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還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

三田のひな祭り

2017-03-06 22:15:33 | 日記
春らしい陽気の日が続いていた先日、三田の旧藩主・九鬼家を中心に展示されているお雛様ロードを撮影に行ってきました。
「単なる人形だろうと」あまり写欲は湧かなかったのですが、我がFaceBookグループのみんながUPしているのに触発されたのです。
なんとか同じ被写体を他の人と違った切り取り方をしようと心がけたのですが、中々難しい。
今回は光と影を意識して撮ってみました。

私が主役よ

ようこそ いらっしゃい

孤独

孤独は独りぼっちの時よりも集団の中にいる時によく感じるものです。

丹波・常勝寺の「鬼こそ」

2017-02-12 23:37:25 | 日記

節分とは立春・立夏・立秋・立冬の前日を言い年に4回あるのですが、なぜかこの時期の節分行事だけが残っています。
その節分当日の豆まきが済んだ11日には丹波市にある常勝寺で、一般には追難(ついな)と言われる行事「鬼こそ」が行われた。

過疎地の行事ではよく見られる光景ですが、こちらも同様に地元の参拝客よりもカメラマンの方が多い。
どんな神事がどういう風に進行するのかよくわからないまま行ったのですが、ちょうど高齢者大学の写真部の先生やシルバーのカメラ部の人達も
来ていたので概略を聞いて撮影にのぞんだ。

一心不乱に読書をしながら神事を待つ女性や

寒い中を遊びながら待つ子供達

僧侶の読経が終わるとお稚児さん(?)が先導してユーモラスな鬼が出てきました。

無事大役を終えたけどまだ緊張気味

福なのか厄除けになるのか最後には鬼が持っていた松明の燃え残りを競ってもらう子供達

これからは寺社の行事や祭りを中心に写真撮影に励んでみようかなと思っています。
今年はとりあえず各祭りの様子や進行具合を頭に入れ、来年のために何をどこからどういう風に撮るかを検討するつもり。

プロの写真家が言われるように「祭りを撮るのではなく、祭りで撮る」ように・・・。



乾電池の復活(60年前のテクニックが)

2017-01-12 22:07:56 | 日記
今なくて困る物の筆頭は何でしょう?
いろいろありそうですが、電池もそのひとつであることは間違いないでしょう。

我が家でも朝食前にガスレンジ点火用の単一電池が消耗してしまってガスに点火ができなくなってしまった。
買い替えようにもまだ店は開いていない。
幸い、使っていたのはアルカリ電池ではなくマンガン電池だったので、小学校時代にやっていたことを再現してみることにした。

乾電池の上部にドリルで穴を開けます(昔は釘で穴を開けていました)
穴は出来るだけ深く開けた方が液が浸透しやすいです。
その穴からスポイト等で塩水を注入してからロウソクの蝋を垂らして穴を防いで完成です。

これはまだ小学校低学年の頃、兄が買って来てくれた科学雑誌「子供の科学」から得た知識です。
とりあえずガスレンジが使えるようになって亭主の株がちょっとは上がったかな?

昔はそれほど乾電池を使う機器も多くはなくせいぜい懐中電灯がメインでしたが、
こんなことで光らなくなった懐中電灯の灯りが復活した時はたいそう感激したものでした。
簡単な応急措置として覚えておいて損はないと思います。


最後に参考までに
マンガン電池もアルカリ電池も+側は二酸化マンガン、-側は亜鉛で同じですが、
違いは電解液です。
マンガン電池は弱酸性の塩化亜鉛か塩化アンモニウム、アルカリ電池は強アルカリ性の水酸化カリウムが使われています。

最近はアルカリ電池が主流ですが、
アルカリ電池はパワーも容量も大きく、大電流で連続的に使用する機器(ディジカメ、プレーヤー等)に向いている。

一方マンガン電池は
大電流を必要とする機器には不向きで、休ませると電圧が回復するという特徴から間欠的に使う機器(ラジオ、リモコン、インターフォン等)に適している。
値段もアルカリ電池の半分程度で経済的です。




歴史

2017-01-07 20:16:07 | 日記
現役を引いて暇になった高齢者の楽しみは、温泉やグルメ、それに旅行が一般的ですが、知的(?)な分野では俳句や短歌、それに歴史研究が多いようです。

「歴史は勝者によって作られる」と言われるように、勝者に都合の悪い物は焼き捨てられたり、改ざんされたりしていることが多い。
(子供や孫に自分の過去を話す時に自分に都合の悪い事や不利な事は省いて語るのと全く同じ)
そこでわずかに残った史跡や口伝を元に、想像力を駆使して過去の歴史を解釈しなおす余地が大きいことが興味をそそるのでしょう。

ひとつの歴史的事実でも国や立場の違いによって見方や解釈が真逆になることも結構多いものです。
また自分の思想的立場に拘るあまり歴史解釈が表層的になることもあります。
最近はネットの普及によっていろんな考え方を容易に発信できたり、陰謀論や謀略論的な考え方を目にする機会も多くなったので余計です。

昨日近くで「近代・現代史市民講座」なるものが開かれていたので参加してみました。
講師は偶然にも長女が西宮の小学校でお世話になった先生のご主人で、中学教師を定年後に大学に行って歴史を勉強しなおされた方でした。
講座の趣旨は「単純に善玉・悪玉を仕分けるだけでなく、事実を事実として直視し、多角的に柔軟に歴史を理解することで、客観的で広い視野と深い理解に基づく歴史観を持てるようになる」ということで、資料に基づく実証的な事実を基にするというものです。

昨日は「太平洋戦争開戦」に至るまでの日米関係と、「真珠湾攻撃にいたるいきさつ」について現存する資料に基づいてお話されました。
学校の歴史の授業では古代から始め、現代については時間不足で深く学ぶ時間がなかったように記憶しています。
そのせいか知っているつもりでも突き詰めてみると深く知らないことが多いことに気付かされました。

最近のことなので資料は充実している筈なのですが、逆に支障があるのか、まだ公開されていないものも多い。
また例えば本省と現地大使館に相反する資料があったり、敗戦時に焼却した資料も多いそうで、まだまだ事実がはっきりしない事も多いそうです。
そこに謀略論が出てくる余地があるようで、正しく歴史を理解するのはなかなか難しい。
だからこそ歴史が面白いのです。

いくら年をとっても知的好奇心は大切にしたいものです。





謹賀新年

2017-01-01 23:18:57 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
皆さんはよいお年を迎えられたでしょうか?

厳寒予想に反して年末年始は穏やかな日々でした。
国内、海外とも波乱の予想される一年ですが、どうか最近の陽気のように穏やかな年であってほしいものです。

今年は喪中で初詣にも行けず、実家での新年会もなくいつものような新春らしさはありません。
今日は娘一家も連れて義母が認知症でお世話になっている施設へ。
自分の娘の顔も名前もわからないほど進行してしまいましたが、幸い徘徊や被害妄想等はなく可愛らしいボケ方なので救われています。

我々団塊の世代が75歳になる頃には認知症患者が激増すると言われています。
これからの年寄りの課題は巷間言われているとおり「健康維持」と「ボケ防止」に尽きるのでしょう。
一説によると人間は加齢と共に必ずボケ、程度の差こそあれ誰にも避ける事はできないらしい。
唯一の防止策はボケる前に死ぬことだそうです。
新年早々暗い話題になりましたがボケ防止のためにも、今年も人との関わりを大切に楽しい日々を過ごしたいと思っています。


いよいよ年の瀬

2016-12-29 22:23:25 | 日記
完全退職してからは都会へ出て行く機会はめっきり減り、クリスマスの華やかさも年末の慌ただしさも肌で感じることが少なくなりました。
普段の平日は街を歩いても年寄りばかりのベッドタウンですが、今日はさすがに若い人も多く少しは年末らしさを感じさせてくれます。

ところで年末恒例の餅つき大会もノロウイルス等の衛生面から中止になった所も多いようです。
時節柄しかたがない面もあるかも知れませんが段々世の中が寂しくなっていくような気がします。

どこかのお寺では深夜にうるさいとの近隣住民からの苦情で「除夜の鐘」を昼間についているようだし、
我が地区のトンド焼きも同様の理由で出来なくなって久しい。
また関西の高級住宅地として有名な芦屋市では同じく近くの住民の反対で保育園の建設が出来なくなっている。
まだ他にも数え上げればきりがないほど「言ったもの勝ち」の世界で、伝統行事が廃れていってしまう恐れが強くなっています。

地域のためなら我を押さえ少々の迷惑は我慢しようと考える人の方が多いとは思うのですが、一部の人でも異論を唱えられると、その意見を過大に取り上げて萎縮してしまう傾向があるようです。
少数意見の尊重という民主主義の一面が強調されすぎているのでしょうか?
我々の代表である国会では数の論理がまかり通っているというのに・・・。
と、ぼやきつつ今年も残すところあと2日となってしまいました。

今日は洗車と外回りの大掃除
明日からは普段さぼっている室内の片付けと大掃除の予定。
例年今頃になると来年からはきっちり日々の片付けや掃除をしようと心に誓うのだが
掃除嫌いのズボラな夫婦なので昔から同じことの繰り返し。

こうやってまた残り少ない貴重な一年が過ぎていく。

原子力規制庁は完全に骨抜きに

2016-12-23 22:39:42 | 日記
原発推進の本丸・経産省内に原子力規制の機関(原子力安全保安院)があることが福島第一の原発事故での反省点となり、新たに原子力規制庁が出来て4年。
原子力安全保安院の無力さが少しは改善されたように思えたのも束の間。
当初は規制庁長官も警察庁出身、2代目も環境省出身で経産省からの独立性が確保されているようだった。

ところが原発事故に対する世間の関心が薄れかけると、じりじりと原子力村が復活。
老朽原発の40年廃炉原則もなし崩しで運転延長が認められた。
また原発に厳しい規制委員も排除され、事故前の原子力行政に里帰りしつつあるのを危惧していたが、
今回の人事で規制庁長官がついに経産省出身者に戻ってしまった。

原発に反対する人は多いのになぜか選挙になると原発推進の自民党に票が集まる現状がそうさせるのだろう。
チェルノヴィリの原発事故被害者の証言をまとめノーベル文学賞を受賞したベラルーシの作家・アレクシェービッチさんが
「日本には抵抗の文化がない」と指摘されていたが、沖縄以外では本当にその通りなのだろう。
悲しいことだがあと1~2回事故が起きないと日本から原発をなくすようなことにはならないのだろう。


ふざけるな経産省

2016-12-08 21:50:41 | 日記
4月の電力自由化を機に電気の契約を関西電力から大阪ガスに変更した。
あくまで原発に固執し続ける関電に対するささやかな抵抗、原発由来の電気は使いたくないという意思表示のつもりでした。
多分お金の面だけでなく同じような思いで契約変更された方も多いのだと思っています。

あれだけの福島の大事故を経験したのに、まだ原発を使うべきだと主張する人がまだこの日本にいるというのが信じられない。
いつから私たちは「金のためなら何でもあり」というふうに堕落してしまったのでしょうか?
(今回のカジノ法案もその典型です)
「武士は食わねど高楊枝」といった誇り高き日本人はどこへ行ってしまったんだろう?

二度も悲惨な原爆を落とされたのに「アメリカの核先制不使用」方針に反対する日本政府、
核廃絶に向けた世界の流れに水を差す日本政府、
大多数の国民の意思に反する行動をしているのが我が日本の自民党政権です。
(その自民党政権を支持する人が6割近くも本当にいるんだろうか?)
その中心にいるのが経産省の役人たち。

せっかく原発を使わない新電力会社を応援したいのに
ずる賢い役人たちは原発事故の賠償費用を原発を使用しない新電力会社にも負担させようとしている。
(さすがに悪評を気にしてか、廃炉費用までの負担は取り止めたようですが)

原発事故後、暫くは自粛していた電力会社のTV-CMも完全復活したように原子力村がまた大きな力を発揮しているようだ。
マスコミもCMスポンサーに遠慮しているのか、ひところのような原発事故関連のニュースはほとんど流されなくなったし、
反原発を主張して当選したどこかの知事も大きくトーンダウンしている。
おそらく陰に陽にいろんな圧力があるのだろうが、貴重な思いを込めて一票を投じた有権者の思いを忘れないで頂きたいものだ。

新電力会社の経産省に対する抵抗を期待したいものだ。
もし新電力も賠償費用を負担する代わりに原発由来の安い(と宣伝されている)電気を使うようになったら、
私の思いはどうしたらいいのだろう?
電気を使わない原始生活に戻るしかないのだろうか?


深まる秋

2016-11-21 22:11:47 | 日記
早いもので今年も残すところあと一月あまりになってしまいました。
残り少ない秋を、晩秋を迎えたそれぞれの人生に重ねながらそれらしい写真で感じて下さい。


神戸市立森林植物園の紅葉
神戸市営の施設の多くは嬉しいことに65歳以上は無料のところが多い。この植物園も入場料は無料でした(駐車場は有料¥500)。
ここ森林植物園の紅葉も盛りを過ぎつつありますが、長谷池のほとりには美しい紅葉のかえでがあり、多くの高齢カメラマンの写欲をそそっていました。
残念ながら私らはこんな輝くような時期は過ぎてしまったのでしょうね?

役目を終えた一枚の落ち葉
今の私らはこんなところでしょうか?


振り返ってみた私の人生はこんなものかな?



輝いているのは妻? それとも夫?
我が家の庭に咲いていた小さなホウズキのような可愛い花。
ネットで調べてみたら「チロリアンランプ」と言うそうです。
この花が咲き出すといよいよ冬の訪れが近い。

♪もうすぐ外は白い冬

日本はどこへ?(トランプ大統領誕生に思うこと)

2016-11-14 20:34:31 | 日記
世界中で驚きをもって迎えられたトランプ大統領の誕生。
この結果を見て大きな変化の予兆を感じた人も多いのではないでしょうか?

16世紀からほぼ百年単位でポルトガル→スペイン→オランダ→イギリス→アメリカと変わってきた覇権国ですが、
トランプ大統領のアメリカが内向きな自国中心主義を志向し、覇権国家を下りる日が近づいているような気がします。
いろいろと物議を醸し出すフィリッピンのドゥテルテ大統領ですが、鋭い嗅覚で予兆を感じ軸足をアメリカから中国に移し変えているのは確かです。

敗戦から70年の間にすっかり洗脳され完全な属国に成り下がってしまった日本人には
「アメリカは我々をイヌのように扱う、フィリッピンはアメリカの属国ではない」とアメリカに対して歯に衣着せぬ言い方は絶対に出来ないでしょう。
それほどアメリカの(洗脳を洗脳と意識させずに洗脳してしまう)日本改造計画は巧妙で見事な成功でした。

フルブライト奨学金等で日本の優秀な学生をアメリカに留学させ、アメリカ流の考え方を叩き込む。
そして彼らが日本を背負って立つようになると自然とアメリカサイドの政策や経済運営、マスコミ論調をするようになる。
軍事的勝利だけではいつまた敵になるかわからないが、ソフトパワーによる勝利は永遠の勝利となる見本です。

予想外のトランプ勝利と言われますが、それは今回のマスコミ論調やクリントン有利一色だった世論調査が見事に失敗だったことによるものでしょう。

今回の大統領選挙を見て、やはりアメリカはすごい国だと感じる点が二つあります。
一つはメディア・リテラシーがしっかりしていること。
メディアの記事をうのみにすることなくマスコミに対する「批判的視点」を持つ国民が多かったことです。
(マスコミの無意識の誘導(これには「何を報道し何を報道しないか」という事も含まれる)を容易に信じてしまう日本では中々こんな状況は生まれないと思う)

そしてもう一つは、選挙が終われば(選挙中あんなに口を極めて悪口を言い合ったのに)勝者も敗者も「アメリカの為に一つになろう」という潔さです。


これから世界がどういう風になっていくのかは誰にもわかりませんが、今の自公政権のようにアメリカ一辺倒では将来的に国益を損なうのではないかという危惧があります。
アメリカのえげつない点は報道せずに中国の傍若無人ぶりをことさら強調するマスコミ論調になれている我々には、中国寄りになるなんて事は中々難しいものです。
しかし政治家には百年、二百年後の世界を俯瞰し「日本はどう進めばいいのか」を真剣に考えて欲しいものです。
気がついたら日本だけがハシゴを外されていたなんてことには絶対になってほしくない。
(噂では既にアメリカも中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)に参加すると言われている)


2016-10-11 19:42:13 | 日記

秋空晴れて
ついこの間までの暑さが遠い過去のごとく感じられるような冷え込みがやってきました。
いよいよ本格的な秋到来。
スポーツの秋、読書の秋、味覚の秋等々何をやるにも最適の季節。
スポーツ、読書とは寄る年波とともに縁が薄くなりましたが、味覚については反比例するように興味が深くなるようです。
お隣の篠山市が丹波栗、黒豆等を目当ての観光客で一年でもっとも賑わう季節です。

今月はシルバー人材センタの仕事を休んで黒豆農家の手伝いに夫婦二人で(二人で一人前?)篠山まで行っています。
1町歩の畑から順次収穫してきた黒豆の整枝(豆のついていない枝を全て切り落とす作業=枝付き豆用)と脱穀が主な作業。
畑から抜いてきた一株の黒豆の枝葉を手作業で一本一本切り落とす作業は中々大変です。
おまけに美味しいうちに味わってもらうためには極めて短期間でこなす必要があり、連日数名での作業です。
どんな事でも裏側の苦労は経験してみないとわからないということを実感。
この時期、篠山近辺の道端ではいたる所で1kg800円前後で売られていて結構いい値だなと思っていたが、裏側を知ればこの値段も納得です。

黙々と作業に励みながら、他のメンバーは秋の澄んだ空気の中で写真撮影をしてるのだろうか?といささか焦り気味の昨日、
帰宅後カメラを抱えてわがホームグランドの公園へ
冒頭の写真はその折の一枚です。
秋らしさを感じて頂ければ・・・


突然の訃報

2016-10-07 20:03:56 | 日記
個人的にそんなに親しく付き合ったわけではないのに、振り返ってみると妙に印象に残っているという人が、誰にも一人か二人はいるものだ。
T君も私にとってはそんな一人だ。
年は10ほど若いが、関西から遠く離れた銚子で同じ無線を扱う仕事に従事し、関西へ帰ってからも同様。
無線からIPの世界へ飛び込んだのも同じ、同じメーカーのログハウスを建てたり、キャンピングカーもどきの旅を楽しんだり・・・と何かと縁が深かったものだ。

退職して3年が経過し、元の職場のメンバーとも疎遠になりつつある今日。
突然の訃報にまったく現実感がなく、未だに信じられない思いがする。
遺影を見ても飄々とした姿が視界に残っていてまだ死という現実が信じられない。
聞けば10年ほど前から患っていたとのこと、そう言えば随分前に久し振りに無線の仲間で飲んだ時に随分スマートになったなと思ったことがあった。
本人はダイエットで脂っこい食事を控えていると言っていたが、家族以外は誰にも病のことは内緒にしていたようだ。

病を隠して普通に付き合ってくれていた彼の心中を思うと何とも言えない思いがする。
「心からご冥福をお祈りします」というありきたりの言葉がまったく空虚なものに聞こえ、言葉がない。

初めてのグループ写真展

2016-09-30 21:48:53 | 日記
高齢者大学写真クラブの有志6名で結成したFaceBookのグループも一年が過ぎ、ネット上での作品品評や情報交換のほか、毎月の撮影会や食事会を重ねるうちに、いつしかメンバーも14名に増えました。
まだまだ未熟で人に見てもらうのは気がひけるのですがリーダーの勢いに引きずられ、また地元の信用金庫のご好意によりロビーをお借りできることになり初めての展示会を開催することになりました。
 

初出展の記念の写真は干潟の写真2枚

「朝の輝き」

「干潟の朝」

指導者もなく、まだまだ独りよがりの写真ばかりですが、人に見てもらうということが刺激になり、もっともっといい写真を撮りたいという意欲が湧いてきます。

テクニックは努力で磨けても、感性は中々身につきにくいものですが、
主役と脇役を上手く配置し、物語性を感じさせる写真を目指したい。

あと30年ほどあれば何とかなるかな・・・?



白馬旅行

2016-09-26 21:41:04 | 日記
三泊四日で知り合いの夫婦と4人で白馬へ行ってきた。
若い頃にやりそびれてからはスキーには全く縁がなく、白馬は今回が初めて。
あいにく悪天候続きで、晴れたのは最終日の日曜日のみだったが、白馬にはスキーで50回以上訪れたという知り合いの案内で栂池、八方尾根、姫川源流と白馬の雰囲気を満喫できた。

それに若夫婦が経営する宿(割烹旅館みなみ家)の食事が最高でした。
ご主人が丁寧に味付けされた13種の料理を一時間半かけていただきます。
三連泊したが毎日メニューが変わり、飽きることがありません。
ただ年寄りにはちょっと量が多過ぎるかも知れません。

雨が上がってもガスで山の写真は撮れませんでしたが、高原の自然の一部を切り取ってきました。

雨上がりの栂池自然園にて、何という花の実なんでしょう?

同じく栂池自然園にて、「森の宝石」

濃霧の中で、影絵のような雰囲気を狙ってみました

栂池自然園のエイリアン

長野オリンピックで使われたスキージャンプ台で数人の若い男女選手が練習に励んでいました。
やはり間近で見ると迫力があります。

近くには道の駅もあるので次回は車中泊で好天になるまで待機して、山の写真にも挑戦してみます。


おめでとう広島カープ

2016-09-10 23:28:30 | 日記

25年ぶりのリーグ優勝おめでとう。
広島ファンにとってはとても長かった25年でしょう。
21年ぶりだった1985年の阪神優勝の瞬間と重なり、今日は阪神戦ではなく巨人広島戦を見続けていました。

実は、黒田が帰ってき阪神で出番がなくなった新井が戻ってきても、前健が抜けて今年も広島は駄目だろうと思っていたが、予想を見事に裏切ってくれました。
優勝の瞬間の緒方監督と黒田投手の涙には阪神ファンの私も思わずもらい泣きしそうでした。
新井の目にも涙が・・・。
それにしても新井君の今年の活躍ぶりは一体なんなんだ?
阪神の時に今年の半分でも頑張ってくれていたら・・・との嘆き節も聞こえてきそうだ。

羨ましいのは他球団のように金にまかせた補強をしているわけでもないのに、菊池、丸、鈴木etcと生え抜きの若手が活躍していることだ。
これも黒田の渡米時に暖かく送り出し、いつでも帰ってこれるように席を空けておいたり、広島を捨てて出て行った新井を再び暖かく迎える球団の温かさ故だろう。


ひきかえ我がタイガースは今年は端境期、産みの苦しみの一年。
どの球団にもあることですが、今年一軍デビューを果たした若手選手達が成長してくれることを願い、来年の活躍を祈ろう。