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還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

むのたけじさんが亡くなった

2016-08-23 22:52:17 | 日記
昭和39年に故郷を遠く離れて入学した高校は旧海軍航空隊の跡地に建てられていた。
技術系の教室や学生寮も航空隊の建物をそのまま使用しており、寮歌や応援歌も軍歌の替え歌であったり、戦後20年が経過していても戦争中の雰囲気が色濃く残っていた。

そんな多感な頃に読み今でも記憶に残っているのが、特攻隊員の記録をまとめた「聞け、わだつみの声」だった。
純粋で優秀なこの人達がもし生きていればどんな日本になっていたのだろうかと痛切に思ったものだった。

そしてもう一つ強烈な印象が残っているのが、このたび亡くなられたむのたけじさんの「詞集たいまつ」です。
18才で初めて社会に出、いろいろと迷ったり悩んだりしている時にたまたま本屋で手に取った本です。

一人の人間が人生をかけた「言葉」は立場の異なる人にも感動を与えるものです。
人によって評価は分かれるのでしょうが、赤軍派の重信房子の短歌にも人の心を打つものがあります。
「詞集たいまつ」もむのさんの人生をかけた短い言葉が非常な重みを持って、鋭い剣のように胸に突き刺さってきたように思います。

戦争中に戦争記事を書いていた当時も「権力からの直接の介入はなかったが、マスコミ側で自主規制する雰囲気」があったと述べておられます。
「たいまつ」の中にも
「かんじんの部分を伝えない新聞記事は、伝えた部分がホントでも、ウソの記事である」
「「みざる、いわざる、きかざる」の風潮を助長する伝達媒体に対抗する有効な手段は、それを見ず、読まず、聞かず、黙して殺すことである」等々
と、これは昭和42年に発刊された本なのに現在のマスコミの状況を述べているのかと思うような言葉が延々と続く。

むのさんの訃報を聞いて、古い本箱の中から取り出してきたので、これから再読して自分や世の中を見つめなおしてみることも有益だろう。

黒ニンニク作り

2016-08-15 20:35:03 | 日記
立秋もお盆も過ぎた頃になって、ようやく(8月に入って)初めての更新です。
高齢者のブログはしばらく更新がないと「アレッ死んじゃったのかな?」なんて思われかねません。
現に毎日楽しみに拝見していた同世代のブログの更新が途絶えて久しい方も何人かおられます。
お目にかかったことはなくても、なんとなく喪失感に近い寂しさを覚えるものです。

この暑さ厳しい中、幸い熱中症にもならずに私はまだ生きているみたいです・・・?
いつもは月3~4日間ぐらいしかないシルバー人材センタの仕事が8月に入ってからは結構忙しく、他に畑仕事や下手な写真撮影・・・と忙しい毎日です。

今日は久し振りに何も予定のない日だったので、先月に収穫し乾燥させておいたジャンボニンニクで黒ニンニク作りに挑戦してみました。
古い炊飯器に収穫した全てのニンニクを新聞紙でくるんで入れ、約2週間保温状態にしておきます。
出来上がると匂いのしない微妙な食感の美味しい黒ニンニクになります。
ただし、その分熟成中は強烈な匂いがするので、空き部屋で炊飯器を衣装ケースに密封して2週間ほど辛抱がいります。
本当は外でやればいいのですが、近所迷惑になりかねないので室内で行ったほうがいいようです。


PL学園野球部休部

2016-07-16 09:54:16 | 日記

憧れの甲子園を目指して各地で県予選が始まっています。
最近では銚子商業、高松商業、池田高校、箕島高校・・・等々、かつての名門校の名前を聞くことも少なくなりました。
そんな中、名門中の名門、「逆転のPL」で一世を風靡したPL学園が大阪大会初戦で破れ、休部が決まった。
来年からは高校野球でPL学園の名前を聞くこともなくなると思うと(母校でもないけど)非常に寂しい気がします。

現役時代に仕事で何回かPL学園にお邪魔したことがありましたが、生徒から見れば「一業者」に過ぎない私たちにも生徒全員が気持ちよく挨拶してくれるのです。
私らの世代では野球の強い学校はなんとなく「ガラの悪い学校」というイメージがありましたが、そんな誤解を見事に払拭してくれました。
生徒指導の行き届いたいい学校だなと感心したものです。

野球部内の暴力事件といったものは大なり小なりどこの学校でもあり、普通は一年間の謹慎とか大会への出場辞退でお茶を濁すことが多い。
部員の募集停止といった強硬な措置は、生徒指導に厳しいPL学園だからのものだったのでしょうか。
今年は唯一の部員である三年生だけで試合に臨み、長い伝統ある歴史にいったん終止符を打ったことになります。

ぜひ近い将来に、立派な指導者を得て高校野球界に復帰して欲しいと願っています。




参院選終わる

2016-07-11 22:15:09 | 日記
私の思いとは逆の結果に終わってしまった参院選挙。
野党統一の効果がもっと出るだろうと期待していたが、改憲勢力が3分の2以上を占める残念な結果になってしまった。
やはり民主党が政権を担った時の負の遺産が大きすぎたのか。
特に消費税増税等、選挙前の公約と真逆の政権運営を行った管氏や野田氏の罪は大きい。
彼らが除名にもならずにまだ民進党に所属しているのがなぜか不思議でならない。

国民を裏切った記憶がみんなから消えない限り、残念ながら当分自民党優位の政治状況は変わらないのだろう。

自分の周りでは憲法改悪に危機感を抱き民進党や共産党に期待する人が多かったのに、この結果である。
そんなことは絶対にないだろうとは思うのだが、一部ネット上を賑わしているムサシの不正選挙説を信じたくもなるような状況だ。

そんな中、絶望感の中の唯一の希望の灯りとも言えるのは、鹿児島県で原発に懐疑的な新知事が誕生したことだ。
新潟県と同じように政財界の圧力に負けることなく住民の安全を最優先にした県政を期待したい。



安倍首相の詭弁に騙されるな

2016-06-22 18:41:21 | 日記
いよいよ参議院議員選挙が始まった。
前の衆院選では国民受けの良い消費増税延期を唱え、選挙で勝ったら全てについて国民の信を得たとばかり、特定秘密法や解釈改憲、安保法制(戦争法)を強引に成立させた安倍首相。
今回も全く同じ論法で、アベノミクス推進と消費増税の再延期を声だかに叫んでいる。
本音の憲法改正は公約の片隅にわずかに触れただけで、自らの不利になる争点は表面に出さずに野党共闘を口を極めて攻撃する。
今回も選挙で勝てば前と同じ論法で強引な政権運営を行うのは目に見えている。

国会で追及された待機児童問題の時でもそうだったが(*)、データの背景をよく理解せずに数字だけを自分の都合の良いように解釈してウソをつくのは安倍首相の十八番だが、
今回も民主党政権時代に比べると大学生の就職率は史上最高、高校生の就職率も高くなったと宣伝している。
確かに就職率の数字は良くなっているが、それは我ら団塊世代がほとんど一線を去ったその穴埋めの結果だろうに・・・。

声高に宣伝されると深く考えずにそうかなと思ってしまう有権者も悪いのだろうが、ちゃんとその辺を理解して反論する野党議員がいないのも問題だ。


(*)「今年、待機児童は前年より増えてしまった。安倍政権発足以来、女性の就業者が90万人以上増えたから、無理もないことであります」「その意味で嬉しい悲鳴ではあるのですが、待機児童ゼロは必ず成し遂げなければなりません」とシャアシャアと述べたが、民主党の山尾志桜里議員から
「子育て期の働く女性の数の推移は、この6年間ほぼ横ばいで、女性就労者94万人増加の要因は65歳以上(54万人増)だ」と指摘されて尻尾をまいてしまった。
その実態は65歳を超えても働かざるを得ない高齢者の貧困化、待機児童問題の放置、さらに働き盛りの世代が就業することの厳しさを物語っているだけだった。



認知症予防講座

2016-06-21 23:46:46 | 日記
義母がアルツハイマーを患って7年以上が経過した。
薬を処方されてからは緩やかにはなったが進行は確実に進み、すでに夫や娘もわからないような状態に。
先月に義父が亡くなり、せめて最後のお別れにと3年前からお世話になっている施設から連れ帰ってきたが、
しかし「あれ誰? よう寝とってやな・・・」
当初はもし義父が先に亡くなったら、その時から劇的に症状が進むことを心配していたが、それも無用の心配だったようだ(というか症状の方が先に進んでしまった)。

世間でよく言われるような徘徊や、自分の便を壁に塗りたくったり、暴言を吐いたりするような呆け方ではなく、穏やかな可愛い呆け方なのが救いである。
これはひとえに義母のこれまでの生き様がそうさせているのだと思っていたが、真実はどうやら違うようだ。
アルツハイマーは脳細胞が部分的に壊れていく病気であるが、壊れる部所によって呆け方が違ってくるそうです。
仏のように穏やかだった人でも壊れる箇所によっては凶暴な呆け方になる場合もあるとのこと。
認知症は年齢が大きな発生要素であり、長寿になればほぼ全員がなる病気だそうです。
将来自分がどんな認知症になるのかは、まったく運まかせというところが恐ろしい。

今日は自治会主催の「認知症予防講座」が開かれたので、少しでも予防することができれば・・・と夫婦二人で参加してきた。
予防といっても完全な予防法というのはなくて、発症をできるだけ遅らせる(究極は発症よりも先に死ぬこと)のが目的ということ。
その為には
・適度な運動(心拍数が平常時の6割増し位になるウオーキング等)
・身体を動かしながら脳を使う(ウオーキングしながら俳句を作る等デュアルタスク運動)
・青身魚、野菜、果物を多く摂る、またコップ一杯程度の赤ワインも良い
・新しいことに挑戦(新しいレシピで料理をする、苦手なパソコン等に挑戦する等)
・遅れ日記(今日の出来事でなく、昨日一昨日の出来事を思い出しながら書く)等で頭を使う
・対人交流を持つこと
・規則正しい、はりのある生活をして生活習慣病を予防する
ことが大切です。

一方避けるべきことは
・高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満
・高カロリーな食事

ちなみに678人を長期観察し亡くなった後解剖した調査によれば
アルツハイマーの病変が多量にあっても認知症を発症しなかった例が数%あったそうで、このような例では脳血管障害は皆無だったそうです。
これは何を意味しているかと言えば、生活習慣病が発症に大きく関係しているのではないかということです。

呆けることは長寿社会の宿命のようですが、できれば他人に迷惑をかけない可愛いい呆け方をしたいものです。




役割を終えて

2016-06-02 23:02:38 | 日記

いよいよ田植えがピークを迎えようとする時期に、まるで役割を終えたように義父が静かに旅立っていった。
いろんな思いを全て胸にしまい込み、損な役回りにも文句ひとつ言わない人だった。
兄弟みなが70台前半で生を閉じたが、認知症を患った義母を看取らねば・・・と92まで頑張っていた。
しかし自分を見ても誰かわからないような状態まで義母の症状が進み、「せいがなくなった」のか生を閉じた。
つらく悲しい逆縁に会いもしたが、今頃は全ての煩悩から解放されて先に待つ娘のところへ向かっていることだろう。

葬式仏教と揶揄されることもある仏教だが、「あの世」の存在を信じることが残された者の悲しみをいくらかは癒してくれる。

南無阿弥陀仏









危ない物忘れ

2016-04-27 21:28:40 | 日記

10年後には65才以上の5人に一人がなると言われる認知症。
認知症ではないと思うのだが、最近とみに注意力散漫、物忘れが激しい。
何かをしようと思いながら、ふと途中で他の事に気を取られて、先にしようと思っていたことを忘れてしまうなんてのはしょっちゅう。

妻が介護で実家に帰って、家に独りだけだった先日、お茶を沸かすためにガスに火をつけたのをすっかり忘れてウオーキングに出かけてしまった。
途中でケーズ電器に寄り、欲しかったディジカメを値切るが、気弱な交渉では思った値段にはならない。
中古でもいいかとリサイクルショップも覗いてみる。
決断がつかないまま強い陽射しの中、ウオーキングを再開。

「それにしても今日は暑いな、歩き終わったら何を飲もうか、コーラかお茶か」と思った途端、ガスでお茶を沸かしていたことを思い出した。
(ここで思い出さなかったら本当の認知症)
やばいガスを点けたまま40分以上経っている。
悪い事ばかりが頭に浮かぶ中、ウオーキングを途中で切り上げて急いで自宅へ。
麦茶の匂いが部屋中に充満しているが、幸いヤカンに四分の一ぐらいの水が残っていて助かった。

これまでは笑い話ですむような物忘ればかりだったが、今回ばかりは一歩間違えば悲劇につながるところだった。

あまり認めたくはないが、年をとったらマルチタスクは厳禁。
気を散らさずに一つ一つシングルタスクで片付けて行こう。

いづれどちらか一人の生活になると夫婦の相互チェックもなくなる。
玄関の鍵近くに注意ステッカーを貼り付けておくことにした。



節約生活だけど・・・

2016-04-23 20:37:30 | 日記

今月から電力会社を関西電力から大阪ガスに変更しました。
節電に努めている我が家では電力料金が年間千円程度高くなるようだが、原発をなくすための必要なコストと考えました。
ガムシャラに再稼動に突き進む関電や、まるで福島の事故以前に戻りつつあるような一部のマスコミや原子力規制庁に対するささやかな抵抗です。

今回の熊本大地震においても、原子力規制庁は川内原発も伊方原発も停める必要はないと言っている。
おまけにNHKの籾井会長が「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と指示したそうです。
まさに大本営発表そのもの。
「国民には真実を知らしめず政府の公式発表のみを報道せよ」という事か。
先日、国際NGO「国境なき記者団」が発表した報道自由度ランキングで日本は過去最低の72位だったが、今回のNHK会長の発言後だったら中国並みの順位になったことだろう。

マスコミの論調に影響されやすい我々も、これからはマスコミの報道する事実以外の真実を追求する努力を怠らないようにしないと危険です。

「表現の自由」に関する国連特別報告者のデービッド・ケイ氏は「日本の報道の独立性が重大な脅威に直面している」と指摘、
またアメリカのワシントンポスト紙も「政府のメディアへの圧力」に懸念を表明しているし、イギリスのエコノミスト誌も「報道番組から政権批判が消される」と批判している。
我々は国内のマスコミだけを信用せずに、外国のマスコミやインターネット(玉石混淆で公平な真実を知るには難しい面もあるが)等からも真実を探す努力が必要だ。

現在のマスコミは権力の監視機関としての役割を果たしていた(佐藤栄作首相が退任会見で新聞記者を追い出した頃のような)マスコミではないのです。


なんでこんな大本営放送局に受信料を払わなければいけないんだろう?
技術的にはディジタル化されて受信契約者以外にはスクランブルをかけて見ることが出来ないように出来るのだから、放送法を改正して「TVを購入しただけでNHKと契約したことになる」という条項は改めてほしいものだ。




自民党兵庫選挙区


シルバー人材センタ

2016-04-11 21:47:26 | 日記
今年の年賀状にも書いたとおり「一億総なんとか」というどこかの馬鹿なエライサンに感化されたわけでもないのだが、先月に地元のシルバー人材センタに登録した。

退職後は子供時代に帰ったような自由気ままな生活で大満足でした。
しかしながらそれも2年を過ぎると「これからずっとこんな楽な生活をしていていいんだろうか?」とサラリーマン時代の哀しい習性が・・・。
それに何らかの生産活動に携わっていないと、世の中のお荷物と思われんじゃないかとの危惧もある。
かと言って現役時代のように、時間に縛られ責任もある仕事は今更する気にはならない。

そういう働き方をするにはシルバー人材センタは最適です。
数は少ないがそれぞれ現役時代の経験を活かすことのできる業務もある。
また現役時代はデスクワーク中心の管理業務ばかりだった人が、身体を使う仕事が楽しいと草刈仕事に励んだりされている。
想像していたより多種多様な仕事があるようです。
ちなみに昨年度は会員数1000名強で4億7千万円の仕事をこなしたそうです。

何と言っても自分の空いた時間に好きな仕事を選べるのが有難い。
もっともその分、収入は期待できません。
先月仕事をしたのは3日間だけで、それぞれ2時間、3時間、2.5時間と短時間の仕事ばかりで1万ちょっと。
でもほとんどの会員は自分と同じような考えで、収入目当てではなく、やりがいと仕事やサークル活動を通じての仲間作りを目的としています。

それにシルバーでは、嬉しいことに私らの年代はまだまだ若手です。






公明党支持者の皆さん、平和を愛するなら、せめて自民党候補を応援するのは止めて下さい。



今年の阪神は

2016-04-10 21:51:26 | 日記

開幕から引き分けを挟み勝ち越してきた各カードだが、5カード目にして広島相手に1勝2敗と初の負け越しとなった。
今日は8対4と大きくリードを許して9回裏を迎えた。
普通最終回で4点も差がついていたらどのチームの選手も諦め気味で淡白な攻撃で終わってしまうことが多い。

ところが今年の阪神はちょっと違った。

9回裏のトップバッターは初のスタメン3番に起用された江越、
3塁ゴロで「あーあっ」と思ったが必死のヘッドスライディングでセーフとなった。
この若手の執念を目の前にしてチーム全員の心に火がついたように、4番福留以下、ヒット・死球・ヒット・ヒットと続きあと1点差にせまり、なお2アウト1,3塁。
バッターは大活躍中のルーキー高山、ヒョットしたら今日も劇的な逆転かと期待を持たせてくれた。
残念ながら三振に倒れゲームセットとなったが、こんな試合なら負けてもファンは満足だ。

高山・横田・江越らの若手が台頭してきてチームの雰囲気がガラッと変わった。
どの社会でも世代交代というのは中々難しいものだが、今年の阪神は順調のようだ。
大リーグ帰りや外人に頼っていたチームの中から生え抜きの選手が出てきたのが大きい。

「花形選手、必ずしも名監督ならず」かと失礼ながらちょっとした不安もあった金本監督だが、チームの雰囲気をガラッと変えた手腕はさすがだ。
私的には守備力と走力のある大和選手にも頑張ってもらいたいのだが、中々出番は回ってきそうにない。
それだけ選手層が厚くなったということか。

どんなスポーツでもメンタル面が大きく作用するものだ。
今日は選手もファンも久し振りに熱くなった江越選手のヘッドスライディングに乾杯!
下戸な私だが、今日は負けても美味しい酒を飲めそう。





自民党兵庫選挙区

プロ野球開幕

2016-03-25 22:29:49 | 日記

金銭がらみでいろいろと物議を醸したプロ野球だが、いよいよ本日セパ揃って開幕を迎えた。
残念ながら我がタイガースの開幕戦は
昨年16勝9敗とカモにした中日相手だったが、ここ一番の一発不足は例年通りで初戦を飾れなかった。
「花形選手必ずしも名監督ならず」という例を過去にもいろいろと見てきたので、正直、金本監督にもあまり期待してなかったが、チームの雰囲気が変わりつつあるようだ。
それは負け試合の中でも、貪欲に次の塁を目指す走塁に顕著に現れていた。
西岡の相手の隙をついたホームインや、投手のメッセンジャーまで果敢な盗塁を行う姿は今まであまり見られなかったことだ。
失敗しても監督の見せる嬉しそうな笑顔が、選手の積極性をより引き出しているように見えた。
今年こそはひょっとしたら・・・と思わせる開幕戦でもあった。

ただ鶴よ、あそこは2塁へ投げるべきだろう!
あんな弱気では他の選手についていけないぞ。
頼むよ、もっと強気で思い切って行け!

これから半年あまり、またストレスと歓喜の繰り返しの日々が始まる。





公明党支持者の皆さん、平和を愛するなら、せめて自民党候補を応援するのは止めて下さい。



高くても原発を使わない電気を

2016-03-22 22:37:58 | 日記
いよいよ来月から我々一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになる。
新電力会社の料金は使用量が多いほど関電に比べて割安になるように設定されている。

老夫婦二人だけの上に普段から節電を心がけていることもあって、我が家の月平均の電力使用量は200kWh前後。
ちなみに大阪ガスのHPで試算してみると、ガスと電気のセット契約で年間2千円強、2年縛りを追加した契約でも約900円ほど割高になるようだ。

新電電の登場で飛躍的に安くなった電話料金と比べると、電力の自由化と言ってもなんとも物足りなさを感じる試算結果です。
貧しい年金生活者にとって例え小額でも今よりも高くなるというのは抵抗があるもので、契約変更の申し込み書を書いたけど投函するのを躊躇せざるを得ない。
と思っていたが・・・

関電・八木社長の再稼動差し止め決定に関し「上級審で勝訴した場合は損害賠償請求も辞さない」との原告に脅しをかけるような発言を聞き、いくら安くともこんな会社の電気を使うのは許されない。

またそれに輪をかけるような恐ろしい発言が関経連の副会長・角和夫阪急電鉄会長から飛び出した。
 なぜ一地裁の裁判官によって、国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか
「憤りを超えて怒りを覚える」として「こういうことができないように、速やかな法改正を望む」

こんな三権分立の意義さえわからない程度の低い人物が関西の経済界に君臨しているなんて信じられない思いだ。
こんな人間には家族ともども福島に移住して原発事故の実態を体験した上で発言して頂きたいものだ。
 
まるで5年前の原発事故など他所事のように発言するのを聞くと、怒りとともに、原発由来の電気を使うことは人の生き方として金に変えられるものではないという思いを強くした。

関電と阪急(電鉄、デパート、阪急オアシス)はボイコットします。
力のない小市民のできるささやかな抵抗です。
同じような行動をとる原発に反対する方々が増えることを期待して・・・。



自民党兵庫選挙区



つぶやき

2016-03-17 17:50:46 | 日記
最近はなんとなく気忙しくじっくりとブログを書けていないが、最近の出来事などについてツイッター風に記しておきたい。

=プロ野球における選手間の金銭授受問題=
巨人選手の野球賭博問題から派生した問題だが、大手マスコミが一面トップに掲げるようになって、大それた悪事のような雰囲気になっている。
本当にこんなに騒ぐような問題なんだろうか?
必勝を期さなければならない大事な試合の気合を入れるためや、練習時のエラーに対する罰金徴収が、そんなに悪いことなの?
似たようなことは一般社会においても日常茶飯事に行われてるんじゃないの?
マスコミはもっと他に力を入れるべき問題があるだろう。


=関電、高浜原発運転差し止め仮処分に異議申し立て=
付近住民の危惧を無視し、自らの利益のために仮処分停止の異議を申し立てた関電だが、異議審も仮処分決定と同じ山本裁判長が務めることになった。
これで決定が覆される恐れは少なくなった。関電はあてが外れた格好だが、本当に良かった。
最終的に関電は高裁に抗告するだろうが、上級審においても権力からの司法の独立が保たれるように期待したい。
上級裁判所にいくに従って権力側の意向に沿うような判決が多いのが、残念ながら日本の司法の現実です。

最近は5年前の事故を忘れたかのように着々と原子力村が復活しているようです。
電事連が盛んに原子力を含めたエネルギーのベストミックスについてのCMを流している。
原子力規制委員会もどちらの方向を向いているのかわからないようなコメントが多くなっている。
我々は事故当時の「東日本壊滅か」といった状況を決して忘れてはいけない。



高浜原発運転差し止め決定

2016-03-09 18:09:33 | 日記

東日本大震災から5年を迎える今月。
まるで原発事故がなかったかのように原発再稼動に突き進む現政権と電力会社。

特殊な事情がある場合だけに特例的に認められるはずの運転期間も簡単に60年にされてしまった。
事故の反省から生まれたはずの原子力規制庁も、いつの間にかまた元の原子力村に里帰りした感がある。
福井地裁の高浜原発運転停止の仮処分も上級審で覆されてしまい、諦めに近い無力感を感じている人も多いことでしょう。

特に高浜や大飯原発で事故が起きると我々が住む地域や琵琶湖も汚染され、福島に比べても致命的な被害になることが予想されている。
そんな中で高浜原発3、4号機を再稼動させた関西電力。
国民の命や生活よりも自社の経済的利益を優先させる現社長のふてぶてしいふくよかな顔を見るのも嫌になる。

そんな中で本日、大津地裁で高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分申請が認められました。
今回の司法の判断にわずかばかりの希望を見る思いです。

住民が起こした裁判や労働裁判等は、地方裁判所で勝訴しても上級審へいくたびに覆されることの多い現実があるので、安心はできませんが取り敢えず一安心です。
上級裁判所にも良心的な裁判官がいることを期待して今後の推移を見守りたい。

私に出来るささやかな抵抗は、関西電力との契約を新電力会社へ変更することで関電に抵抗することです。
同様の考えや行動をされる方がたくさん居られることを期待しています。
小さなことでも原発廃止へ向けての行動につながれば・・・。