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永田・元民主党議員が自殺

2009年01月03日 23時38分56秒 | Weblog
永田・元民主党議員が自殺 偽メール問題で06年辞職(共同通信) - goo ニュース

あの偽メール事件が起きてから3年がたつのですね。

あの偽メール事件が引き金だとしたら
なにも死ぬことはない、
と思いますが、
死ぬほど苦しいと思うことは
誰にだってあるかのもしれません。


永田元議員の経歴を見ると
父親は医療法人を経営して有数の資産家。
慶応志木高を卒業後東大工学部に入学、
卒業後は大蔵省に入省。
大蔵省在職中は、UCLAに留学。
大蔵省退官後の初めての選挙で初当選。
2期目中の2004年に元客室乗務員と結婚、翌年長女誕生。
2005年に3期目の当選を果たしています。
人生絶頂のときの2006年に偽メール事件を
起こしています。

まさに絵に描いたようなエリート人生を歩んでおり、
あの偽メール事件が起こるまで、
挫折らしい挫折がまったくないのでは?と
うかがわせる経歴です。

あの偽メール事件がおこったとき
なぜ裏もきちんと取らず
勇み足のような発言を繰り返したのか
不思議に思っていましたが
これだけの順風満帆な人生を送っていれば、
過信がうまれ、わきが甘くなるのも仕方がない
のかなと思います。

一概にはいえないかもしれませんが、
それでも挫折を乗り越える経験をしていれば、
「自殺」という結果にはいたらなかったのでは
ないのかとも思います。

例が適当でないかもしれませんし、
死者に鞭打つことになるのかもしれませんが、
鈴木宗男氏や佐藤優氏のタフさに比べると
日本の社会を引っ張っていった(元)政治家にしては
あまりに繊細でナイーブだなという印象が強いです。
それは、元首相の安倍さんにも感じたことですが。

いったい永田さんは政治家として
何がしたかったのでしょうか?

政治家が扱う法律は、
ヒトの生まれから死までのあらゆる場面を扱います。
「生きること」「死ぬこと」の基本的な哲学ぐらいは
政治家であれば持っておいてほしいと思います。
生意気なことをいうようですが、
永田さんには人間が生きていくために必要となる基本的な哲学に
欠けていたのではないかと思われてなりません。

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