還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

キャンピング旅行出発

2011-04-28 21:27:25 | 日記
例年は人出を避けて連休前に出発し連休中に帰ってくるように計画を立てるのですが、今年は義父母の病院への送迎があって明日出発になりました。
もろにゴールデンウィークにぶつかってしまうので混雑が心配です。

春先には三浦半島から伊豆半島の岬巡りを予定し楽しみにしてしていたのですが、このたびの震災で東海地震への連動が心配なため急遽岬巡りを諦めました。

信州から木曽路方面へ予定変更です。
木曽の奈良井宿・妻籠宿・馬籠宿、松本城、善光寺、松代を巡り野辺山の妻の叔母夫婦の農場を訪ねるつもりです。

独身時代山登りのために通過しただけの町を今回はゆっくりと巡ってきます。

高地になるので夜は大分寒そうです。
寝袋に毛布と布団それに簡易湯タンポも持っていきます。

去年の9月には暑さに参ったけれど今回の車中泊は寒さに耐えられるだろうか? ちょっと心配です。



トマト栽培の実験

2011-04-24 19:12:18 | 家庭菜園
昨日の雨がちょうどよいお湿りになり、心配していたニンジンもようやく発芽しだした。
週一農業にとってニンジンは上手く発芽すれば半分成功と言えるくらい発芽が難しいものだがとりあえずひと安心です。

先週耕して苦土石灰と落葉堆肥をすき込んであったので、今日はトマトとキュウリ、獅子唐の苗を植え付けました。

植え付ける所をスコップで深く掘り下げて落葉堆肥、米糠、鶏糞、骨粉を施した上に土を戻す。
そして移植ゴテで植え穴を掘り元肥(鶏糞、米糠)を入れまた土を少し戻した所へ苗を植え付けます。

但しキュウリはアンモニアに弱い(昨年は収穫途中で鶏糞をそのまま追肥したので枯れてしまった)ので、植え穴への元肥はやりませんでした。
有機肥料の場合は土中の微生物で分解される時にアンモニアを発生するということを失敗後に学びました。
1年にひとつ位は賢くならなくちゃあネ。


トマトは昨年も実験してみたが途中の管理が悪く、違いがはっきりわからなかったので再度実験してみることにした。

購入した苗を下のように最上部の葉2~3枚を残して他の葉は全て取り除きます

その苗を横にしてポットの部分が隠れるように土をかぶせます

茎の部分にも薄く土をかけます(厚すぎると発根しにくい)

上部の葉が土に触れないように石等で枕をします(必須)

一本だけこのような植え方をし、残りは普通に植付ました。
何となく根がたくさん生えて丈夫に育ちそうな気がします。

そして雨と風対策にやっつけ仕事でこんな格好にしました。

右側はキュウリです。



イチゴを初収穫しました。
昨年孫苗が猛暑で枯れてしまったので仕方なく子苗を植え付けました。
そのせいで実が小ぶりです。

イチゴは孫苗でないと親株の病気を受けつぎやすい上に大きな実がならないそうです。
今年は苗取りに注意を払って失敗しないようにしなければ・・・・。




二つの死

2011-04-22 23:37:22 | 日記
一世を風靡した元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんの突然の訃報を知った今日、会社の先輩の急逝を知らされた。
2度ほど同じ職場になったことがある先輩である。
嫌な上司には徹底的に反抗することもあったが、後輩には面倒見がよくみんなに慕われていた。

私から見れば上司であり、テクニカルな面では先生でありライバルでもあった。
時には厳しくいじめられたこともあったが、好きなように楽しく仕事をやらせてもらって思い出深い職場であった。

退職後は釣り三昧の生活をすると田舎へ帰って2年あまり。
思いもしない突然の訃報に信じられない思いのみが残る。

自分や身近な人の死については想像もしないで日々を過ごしているが、いずれは誰にでも訪れる。
いつ自分に訪れても悔いのないような生き方をしたいと思う。

と言いつつ本音は自分にはまだ関係ないことと思っているようだ。
(まだまだ物欲がある、EOS5Dが欲しい、ハイブリッドカーも欲しい)

伝統の一戦 初勝利

2011-04-19 22:54:15 | 日記
先発能見と東野の好投で伝統の一戦らしく引き締まった試合だったが、延長10回裏ツーアウト満塁で新井(弟)のサヨナラヒットで阪神が初勝利を手にした。
TV中継が終わってしまってラジオでしか聞けなかったのが残念だが、金本はじめナインの歓喜の姿が目に浮かぶようだ。

これで開幕以来3カード連続で初戦勝利、今後も期待したいが気になるのは打撃陣、昨年とほぼ同じオーダーだがマートン、ブラゼル、金本、城島の不振が心配。
不振が続くようだと真弓監督には思いきった若手の起用もお願いしたいものだ。
幸い浅井、関本、林威助、狩野、上本・・・まだまだ活躍しそうな選手がいっぱいいる。

3・11以来閉塞感ただよう世の中だが、せめて野球に熱中している間は全てを忘れられる気がする。

願わくば日本人全員が心から楽しめる日々が早く訪れることを祈りたい。





いよいよ春本番

2011-04-17 21:49:03 | 家庭菜園
昨日は北風が強くて肌寒い一日だったが、来週に夏野菜の植付をするため苦土石灰と落葉堆肥をすき込んで耕して来た。
昨年は無石灰で栽培してみたがエンドウ等は石灰を施さないと育ちがよくなかったので、今年は1週間前に石灰をやることにした。
ある本では石灰はやらないほうがいいとあったが、作物によって一概には言えないようだ。

トマト(桃太郎)とシシトウ(万願寺)、キュウリの苗を購入したので、来週に植え付けます。

自宅でトウモロコシ(ハニーバンタム)を種蒔き培土のポットに種蒔きし、発芽を促すためにビニール袋をかぶせた。



無石灰のため生長の芳しくなかったエンドウだがようやくヒゲが伸び出したので竹枝で杖をする。



畑の畔にはスミレ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、タンポポ、カラスノエンドウ等の花が咲き誇っている。
このあたりまでが花を楽しむ余裕がある時期、これを過ぎると旺盛な雑草の勢いに悩まされることになる。


最近あまり見かけなくなった日本タンポポ


花弁(本当は一つ一つが花)が豊富な西洋タンポポ




プロ野球開幕

2011-04-12 21:13:55 | 日記
いろいろと物議をかもした紆余曲折があったが、本日セ・パ両リーグ共にペナントレースが始まった。
これからまた半年余りテレビから目を離せない時が続く。

阪神7ー4広島
わが阪神は昨年とほぼ同じオーダー・リリーフ・代打の活躍で気分のいい初勝利。
先発=能見、抑え=藤川、代打=桧山 いいねえ、今年も頼むよ!

両チームとも被災地の方々への思いを肩につけた黒いリボンに託してのプレーだった。

今年は花見にしても野球を観戦するにしても例年と違って複雑な思いを抱えながらのものになってしまう。
でも楽天も開幕戦勝利したようだし、先の見えない不安の中にある被災者の方にも過酷な日々を忘れる一瞬を・・・と思う。



夏野菜の準備完了

2011-04-09 19:37:21 | 家庭菜園
4月に入って少し寒い日が続いていたが、ようやく当地でも桜が7分咲きくらいになってきた。
畑へ行く途中の武庫川沿いの桜並木もにぎやかになってきて、今日はウオーキングイベントが実施されているようだった。

桜と言えば、今まで見た桜で一番印象に残っているのは、第一志望の高校の入学式で見た桜だ。
山奥で育った田舎の中学生には、校門を入った両側に見事に咲いている桜の花とその向こうに見える真っ青な海の色とのコントラストがやけに印象に残った。
初めて故郷を遠く離れて始まる寮生活へのちょっとした不安と、これからの希望とが交錯していた遠い昔のこと。

わが家庭菜園でもようやくスモモが開花し出した。

今年は昨年より10日ほど遅いようだ。

今日は妻も手伝ってくれて夏野菜の植付準備(除草と耕運)が完了した。
今年はとうもろこし、トマト、スイカ、ししとう、キュウリ、ゴーヤ、落花生を主に作る予定です。
来週に落葉堆肥と元肥を入れて、再来週には植付したいと思ってます。


2月19日に播種したホウレン草。


ビニールトンネル内のイチゴに小さな実が付きだした。
今年は鳥害にあわないように早目に防鳥網をかけておかねば・・・。


暖かくなるとこれからはまた雑草との闘いが始まる。





被爆量を推定(修正)

2011-04-05 20:23:37 | 日記
昨日の計算結果は現在の測定値(平常時の自然界放射能+原発事故による放射能)をそのまま使用しましたが、
被曝線量の限度を計算するためには昨日の計算結果から平常時の測定値を差し引きする必要があります。

水戸の値を使用した場合
(0.18-0.046)μSV × 24h × 365d =1174μSV/y =1.174mSV/y
1.174mSV/y × 4 = 4.696mSV/y

市原の値を使用した場合
(0.065-0.033)μSV × 24h × 365d =280μSV/y =0.28mSV/y
0.28mSV/y × 4 = 1.12mSV/y


従って降雨後の外出を控える、水や食物に注意する、不要な外出は控える等注意して生活すれば心配する必要のない値と思われます。

但し幼児や妊婦は一般成人の1/3~1/5を目安にする必要があるので、0.2~0.3mSV/yが限度と考えたほうが無難です。



被曝量を推定

2011-04-04 23:14:04 | 日記
福島原発からの放射能が今週にはわずかながらも西日本全域に飛んでくるようです。
(ドイツ気象庁、ノルウェイ気象研究所の予測による)


マスコミで解説される大学の先生は安全だという、一方でいたずらに不安を煽るような意見もある。
放射能に対する漠然とした恐怖心が先に立つが、「敵を知り己を知らば百戦危うからず」。
少しでも正しい(と思われる)知識を得ようと「中部大学の武田邦彦教授のHP(http://takedanet.com/)」にたどり着いた。
地震発生翌日から「原発緊急情報」として純粋に科学者の立場から良心的に書かれている。

間違って理解しているかも知れませんが、その中で得た知識から自分なりに考えてみたいと思います。

自然界で一年間に浴びる放射線量=2.4mSV/y (=0.274μSV/h × 24h × 365D)
胸のX線検査(年2回とすると) =0.1mSV/y
一般人の線量限度       =1.0mSV/y (=0.114μSV/h × 24h × 365D) 

一年間に受けても健康に影響がないと考えられる放射線量は約3.5mSVである。
(100mSV/yの放射線量を浴びるとガンの発生率が0.5%アップすると言われている)

一般人の線量限度とは世界で学者が検討・議論して決められた国際勧告に基づいて日本の法律で定められた規制値である。
武田先生個人は1mSVというのは厳しすぎる数値だと思うが、これまで長い間議論を重ねて決めてきた放射線の安全基準とか法律を、事故が起こったから議論なしに変えるというのはおかしいとおっしゃっている。

放射線による障害は、放射線で細胞が劣化(破壊)するが、成人で免疫力が強く、栄養のバランスがとれて、休養が十分であれば復元(回復)する。
(ガンの放射線治療はガン細胞を壊す目的であるが周りの正常な細胞も破壊してしまうことがある)
但し小さな子供や病気がちの人は用心したほうがよい。
その他に小さな子供が被曝した場合はヨウ素が喉にとどまって甲状腺ガンを引き起こす確率が高い。
また幼児や妊婦には遺伝的な影響が出る場合がある。
白血病の発生率が高くなるといったようなことである。


そこで気になる被曝量の推定ですが、文部科学省が毎日全国の測定点での測定結果を公表している。
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

最寄りの観測点の値を利用して福島原発がこのままの状態が続くと考えて一年分の被曝量を計算します。

なお使用する観測点はノルウェイやドイツの予測図を参考にして決めます。
例えば千葉県の銚子や房総半島の東側では市原よりも水戸の値を利用したほうがより安全だと思います。

水戸の値を使用した場合
0.18μSV × 24h × 365d =1577μSV/y =1.577mSV/y

市原の値を使用した場合
0.065μSV × 24h × 365d =569μSV/y =0.566mSV/y

となりますが、これは空中の放射性物質からのみの被曝量で、武田先生はこれに内部被曝分、水からの分と野菜等食物からの被曝量を考慮して4倍して考えたほうがよいとおっしゃっています。
従って何も防御せずに日常生活を送った場合の一年間の被曝量は

水戸の値を使用した場合
1.577mSV/y × 4 = 6.307mSV

市原の値を使用した場合  
0.566mSV/y × 4 = 2.278mSV

となり規制値を超えてしまいます。
(正確には毎日発表される測定値を累積して足し算をする)

しかし室内は締め切り、外出時はマスクをすること、水道水は飲まない(規制値以下でも空中と同様の放射線量が含まれていると思われる)、食物に注意すること等により4分の1ぐらいには減らせるようです。

政府やマスコミをあまり信用せずに各々自分なりの防衛策を考えたほうがいいと思います。

一日も早く放射能放出が終息することを祈りつつ。

涙と希望

2011-04-01 21:36:58 | 日記
災害支援救急医療チームで被災地へ派遣された女性看護師の記録(http://blog.goo.ne.jp/flower-wing)を読ませてもらった。

どんな映像よりも過酷な現実の姿が伝わってくる。
涙ぐみながら読み進めていくにつれて、上っ面だけの同情しかない自分が恥ずかしくなってくる。
彼女の思いに比べれば、遠く離れたぬくぬくした所からいくら募金をしても、言葉で何を言っても己への弁解めいた自己満足に過ぎないのではないかと思えてくる。

でも沈んでばかりはいられない、彼女が言うように「今まで通り飲んで、食べて、仕事して、お金が出来たら気持ちばかりの募金」も回りまわって支援の形になるのだ。
今回被害にあわなかった我々西日本が生産も消費も頑張らなければ・・・という意気込みで。

いかに政治家や役人が腐っていようと日本が何とかもっているのは、全国いたる所、いろんな持ち場で彼女達のような無名の人々が頑張っているからだろう。

感謝。