一年中ゴールデンウィークの身になっても、この季節を迎えると何となく浮足立つような感覚になるのは、哀しいサラリーマン生活の名残りでしょうか?
そんな気持ちを抑えて、妻と子達、孫達は旅行、劇団四季の観劇とゴールデンウィークの始まりを謳歌しているのを横目に眺めながら、昨日今日と一人で畑仕事三昧。
畑で一泊二日の車中泊です。
先週に堆肥、有機石灰を混ぜ込んだ夏野菜用の畝に透明マルチをして地温上昇させていた。
定植に失敗したことは今までもあまりないのですが、地温が高い方が活着が確実になります。
今回はトマト、キュウリ、スイカ、マクワウリ、カボチャ、獅子唐の植付です。
苗は農業科のある近くの高校で安く購入しました。
9時から販売開始なのですが、前回は9時前に行った時にはすでに多くの人が並んでいていい苗は全て売れてしまっていた。
これに懲りて今年は7時半頃から並んだおかげで先頭から30番目位になり、いい苗が手に入りました。
=トマト=
サターンが60円、接ぎ木桃太郎でも150円と立派な苗が随分安く買えました。
定植適期は一番花が咲き始めた頃です。
ちょうど植え時の購入苗。
(自家育苗の苗9本はまだ花が咲く気配はないけど、ついでなので一緒に植え付けた)
昨日に植え穴に元肥(鶏糞、AG有機)を施し、たっぷり水やりをして再度透明マルチをして地温を上げておいた。
そして今朝マルチを外して植え付けました。
昨日半日がかりで組み立てた屋根と支柱
トマトの花房は全て第一花房と同じ方向に出来るので、支柱に当たらない向きに植え付けます。
尚、果実が日焼けをおこさないように花房を北ないしは東に向けて植え付ける。
そして大事なのは根がしっかり活着するまでは股芽は取らずにそのままにしておくことです。
これは根の発育は生長点(=股芽)の数に比例するからです。
股芽は活着してから全て取り除きます。
=キュウリ=
キュウリの定植適期は本葉が3~5枚で葉の大きさが7㎝位の時です。
ややまだ早いようですがついでなので植え付けを強行しました。
トマトと同様に昨日に準備をしておいた植え穴に植え付けました。
キュウリは特に地際が弱いので、昨日たっぷり水やりをしておいて植え付け時は水やりはしません。
=スイカ=
昨年のスイカ(紅まくら)は糖度が最高で立派なものが収穫できました。
終わってツルを片付ける時に掘り起こしてみると、深さが1m近くまで入っており随分遠くまで根を伸ばしていました。
スイカの追肥はツルの尖端あたりに施すように言われるのが本当だと実感した。
今年は夏武輝という種類に初挑戦です(高校には紅まくらがなかったので)。
根が深く入るように充分耕し、底に生ゴミ堆肥を充分施してから植え付けました。
植え付け後はビニールキャップをかぶせます。
スイカは一本につき畳一枚分の広さが必要だそうです。
畝の北側に植え付けてツルは南側へ誘引するのがコツです。
スイカは管理が中々難しいですが、スイカ大好き人間には収穫時の喜びがたまりません。
今年も上手くいきますように・・・。
今日は他にマクワウリ(金太郎)、カボチャ(栗えびす)、獅子唐(万願寺)各一本を植え付け、あとは落花生とゴーヤ、四角豆、オクラ、根深ネギを植えれば完了です。
今回は一泊二日の作業だったので、教科書どおり前日に元肥と水やりをしておいて今朝に植え付ける事ができました。
先月に植え付けたトウモロコシが風に倒されないように、防風ネットをかけてみました。