてこない。
公の発言はスイスのダボスで
NHKに突然取材された際に答えた75秒のみだ。
  意図しない加速につながる恐れのある
アクセルペダル不具合を修正するため
米国でリコールを実施すると発表してから1週間余り。
NHK以外のメディアから豊田社長の発言は報じられていない。
米国トヨタ自動車販売のジム・レンツ社長と
本社の品質管理担当の佐々木真一副社長に
表舞台の対応を委ねている形だ。


危機管理の際にどう対応するのがセオリーなのか
知りませんが、こういうときは社のトップが率先して
マスメディア対応すべきではないのでしょうか?

次は、プレジデントロイターの記事です。

トヨタのリコール問題、副社長が設計面の会社側責任や報告遅れを陳謝

[名古屋 2日 ロイター] 
トヨタ自動車の佐々木眞一副社長は2日、
1月21日以降、北米や欧州、中国で相次いで発表した
アクセルペダルの不具合をめぐるリコール(無償の回収・修理)について、
同社日本側幹部として初めての会見を名古屋市内で開いた。  
冒頭、「改善対策の策定を優先し(記者会見による)
報告が遅れたことをお詫びする」と陳謝した。  
トヨタが米国で8車種約230万台を対象とする
リコールを公表してから10日あまりが経過し、
米国などではトヨタ側の説明不足を批判する声が
日増しに強くなっている。
佐々木副社長は「通常は対応策を決定した後に
リコールを発表するが、今回は顧客のリコールを前倒しで発表した。
生煮え情報を出すよりも対応策の策定に集中したが、
結果として(顧客など)関係者に(トヨタの安全性や体質について)
疑念持たれたのは不徳のいたすところ」と反省した。  
<社長に代わり私でご容赦>  
豊田章男社長が会見しない理由については、
「品質は私が一番関与しているためで、
社長に成り代わって私(の説明)でご容赦願いたい」
と釈明した。


副社長が一番品質について把握している責任者だとしても
こういう席には社のトップが同席して、
社の方針を社内外に伝えるべきだと思う。
トヨタならびにトヨタのトップは
この問題を軽く見ているか、それとも
大きく見ているがゆえに創業家を温存しているのか。
いずれにしても、このような対応は
問題を大きくするだけで非常にまずい。

それにしても、トップの対応を批判しているのが
ともに海外メディアというのも気になります。





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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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その通りと思います (arz2bee)
2010-02-04 21:38:10
 万難を排して、社長が出てくるべきです。所動の間違いが傷を深くします。社長を守っているとしたらナンセンスの極み。傲れる者は久しからずでしょうか。日本経済に与える影響もあり、心配です。
返信する
コメントありがとうございます! (なおぞう)
2010-02-04 22:18:16
本日も緊急記者会見がありましたが、
豊田社長は出てきませんでした。
車の品質に関するこの問題を
甘く見るべきではないと思います。
大事な問題だと思うのであれば、
トップ自らが自社の方針を伝えるべきでした。
トヨタは絶好のチャンスを逃していると
思います。
この修羅場をくぐりぬけることは、
豊田社長が名経営者になる
チャンスでもあったのです。
トップの経営判断としても
お粗末でした。
そして、それを批判できない
マスメディアもお粗末以外の
なにものでもない。
トヨタは大スポンサーですからね。
日本のマスメディアの構造的欠陥を
見る思いがいたします。
返信する
Unknown (なおぞう)
2010-02-06 17:10:44
五日の昨日、社長がやっと記者会見をしましたね。社長が目に見えるリーダーシップを発揮されることを期待します。リーディングカンパニーのトップが隠れていてはだめだ。トヨタは、この危機をバネにして、さらに一段上をいく発展をすることができると思いますよ。
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