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還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

浜坂港矢城ケ鼻灯台(兵庫県)

2018-07-31 13:59:05 | 灯台巡り
はまさかこうやじょうがはな灯台
2018年4月4日(0640-0720)訪問

昭和47年(1972) 12月日 初点灯

初点プレート

照射灯が併設されています

兵庫県新温泉町 浜坂港
(35.38.01N  134.26.03E)
高さ  地上~塔頂:10m  水面~灯火:74m

白色塔形コンクリート造タイル貼り
LED灯器
灯質  群明暗白光 明3秒 暗1秒
光度  ? カンデラ
光達距離 13海里(約24km)

日本海から浜坂漁港へ入る漁船の目印となる灯台です。

前日の夜は桜満開の余部埼灯台の撮影をし、翌朝早くからこの灯台を目指しました。

余部埼灯台

R178から浜坂港方面へ入り、海岸沿いに車を進めると北側の防波堤の付け根あたりで行き止まりになっており
そこに駐車できます。

そのすぐ脇に案内看板と案内標識が立っていました。

灯台まで500mとなっており

こんな整備された登りやすい道を10分弱で灯台に到達できます。

余部埼灯台ほどではありませんが「加藤文太郎記念碑」への途中から振り返ると桜の枝越しに灯台が見えました。


 猪ノ鼻灯台(三重県)

2017-04-23 21:08:25 | 灯台巡り
いのはな灯台
2015年10月24日(0925-1100)訪問

昭和33年(1958) 3月18日 初点灯
平成 4年(1992) 3月   改築

初点プレート
猪が天敵でもあるまいになぜかこんな所に蜂が巣を作っていました。
三重県熊野市磯崎町72-1
(33.52.56N  136.08.00E)
高さ  地上~塔頂:11m  水面~灯火:84m
白色塔形六角形コンクリート造タイル貼り

LED灯器
灯質  群閃白光 毎7秒に2閃光
光度  5600カンデラ
光達距離 12海里(約22km)

三重県の北側から巡ってきた灯台巡りもいよいよ最後の22番目になりました。
道の駅「パーク七里御浜」からR42を北上し、(今日の予定はこの猪ノ鼻灯台だけなので)途中の「鬼ケ城」に寄ってみた。

想像以上の絶景だったので写真撮影をしながら一時間あまりを過ごす。
更に北上し途中からR311に入る。
途中の「磯崎方面」の案内板に従って右折し、磯崎港方面へ進む。
行き止まりの港の駐車場に車を停められます。

港にいた人に灯台への道順を尋ねると、結構危険なところがあるので危ないと感じたら引き返せよとの暖かい忠告を胸に歩き始める。

南防波堤灯台のある防波堤を灯台と逆方向へ、「民宿・早苗」(連れ合いと同名、多分おかみさんはさぞ美人なのでしょう?)の建物が目印です。

この防波堤を乗り越えて

この階段を上がり右側へ進む

この建物の間へ入っていく

この細い道を進みます。

途中ところどころに海岸方向へ下るロープが垂らしてありますが、一本目は釣り人用なので下らずに進みます。
二本目のロープを下り、その後は急な上り坂を上る。

しばらくすると海岸沿いのコンクリート道があり、ここを過ぎると細いがしっかりした山道を上ると灯台方向です。

この辺から鬼ケ城(箱島)方面がよく見える。
駐車場から灯台まで約20分かかりました。

途中ところどころにに赤いテープの目印やロープがありますがこれは釣り人用なので間違わないように。
間違ったと思ったら躊躇せずに元の場所に戻って出直してください。
雨天のあとは滑りやすく危険な場所もありますので注意が必要です。

訪問後2年経ってようやく訪問記をまとめることができました。
昨年は義父の容態が悪く灯台巡りが出来ませんでしたが、ぼちぼち再開しようと考えています。



二木島灯台(三重県)

2016-12-19 22:30:38 | 灯台巡り
にぎしま灯台
2015年10月23日(1345-1540)訪問

昭和28年(1953) 11月4日 初点灯

初点プレート
三重県熊野市甫母町英虞埼
(33.55.54N 136.12.36E)
高さ  地上~塔頂:12m  水面~灯火:45m

白色塔形コンクリート造

LED灯器
灯質  等明暗白光 明3秒暗3秒
光度  3500カンデラ
光達距離 11.5海里(約21km)

リアス式海岸の続く三重県の南部、二木島湾入り口の東側・英虞埼の風光明媚な千畳敷海岸に立つ小型灯台です。
すぐ近くには三重県の名勝天然記念物に指定されている楯ヶ崎があり、R311よりハイキングコースが整備されています。

R311沿いの案内地図のある付近に駐車スペースがあります

その少し手前がハイキングコースの入り口です。この地点が海抜約85mでここから海岸まで下る一方ですので最初は楽チンです。

海抜0メートルまで下りてきました。

この阿古師神社まで約15分でした。
ここから「楯ヶ崎0.9km」の標識の方向にアップダウンを繰り返しながらの灯台まで上りが続きます。
スタートが楽だった分だけ余計に疲れました。

途中ところどころに案内標識があるので迷う心配はありません。

最後の階段を上ると灯台に到着です。(阿古師神社から約20分)

灯台の敷地は狭いのですが、目の前は千畳敷の開放感のある素晴らしい景色です。

すぐ先には楯ヶ崎が望め、雄大な景観に灯台へ到達するまでの苦労が一気に吹き飛びました。

訪問後にネットで知ったのですが、ハイキングコース入り口を過ぎてR311の甫母の町並の少し手前を大きくUターンする小道を入ると下り道をショートカットできる近道があるようです。(阿古師神社の手前のほうに駐車スペースもあるそうです)


神戸メリケンパークオリエンタルホテル灯台

2016-11-02 21:28:10 | 灯台巡り
昨日11月1日は灯台記念日(明治元年のこの日に日本最初の西洋式灯台である観音埼灯台が起工された)。
普段参観できない灯台を特別に一般公開する催しが各地で行われたようですが、ここ神戸ではホテルの中に立つ「神戸メリケンパークオリエンタルホテル灯台」が公開されました。

ホテルの敷地内に立つ灯台(鳥羽市の石鏡灯台)やゴルフ場内に立つ灯台(静岡県の川奈埼灯台)は訪れたことがありますが、ホテルのテラスに立つ灯台は全国でもここだけの珍しい灯台です。

この灯台の前身は1964年(昭和39年)に外国人旧居留地にあった「オリエンタルホテル」屋上に設置されましたが、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災でホテルが全壊し灯台も運用を休止しました。
その年の7月7日に開かれた「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」のオープニングレセプションに合わせて現在の灯台が運用開始しました。

メリケンパークの中突堤の尖端に建っているホテル全景です(後ろは神戸ポートタワー)。
1、2階は大型クルーズ客船の乗り場で3階がホテルのロビーになっている。
灯台は最上階14階の和食レストランのテラスに設置されています。
食事でレストランを訪れた時にホテルの人に頼めば、テラスへ出て灯台を見学することも可能とのことです。

普通に考えれば灯台が立地する場所としては不適当とも思えますが、その訳は案内のホテルの女性スタッフのお話で納得しました。
オリエンタルホテルの当時のオーナーの東洋汽船社長が、ホテルのシンボルとして船に関係したものを設置したいと考え海上保安庁とかけあったようです。
その際、一般からの要望だけで公式灯台を設置することは出来ないとの事で、某内航汽船会社から海上保安庁に設置要望を出してもらってようやく許可されたそうです。
従って現在でも電気代やメンテナンス費用も全てホテル側が負担しているそうです。




平成7年(1995) 7月7日 午後7時7分  初点灯

兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
(34.40.35N  135.11.29E)
高さ  塔高:4.8m  水面~灯火:55.26m

白色塔形鉄造

LB型灯器
灯質  単閃赤緑互光 毎10秒毎に赤1閃光、緑1閃光
光度  赤 64,000カンデラ
    緑 69,000カンデラ
光達距離 20海里(約37km)


灯台より南東方向

灯台より南方向

灯台より南西方向

公開時間は15-17時でしたが公開終了間際には点灯開始しました
  


夜景


コスギ鼻灯台(三重県)

2016-09-02 16:21:43 | 灯台巡り
こすぎはな灯台
2015年10月23日(1220-1300)訪問

昭和34年(1959) 3月  初点灯

珍しい縦書きの初点プレート
3月初点灯とありますが海保の資料では4月2日初点灯と記載されたものもあります。

三重県尾鷲市梶賀町
(33.58.27N  136.13.17E)
高さ  地上~塔頂:9.2m  水面~灯火:30m

白色塔形コンクリート造(タイル貼り)

LED灯器
灯質  単閃白光 毎5秒に1閃光
光度  78カンデラ
光達距離 5海里(約9km)

三木崎から西方へ入り組んだ賀田湾の奥にある賀田港への入り口を示す小型灯台です。

この日は朝から「九木港沓埼灯台」「三木埼灯台」と尾鷲市内の灯台を巡り、昼前にこの灯台の進入口に到着。
途中で食事をとれるような所もなく、仕方ないので車中でカップラーメンで空腹を満たしたのち灯台を目指しました。

三木崎方面からR311を賀田港を巻くようにして走り、曽根トンネルのすぐ手前を(「←梶賀方面」の標識に従って)左折します。
曽根トンネルが開通する前は旧国道だったのかも知れない、灯台へ向かう道としては走りやすい道です。

梶賀第一トンネル入り口のすぐ手前左側に車でも十分通行可能な立派な林道があります。

しかし「公道ではないので万一事故が発生しても当方は一切責任を負いません」という看板と共に鉄柵が設置されています。
鉄柵を乗り越え舗装された平坦な道を歩いて約15分で灯台に到着です。

入り口から1km強の岬の先端、ガードレールの切れ目に灯台へと下る道があります。

少し下ると賀田湾をバックに灯台が見えてきました。
灯台下の岩場には釣り人の姿も・・・。
またこの小半島を一周するウオーキングコースになっているのかウオーキング中の人ともすれ違いました。
無名の小さな灯台へ行く道では滅多に人と出会うことはなく、こうして途中で人に会うと何だか嬉しくなります。
また途中には美味しい湧き水が湧き出ている所がありました。
車まで帰り、積んできた自転車で水の補給に何往復かして、残り少なくなった水の補給をする事が出来て助かりました。

「明日の日本がもっと豊かで幸せであるために・・・」




三木埼灯台(三重県)

2016-08-19 21:11:40 | 灯台巡り
みきさき灯台
2015年10月23日(0920-1115)訪問

昭和3年(1928) 11月28日  初点灯

初点プレート
平成17年(2005)12月 ソーラー電源化

三重県 尾鷲市盛松
(33.58.24N  136.16.12E)
高さ  地上~塔頂:14.0m  水面~灯火:150m
白色塔形コンクリート造

LB型灯器
灯質  単閃白光 毎12秒に1閃光
光度  240,000カンデラ
光達距離 21海里(約39km)

志摩半島の大王埼灯台と紀伊半島の潮岬灯台のほぼ中間にあり、熊野灘を行き交う船の目印となっている立派な大型の灯台です。
このあたりは大台ケ原の山塊がそのまま熊野灘に没する地形で、リアス式海岸を形成し、沖合いは波が高く海の難所と言われています。
昭和3年に初点灯した当時は、光度55,000カンデラで灯器は石油蒸発白熱灯を使用していたそうです(昭和29年に電化)。
昭和43年に無人化されるまでは灯台守が常駐して灯台を守っていました。

尾鷲市街方面からR42を南下し、途中で分岐をR311へ進み九鬼を過ぎてから三木浦トンネルに入ります。
(トンネル入り口手前から林道に入って灯台を目指すコースもありますが)私はトンネルを出たところから左折して林道に入りました。

暫く走るとT字型の分岐の突き当たりに「木名峠狼煙場→」の木の案内板がある。
その方向に1.3kmほど進んだところに突如ソーラー発電所が姿を現しました。

そこから更に500m進むと「吉野熊野国立公園三木崎園地入り口」の看板があります。
灯台へはここから歩くことになります(灯台があるとはとても思えない奥深い山中です)。
看板の反対側の少し先に、こんな山中に場違いな広い空き地がありそこに駐車できます。

入り口からいきなり階段を上ります。
きつい上りを上り切るとあとはよく整備された歩きやすい山道です。
しばらくUpDownを繰り返し、

途中で唯一の案内標識「つばき園地0.3km 三木埼灯台0.6km」を過ぎたあたりから、かなり下ると灯台の上側に出ます。
(参考までに三木崎周辺は紀伊半島でも有名なヤブツバキの群生地だそうです。余裕があればつばき園地へ行ってみるのもいいかも)

入り口から徒歩で約30分かかりました。
LED用のソーラーパネルは小型灯台と違って大きなパネルが数枚設置されていました。

塀の外側には以前の灯台入り口がありますが、現在は閉鎖されており入ることは出来ません。
こちら側から眺めた灯台は明治時代に建設された灯台のようなどっしりとした凛々しい姿です。

なお灯台からの帰り道は迷いやすく、途中で大分とまどいました。
できれば往路で何か目印を残しておくことをお勧めします。。




九木港沓埼灯台(三重県)

2016-07-30 18:22:12 | 灯台巡り
くきこうくつさき灯台
2015年10月23日(0800-0855)訪問

昭和40年(1965) 3月  初点灯

初点プレート
三重県尾鷲市九木崎
(34.00.27N  135.15.39E)
高さ  地上~塔頂:8.6m  水面~灯火:35m

白色塔形コンクリート造

LED灯器
灯質  等明暗白光 明3秒 暗3秒
光度  3500カンデラ
光達距離 11海里(約20km)

三重県の南東部、ちょうど大王崎と潮岬の真ん中あたりに九木漁港がある。九木漁港の入り口になる小さな岬の先端にある小型灯台です。

R42を三重県北部から南下し、尾鷲の中心部を抜け途中からR311へ入り九鬼方面へ進む。
九鬼市街地の手前を左折し(県道574号線)突き当たりの九木漁港まで車で行けます。

漁港の駐車場に駐車して、横にある九木(九鬼)神社の鳥居をくぐって階段を上る。

上りきると神社の入り口に「岬神社・三思ケ丘」の案内表示があります。

案内どおりに岬神社の方へ進みます。

歩きやすい道です。

忠魂碑がある三思ケ丘公園、ここを過ぎるとまもなく岬神社。

灯台は岬神社の鳥居の脇に立っている。
駐車場から徒歩約10分の行程でした。

三思ケ丘公園付近からの海、釣りの筏が浮かんでいました。

町の名前は「九鬼町」、岬や漁港の名前はなぜか「九木」の字を使っています。
単に「鬼」という字を嫌っただけなのかわかりませんが・・・。
三田藩に鳥羽から移封されてきたお殿さんが九鬼氏なので何か縁があるのかと思い、神社の門前を掃除されていた人(神主さん?)にお話を伺いました。
九鬼神社は九鬼氏を祭った神社かと思いましたが、そうではなくて菅原道真を祭る神社で九鬼氏が建立したので九鬼神社と呼ばれているそうです。
たまたまこの方は郷土史に詳しい方でいろんなお話を伺い、帰りには郷土史の小冊子を(わざわざ自宅まで取りに帰ってまで)頂きました。

それによると、平安時代から戦国時代にかけて奈良吉野の金峯山ー大峯山ー玉置山ー熊野へと山岳信仰が広がっていった。
そして山伏が山に籠もり人間以上の目に見えない不思議な力を身につけるため修行に励みました(弁慶もその一人です)。
そうした修行を積んだ山伏の「超能力」を「鬼」と置き換えて表現したらしい。

熊野三山の新宮を中心にして、市木(一鬼)、二木島(二鬼)、三木(三鬼)、八木(八鬼)、九木(九鬼)という地名が残っています。
数字は鬼(修験者)が開いた修験道場の順序だろうといわれているそうです。
ちなみに近くにはこの九鬼港沓埼灯台の他に、二木島灯台、三木埼灯台があります。




島勝灯台(三重県)

2016-06-30 10:55:48 | 灯台巡り
しまかつ灯台
2015年10月22日(1615-1630)訪問

昭和38年(1963) 2月  初点灯

初点プレート
三重県北牟婁郡紀北町 海山区島勝浦 129
(34.06.49N  136.17.35E)
高さ  地上~塔頂:9.3m  水面~灯火:53m
白色塔形コンクリート造タイル貼り

灯器 LED灯器
灯質  単閃白光 毎5秒に1閃光
光度  6000カンデラ
光達距離 19海里(約35km)

尾鷲市のすぐ北側に位置する島勝湾を包むように張り出した岬の先に建つ灯台です。
三重県の灯台巡りも4日目となり大分南側まで下ってきました。

その間、大王崎で一度入浴しただけで、それ以来風呂に入っていない身体は汗だく(冷や汗や脂汗もあり)です。
昼前に道の駅「紀伊長島」に到着、ここで近くの日帰り温泉を教えてもらい「きいながしま古里温泉」へ。

町営(?)のせいか入浴料は510円と安い、おまけにシニア割引で410円で入浴できました。
「無茶しょってやけど、アンタええかげん年でっせ」と言われているような気がしないでもないが、100円でも安いのは有難い。
ゆっくりと湯に浸かってもまだ4時前、ついでにもう一つ灯台を訪ねてみようとやってきたのがこの灯台です。

R42で南下し県道734から県道202に入り、第二島勝トンネルへ入る手前を左折し旧道に入ると、頂上付近のカーブミラー横に灯台への道がある。

付近にはかろうじて駐車も可能です。

こんな歩きやすいなだらかな道を下っていきます。

灯台まで徒歩6分で汗をかくこともなく気持ちよく訪れることができました。






自民党兵庫選挙区

錦灯台(三重県)

2016-06-16 22:42:01 | 灯台巡り
にしき灯台
2015年10月22日(1120-1140)訪問

昭和21年(1946) 8月24日  初点灯
昭和27年(1952)10月    改築

初点プレート
三重県度会郡大紀町錦796
(34.13.01N  136.23.17E)
高さ  地上~塔頂:9.7m  水面~灯火:44m

白色塔形円形コンクリート造

LED灯器
灯質  等明暗白光 明3秒暗3秒(LEDⅢ白)
光度  110カンデラ
光達距離 5.5海里(約10km)

リアス式海岸の奥まった所にある錦漁港には防波堤灯台を含めると6基の灯台がありますが、錦灯台は漁港入り口左岸を示す中心的な灯台です。

R260を南に向けて走っていると左下の方に灯台が見えます。
有名でない灯台を訪れる場合は、案内表示も何もない所がほとんどで灯台へ続く道を探すのが一苦労です。
進入路さえ間違わなければ何ということのない所でも違った道へ進んでしまった場合は、時として生命の危険さえ感じることがあります。
この錦灯台の場合は
峠に一軒だけある店(コーヒーお食事「名古屋」)が目印です。

前方の矢印がその店で、その手前の道路反対車線側に駐車スペースがあります。
手前の矢印が灯台への入り口になります(お店の約50メートル手前)。

この道を下ると5分弱で灯台へ到着します。






公明党支持者の皆さん、平和を愛するなら、せめて自民党候補を応援するのは止めて下さい。


古和浦灯台(三重県)

2016-05-08 20:52:31 | 灯台巡り
こわうら灯台
2015年10月22日(1010-1050) 挑戦・不達

昭和46年(1962) 12月24日  初点灯

三重県度会郡南伊勢町古和浦
(34.14.46N  136.27.21E)
高さ  地上~塔頂:8.5m  水面~灯火:11m
白色塔形円形コンクリート造タイル貼り
灯質 不明 
光度 不明
光達距離 11海里(約20km)


R260を五ヶ所浦方面から西進し、古和浦漁港方面に入る。
漁港の行き止まりを右(山の方へ)へ進むと途中にニラハマ展望台がある。
そこから灯台が視認できます。

展望台から古和浦湾方面を望む
灯台は厳しい崖下の海岸に建っています。
国土地理院の地図では灯台へと下る道があるはずなのですがわかりにくい。

展望台から眺めると珍しく海上保安庁がメンテナンス作業を行っていました。
きっと下り口付近にメンテナンス用の車が駐車してあるだろうと期待しましたが、それらしき車は見当たりません。
おおよその見当をつけて獣道のような踏み跡を探して下ってみましたが灯台へは辿りつけませんでした。
灯台が見えるところまで下りましたが、灯台はまだ大分先に見える。
見るとメンテナンスの人が舟で灯台を離れるところでした。
この灯台も石川県の能登島灯台と同じくメンテナンスは舟で行っているようです。
ということは・・・。
能登島灯台での苦い思い出が蘇ってきて灯台までたどり着くことを諦めました。


吉津灯台(三重県)

2016-03-29 22:45:38 | 灯台巡り
よしず灯台
2015年10月22日(0930-0945)訪問

昭和27年(1952)12月  初点灯

初点プレート
三重県度会郡南伊勢町
(34.16.11N  136.30.34E)
高さ  地上~塔頂:9.9m  水面~灯火:62m
白色塔形(六角形)コンクリート造タイル貼り
LED灯器
灯質  等明暗白光  明 3秒 暗 3秒
光度  6000カンデラ
光達距離 14海里(約26km)

リアス式海岸の連続する志摩半島南部は、英虞湾、五ヶ所湾、贄湾、神前湾、古和浦湾と入り江が続きます。
この吉津灯台は神前湾の最奥部にある吉津港の手前の小高い山の上にある小型灯台で、吉津港に入港する船の目印となっています。
吉津港は漁港ではなく商港で、近くで採れる石灰石の運搬に利用されているようです(港近くにはセメント工場がある)。

五ヶ所方面からR260を西進する、河内トンネルを越えると吉津港が望める海岸沿いを走ります。

途中で港の前方の岬の上に見える灯台が吉津灯台(矢印)です。
R260の小さな橋を渡ってすぐ「南伊勢町村山」の小さな看板を目印に左折します。(「神前浦」方面の標識もある)
海岸沿いに進み、行き止まりの手前を右折し山に上る。

山頂付近に屋根付きの小さな展望所風の小屋がある。
付近に駐車も可能で、写真の矢印の所に立派な道があり、そこから数十メートル先に灯台が立っている。


灯台から海は見えませんが、展望所風の小屋からは神前湾が望めます。





自民党兵庫選挙区

多くの国民が懸念を示した戦争法案がいよいよ施行されました。
自公両党は野党が共同で提出した戦争法廃止法案の審議さえしようとはせず、参院選前の議論から逃げ続けています。
それだけやましいことがある証拠です。







五ヵ所浦灯台(三重県)

2016-03-19 13:21:01 | 灯台巡り
ごかしょうら灯台
2015年10月22日(0820-0830)訪問

昭和47年(1972) 9月11日  初点灯
昭和63年(1988)10月    改築

初点プレート
三重県度会郡南伊勢町五ケ所浦 988-91
(34.20.54N  136.41.54E)
高さ  地上~塔頂:9.9m  水面~灯火:12m
赤色円形塔形コンクリート造(タイル貼り)

LED灯器
灯質  連成不動単閃赤光 毎5秒に1閃光(※1)
光達距離 3/7海里(約6/13km)

3日間にわたる道の駅「伊勢志摩」を拠点にした三重県の灯台巡りも4日目、いよいよ志摩半島ともお別れし南方面へと進みます。
まず最初は道の駅から南西方向にR167→県道16号→R260と進み、
道の駅から約12kmでR260と県道12号の交差点(県道12号の標識が目印)を左折し「商工会」方向へ進む。
海岸沿いの道まで直進し突き当たりを右折すると灯台が視認できます。灯台のすぐ脇まで車で行ける。

後ろは南伊勢町の中心街

左前方が湾の入り口方向

五ヵ所湾の最深部にある灯台で姿形は防波堤灯台のように見えますが、岸壁側に立っており一応沿岸灯台のようです。
しかし役割は防波堤灯台と同じようで、塔色は赤色(※2)に塗られています。


(※1)
連成不動単閃光
単閃光(一定の間隔ごとにピカッと一回光る)と光の弱い不動光(光がついたままで点滅しない)を組み合わせたもの

(※2)
港の奥に向かって右側の防波堤灯台は赤、左側の灯台は白色に塗装されている。
沿岸灯台は(雪国の白黒や赤白塗装の灯台を除けば)一般に白色に塗装されている。



田曽埼灯台(三重県)

2016-03-08 18:52:12 | 灯台巡り
たそさき灯台
2015年10月21日(1050-1140)訪問

昭和26年(1951) 3月30日  初点灯

初点プレート
三重県度会郡南伊勢町田曽浦 4722-9
(34.17.08N  136.41.28E)
高さ  地上~塔頂:12.0m  水面~灯火:97.0m

白色塔形コンクリート造

LED灯器
灯質  群閃白光 毎6秒に2閃光
光達距離 10海里(約18km)

英虞湾と五ヶ所湾との間に突き出した田曽岬の山上にある小型灯台で、五ヶ所湾や英虞湾に入港する船舶の目印となっています。
 
浜島港を起点とするR260を西進し、「田曽浦」の標識がある分岐を左折します。
そこから約2km走り、突き当たりが「宿田曽漁港」になります。

大きな看板の脇に案内地図があるので灯台の大体の位置が確認できます。

漁港には広い駐車場がありますが、ここは漁師専用の駐車場になっており、地元の人でも駐車すると怒られると灯台への道を尋ねた地元の方がおっしゃっていました。

漁港の反対側(「老人クラブ海楽苑」の建物の付近)に路駐して矢印の方向へ歩きます。

上側の道路の端(小さな駐車場の脇、矢印の道)を下り、民家の間の細い道を進みます。
(漁港の手前の交差点・簡保の施設がある所を左折してもここへ出ます)

ここさえ間違わなければ灯台へは迷うことなく進めます。

それらしい道になりました。

途中、何ヶ所か分岐がありますが「南勢テクテク会」の手作りの案内表示板どおりに進みます。
大体しっかりした方の道が灯台への道になります。

駐車場所から約20分で灯台です。
山道をテクテクと歩いてようやく灯台の姿を目にした時のこの瞬間がたまりません。

2009年から始まった灯台巡りですが、この灯台が記念すべき100基目となります。
小さな灯台ですが周辺もよく整備されており(周辺には桜の木が植えられており春には美しい桜の中で白亜の灯台が望めるようです)気持ちのよい灯台でした。



浜島港灯台(三重県)

2016-03-01 21:36:34 | 灯台巡り
はまじまこう灯台
2015年10月21日(0950-1010)訪問

昭和30年(1955) 3月30日  初点灯

初点プレート
三重県志摩市浜島町浜島
(34.17.5N  136.45.9E)
高さ  地上~塔頂:8.7m  水面~灯火:20m
白色塔形コンクリート造
灯質  単閃白光 毎4秒に1閃光
光度  3500カンデラ
光達距離 10海里(約18km)


浜島港の尖端にある矢取島(防波堤で地続きになっている周囲100mにも満たない小さな島)にある小型灯台で、対岸の御座埼灯台と対になって英虞湾への入り口の目印となっています。

国道260号の起点から「海ほおづき」方面に進み、海岸近くにある「海洋センター」付近に駐車し、海岸から防波堤上を歩いて矢取島へ向かいます。

左手方面へ小石の上を歩く

右側にある階段を上る


敷地は非常に狭く、灯台全体の写真撮影はなかなか難しい。

残念ながらこの灯台はwikipediaによれば2010年(平成22年)9月に廃止されたようです。



 御座埼灯台(三重県)

2016-02-18 14:39:23 | 灯台巡り
ござさき灯台
2015年10月20日(1450-1520)訪問

昭和46年(1971) 3月24日  初点灯

初点プレート
三重県志摩市志摩町御座920-42
(34.16.14N  136.45.09E)
高さ  地上~塔頂:14.07m  水面~灯火:98m

白色塔形(円形)コンクリート造

灯器  LU-M型灯器
灯質  単閃白光 毎10秒に1閃光
光度  430000カンデラ
光達距離 23海里(約43km)

御座(ござ)岬は先志摩半島の西端にあり英虞湾や浜島港の出入り口にあたります。
御座埼灯台は英虞湾や浜島港を出入りする船や、熊野灘を航行する船の目印とされている中型灯台です。
光達距離は23海里と有名な安乗埼灯台や大王埼灯台よりも大きく、三重県では神島灯台と並び最も遠くまで照らす灯台です。

この日は早朝の安乗埼灯台から大王埼灯台、深谷水道(南口、北口)灯台、麦埼灯台、御座埼灯台と訪れやすい灯台ばかりだったおかげで、一日で6灯台も巡ることができました。

麦埼灯台から国道260号線を『御座白浜海水浴場』を目指して走り、約20分で登り口に到着しました。
海水浴場からオートキャンプ場方面(西方向)へ進み、小高いところにある別荘地帯を目指します。
別荘地を囲むように一周している急坂の細い道を上る。

頂上付近に駐車可能な空き地があり、ここに駐車して矢印の舗装道が灯台への道になります。
暫くすると階段があり、その先の幅1~1.5mの歩きやすい山道を過ぎると灯台に到着します。駐車場所から徒歩8分でした。

周囲は木が茂っていて全景の撮影は難しい。

海方向を望む(逆光で海らしくは見えませんが・・・)

駐車地から上りとは逆方向に下る途中で、先ほど訪れた麦埼灯台が見える。
帰りは国道260号バイパスを通り、約30分で道の駅「伊勢志摩」まで帰ってきました。