goo blog サービス終了のお知らせ 

テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

趣味のギターは安物で十分だと思う

2021年01月09日 | 楽器
読者の皆さんはどのようなギターをお使いだろうか?

まぁ、自分が気に入ったギターを使えば良いが・・・

巷の声が気になるという方も多いと思う

良く耳にするのが安物がダメという言葉

安物と高級品のボーダーラインはどの辺りだろうか?

私にも明確な答えはないのだ

まぁ、自分の中では5万円以下のギターを廉価ギターと呼んでいるのだ

見た目は似ているが・・

価格帯が異なる三本のギター


弾き比べれば明らかに差がある

良い悪いというよりは差なのだ

太く歪んだ音が好みというならば、ストラトよりもむしろ廉価の黒テレなのだ

廉価な価格帯のギターは良い意味で特化しているのだ

そのギターを使う層を良く研究していると思う

コスト面でもとてもバランスが良い

非常にお得感があると感じる

値段のバランスを性能の一つだと考えるならば廉価のギターが圧勝なのだ


楽器としてまったく問題がない

特に近年の廉価な価格帯のギターは良く出来ている

これに満足できるならば、それ以上を無理に追い求める必要はない気がする

ストラトやレスポールを購入した頃の私は値段と性能が比例していると感じていた

同じく満足度も価格に比例すると考えていたのだ

値段が高いギターが正義だと勘違いしていた頃でもある

結論から先に述べるならば・・

値段が高いギターは間違いなく良い

しかしながら、価格と比例しているとは言い難い

それが私の結論なのだ

実際に自分で買うことはないがかなり高額なギターを弾く機会がある

私のストラトの二倍、三倍というギターを多々弾いたことがある

「良いギターですね~」

と社交辞令でお世辞を言うことも多いが・・

内心は微妙な感じなのだ

『これで60万円? 俺のストラトと大して変わらないなぁ』

むしろ、慣れ親しんだ自分のギターの方が良いと感じることも多い

弾き心地や音は好みなのだ

先に述べたように歪ませた音が好みならば、それに見合ったギターがある

アンプやエフェクターなどのアウトプットでもかなり印象が異なる

むしろ、アウトプットで音が決まると言っても過言ではない

人は何故に高価なギターを求めるのか?

色々な意見があると思うが・・

まぁ、その多くは見栄なのだ

仲間や知人たちに自慢したいだけなのだ

誰も居ない無人島ならば、廉価のギターでもそれなり満足できる

如何だろうか?

読者の皆さんの中にも今よりも価格が高いギターを欲しいと思っている方がいるのではないだろうか?

今一度、冷静になって考えてみていただきたい

純粋にギターの性能と向き合う覚悟があるだろか?

高価なギターは満足(自己満足)と同時にストレスを感じる

それを上手く弾きこなせない自分にイライラするのだ


私もストラトを買った時に2年くらい悩んだ

そして、購入を少しだけ後悔したのだ

レギュラーラインのギターは十分に高価だといえる

素人が趣味でギターを弾くのに30万円は高価だといえる

正直な話、この価格帯よりも上のギターは私の眼中にはない

無縁の世界なのだ

下手な私は後悔という重圧に押し潰されてしまうと思う

「下手な俺が何でこんなの買っちゃったんだ?」

「上手い事、楽器屋さんに乗せられちゃったなぁ」

堅実に日々の生活を送っている人からは冷ややかな目で見られると思う

自慢する私に悪態や悪口を言う大人はいないが・・・

内心ではかなり辛辣な言葉を私に浴びせかけると思う

行きつけの楽器店でもそれを販売する店員さんはリーズナブルな価格のギターを選ぶ

「お客さんには推しますけど・・」

「自分では買わないですよねぇ・・」

という事なのだ

私も行きつけの楽器店でストラトとレスポールを買った

店頭にはそれ以上の価格帯のギターもあった

むしろ、仲が良い店員さんは私を止めるのだ

「レギュラーで十分ですよ」

「他の物を買った方がいいです」

「僕なら貯金に回しますよ ホントに」

その言葉に嘘はなかった

結局、レスポールには飽きてしまった

色々な部分でトラブルや不具合が多かったのも嫌になった原因なのだ

最初の頃はトラブルを楽しんでいる自分がいたのだ

パーツを交換したり、デフォルトとの差を楽しんでいた

一方のストラトはまったくのトラブル知らずだった

単なる、個体差もあるかもしれないが・・

結局、弾き易いストラトばかりを弾くルーティンが出来た

ギターは弾けば育つ

成長したギターは弾くことが楽しい

まさに好循環が生まれたのだ

かなり、フレットも擦り減ったが・・

幸いにも満遍なく減っているのだ

上から下まで弾き易いのだ

弾き込むことで音変化を体感したのはストラトが初めてなのだ

それ以前は変化が訪れる前に手放してしまったのかもしれない

最近では廉価の楽器も徹底して弾き込んでいる

それが良い音かは分からないが・・

弾き込むことで音が変化していることは事実なのだ

廉価と分かりつつも、あまりにも酷い状態では嫌になる

私はピッチが悪い(甘い)楽器は大っ嫌いなのだ

そこをクリアすれば、何とか弾いていられる

「意外に音良くない?」

となれば、かなり傾倒するのだ

黒テレキャスにはそんな匂いを感じる

今回はクリーンな音をお聴きいただくためにそれっぽい音源を作ってみた

この手の音は悪い出音では弾いていて飽きてしまう

グッとこないのだ

廉価なれど、ピッチの良さと音のバランスの良さを感じる

各弦の音量バランスも悪くない

楽器として成り立っているのだ


昨日、我が家のポストにバイクのチラシが入っていた

近所のバイクショップなのだ

ランダムに投函して意味があるのだろうか?

同時に不用バイクの買い取りも受け付けていた

新車のバイクの価格に正直驚いたのだ

国内メーカーのバイクも軽く100万円超えなのだ

場合によると某メーカーのバイクは300万円を超えていた

「こんなご時世にこんな高額なバイクって売れるのかな?」

値段のからくりがある

車離れと同様にバイク人口も減っている

今回の感染症でニーズが高まっているというが・・微増なのだ

そもそも、交通手段にバイクを選択する人が高価なバイクを買うはずもない

交通の手段なのだ

何となくギター選びにも似ている

使用人口が少なければ、それを購入する層に転嫁する

薄利多売の逆の発想なのだ

以前にもお話したが・・

最も売れる軽自動車はまさに薄利多売の理論なのだ

メーカーは売ってナンボの世界なのだ

最近はオプションを付加して利益を上乗せする手法

購入者もそれに満足しているならば悪くない

軽自動車はもはや立派な乗用車なのだ

安全基準を含む性能の世界レベルなのだ

日本が世界に誇れる技術の一つ

一方でかなり高額な値段設定の高級車はメーカーは大儲けなのだ

しかしながら、軽自動車のような感じでは販売できない

販売台数としては比較にならない


要するにギターもまったく同じなのだ

コスパだけで言うならば、10万円台の日本製のギターがダントツ!

これで満足できるならば、間違いない買い物だと思う

失敗やハズレがない

個体差が少ないのも日本製の良い点

世界が羨む技術力なのだ


メキシコ製のテレキャスを初めて購入したが・・

コスパの良さが感じられた

 

正直な話、雑に感じる部分が皆無なのだ

近年はかなり評判が良いようだ

技術は進歩するのだ

かなり自慢できる就職先らしい

誇りはモチベーションのアップに繋がる

やる気が出るのだ

好循環なのだ

本国のフェンダーが驚異を感じるくらいに技術力を上げているそうだ



そこは本家のプライドがあるのだ


もう一段上の何かを感じさせてくれる


演奏性であり安定感なのだ


パーツの精度も一歩上をいく



三本しかギターを持っていない私には有り難い

廉価の黒テレとストラトに差が感じられないのでは困ってしまう

しかしながら、あくまでも比較したという体の話

それしかギターがない状況ならば、どでも満足できるレベルなのだ

他のメーカーの廉価な価格帯のギターも20年前とは雲泥の差


こんなご時世なのだ

楽器を買う、始めることは大いに歓迎するが・・

無駄遣いはお勧めしない

何をもって無駄遣いとするか?

個々人の価値観があると思うが・・

読者の皆さんには賢明な買い物をしていただきたい

同時にギターの楽しさを味わい尽くしていただきたい

ギターに伸び悩む人、ギターに飽きてしまった人、ギターに挫折した人

今よりも高価なギター、必要以上に高価なギターに買い換えることで問題が解決するのだろうか?

ここはひとつ冷静なジャッジが必要だと思う

頭を冷やすことで見えてくることも多い

私はここ数年はほとんど出費することなくギターを入れ替えている

買い替えがあまり負担になっていない

10万円超えのジャズベの短期使用&売却など、それなりに授業料も払ったが・・



学んだ事も多かった

値段と同等に私もギター弾きとして成長している

私の成長の証として、

”同じ失敗は繰り返さない・・”

が身に付いた

レリックもギターの売り買いも大きな失敗はない気がする

確実に成果を上げている


”何の為にギターを買うのか?”

私は弾く為にギターを買う

弾く為にには何が必要なのか?

自分に合ったギターを選ぶこと

自分に合ったギターとは?

弾き易いギター、体に合ったギター・・・

そして、財布に優しいギターなのだ

趣味が家計や経済を圧迫してはダメなのだ

本末転倒なのだ

それが商売ならば話は違ってくる

プロの道具はそれなりなのだ

家庭の主婦が使う包丁は高くても1万円、

プロの料理人が使う包丁は天井知らず

数十万円の一生物が当たり前

それで生きていくのだ

家族の生活を支えていくのだ

地位と名声を築くのだ

安い道具は仕事に失礼なのだ

私も本業に使う道具はかなり良い製品を使っている

それが意気込みであり、本気の証なのだ

一方の趣味は先にも述べたように良い意味で緩い感じなのだ

趣味のギターに圧迫感を感じたことはない

ギターを楽しみつつ、その他にも小遣いを回せるのだ

一点豪華主義では疲れてしまう

汚いデニムとジャンパー姿で高級スポーツカーに乗ってもモテない

イケメンが乗る中古の大衆車の方が好印象なのだ

これは巷の女子へのアンケートの結果なのだ


ギターも同じ

下手な人が無理して買った高級ギターを羨む人はいない

上手い人が弾く、廉価のギターの方がウケると思う

私も頑張って練習してもっと上手くなりたい

無駄に高価なギターは欲しくもないが・・・

もっと上手くなりたい

ギター弾きとしてのスキルをアップさせたい

引き出しを増やしたい

ダラダラとパーツを交換する時間があるならば、気が利いたリックを覚えたい

楽器屋さんでモテる人は上手い人

ここでの対象は女子ではない

来店しているお客さんであり、店員さんなのだ

ギターが上手い人は何かと特典があるという

値引きだけが特典ではない

それに気づけた人は脱初心者なのだ

値段が高いギターは誰でも買える

頑張れば買える

手元にお金が無くても買える

買った後で何をするのか?

転売目的ならば、話は少し違ってくる

読者の皆さんに何を目指しているのだろうか?

プレイヤーになりたいと願っているのではないだろうか?

憧れのギタリストに一歩でも近づく為にギターを買ったのだと思う

伸びない原因をギターのせいにしてはダメなのだ

伸びない原因はパーツの交換でもダメなのだ

そろそろ、自己満足の世界からの脱却を目指したい

複数本のギターをお持ちの方は思い切って絞ってみては如何だろうか?

ギターの純度を上げることでやる気が芽生えることも多々ある

手持ちのギターの傾向を揃える方法も一考

シングルとハム、箱モノとメタル系・・

自分が目指す方向性がブレるのだ

タイトにすることで見えてくることも多い

売却したギターで周辺機器を拡張するのも一考

単にギターを買い換えるよりも効果がある

一例としては高級なマルチへの買い替え

ギターはそのままに機材を入れ替えることで環境が激変する

一生物と呼べるようなヴィンテージエフェクターを買ってみるのも良い


ギターと同様にあれこれと手を広げるよりも絞ることが吉

気にいったエフェクター数個で良いと思う

どんなアンプや環境でも自分の音が作れるようになれば武器になる

上手い人はマーシャルでもジャズコでも家庭用の小型アンプでも個性を創出できる

少々脱線したが・・・

身の丈に合ったギターと向き合うことで見えてくることも多い

ギターは情熱とテクニックなのだ

それ以外はオマケなのだ

大事なお金は良く考えて使うのだ😉 


最新の画像もっと見る