ミニピックを使ってウクレレを弾いてみたのだ
ピックを使うことでよりギターらしい雰囲気が演出できた

ウクレレの基本奏法は指弾きなのだ
親指で4本の弦を上から下に撫でるような感じ
時に和音、時に短音を弾き分ける
ウクレレの独特の奏法に『ジャカソロ』という演奏スタイルがある
これは人差し指で弦をストロークするプレイスタイル
ギターで喩えるならばカッティングに相当する
ピックを用いる人の多くは親指の代用なのだ
ピックでストロークプレイをする人は聞いたことがない
理由はいくつか考えられる
ボディに傷がつくことを嫌う為、
ナイロン弦にはピックは硬すぎる為・・
という感じだと思う
私は常に自分の感覚だけで行動しているのだ
クラシックギターの緩いテンションのナイロン弦を
ピックでストロークしても楽しくない
実際に何度もチャレンジしたことがある
一方、ウクレレもナイロン弦を使用するが・・
弦のテンションが強いのだ
読者がイメージしているよりも硬いのだ
それ故に弦の反発力が強い
ナイロン弦だが・・
ピックの当たりはエレキなどのスチール弦に近い印象を受ける
これはあくまでも個人の感じ方なのだ
読者の皆さんはエレキのカッティングはお好きだろうか?
私も好きなのだ
気分が乗ってくるとアホのように発汗カッティングに興じることも多い
ウクレレも同様に雰囲気を感じる

ギターに厚みがあるミニピックは向かないが・・
ウクレレの場合には何故だか楽しい

エレキの場合には1コード進行のFunk系カッティングも楽しい
一方、ウクレレの場合にはそれなりに動きがあるコード進行が不可欠なのだ
単純なコードをジャカジャカ弾いても楽しくない
言葉で説明するのは難しい
まぁ、とにかく色々と弾きながら模索している感じなのだ
趣味の楽器の基本は自分が楽しいということに尽きる
他人がどう思っても良いのだ
それを徹底的に煮詰め、掘り下げていくのだ
今回は多少リズムがよれている
何度か練習しているうちに慣れてくると思う

最初から上手い人などいないのだ
まぁ、練習の過程を読者の皆さんにお聴きいただく私の感性も微妙だが・・
楽器の楽しさと楽しみ方をお伝えするのが私の目的なのだ
楽器自慢でも演奏テクニックの自慢大会でもないのだ
楽器が好きな読者の皆さんと楽器の楽しさを共有していきたい
私の影響でウクレレやアコギなどに興味を持つ人が増えることを願う
歪み系のエレキの音も楽しいが・・
楽器一本で完結できるアコースティックな楽器もこれまた楽しなのだ

ウクレレはハワイアンだけの楽器ではない
欧米ではギターと同じような感覚でウクレレを用いているのだ
日本人は真面目が取り柄だが・・
少々融通が利かないところがある
特に素人楽器弾きは柔軟な発想が苦手なのだ
「ロックはエレキじゃねぇ!?」
という貧困な発想からの脱却が課題でもある
非常に当たり前の話だが・・
楽器は弾く為に存在する
楽器を弾く為に買ったのだと思う
如何だろうか?
楽器を磨いて満足していてはダメ
弦交換だけで悦に浸っていてもダメ
当ブログで再三に渡り推奨しているが・・
上達の一番の近道は『録音』なのだ
スマホなどの簡易録音も悪くないが・・
本気で楽器を向き合うならば弱い
それなりの機材を揃えるべき
ハード系のレコーダーは底値なのだ
モデル末期ということで在庫が終わりしだい販売終了になる

それまでに入手しておくことを強く推奨したい
スタンドアローンで動く点は機械音痴な人にも優しい
パソコンを介在すDAWは正直な話、使う人を選ぶ
万人向けとは言い難い
録音に至るまでに精神が壊れてしまう人も少なくない
音楽の前にパソコンの構造に精通している必要があるのだ
トラブルシューティングの為に検索術も必須
色々と面倒臭い
生楽器を素で録音することは重要なのだ
自分の不具合や不備が良く分かる
他人の演奏に文句を言うことは簡単なのだ
私の知り合いにそんな中年おじさんがいるのだ
とにかく文句や酷評するところからすべてが始まるのだ
行きつけの楽器店の常連さんなのだ
私との付き合いは10年弱という感じ
youtubeの演奏動画に人文句
ギター教室の講師に人文句
楽器を試奏している他のお客さんに人文句
「あのね~ ビブラートとかコントロールが出来てね~わ」
「楽譜を追いかけるだけじゃダメじゃねぇ!? 心で弾くのな」
おじさんの立ち位置はどの辺りにあるのだろうか?
おじさんは私の演奏も馬鹿にするのだ
まぁ、いつもの事なので私はスルーしている
読者の皆さんもそんな大人になってはダメなのだ
ネットなどに一生懸命に何かをアップロードするような人を温かく
見守ってあげてほしいと思う
一生懸命に楽器に取り組む人を馬鹿にしてはダメなのだ
机上の空論など簡単なのだ
実際に楽器を抱え、その一音を出すことに意味がある
少々脱線してしまったが・・
楽器を楽しむ人はすべてお友達という気持ちが大事という事が言いたいのだ
仮に自分よりも上手い人がいたならば素直にそれを認めるのだ
他人を認め受け入れるという真摯な態度も楽器上達の必須事項だと思う
新しい事に挑戦する人を温かく受け入れる度量が欲しいところだ😀