テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エレキを自分流にカスタムするのは楽しいな・・・

2013年01月21日 | 日記
久々に本格的な『完成曲』の制作に取り掛かっているところなのだ

イメージとしてはブルースとファンクを融合させたような雰囲気の曲なのだ

「どんな感じ?」

と思った方も多いと思う

文章で表現するのは難しいのだ

とにかくカッコいい!に尽きるのだ

久々にレコーディングしていて盛りあがってしまうクオリティなのだ


前回までのブログにてエレキでアコギの音をシュミレーションした音源をお聴きいただいていると思う

今回の楽曲でも部分的にアコギの音を取り入れる予定なのだ

ベースのスラップ奏法なども加える予定なのだ


とにかく盛り沢山の内容にする予定なのだ


すでに楽曲の骨組みになる部分は完成しているのだ

ループで繰り返しながらギターのフレーズを考えたりアレンジを煮詰めている段階なのだ



話は変わるが・・

新曲の練習中にアリアの4弦が切れてしまったのだ

カッティングの練習をしていたのだ



厚めのピックと強いアタックが原因だと思う

過去にも4弦を切ったことがある

おそらくカッティングの際に4弦に負担がかかる癖があるのだと思う


逆に細い1弦を切ることはめったにないのだ


ここ数年で演奏のスタイルも微妙に変化しているのだと思う


弦交換の際にオマケでもらったコーティング弦を張ってみることにしたのだ



弦のゲージは009なのだ

3パックのオマケとして同サイズの弦がオマケでついてきたのだ

「使えば良さが分かるからね・・」

という事だろうか?



以前にもコーティング弦を使ったことが何度かあるのだが・・・


ロングライフはさておき、演奏のフィーリングが気に入らなかったのだ

文章で表現するのは難しいが・・
指にフィットしない印象を抱いた記憶がある

今回のオマケの弦は良い意味で期待を裏切ってくれた

「弾き易いなぁ・・なかなか良い感じだなぁ・・・」

おそらく、メーカー側も『弾き心地』という部分を考え始めたのだと思える


弦を張り終わった後にピッチ調整をしてみた



サドルはこんな感じなのだ

適正の範囲内だがかなり動かしたのだ

やはり、通常の弦とは何かが異なるのだと思う


素人には良く分からないが・・・


弦を張った後の伸びが少ない

これはかなり好印象なのだ

フレットと弦の当たりも良好なのだ


コーティング弦もしばらく使っていない間に進化していると感じたのだ

機会をみつけて、使い心地などこちらもリポートしていく予定なのだ



ブログのタイトルにもあるように、またまたギターに手を加えたのだ

アリアのネックを『サテン仕上げ』にしてみたのだ

「サテン仕上げって何?」

という人もいると思う


いわゆる『艶消し』なのだ



新品の時にはボディと同じクリアでコーティングされていたのだ

特に問題はないのだが・・

個人的に艶消しの感じが好きなのだ



マスキングテープで不要な部分を保護してから作業に入ったのだ

作業といっても目の細かいヤスリで表面を軽く削っただけなのだ



緑色のブロックがヤスリなのだ


雰囲気は消しゴムのような感じなのだ

ホームセンターで購入したのだ


レスポールの時にも使ったのだ

鍋などの擦りキズを軽減するというのが本来の用途らしい


紙ヤスリと液体の研磨剤の中間というイメージなのだ

画像では分かり難いと思うがとても触り心地が良くなったのだ


ストラトとジャズベは最初からサテン仕上げになっていた

実はレスポールもヘッド裏のキズ消しを兼ねてネックを削っているのだ

こちらも良い感じなのだ


ギターも使いこむと自然にネックの裏が擦れてくるものなのだ

数年ではまずあり得ない

おそらく数十年という年季が必要になってくると思う


『レリック加工』という言葉をご存じだろうか?

いわゆる中古加工の事なのだ

新品のギターにダメージ加工を施してヴィンテージ風に仕上げるのだ


レリック加工においてお約束の工程はネック裏の研磨なのだ

最も使うと思われる部分の塗装を剥がしてしまうのだ


私の場合には全面にこの加工を施したのだ

ギターに手を入れる場合の注意としては失敗を恐れないことだと思う

当然ながら作業前に十分に仕上がりをイメージする事も大切なのだ


新品のギターに特に問題を感じていない人は構わないと思うが・・・

何かが気になる場合には思い切ってカスタムしてしまうのも一考だと言える


好みにもよるが・・・

ネック裏のサテン加工は簡単で効果絶大だといえる

とにかくサラサラの感じが指先に心地良いのだ


最近のギターの多くは艶消しのネックを採用する事が多いようだ

これも一つの流行りだと思うのだ

一昔前はクリアコーティングが主流だった気がする


くれぐれも削り過ぎにはご注意いただきたいと思う



今回の楽曲では久々にワウペダルも使っているのだ



外付けのペダルを使えば寒い日などにホットカーペットの上で演奏できるのだ

ペダルにもちょっとした加工をしている



中央部分の突起を確認できるだろうか?

自作のペダルストッパーなのだ



これによって本体のペダルと同じ可変範囲に収めることができるのだ


非常に細かい部分だが良い演奏には重要だといえる

気にしない人はまったくもってスルーする部分だと思う


GT-100にもちょっとした加工をしているのだ



本体をボードに固定しているのだ



何かと煩雑になりがちなケーブル類もボードに固定しているのだ



ちょっとした工夫で使い易くなったのだ


本体を移動する際にケーブルが絡まったりする事がない

ペダルを踏む際に本体が滑るという事もない


とにかく使い易いのだ


エフェクトボードがヒントになっているのだ




今回は音源は無いが・・・

新曲の告知?という事でご了承いただきたい


『触りの部分だけでもアップしようかな?』

と思ったのだが・・・


中途半端な音源を聴いていただいても意味がないと思うのだ


これから、楽曲制作の続きに取り掛かる予定なのだ


レスポール、ストラト、アリア、ジャズベとすべてのギターを使う予定なのだ

楽曲の一部でハープを使うか?検討中なのだ

マッチした良いフレーズが浮かんだらハープも録音しようと考えているのだ


もう少々お待ちいただきたい
















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エレキギターでアコギの音を作ってみた・・第三弾!

2013年01月17日 | 日記
今回のエレキでアコギの音をシュミレーションしてみた

前回はアコギのストロークプレイをご紹介したが今回はアルペジオで演奏してみたのだ



歪み系のエフェクトでリフを刻むのもエレキの楽しみだが・・・

エレキの一番美しい音はアルペジオだと思っているのだ


そもそもギターは和音の楽器なのだ

いかに美しくコードを鳴らすか?という事が重要だと思う


レスポールとストラトなどの『音比較』に用いられる事が多いのもクリーン系なのだ

youtubeなどでディストーションで音比較を紹介している人がいるが・・・

「あまりギターを知らないなぁ・・」

という印象を抱いてしまう


もちろんタイプの異なるギターを使えば歪みでも差が出るが・・

音比較という意味ではクリーンを用いるのが常識なのだ


初心者の人は是非とも覚えておいていただきたい


これは他人にギターのサンプル音源を聴いてもらう場合にも有効なのだ

楽器店でギターを選ぶ際にも必ずクリーン系の音を確認することをお薦めしたい


極論だが・・

歪み系はどんなギターを使ってもさほど差は出ないのだ

むしろ、エフェクターの個性の方が勝ってしまう場合が多いといえる


歪み系では良い音で鳴るのにクリーンの音がイマイチというギターも多い

理由は色々と考えられるのだ


ピックアップ、ボディの素材、ネックのジョイントetc・・


購入後に自宅で好みに調整する事が前提ではあるが・・

楽器店でもある程度は確認できるのだ


”クリーンがキレイに鳴るギターは歪みのノリも良い・・・”

これは中級以上のギタリストには常識なのだ


話をアルペジオに戻そう・・

ギター弾きの皆さんはアルペジオをどのように演奏しているだろうか?


ピックオンリー

ピック+指弾き

指弾きオンリー

という三種類が代表的な奏法だと思う


エレキ主体の人はピックオンリーが多いように思える

ピックを持ち換えることなく演奏を続けることができる事がメリットだといえる

指弾きに対して音の立ちあがりが速いという点も重要だと思う


ピックの運びにも色々な方法がある

すべての弦をオルタネイト(交互弾き)で弾く方法

ダウン&アップをスィープ奏法のように弾きエコノミー奏法

私の場合には臨機応変に使い分けているのだが・・・


指癖としてダウンは一気に弾き下ろし、アップはオルタネイトという変則奏法が多いのだ

何故だかこの弾き方がリズムをキープし易いのだ

理由は定かではないが・・・


アコギ的な弾き方をしたい時には4~6弦の巻き弦はピック、プレーンは指弾きなのだ


まぁ、自分が弾き易い方法で良いと思う

アルペジオで注意すべき点は二つなのだ


リズムキープと音量の均一化だと思う

初心者の多くは花形である速弾きにばかり注目するが・・


楽曲の90%以上は伴奏なのだ

特に歌モノではさらに重要度が増すといえる


将来的にバンドを組んでみたいと考えている人はソロよりも伴奏を徹底的に鍛えるべきだといえる

伴奏が上手な人は色々なバンドからお呼びがかかるのだ

「バッキングが上手いギタリストがいるみたいだぜ・・」

「うちのバンドで弾いてくれないかな?」

練習していたソロは徐々に披露すれば良いのだ


ここに面白い例があるのだ

最初にエレキを弾き始めた人は意外にもアコギ的な指弾きが苦手なのだ

読者の周囲にもそんな知人がいないだろうか?


エレキからアコギ、アコギからエレキ・・

順番などどちらでも良いように感じるかもしれないが・・・

実は正常進化としては後者が正しいのだ


アコギの太い弦に慣れた指にとってエレキの弦は細く柔らかく感じられる

これだけでも大きなアドバンテージだといえるのだ

コードにしてもアコギで慣れている人にとってはエレキのコードは容易い


あくまでもコードを押さえる時に力という話なのだ


ローポジを多用するアコギに対してエレキはハイポジでコードを作ることが多い

エレキでローポジを押さえることはあまりない


弦を押さえるのは楽に感じるが演奏に関しては一から勉強という感じなのだ


アコギ奏者の最大のメリットは指を使った色々なアルペジオを知っているという点だと思う

ロックではあまり登場しない3フィンガー奏法などもアコギの専売特許のようなプレイなのだ


エレキでもカントリーなどのチキンピッキングで3連ノリのシャッフルが出てくる

そんな場合にもフォークで3フィンガーをマスターしている人は有利なのだ


複数の弦を同時に弾くようなアルペジオもアコギではお約束だが・・

エレキはピック使用という前提の元、単音でのアルペジオが多いように感じる


長々とアルペジオについて語ってしまったが・・・

ギター弾きにとって避けては通れない道だといえるのだ


コードをかき鳴らすプレイに徹している人(バンド)を見かけるが・・・

やがては飽きると思う


「俺は飽きないぜ~」

という人はそのまま自分の道を信じて突き進めば良いと思う


楽器店で見かける光景だが・・

USA製のギターを試奏しているのだがストロークしかしない(できない?)

「こっちのストラトの方が音のキレがいいですよね?」

「何かハーフトーンもいい感じだと思うんですけど」

楽器店のお兄さんも客商売だけに愛想笑いを浮かべているのだ

「レスポールも弾いてみたいんですけど・・・」

「そのトラ杢の奴がいいんですけど・・・・」

そんな人はレスポールでもシンプルなコードオンリーのストロークなのだ


カッティングではない

フォークソング的なノンミュートのストロークなのだ


後日、楽器屋のお兄さんに尋ねてみたのだ

「この前のお客さんって・・結局、ギター買ったの?」

私は冷やかしだと思っていたのだが・・


何と20万円超えのストラトをローンで購入してくれたそうだ

フェンダージャパンのストラトからの買い替えだそうだ

「スタジオも良く利用してくれるんですよ」

「僕もたま~の顔を出すんですけど・・」

「スタジオでもあんな感じですよ」


アルペジオができなくてもUSA製のギターを買う権利はある

当たり前だがギターに免許が必要なわけではない

購入する予算があれば誰でも買えるのだ


まぁ、自身が楽しければ良いのだが・・・



今回はアルペジオのサンプル音源を付けてみたのだ

前半と後半の二部構成になっているのだ
  

前半はアリアのフロントシングルを使って弾いたのだ

  

前回もお話したがアコギシュミにおいてはシングルの方が相性が良いと思う


本物のアコギとは程遠いがそれっぽい雰囲気が出ていると思う


後半はハムであるレスポールで弾いてみたのだ



音比較という点でエフェクトの設定は同じにしているのだ


スティーブヴァイもアコギのような音を多用するのだが・・



このようなエフェクトを使っていると推測できる


”アコギのような音・・”

独自の音という感じで割り切ればけっこう使えると思う


歪みともクリーンとも異なる音という位置づけだろうか?


面倒なマイキングの必要もなく、エフェクトで音を加工できるという点も
アコギのマイク録りよりも優れている点だといえる


あまり触れる人がいないが・・・


”ピッチ(音程)が良いアコギ・・”

という考えもできる


アコギにはピッチを調整するネジなどない

そもそもがハイポジで演奏する事を考えていないギターなのだ

ハイポジでのコードに関しては圧倒的にエレキに軍配が上がる


ピッチが良いということは重ね録りなどで真価を発揮するのだ



今回の音源は前半、後半共に2本のギターの重ね録りになっているのだ







オマケとしてストラトだけで弾いたサンプルもアップしてみた



オープニングのシンセ風の音もストラトなのだ

ギターも工夫しだいで色々な音が出せるという例なのだ





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木製ハープの『究極のメンテ術』

2013年01月16日 | 日記
今回は私の趣味の一つであるハープ関連についてお話したい

私が『ハープ』と言っているのは『10ホールズハーモニカ』の事なのだ

これが正式な名称なのだ


一般的にブルースハープと言われる事が多いが・・

これはホーナー社の製品名なのだ

”メルセデスのベンツ・・”

という感じなのだ



トンボのブルースハープという表現は・・・

”トヨタのベンツ・・”

という事に等しいのだ


こんな言葉のアヤで上げ足を取る人はいないが・・

真剣にハープを演奏している人にとっては見過ごせない部分らしい


まぁ、どうでも良い話だが・・・

マメ知識として覚えておいても損はないと思うのだ


楽器屋のお兄さんでもこの事実を知らない人は多い

特にハープを吹かない人は相当に無知なのだ

そんな人が迷えるお客さんにハープを販売しても良いのだろうか?


ある意味では失礼な話なのだ

パソコンが苦手な店員さんがDAWソフトを売っているような世界なのだ



脱線する前に話を進めたい

ハープのボディに樹脂製と木製があるのはご存じだと思う


私のブログを読むようになってから知った人も多いと思う

  


吹くのも楽しいのだが道具を揃えてメンテするのも楽しみの一つなのだ

  

メンテの最重要項目にチューニングがある

  

音感と経験が不可欠な作業なのだ


ギターのようにチューニングメーターの中央に合わせれば良いものでもないらしい

吹き方によって微調整するものだと聞いたことがある


樹脂製ハープのメンテは音程調整だけなのだ


実は木製ハープでは音程狂いの他に悩みのタネがあるのだ


それは木製本体が湿気で膨張してしまう事なのだ

これはプロでも素人でも一緒なのだ


吹けばコーム(唇と触れる部分)が膨張する

出っ歯のような感じなのだ


無視してそのまま吹き続けるとやがてコームがグニャグニャになり壊れてしまうのだ

人間の歯槽膿漏をイメージしていただきたい


あんな感じなのだ


木製の枯れた音色に憧れて購入したものの・・

これらの不具合に悩み、最終的に樹脂製に逃げるハーピストも多いのだ


樹脂製の音が好きだという場合には問題ない

むしろ最高の出会いだといえる


仕方なく樹脂製を使っている場合にはそれも微妙なストレスだといえる


ホーナー社の製品に『ブルースハープ』という人気商品がある

まさに先に述べたハープの事なのだ


これは木製のボディにも関わらずコームが膨張しない仕様なのだ

木製の部分に特殊な膨張防止剤を染み込ませているのだ

つまりは傘などの防水加工に似ている


これによって膨張を抑えることができる

そのデメリットとして枯れた音が失われるのだ


実際に使ったことがあるので音の違いは実感済みなのだ


イメージとしては樹脂製と木製の中間という感じなのだ


”木製のハープを使っている・・・”

という自己満足を満たす道具にも思えてくるのだ

その音が好きならばそれで良いと思えるが・・


多くの木製ハープが釘留め仕様に対してブルースハープはネジ仕様なのだ

この辺りもメンテを考慮した樹脂製に似ている


問題はボディのデザインなのだ

ギターにも好き好きがあるようにハープにも好みがあるのだ


個人的には好きになれない形なのだ

興味ある人はネットで画像を検索していただきたい


私と美的センスが共通の人は似たような印象を抱くと思う


釘止めのハープに共通していえるのは『オールドの風合い』なのだ

どこか懐かしい印象を受けるのだ

持っても眺めてのホッとするデザインなのだ


秀逸だと思う


こちらも興味ある人は楽器店で実物を手にとっていただきたい




いよいよ本題だが・・

木製ハープのマリンバンドも音程調整の為に何度も分解しているのだ

分解に関してはお手の物なのだ


本体を取り出してイメージが湧いてきたのだ

「ここにオイルを染み込ませたらどうなるかな?」



という事でレスポールの時に使ったオイルステインを染み込ませてみたのだ



まだまだタップリと残っているのだ



こんな感じなのだ


臭いはまさにシンナー臭なのだ

この状態で完全乾燥させてみたのだ


丸一日で乾燥したのだが・・

臭いが抜けるには数日かかるのだ

「臭いけど・・いいかな?」

という感じで組み上げてみたのだ


肝心の音色だが・・

これが最高なのだ


最高というよりは薬液を塗る前と変化がないのだ

耳が良い私の判断に狂いはないと思う


実際のコームの突き出しだが・・

これも結果は良好なのだ


木製部分がまったく膨張しないのだ

値段が安いハープだけにこんな無茶なチャレンジができるのだと思う


ネットなどでハープ系のブログを見かける事も多いがここに気付いた人はいない

多くの人は『有りモノ』を使うという事に終始してしまうのだ


自分が使い易いもの、求める形を追求しようとは思わないようだ

ギターにも言えるのではないだろうか?


レスポールを弾き難いギターと認識していても我慢してしまうのだ

むしろ、

”その苦痛がレスポールの味・・”

とまで言い切ってしまう潔さがある


一般的なギター弾きの人がコンター加工のレスポールを手に入れる手段は二種類ある

すでにメーカーが加工した製品

プロのリペア業者に加工を依頼する


という二つの選択肢なのだ


前者はチャンバー仕様なのだ(ボディが中空)なのだ

コンター加工までは良いが・・・

セミアコのような音になってしまうのだ


まったくもってレスポールとかけ離れたギターになってしまう


後者は完璧な仕事をしてくれるが出費が大きいのだ

私レベルの削り量で塗装も含め約5万円くらいなのだ

エピフォンの中間クラスがもう一本買えてしまう


コンター加工一つをとってみても簡単ではない

ハープに話を戻そう・・

ギターはそれなりに自分でメンテする人も多いという

私のような大胆な加工をするお客は前代未聞だとお兄さんが苦笑していたが・・


想像以上にハーモニカ人口は多いのだ

それ故に修理品も他の楽器よりも多いという


修理内容の多くが『音程調整』なのだ

つまりは多くのハーモニカ吹きの人は自分で分解などしないのだ

面倒という理由ではないと思う

「開けてみて・・何をするの?」

という感じだと思う


電気が苦手な人がエレキの裏フタを開けた状況に似ている

修理はプロに任せるものだという考えの人が多い


決して間違ってはない

むしろ、素人が見よう見真似で弄り壊すよりも100倍マシだといえる


問題はお金がかかるという事だけなのだ


ハーモニカでもギターでも一般的な使用頻度を考えればプロに依頼するのも当然なのだ

使用頻度と故障頻度は多くの場合に比例する


あまり使わない楽器は壊れないということなのだ

壊れないという事は・・


つまりは上達していないという事の証なのだ


壊さない為に蔵の中でギターを保管したとしよう

使わない事で故障するという理不尽な状態に陥ることもある


何だかごちゃごちゃと語っているが・・・


ベストは使いたいだけ使ってしっかりメンテするという事なのだ

ギターは弾く為にある

ハーモニカは吹く為にある


消耗品は惜しげも無くどんどんと交換するべきなのだ



ハープ好きにはブルースハープが薬液浸けだという事は周知の事実なのだ

しかしながら、その画期的な方法を他のハープで試してみようという発想には至らない


何故なのだろうか?


音楽でもメンテでも常に刺激を求める私には不思議でならないのだ



逆説的な発想をするならば・・

普通の感覚の人から見れば私の行動が奇怪に映るのかもしれないが・・


まぁ、ハープのプチ改造は大成功なのだ

次に木製のハープを購入する機会があった時には新品時にこの『薬液仕様』に改造する予定なのだ


これでデザインや機能に制約されることなく自由にハープを選択できるようになるのだ

実はハープ関連で特許(実用新案?)を出願したいと考えている画期的なアイディアが湧いてきたのだ

専用の工具がないので中々実現できないのだが・・・


バイク好きで工具マニアの弟に相談してみようと考えているのだ

楽器店のお兄さんではないのがミソなのだ


歴史が古い楽器だけに改良の余地はないと思われているのだ

そこが狙い目なのだ

  

願わくば、私の妄想で終わらない事を祈りたい・・



既出の作品だが暇潰しにお楽しみいただきたい

私のお気に入りなのだ










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エレキでアコギ風の音を作ってみた・・第二弾!

2013年01月15日 | 日記
”アコギが不必要である・・”

という事を自分自身に言い聞かせる為に日夜試行錯誤しているのだ


「アコギに興味があるなら買っちゃえば?」

と思う人もいるのでは?


購入するならば『良いギター』が欲しくなってしまう

良いギターを持てば、さらに良いマイクが欲しくなってしまうのが世の常なのだ


ただ意味も無くつま弾いていれば満足できる性格ではない事を自分が一番知っているのだ

良い音を実感できれば、それを録音したくなる

そして、読者の皆さんに聴いてもらいたくなってしまうのだ


その際のトータルの出費を考えると・・

さらには新しい相棒が増えれば、既存のギター達の出番がまた減ってしまう事になる


私のポリシーとして、どのギターも現役の状態で維持したいと考えているのだ

野村義男氏やいつもの楽器屋のお兄さんのように演奏の前日からメンテに半日を費やすのは私流ではない


沢山のギターコレクションを持っている人は羨ましいが・・・

それなりに色々な悩みがあり、多くの手間が必要らしい


すべてのギターを常に良い状態に保つには相当な時間と労力、出費が強いられるようだ


私が大雑把な性格ならば、過去に売却したギター達も
押し入れの奥でネックが反り弦が錆びたまま眠っていたと思う

いずれにしても多数派も少数派も一長一短があると思うのだ


どちらでも良いような気もするが・・


あるプロギターリストは2本しかギターを持っていないとある雑誌のインタビューに答えていた

典型的なストラト弾きなのだ

デビューの頃から数十年・・ストラト一筋だと言っていた


その間にフレットは数え切れないくらい交換しているらしい

当然ながら、それだけ使いこめばネックの交換も必要になってくるのだ

残りの1本はメインギターの修理の際の予備ギターという事なのだ

ステージでのサブギターも兼ねているという

「ストラトがあれば、大抵の音楽は可能ですよね」

「他のタイプのギターに必要性を感じた事がないんです」

実はこのプロギタリストもステージでアコギの音が必要な時には
アコースティックシュミレーターを使用しているようだ

ある雑誌でサンプル音源を披露していた


ストローク、アルペジオ、リードプレイ・・

なかなか良い雰囲気の演奏だったのだ



プロの演奏という事もあるのだが・・

「これならアコギは必要ないかも?」

「エレキだけで結構イケるんだなぁ」

という印象を抱いたのだ


アコギ専門の人から見れば邪道だと思う

しかしながら、エレキ奏者にとってのアコギはオマケなのだ

そのような気軽な感じならば十分に楽しめると思う


ステージで多用するプロも意外に多い事を知ったのだ

ある意味ではストラトを抱えたまま、急にアコギの音に切り替わる辺りがファンには堪らないようだ


ステージでは意外性も必要だと思う


私の知り合いのガールズバンドのギタリストもアコギシュミレーターを最近導入したようだ

ガンガンのメタル系から少しずつ脱却しようとしているようにも感じる


何故だか・・

アコギ≒大人という印象を持っている人も少なくない


ロックは元気な若者の音楽というイメージの裏返しだろうか?

伝説のスーパーギタリストであるリッチーブラックモアも
エレキからアコギに持ち換えて南の島で美人で若い奥さんと悠々自適にギターライフを楽しんでいるらしい


ある雑誌に書いてあったのだが・・

レインボーやディープパープルのような音楽はほとんど演らないらしい

実際に見たわけではないので定かではないが・・・


私も別の雑誌でリッチーが山高帽をかぶり黒っぽいアコギを抱えて微笑んでいる写真を見かけた事がある

それなりに信憑性があるのだろうか?


話を戻そう・・

アコースティックシュミレーターを録音に使うプロは皆無だが・・

ステージでは結構、『有用な道具』という感じなのだ


その理由の一つにシュミレーション技術の向上が挙げられる

私が所有するGT-100は多機能という以外に非常に音がリアルなのだ



アンプにマイクを立てて録音したがるマニア?が少ないないが・・・

GT-100にではアンプの前にマイクを立てて録音するシュミレーションも可能なのだ

アンプからのマイクの距離、位置、マイクの種類なども選択可能なのだ


マイク録りの経験がない人の為に少々説明しておきたい

アンプにマイクを近づけて、中央に置くのが音的には一番パンチがある

これを基準に調整していくのだ

アンプ中央は音に芯があり太い音になる傾向がある

中央部分からマイクを離すにつれ、音質が柔らかくなる傾向があるのだ

アンプからマイクを離していく事で部屋の空気感が増すという事になる


実際の録音現場(スタジオなど)では複数のマイクを使用するのは一般的なのだ

ドラムの録音にも似ている部分がある


最終的にミックスの段階でダイレクトな音と空気感を含んだ音をブレンドするという事になる


現在では『ハード』というジャンルのマルチでこれが可能なのはGT-100とPodの上位機種になる

パソコンにソフトをインストールするタイプのシュミレーターではマイキングは常識なのだ


実際に楽曲の中で私も積極的にアンプシュミを活用しているのだが・・

ギターを単体で鳴らした場合に比べて、言うほどの変化は望めないのだ

つまりはその効果が実感し難いということなのだ


それならば、マイキングの機能は必要ないのか?

そうでもないので微妙ではあるが・・
やはりこの機能があった方が幅広い音作りができるのだ


学生さんにGT-100は少々高い値段設定だと思う

しかしながら、ギターの音に徹底的に拘りたいと思う人は貯金をするなりバイトに精を出して購入していただきたい


余談だが・・

過去のボス製品に対するアンチ派だった楽器店のお兄さんも個人的にGT-100を購入したそうだ

少なからず私の影響もあると思う

お兄さんの場合にはソフトウェアタイプのシュミレーターも活用しながら楽曲作りに励んでいるそうだ

販売のプロも納得のクオリティなのだ


商品の購入に迷った時のアドバイスなのだが・・

楽器店のお兄さんの所有アイテムを参考にするのも悪くない


数々の製品を取り扱っている店員さんが安くはないお金を支払って購入するという事に意味がある


”迷ったら店員さんに聞いてみて!”

悪い例を・・

「どの製品がお薦めですか?」

この場合の回答は微妙なのだ


本当に人気があり品質が良い製品を勧めてくれる事もある

一方では販促品を推してくる場合も多いのだ

営業マンとの取り決めやお店の利益率・・


販売側も知恵を絞って応戦してくるものなのだ


賢いお客とはやたらと値切るお客ではない

店員さんに反感を買いつつ睨まれながら数千円安く手に入れる・・


意味があるのだろうか?

次回、その店を訪れた時の事をイメージしてほしい

店員さんも人間なのだ


むしろ、店員さんに好感触を与えつつ、優れた製品を購入するというのが賢いギタリストなのだ


音楽にもパソコンやデジタル技術が積極的に導入されている時代だけに・・

ギタリストも背中を丸めて速弾きをしているだけではダメなのだ


演奏も買い物もメンテもすべてにおいて

『知的なギタリスト』を目指すのが正しい方向性なのだ


私の言葉の意味が理解できない人もいると思う

残念ながら、そのようなギタリストは知的なギタリストにはなれない


共感を持ってくれた人は今後の伸び代に期待したい



今回は簡易的な音源を付けてみた

GT-100のアコースティックシュミレーターを使用したのだ



パラメーターをストロークプレイに特化するように調整してみた



使用ギターはアリアなのだ

フロントのシングルとセンターのシングルを使ってみたのだ

  

弦をかき鳴らすように激しくストロークしてみたのだ


実際のアコギでこのような演奏をすれば苦情のタネになると思う

演奏者はヘッドフォンをしながら録音することが多い

つまりはアコギの生音を確認できない

手加減できないという事なのだ



エレキならばそんな心配は無用なのだ


近所迷惑を気にする事もなく思い切ってプレイに集中できる


実はアコースティックシュミレーターの『最大の魅力』はそこにあると私は考えているのだ


いい歳をしたオヤジが騒音を発しながらギターをかき鳴らすのはお世辞にもカッコいいとはいえない

「昨日、お宅のご主人にギターが聞こえてきましたよ・・・」

「熱心に練習をしているんですね・・ コンサートでもするの?」

などとお隣の奥さんに嫌味を言われる妻をイメージする事もある


「考え過ぎじゃない?」

と感じた人もいると思う


むしろ、このくらいのイメージができるギタリストになっていただきたい

自分の楽しみが他人にとっては不快であることも少なくない


実は楽器店のお兄さんはアンプのマイク録りがしたいという理由で
通勤に時間がかかる郊外に家を建てたのだ

嘘のような本当の話なのだ


これぞ、本当の音楽好きなのだ


何故だか、独身時代にマイホームを購入して結婚後に奥さんと暮らしているのだ

つまりは家の立地に奥さんが口を挟む事はなかったのだ


緻密なお兄さんの計算だろうか?


「マーシャルを鳴らしたいから遠く住もうと思うんだけど・・」

とお兄さんが提案すればおそらくこんな答えが返ってくる


「あのさ・・好きにすれば・・・・」

「私は職場に近い都心に住むからね」


新婚早々に別居という奇妙な生活になってしまうのだ


まぁ、音楽の為にライフスタイルを変えるというのも素敵な事だと思う


お兄さんのそんなマニアックな部分が好きなのだ



お兄さんも口には出さないが私のストイックでマニアックな部分に影響を受けているように感じる

良い意味の相乗効果が生まれているのだ


雑談的な長話が続いたが・・・

アコギをシュミレーションしたサンプル音源をお聴きいただきたいと思う




※私のミックスは凝った空間処理をしているので
 是非ともヘッドフォン環境でお楽しみいただきたい






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他の楽器を理解することがギター上達の近道だと思うなぁ・・

2013年01月14日 | 日記
本日、二話目の投稿なので読者の皆さんはお間違いないようにお願いしたい




東京は予想以上の大雪が降っているのだ


こんな日は自宅でゆっくりと過ごすのが一番だと思う



夕食の食材が足りないと妻が騒いでいるのだが・・・

現代人はたまには質素な食事をすべきなのだ


我が家の今夜の夕食は冷凍食品が数品だけになると思う

まぁ、どうでも良い話だが・・・



私の愛読書であるサウンドデザイナーの2月号が発売されたのだ

毎月、皆さんにもご紹介しているが私も素人投稿者の作品が楽しみなのだ


メーカーは異なれど基本的にDAWの機能に大きな差はないのだ

私はcubaseを使っているのだが他のメーカーと比較して
大きなアドバンテージがあるから選んだのではないのだ


いつものお兄さんがすでにcubaseの愛用者で勧められるままに始めたという感じなのだ

楽器屋のお兄さんとの出会いがなければ、今日の私の音楽活動は存在しないと断言できるのだ

趣味でギターを弾いていることに変わりはないがそれを録音、ましてやネットに投稿するなどあり得ない・・


人生は何があるか分からない・・


少なくとも音楽制作を始めたことでライフスタイルが大きく変化したのは事実なのだ

以前にも増して脳が若返った気がしているのだ

音楽以外の刺激に対しても心身ともに敏感に反応するようになったのだ


大人の読者の方には私の言わんとしているニュアンスを汲んでいただけると思うが・・


今回の素人投稿作品はギターの使用頻度が高い作品が多いように感じる

ギターでもベースでも生楽器を加えることで無機質なコンピューター音楽が活きてくると思うのだ


サウンドデザイナー2月号素人投稿コーナー



私も過去に色々な作品を作ってきたので対抗すべく・・

アップしてみたのだ


4曲を一つにまとめたオムニバス形式にしてみた

一曲目はピンクフロイドを意識した作品なのだ


イントロ部分の会話はある映画のワンシーンの音声だけを流用したのだ

音楽的にインパクトを与えることができる手法だと思うが・・・


こんな使い方をしている作曲者を見た(聴いた)ことがない

やはり、私の感覚とセンスはマニアックだと思う


細かい部分だが会話の後ろで聞こえる物寂しいピアノは私が弾いているのだ

こういう細かい部分が作品のクオリティをアップさせると思うのだ


私はどんな作品でも決して手を抜かない主義なのだ

制作の時点で最高の知識と技で挑んでいるのだ


過去の作品を聴き直すと当時に自分が誰に影響を受けていたのか?

どんなギターを使っていたのか?など面白いのだ


一曲目の作品ではベースがメロディ担当という変わった形になっているのだ

エレキベースにシンセベースの音色を軽くミックスしているのだ


映画のBGMというイメージで制作したのだ

読者の皆さんもそんなイメージでお楽しみいただきたいと思うのだ


2曲目以降はギターが主役の作品なのだ

すでに手元にないギターを使っている曲もある


コード進行というか・・

ギターコードに拘っていた時期の作品なのだ


ギター弾きの人も『ベースライン』に注目していただきたいのだ

何かとギターばかりが注目されるが実はベースも非常に重要なのだ

ベースラインを他のものに変えれば曲の雰囲気もまったく違ってくるのだ


ギター弾きの人も楽曲のベースラインを意識しながら

演奏、あるいはフレーズを考えられるようになれば脱初級だといえるのだ

   

ちなみに3曲目と4曲目はアリアを使ったと記憶しているのだ

音も良く使い勝手が良いギターだと思う

如何だろうか?

10万円未満のギターでも何の問題もなく使えるのだ

調整しだいでかなり使えるギターになる



的確なメンテができなければUSA製でもショボい音(音程)になる


ギターは値段だけではない

ユーザーのセンスと腕にかかっているのだ



ギター弾きの人はこのブログを読んだ後で是非ともご自分のギターのメンテをしていただきたい



ネックの状態はどうだろう?


 ピッチは正確だろうか?



この季節は数週間でピッチが狂うことも多い



正確なチューナーをお持ちでない方は近々に良いチューナーをお買い求めいただきたい

ギターのオマケとして付いてきたチューナーで良い・・

というのは問題なのだ



ギター上達の第一歩は正確な音程作りからなのだ




BOSSの製品は非常にクオリティが高いと思う

とにかく信頼できる


「うわ~ 俺のギターってこんなにピッチが狂っていたんだ・・」

となる場合も多い




中級者の人も一度はどこかのポイントで原点に立ち返ってみることも必要なのだ

人間はオヤジ、ベテラン・・になると誰からの指摘されなくなってくる




実はここが落とし穴なのだ




何だか脱線気味で終わってしまったが・・・



居酒屋での音楽談義・・という感じで軽く流してしていただきたい




長くなりそうなのでこの辺で・・・・


ヘッドフォン環境でじっくりとお楽しみいただきたいと思うのだ





実験的な試みが幾つかあるので興味ある方は遊びにきていただきたい




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