還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

世界一周の夢

2012-04-30 23:24:03 | 日記
ピースボートの世界一周客船オーシャングレース号(デンマーク、約35000トン、船籍はパナマ)が神戸に入港したので、見学会に参加してきた。

真横から見るとまるで大きなビルのよう、11階まであり10階まではエレベータが利用できる。


6Fにあるペアスタンダード客室
広さ・設備ともビジネスホテルの客室と同じくらいだ。四角の大きなポールド(窓)があり明るい。シャワー&トイレとTVあり。
エコノミータイプは窓がなく鏡になっている。
最上級のペアバルコニータイプは部屋も広く、専用のバルコニーがついている。またシャワーではなくバスタブがある。


客室フロアの廊下


ボートデッキ、あまり使いたくはないが12艘の救命ボートを装備。


プール、予想外に小さくて(泳げない私が言うのはおこがましいですが)期待外れかな。


9Fにあるパフォーマンスステージ


レセプション


スターライトラウンジ


ブロードウェイラウンジ


その昔、海外各地(特にエーゲ海やカリブ海)への憧れと夢を実現しようと船乗りになってはみたが、あいにくタンカーや木材・鉱石運搬船ばかりの会社で夢はあっけなく消え去ってしまった。
費用面で諦めかけていたが、ピースボートはリーズナブルで比較的手が届きやすそうだ。
もっとも完全退職し、連れ合いの両親も見送ってからの話になるが、いつかは行ってみたいものだ。

明日からはipodの音楽を英会話に切替えて頑張ってみようかな。

阪神、投手戦を制す(対広島)

2012-04-26 22:35:02 | 日記
復活安藤とバリントンで10回まで0対0のの息詰まる投手戦。
9回まで投げ通した安藤の気合いの入った投球が復活が本物であることをファンに見せつけてくれた。
良くても引き分けかと諦めかけた11回裏、平野の渋いヒットでサヨナラ勝ちだ。
これだから阪神ファンをやめられない。
巡り合わせで榎田に勝ち星がついたが、実質は安藤が勝利投手だ。
今年は6人の先発投手陣が安定していて、何となくやってくれそうな予感がする。

でもバリントン、ミコライオ、サファテと広島もいい外国人投手を揃えたものだ。



小沢一郎氏も無罪となり、変なほうに行ってしまった民主党が元に戻るきっかけになることにかすかな期待をしてみる。
それにしても読売新聞は相変わらず、社会部長と社会部記者の2本の署名記事で、未だに「印象操作」に躍起になっている。
誰におもねっているのか、消費税を上げろ、原発再稼働を急げ、TPPに早く参加しろと主張し続ける読売新聞だ。
今度こそ家族を説得して購読をやめようと思う。


夏野菜の植付

2012-04-24 21:12:42 | 家庭菜園
=ジャガイモ=
今年は遅くまで寒さが緩まず、遅霜被害を避けるために3月25日に植え付けたジャガイモがようやく発芽し出しました。

植付からちょうど一か月でした。


=キュウリ=
今日はいきなり夏になったような気温(27℃)になり、例年より10日位早いのですがトマトとキュウリを植付ました。

土の力を保つために化成肥料を使うのは避けているのですが、キュウリはアンモニアに弱いので、今年は元肥に化成肥料を使いました。
(昨年までは有機肥料だったせいか、途中で枯れてしまうことが多くて収穫量が少なめでした。)
有機肥料は有機窒素化合物が細菌等によってアンモニウム塩→硝酸塩に変化して植物の栄養になりますが、キュウリは途中のアンモニアに弱い。

苗を風とウリバエ(ウリハムシ)から守るために肥料袋を利用して覆いをしています。
害虫とは不思議なもので、今まで一匹も見なかったものが、ウリ類を植えたとたんにどこからともなくやってきます。
まるで昔の月光仮面のようです(笑)、この虫は月光仮面と違って悪さをするのでタチが悪い。


=トマト=
桃太郎を3本だけ植付ました。
2年連続で横植えを試してみましたが、結果があまり芳しくなかったので、今年は全て普通に植付ました。


今年も昨年の物を再利用して雨よけの屋根をつけました。

やっつけ仕事で作ったので、季節外れの台風が来ないことを祈るだけです。


暖かくなった途端に雑草が目覚ましく生長しています(この一週間で20センチ位伸びている)
余ったイチゴ苗を畔近くに植えていたのですが、この一週間でこのありさまです。

 雑草に攻められるイチゴ


カラスノエンドウも花が咲いています。これが開花する頃が雑草の生長が著しくなる時期です。
カラスノエンドウは豆類と同じで根に窒素を貯め込むので土の栄養にはなるのですが、アブラムシが多いのでアブラムシがつきやすい野菜(ソラマメ等)を作っている時は早目に抜いておいたほうがいいみたいです。



メッセンジャーと前田の投げ合いは両者とも見事で見ごたえがあった。
残念ながら堂林のプロ初ホームランにしてやられたが、今年も阪神の投手陣は頑張ってくれそう。新井ピッチャーを見殺しにするなよ。頼むぜ。

野島崎灯台(千葉県)

2012-04-22 18:40:54 | 灯台巡り
2009年4月28日訪問

初点灯 明治2年12月18日(1869年)(旧暦)
明治3年1月22日(1870年) (新暦)
千葉県安房郡白浜町白浜630
(北緯34度54分06秒 東経139度53分18秒)
高さ  地上~灯火:26m、水面~灯火:38m

観光地としてあまりにも有名な灯台。
攘夷・開国で揺れていた慶応2年に英米仏蘭4カ国と結んだ「江戸条約」によって建設を約束させられた8灯台(※)の一つで、観音崎灯台に続いて日本で2番目に作られた灯台です。
(フランス人技師ヴェルニーの設計)

洲崎灯台を出発してから途中「南房パラダイス」(平砂浦海岸)を経由し、正味走行時間30分弱で野島崎灯台に到着。

入口前にある駐車場は狭くて満車だったので、少し離れたところにある道の駅「白浜野島崎」に車を停めて自転車で灯台へ。
周辺は南房総国定公園であり、遊歩道がきれいに整備されていて、海岸の岩場や松林の中を散策できます。
観光客が多すぎる難点はありますが、見事な視界約160度の水平線や、群青色の海とホテル群の白のコントラストが爽快な気分にさせてくれます。



房総半島最南端にある八角形の美しい灯台で、常時灯台に登って見学することができます。
左右に無線方位信号アンテナ塔と霧笛舎が並んでいて、その手前には「房総半島最南端の地」の石碑が立っています。


犬吠埼灯台と同様にここにも霧笛舎が立っていて大きなホーンが見えます。(霧笛はすでに廃止されている)


このあたりは300年ほど前は島だったらしい。しかし、1703年(元禄16)の元禄地震によって隆起し、陸と繋がった。関東大震災(1923年)でも2mほど隆起し灯台も倒壊してしまい、現在の灯台は1925年(大正14)に再建されたものです。



灯台入口付近にある磯料理屋「さざえ屋」
一般的に観光地の料理屋は今ひとつのところが多いが、ここの料理はおススメです。
定食は蒸しあわび、さざえ壷焼き、刺身、たこ、わかめ、味噌汁付で2100円也、大変美味で満足でした。


(※)条約灯台
1.観音埼灯台(初点灯1869年)
2.野島埼灯台(1870年)
3.樫野埼灯台(1870年)
4.神子元島灯台(1871年)
5.剱埼灯台(1871年)
6.伊王島灯台(1871年)
7.佐多岬灯台(1871年)
8.潮岬灯台(1873年)



今日は予想外の横浜DeNAに2連敗のうっぷんを晴らすような大量得点での勝利。
開幕以来、白星のなかった岩田がよれよれながらも何とか勝利投手になったので一安心だ。


だんだん民意から離れて行く民主党

2012-04-17 16:01:44 | 日記
前回選挙で国民に約束したマニフェストをかなぐり捨てて消費増税に突き進む民主党。
官僚や一部マスコミの応援団がついていても民意はどんどん離れて行き、内閣支持率も10%台突入寸前だ。

大飯原発の再稼働問題にしても何ら根本的な対策がとられていないにも関わらず、事業者に今後の対策実施を約束させることだけで突き進もうとしている。
福島第一の本当の原因調査も完了していない(少なくとも国会の調査委員会の結果を待たなければならないと思うのだが・・)なかで、なぜ再稼働を急ぐのか?
まるで誰かから脅迫でもされているんじゃないかと疑いたくなるような拙速ぶりだ。

対処療法的に津波対策ばかりがクローズアップされているが、直下型や断層連動による激震に対する対策はどこまで考えられているのだろうか?
こと原発に関してはもう絶対に「想定外」は許すことができない。

福井県知事がいみじくも言われたように、使用済み核燃料の貯蔵施設も原発立地県だけでは処理しきれない現状で、なお原発を稼働し続けてどうするのか。
将来展望がまるで見えない。
経団連等が再稼働を強力に求めているようだが、それなら経団連会長の住友化学の敷地内や電力会社本社の地下とか霞が関にでも貯蔵施設を作ればいいのだ。
品のない現会長が「自分の身は安全な場所に置いておいて、利益だけを要求する」エゴの塊のような人物に見える。

やや独裁的な発言が問題になる橋本大阪市長だが、原発に関する発言についてはよく庶民の考えを代弁してくれていると感じる。

詳細な説明がないまま再稼働ありきのごまかしのようなやり方には選挙で対決するという姿勢に賛成する。

まるで民意をわかっていない民主党の官房長官は、「選挙のマターとして、信を問う案件ではない」とのたまう。
これが信を問う案件でなくて何なんだろう。
民主党の本質が見えてしまった。


また消費増税にしゃかりきになっている最中に、IMFに日本が率先して約5兆円もの巨額を融資すると表明した。
そんなに金が余っているんなら、震災復興にもっと力を入れろよ。

消費増税の賛否は解散総選挙で民意を聞くのが普通だろうと庶民は思うのだが、民主党の政治家は増税を決定してから民意を問うと言う。
どのような思考回路があればそんな考え方ができるのだろう?

こんな民主党に政権をまかせておくと、日本はいったいどうなっていくのか。
一刻も早く選挙で政権交代してもらわねばならないと思う。

一時は民主党に期待しただけに、可愛さ余って憎さ百倍の心境だ。

畑の花々

2012-04-16 21:07:56 | 家庭菜園

とうとう大根の花が咲き始めたので全部抜きました。3~5cm位の太さしかありませんが、幸いス入りにはなっていませんでした。
輪切りにして雑煮用にちょうどの大きさです。

保存していた大根もこれで最終、右は今回収穫した大根。
これからは暫く大根尽くしの食事から遠ざかることになります。
大根はいくら食べても飽きないし身体にも良いので残念です。



ようやくタマネギらしくなってきました。今年は大きくなってくれるのでしょうか?



イチゴも小さな実がつき出しました。
あとひと月位で食べられそう、楽しみです。




ブロッコリーも蕾が大分開き気味になってきた。
早く収穫しないと開花してしまいそうなので、ほとんど収穫しました。


なかなか暖かくならなかった今年の春ですが、4月も中旬になり一気に春らしい陽気になってきました。
当地では例年より10日ほど遅く今頃桜が満開です。
畑や畔にもいろんな花が咲いて畑仕事に疲れた身体を休めながら眺めていると、両親の畑仕事に連れられて畑の畔で遊んでいた幼児の頃を思い出します。

オオイヌノフグリ

ホトケノザ

スミレ

バイモ

ムスカリ

クレマチス?

ハクサイ

水菜とミブナ

スモモ
例年より10日以上遅い開花です。
今年は大胆に剪定をしたのでどれだけ結実してくれるだろうか?

こうやって花を優雅に眺めていられるのも今のうちだけです。
まもなく旺盛な雑草の勢いに追いまくられる日々がやってきます。
夏野菜の植付や除草にと忙しくなります。


淡路島

2012-04-16 00:06:05 | 旅行
距離の割には橋の通行料金が高く、県内でありながらいつも通り抜けるだけだった淡路島へ行ってきました。
昔、社宅で一緒だったI夫妻に案内され、明石海峡大橋を渡り「県立淡路島公園」~「花さじき」~「江碕灯台」と一台の車(通行料金節約)で廻ってきました。

=県立淡路島公園=
約135haの園内はいくつかのゾーンに分かれており、いろんな樹木や花を愛でながらハイキング気分を味わえる。
今日は桜がちょうど満開で、桜の下は弁当を広げる花見客であふれていました。







展望広場からは明石海峡大橋をはさんで本州側が間近に見える。

他県に比べて数や規模また管理状況の面から見ても兵庫県の県立公園は優れている。
公園だけではなく、兵庫県は県民税がしっかり県民に還元されているように思う。

国税だってそのように感じられれば、消費税だってもっと簡単に上げられるだろうに、残念ながら何をしてもシロアリ役人が太るばかりのようだ。


=花さじき=
なだらかな高原に広がる約15haのお花畑です。
ちょうど菜の花が満開でちょっとした感激でした。






今日はあいにく海の色が鉛色で残念でしたが、青い海の色とのコントラストが見事だろうと想像された。
他にもビオラやポピー、ムラサキハナナもきれいに咲いている。


ここはぜひ孫たちにも見せてやりたいので来週また来ることにしました。


=江碕灯台=
明石海峡の海の安全を守る灯台で、幕末「大坂条約」によって外国から建設を約束させられた5灯台の一つで、日本で8番目の灯台として明治4年に点灯した。
犬吠埼灯台と同じイギリス人技師ブラントンの設計によるものです。

阪神淡路大震災で被害にあい修復されたものです。


駐車場より明石海峡大橋をのぞむ



旅先で観戦できなかった阪神ー中日戦、残念ながら今年初の負け越しとなってしまったようです。
また天敵の山本昌投手に完璧にやられてしまった。
残念だけど、最年長先発勝利の記録を47才間近にして塗り替えた山本投手に敬意を表して拍手を送っておこう。

洲崎(すのさき)灯台(千葉県)

2012-04-13 18:17:16 | 灯台巡り
=洲崎(すのさき)灯台(千葉県)=

2009年4月28日訪問

初点灯 大正8年12月15日(1919年)
千葉県館山市洲崎
(北緯34度58分31秒 東経139度45分27秒)
高さ  地上~灯火:14.8m、水面~灯火:45.1m


房総半島南部の西端にあり、対岸の三浦半島の釼埼灯台と対で東京湾の入り口・浦賀水道を守る重要な灯台である。


麓に小さな集落のある小高い丘(庚申山)の上に立っている。


最初の岬巡りキャンピング旅行は(犬吠埼灯台へのこだわりもあり)房総半島一周でした(2009年4月)。
東京湾アクアラインを通り、無名の岬も全て踏破するつもりで、富津岬・明鐘岬・西ケ崎・南無谷崎・大房岬と廻って、初めて訪れた灯台のある岬がここ洲崎です。

館山方面から県道257号線(房総フラワーライン)を進み灯台方面へ右折する。
細い道だがずっと進んでいくと個人経営(?)の駐車場(有料¥200)に突き当たる。(ここ以外近くに駐車できるようなスペースはありません)

そこから階段を登ればすぐに灯台です。

ここからは眺望が良く、『富士山見えれば大吉、大島見えれば中吉、その他小吉』と書かれていました。

三浦半島~富士山方面を望む


大島方面を望む

訪れた時は天気は良かったのですが、あいにく霞がかって富士山も大島も見えませんでした。
小吉です。
40分位滞在して、次の野島崎灯台を目指しました。
ここからまた房総フラワーラインを通って30分弱で野島崎に到着します。


いじめられっ子と鳩山さん

2012-04-10 21:13:54 | 日記
鳩山元首相のイラン訪問について、与野党やマスコミを始め四方八方から非難ごうごうのようだ。
アメリカを中心とする欧米各国が「制裁を加えてイランの核開発を阻止しようとしている最中に何をしてくれるんだ」と言ったところだろう。

生来アマノジャクの私としては、これだけみんなから非難されているのを見ると、逆に鳩山さんを応援してみたくなってくる。
もちろん世界の世論を無視して核開発をすることには許しがたいものがあるが、そうかと言って我が国全体が一面的に厳しく対処することについては、真の国益を考えた場合少々疑問である。

40年以上前になるが船に乗っていた頃、先輩の船乗りからイランでの大歓迎ぶりを聞かされたことがある。
それは理由は忘れたが当時も世界がイランに対して経済制裁をしている時に、日本のタンカーがあえて入港し原油を積み出したことに対してだったそうだ。
そういうふうな日本独特の中東外交のおかげで以後もずっと良好な関係が保たれてきた。

国家として公式の対応は厳しくならざるを得ないとしても、裏では議員外交なり民間外交で糸が切れないようにしっかりつないでおく事が必要だろうと思う。
(もっとも今回のように大っぴらに行動してしまうと逆効果になるのかな?)

時おり問題になるイジメだが、イジメル側につかなければ自分がイジメられるからという理由でイジメに加わる子供が多い。
昔はみんなにイジメられていても、必ず誰か一人はこっそりかばってくれる上級生らがいた。
そんな上級生の優しさは一生忘れられないものだ。

アメリカにおもねって鳩山さんを攻撃することが本当の国益にかなうことなのだろうか?
一面的な外交ほど国益を損なうものはないだろう。
あらゆるコネクション、あらゆる手練手管を駆使して行うのが外交というものではないのだろうか?

トウ立ち

2012-04-09 15:22:45 | 家庭菜園

2月初めに土中に保存していた大根も残り少なくなってきました。
一部大根の肩部分が腐りかけています。今日あたりくらいまでが保存の限度かも知れません。


保存大根が無くなった頃に食べられるようにと12月中旬に種蒔きしたトンネル栽培の大根ですが、まだ太らないうちにトウ立ちが始まりました。
秋大根用の種を使用したのがまずかったようです。やはり時無大根の種を使うべきでした。


水菜もトウ立ちし花が咲いてきました。


ミブナの間に生えているホトケノザも特徴のある花を咲かせています。


畑の道路側に植えた水仙がきれいに咲いていました。
見苦しい雑草だらけの畑なので、近所の人へのせめてもの罪滅ぼしです。


例年なら満開の時期ですが今年は遅くまで寒かったせいか、スモモの蕾はまだ固いようです。
一本はふくらみ病にかかっているので昨年に続いて今年も消毒しました。
おいしい大石早生なので完治してくれるといいのですが・・・。

花の日

2012-04-08 21:18:16 | 日記
今日はお釈迦様の誕生日「花の日」である。
今では「花の日」の祝いをする家は皆無だろうが、小さい頃は(月遅れで5月8日だったように思う)藤の花を飾り付け、甘茶を仏様にかけて祝っていた。
昔は今のように甘いお菓子を滅多に買ってもらえなかったので、甘茶や秋のアケビの甘さが子供にとっては特別なものだった。

日本人のほとんどは仏教を信じている(宗教としての仏教ではなく、あの世へ行く時の行事として)のに、クリスマスは祝うが「花の日」は祝わない。
なんか変なような気がするが、自分もどっぷりとそうしたことに浸かっているので文句を言う資格はない。

宗教を狂信的に信用しない(一部を除いて)ことが、良くも悪しくも日本の社会を過激な闘争から遠ざけているのかも知れない。
「まあまあ、ほどほどに」が先祖から受け継いできた「楽に生きて行くコツ」なのだろう。

犬吠埼灯台(千葉県)

2012-04-05 20:53:41 | 灯台巡り
=犬吠埼灯台(千葉県)=


初点灯 明治7年11月15日(1874年)
千葉県銚子市犬吠埼9576
(北緯 35°42' 17"   東経 140°52' 19")
高さ  地上~灯火:27m、水面~灯火:52m




最初は何と言っても「犬吠埼灯台」です。
20才から30才過ぎまで人生で一番いい時期を過ごした街、少年が青年になった街、潮風が吹き抜ける街、銚子市にある灯台です。
一時期住んでいた借り上げ社宅の住所が「銚子市犬吠埼9106」だったこともあり、しょっちゅう幼い娘を連れて遊んだり、友人達と家族ぐるみで弁当を広げたりと、特別思い入れの強い場所です。

春先から初夏にかけて濃い霧がよく発生していて、初めて銚子へ赴任した当時は「牛が悲しげに啼いているように聞こえた」霧笛がこの灯台から発せられていました。
その霧笛も時代の流れには逆らえなく2008年に廃止になったそうです。

       君ヶ浜から
灯台と対で銚子の観光名所の君ヶ浜ですが、これも霧が浜が語源になっています(関東舞子とも呼ばれています)。


行き方
車で灯台まで行けます(駐車場有)。(又は君ヶ浜の駐車場に停めて海岸を灯台まで歩くのもおススメ)
バスだとJR銚子駅から千葉交バス「外川車庫」行き
しかし一番のおススメはローカル色豊かな銚子電鉄です。(JR銚子駅ホームの端から乗車でき「君ヶ浜」または「犬吠」下車)

蛇足ですが外川は「とがわ」と呼びます。
「銚子市外川町(ちょうししがいかわまち)」ではありません(念のため)。



昭和40年代中頃の駐車場から


当時は灯台入り口付近に猿が繋がれていて観光客を迎えていた。
そして土産物屋からはスピーカー(というよりも拡声器といったほうがピッタリくるが)が演歌をがなりたてていて、いかにも場末の観光地といった雰囲気だった。


君ヶ浜の反対側の長崎海岸からの灯台


参考知識
ブラントンの設計・監督で作られたレンガ造りの灯台(レンガ造りとしては尻屋埼灯台に次いで日本で2番目の高さ)で常時内部が見学できます。
内部はらせん階段になっており、九十九里浜にちなんだかどうかはわかりませんが、搭頂部まで99段あります。

ブラントンは外国産のレンガ使用に強く拘ったようですが、当時の日本人が苦心して良質のレンガを焼きあげて、丁々発止のやりとりのあと日本製のレンガを使うことになったそうです。
明治初期の日本人の誇りがうかがわれます。
ブラントンは日本の灯台を30余り作った英国人技師です。


本州で最も早く日の出が見られる場所でもあり、毎年元旦にはたくさんの車や観光客で賑わいます。


閑話休題
復活した安藤のヒーローインタビュー 
苦労した男の涙は 観客側にも何とも言えない感動を与える。
明日からは宿敵巨人との3連戦、この雰囲気を維持して明日も勝利を!


灯台巡り

2012-04-04 21:23:47 | 灯台巡り
年2~3回づつの岬巡りのキャンピング旅行も3年が過ぎました。
当初は無名のものも含めて全ての岬制覇を目指しましたが、同行者(妻)の意向もあり「灯台のある岬」巡りを中心とした観光地巡りに変更しました。
近くまで行きながらとうとうたどり着けなかった灯台も含めると50近くになり、記憶が薄れないうちにまとめておくことにしました。
正確に記録しているわけではないので、記憶違いや誤りもあるかも知れませんが、
これから行かれる方や、かつて行ったことのある方々の記憶再来の参考になれば幸いです。

順次ひとつづつ紹介したいと思ってますが、いま阪神がヤクルトに5点差を追いついたところです。
TVに集中します。

春の花

2012-04-02 21:45:53 | 日記

例年より遅い白モクレンの開花、コンパスフラワーとも言われ蕾の先が必ず北を向くらしいが・・・そうでもなさそう。
今週中には開花しそう。


水仙は今が盛り。
学名Narcissus tazetta var. chinensisのナルシッサスはナルシストの語源であるギリシヤ神話の美少年の名前に由来している。
花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」「エゴイズム」とどちらかと言えばマイナスイメージの花だが、春の訪れに先駆けて咲く花は可憐で美しい。

水仙と言えば、当時流行していた切手収集に夢中になっていた中学時代に発行された「花シリーズ切手」の内、一番高価な値段がついていたものだ。

当時はほとんどの男の子が切手収集に凝っていて、親から貰ったという古い切手を持っている友人が心から羨ましくて、自分も親になったら我子に・・と思っていたものだ。
ところが時代は移り、今では切手収集なんて誰もやっていない。
切手といいテレホンカードといい、ブームが去ると何と儚いことか。

ちなみに白モクレンの花言葉は「持続性」です。