還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

ナスの更新剪定

2015-07-25 18:24:06 | 家庭菜園
ナスは水と肥料を食う作物です。
特に夏場の水やりは毎日行う必要があります。

我が畑は車で30分強かかる遠方の畑なので、細やかな水やりが出来なくていい物が収穫できません。(一度作っただけで以後は作るのを止めました)
その代わり庭で大き目の植木鉢に一本だけ作ってみました。
それでも何とか10個以上の収穫です。

ほぼ今季の収穫も終わったので更新剪定をしました。
更新適期は7月中旬~お盆だそうです。
時期が早すぎると剪定後の開花時期が猛暑にかかり、上手く結実しなくなります(約30℃以上で花粉の機能が低下する)
また遅すぎると猛暑で株が弱って回復不能になったり、実がつき始めるのが遅くなり着果不良になる。

剪定は主枝の分岐から2~3節のところで行います。

今回は大胆に株を抜いて根切りも行いました。

根切り前

根切り後
ちょっとした冒険ですがものは試しです、上手く再生してくれたらいいのですが・・・。

ちなみに畑栽培の場合は、株から30cmぐらい離れた両側2か所にスコップで深さ30cmほどの切り込みを入れて根切りをし、後に液肥を施します。

8月下旬には秋ナスが収穫できる予定です。

人間も更新剪定ができたらなあ・・・。

トマト無惨

2015-07-23 22:56:08 | 家庭菜園
昨日はあいにくの雨だったが、夏休みに入った孫を連れて「皿そば」を食べに行ってきた。
有名な出石まで行きたかったが、しばらく行っていない畑の様子も気になったので篠山で我慢することに。
篠山では以前は「いづみや」が美味しかったのだが、いつの間にか「弐拾六」に経営が替ってしまい味も落ちたようだ。
中2になった孫が小さい時から皿そばが大好きというので、
今日はネットで探した「ひいらぎ屋」という店に・・・、出石の蕎麦屋の姉妹店というだけあって味は満足できるものだった。

満足した後は小雨が降り続いていたが、先日の台風の被害が気になるのでそのまま畑へ行ってみると、
今まで相当の強風でも倒れたことのなかったトマトハウスが無惨な姿に・・・。
4本の支柱は足場用のパイプを30cmほど土中に差し込んで自立させていたのだが、今度の台風による大量の雨で地面がゆるんで倒壊してしまっていた。
トマトも全て横倒しになり収穫時期を迎えた真っ赤なトマトが無惨な姿をさらしている。
それでも40個弱を収穫し、再度一本づつ杖をし直しておいた。
来年からは自立ではなく横にもパイプを這わせた方が無難のようだ。

退職後の山の神じゃないが、何でも無精をするとしっぺ返しがきついものだ。


野党はどうする?

2015-07-17 20:49:12 | 日記

ついに今国会で成立がほぼ確実になった「安保法案」
自民党には「国会さえ通してしまえば、国民はすぐに忘れる」と公言する議員もいるようだ。
何とも有権者をバカにした言い草だと思うが、残念ながら政権の意を汲んだマスコミの影響もあって、半分は言い当てているのかも知れない。
大戦前後の民意のありようを見るまでもなく、我々は熱しやすく冷めやすい国民性なので、与党の思惑どおりになってしまう恐れも強い。

そこで野党の役割は国民の怒りを継続させるような活動を継続することだろう。

不幸にもこの法律が成立してしまった後の国会では、各野党が分担して今回の11本の法律についての廃止法案を次々と議員提案していって欲しい。
国会審議を通じて政府への怒りを継続するために、期間をおいて一つづつ提案する。
国民が忘れないようにその審議を通じて政府を追及する。

少なくとも来年の参院選までは国民の注目をそらさないように継続する。
そして選挙では全野党が「集団的自衛権の廃止」を共通公約にして、前回選挙の得票数を参考にしながら候補者調整をする。
自公対野党統一で戦えば間違いなく国民の意志が国会に反映される姿になるだろう。

与党がマスコミ操作を通じて、いろいろと分断を図ってくるだろうが惑わされずに頑張ってほしい。


忘れないで

2015-07-15 23:30:15 | 日記
国民の半数以上が反対している「安保法案」だが、ついに衆院平和安全法制特別委員会で自公のみで強行採決された。
審議時間だけでもって充分審議は尽くしたと強弁する政府与党。
野党議員の質問にははぐらかして自分の言いたいことばかりを延々と喋り続ける首相。
国民を何とか煙にまいてよくわからないうちに数の力で押し通す政府自民党。
例え法案に賛成の人であっても国会審議を聞いていてストンと納得できた人はいないだろう。

そんな中で「安保も自衛隊も当時は国民の理解は得られなかったが結果的にみんな理解された」と国民が反対しようとも確固たる信念で突き進む安倍首相。
なぜこんなにも戦争の出来る普通の国になりたがるのだろうか?

もはや「つける薬はない」状態だ。

自民党に投票した人達が議席を与え過ぎた事を痛切に反省する日はそんなに遠い将来の事ではないのだろう。

特定秘密保護法、武器輸出三原則の撤廃、原発再稼働、沖縄・辺野古への強引な仕打ち・・・等々、安倍政権になってからの民意を一顧だにしない政策運営を決して忘れずに、次の選挙では自民党・公明党に立ち直れないほどの痛みを与えたいものだ。

ただ今回、若者から年輩者まで何万人もの広範な人が声を上げて立ち上がったのは安保闘争以来はじめて。
これだけが唯一の希望である。

聖職?

2015-07-10 00:03:50 | 日記
小中学生のいじめによる自殺が後を絶たない。
あたら十数年の生を自ら閉じる子供の気持ちを考えるといたたまれないものがある。
そこにいたるまで心の中で繰り返し繰り返し逡巡したあげく、自らの生を閉じる決意をしたのだろう。
しかしその間に親か先生(いじめの場合は大人には話したくない事が多いので、本当は友達が一番いいのだが)が適切に対応していれば防げた事例が多いのではないだろうか?
先日の岩手の中学2年生の男子生徒の場合は、担任の先生が適切に対応していれば防げた可能性が高い。

「づっと暴力、づっとずっとずっと悪口、やめてといってもやめないし、もう学校やすみたい、そろそろ休みたい氏(死)にたいあーもー」
「ボクはついにげんかいになりました。もう耐えられません」
「実はボクさんざんいままで苦しんでたんスよ?なぐられたりけられたり首しめられたりこちょがされたり悪口言われたり」
「ボクがいつ消えるかわかりません。ですが、先生からたくさん希望をもらいました。感謝しています。もうすこしがんばってみます。ただ、もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどねWまあいいか・・・」
担任の先生に提出する「生活記録ノート」にこの生徒が書いていた言葉です。
きっと最後に頼れると信じた先生にあてた痛切なSOSだったのでしょう。

これに対する先生の返信は
「明日からの研修 たのしみましょうね」

詳しいいきさつはわからないが、同じ年の孫を持つ身からみれば、何とおざなりな・・・と言うのが正直な感想。

最近の先生方は授業やクラブ活動の指導の他、報告物に追われて余裕がないという話を聞きます。
だから担任の先生だけの問題ではないとも思うが、それにしても自分のクラスや生徒に対する感受性をもっと研ぎ澄まして頂きたいものです。

子供にとって、どんな先生に出会うかという事が一生を大きく左右します。
いつまでも忘れられない良い先生に出会った子供は本当に幸せです。

先生方には、上を見るよりも(報告物なんか放っておいても)子供達をしっかり見て下さいとお願いしたい。

ついに我が畑にもカラスが

2015-07-02 22:59:11 | 家庭菜園
せっかく収穫時期になったトウモロコシがカラス(所によっては頭に毛が生えたカラス?もいるようですが)に食べられたというのを同僚や友人からよく聞いていました。
幸いにも我が畑では10年ほどは全くカラスの被害はなかった(細い防鳥網をかけていたせいか?)ので安心していたのですが、ついにやられました。

今年は無精をして太めの防鳥網を上部に軽くかけておいただけだったのがいけなかったようです。
2本が倒されて

その内の一本は見事にカラスに食べられてしまった。
鳥は一度味をしめると必ず毎年狙ってくるので、来年からはしっかりと防鳥網をかけなければ・・・。
鳥対策に無精と油断は禁物です。

アワノメイガの被害防止のために受粉後の雄穂を切り落としておいたのですが、2割ほどはアワノメイガの幼虫が入り込んでいました。
無農薬で週一の畑作業ではこのあたりが限界なんでしょうかね。


先週赤くなりかけていたトマト
収穫を楽しみにしていたのですが、熟した2個とも先が割れてしまっている。

こんな風にハウス様にしているので雨がかからずに水分不足になっているだろうと、たまに畑へ行った時にたっぷりと水をやり過ぎたのが原因でしょうか?
今年初めて(いつもは桃太郎ばかり)雨除けをしなくても育つというサターンという品種を植えてみたのですが、水やりか肥料か品種のせいかはよくわかりません。
来週も同じような状況なら真剣に対策を考えないと・・・。


今日は半夏生、夏至から11日目で、農家では遅くてもこの日までに田植えを終える目安の日だそうです。
関西では「作物の根がタコの足のように四方八方に良く伸びるように」との願いを込めてタコを食べる習慣がありますが、讃岐ではウドン、福井では焼きサバ、長野では芋汁と地方によっていろいろと風習が異なるようです。