還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

プロ野球開幕

2012-03-31 20:43:13 | 日記
いよいよプロ野球が開幕。
我タイガースは今のところ1勝1分けとまあまあの滑り出しである。

今年は和田新監督のもと、補強なしで昨年とほぼ同じメンバーでの戦いになる。
新監督の意図をどれだけ選手達が具現化してくれるかが楽しみ。

勝敗だけではなく、トップが替わればチームがどう変わるのか、またチームを変えるためにはトップがどうするのかといったところにも注目して応援しよう。
ただ藤川の球威に往年の勢いが見られないのが気がかりではある。

これから半年余り、負ければ「たかが野球」と負け惜しみを言いながら、一喜一憂する日々が続く。

政治家や官僚達のふるまいに反吐の出るほど絶望的な気分に陥る毎日だが、せめて野球観戦では無心になって嫌なことを忘れよう。

また別れの季節

2012-03-30 22:58:49 | 日記
いよいよ年度末も押し詰まり、また別れと出会いの季節が巡ってきた(今日で3つ目の送別会が終わった)。
最近は株主総会後の7月異動が多くなったとはいえ、やはりこの季節は人事異動の時期である。

完全リタイヤしてしまえば年度末を意識することもなくなるのだろうが、やはり一抹の寂しさが付きまとう季節である。
勤め人生活(定年後の契約社員という身分ながらも)が残り少なくなった今では、再び会うことがない方がほとんどであるから感慨もひとしおである。
昔は転勤といっても再会の希望のある別れであったが、年齢を重ねるにつれ再会よりも幽明を異にする確率のほうが高くなってくる。
それ故一期一会を大切にしなければと思う。

年度末が過ぎ4月からは週3日勤務になり、この2年間でサンデー毎日生活へのソフトランディングを目指すことになります。
リタイヤ後の契約社員として責任もなく気楽な働き方をしているからそう思うのかも知れないが、できればいくつになっても仕事を通じての世間との関わりを持ち続けたいものだ。

外国メディアによるフクシマの真実

2012-03-27 20:11:14 | 日記

みんなが何となく心の底に抱いていた政治やマスコミに対する不信や疑念が、昨年の原発事故を経てより一層深刻になった。
マスコミが垂れ流す画一的な報道に対して、インターネットで様々な考えや意見に触れる機会が増えたことも一因だろう。
但し、ネットは玉石混交で、いかにももっともらしい陰謀論の類やとんでも意見等もあって、物事を単純化して考えたがる記事も多いので注意が必要ではある。

そんな中で、東電をはじめとする経済界や政府・官僚の強い影響下にある日本のマスコミでは報道されない事実が、外国のTV局では生々しい映像や取材を通して報道されている。

ドイツのZDF-TV「フクシマの嘘」(約30分)
http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news
事故以前に東電や保安院がいかに犯罪的な行動をとってきたのかが、日米における取材で明らかにされている。

イギリスBBCの「メルトダウンの内幕」(約60分)
http://www.youtube.com/watch?v=L5Iv7U4WWu4
東電が必死に弁解している「全員撤退」についても、インタビューで当時の吉田所長が自分だけ死を覚悟して他の全員に撤退を示唆した事実が明かされている。


残念ながら日本のマスコミでは真実が報道されないばかりか、時には意図的に歪曲した報道がまかり通っている現状である。
何でも外国が正しいとは決して思わないが、少なくとも日本のスポンサーや政官界とは無関係のTV局が流している報道のほうが真実味がある。

少なくとも「フクシマの嘘」はみんなにぜひ見てもらいたいと思う。


春ジャガ植付完了

2012-03-25 19:31:36 | 家庭菜園
3月に入ってから週末は雨の日が多く、今日も昨日の雨で畑が湿っていて種イモが腐る恐れもありますが、時期的に今日あたりが限度のようです。
メークインと北アカリをそれぞれ30個づつ3畝に植付けました。
使用できる畝の数の割にはたくさん作りたくて、やや無理をして70cm幅くらいの畝に2スジで植付けました。

かつては耕して平らにした所に溝を掘って種イモを植付け、生長に従って土寄せをして畝立てしていました。
昨年から先に畝立てし中央部に元肥として鶏糞を施してから、両サイドに20~30cm深の植え穴を掘り、底に鶏糞・土・種イモ・土の順に植付けています。
どちらがいいのかはわかりませんが、出来栄えは余り変わらないように思います。


昨年たくさん出来た春ジャガもようやく底をついてきたので、秋ジャガを一部掘り起こしました。

ジャガイモの隣で冬眠していた蛙クン。
びっくりさせてゴメン


2週間前に種蒔きをしたホウレン草と小松菜も全て発芽してくれました。
まもなく夏野菜の準備と雑草との闘いが始まります。

彼岸の中日にルーツを思う

2012-03-20 21:16:36 | 日記
彼岸の中日を迎えても今日の最低気温は氷点下1℃(篠山では氷が張り、霜も降りていた)といっこうに寒さが緩む気配がありません。
それでも昼間は春らしい日射しに恵まれて、墓地は墓参の人で賑わっていました。

今日は妻と二人だけで双方の田舎へ墓参り。
墓の管理・清掃はいつも実家の方でやってくれているので、線香をたいて般若心経と光明真言を唱えるだけだが、ご先祖様に感謝を捧げる一日。
遠い先祖にも思いをはせ、自分のルーツに思いを至らせる。

幸い5年前に亡くなった父が過去帳を整理してくれていたので、遠い先祖の戒名まではわかるようになった。

記録に残っている最も古いのは享保19年(1734年)である。
徳川吉宗の時代で飢饉が多く発生し百姓一揆が頻発した時代、わが先祖はどのように生きていたのだろうか。

記録に残っていなくても連綿と続いてきた各家系の歴史に思いをはせると、人の一生は皆それぞれに遠い先祖からのバトンを次の世代に渡すためにこそあるのだと思える。
バトンを渡す寸前に倒れたり、バトンを落としてみたりとつまずくこともあるが、それも各家系の一コマであろう。

自分の人生は自分の世代だけのものではなく、子孫にも影響を与えるものだということを肝に銘じたい。
そう考えると家系を重視する昔の時代の結婚観にも一理があるように思える。

ましてや使用済み核燃料の処分方法も定まらないのに原発を稼働させるなんて、無責任極まりなく後世への背信以外の何物でもない。

官僚に洗脳されきった民主党は再稼働の方向に舵を切ったようだが、限りなく続くマニフェスト破りには開いた口がふさがらないし、政治の事を考えるのも汚らわしく思えてくる。
次の総選挙では徹底的に民主党を叩きつぶさなくてはならない。
それが我々の次世代への責任というものだろう。

ジャガイモの植付準備

2012-03-18 19:38:08 | 家庭菜園
もうすぐ彼岸だというのに、今年は春らしさが中々感じられません。
例年だととっくにジャガイモの植付が終わっている頃なのですが、今年は今日になってようやく植付準備をしました。
2畝は準備完了、メークインと北アカリあわせて60本位植える予定なので、もう一畝は必要です。

昨日種イモを切ったので乾燥させて切り口がコルク状になってから、来週に植え付ける予定です。
(今年は遅霜が心配なので、例年より2週間遅れになります)
以前は前日に種イモ切って切り口に木灰をつけて植え付けていたのですが、雨が多い時は木灰が雨水を吸って腐りやすくなるそうなので昨年からこのようにしています。
おかげで腐って植え直した人の多かった昨年でも問題なく全て発芽してくれました。


トンネル栽培のイチゴが開花し出しました。

今年はきちんと孫苗を植え付けたので(昨年は孫苗を枯らしてしまい、子苗を植え付けたためほとんどが小粒でした)収穫が楽しみです。


12月に種まきしたトンネル栽培の大根

生育適温に近づいてきたせいか、ようやく大根らしくなってきたのでトンネルを外しました。
土中保存している大根がまだ20数本あるので、それがなくなる頃に食べられるようになってくれればいいのですが・・・。

3月11日

2012-03-11 18:26:46 | 日記

午後2時46分 夫婦二人で心静かに黙祷。

各局から競うように流されているTVの特別番組にちょっとした違和感を覚えながら、この一年間少しばかりの募金以外何もできなかった自分を見つめる。

一年たってもまだ6%しかできていない瓦礫処分を始めとする復興作業の遅れ、政治・行政の不作為の罪。
たらねばは無意味と思いながらも、原発事故さえ無かったら・・・と思うと、今更ながら原子力村と言われる集団に対する怒りが収まりません。

莫大な予算を使って除染作業を行うようですが、ほこりを洗い流すのとは訳が違い、放射能が消えてなくなることはありません。
単に汚染場所が移動するだけです。

住み慣れた土地に住み続けたいという住民の方の思いも十分理解したうえで、批判を覚悟で敢えて書きますが、
線量の高い地区については帰還を諦める覚悟も必要だと思います。
国や自治体が主導して集団丸ごと移転できる地区を造成し、元の住民がすべて新しい土地で生活できるように支援する方向に予算を使ったほうがいいのではと思う。
最悪、住民の賛否が半々になり壮絶な状況に陥る可能性もありますが、本当に将来を見つめた場合、こういうところにこそ政治決断が必要でしょう。

野田首相も消費税増税にではなく、こういうことに政治生命をかけてもらいたいものだ。

復活ブロッコリー

2012-03-10 17:06:54 | 家庭菜園

昨秋ちょっとした油断から青虫に食べられてしまってこんな姿になってしまったブロッコリー。

この冬の寒さにも耐えて約6カ月、小さいながらもやっと蕾をつけてくれました。

順調に育ったブロッコリーの側蕾なみの大きさですが、あの姿からの復活を思うとちょっとした感動ものです。


ひと頃の寒さも緩んでだいぶ暖かくなってきました。
今日は一昨日からのつらい花粉症状に悩まされながらホウレン草と小松菜の種蒔きをしました。
ホウレン草はちょっと古い種だったので、一週間前から水に濡らした布にくるんで芽出しをした種を蒔きました。

トンネル栽培の大根も一週間で大分大きくなったようで、これからどうなるか楽しみです。
もう少し日が長くなるとトウ立ちし始めるので、それまでに根が太ってくれるのかちょっと心配でもあります。
毎日手を入れられる庭先栽培ならば、黒い布で毎朝夕に覆って擬似的に日照時間を短くするとトウ立ちを防げるらしいのですが、
車で30分程度かかる距離なのでどうしようもありません。


昔のテープレコーダーから

2012-03-06 21:12:55 | 日記

    オープンリールテープレコーダー
先日のブログに頂いたコメントに触発されてボチボチ不用品の整理をしなければ・・・と、倉庫に眠っていた昔のテレコを引っ張りだしてきました。
高校時代にモールス受信練習用に親に買ってもらい、その後念願の船舶通信士になりたての頃、どこが符号の切れ目かわからない実際のモールス信号に泣きながら仕事をしていた時の心強い助っ人になってくれたテレコです。

懐かしい思い出はディジカメの中に残しておくことにして現物は処分します。

古いテープも20本余り出てきました。
殆どは二十才頃に英会話や文学のラジオ講座を録音したものでしたが、一本だけ昭和39年の東京オリンピックの実況中継を録音したものがありました。

経年劣化による雑音やひどい回転ムラのため聞き取りづらいものでしたが、当時の感動・興奮がそのまま甦ってきました。
「見えた 見えました 白い煙が
 聖火が入ってまいりました
 赤々と燃えあがるオレンジ色の炎 かすかに動く白い煙
 選ばれた最終ランナー坂井義則君が
 さっそうと入って参りました
 この一瞬をどんなに待ちわびたことでありましょう・・・・」

戦後19年間、苦難から立ちあがってようやくオリンピック開催にこぎつけた日本の、感動と誇らしい興奮がアナウンサーの口調から伝わってきます。
  

随分遠い昔の事と思い出していたら、この東京オリンピックで初出場した馬術の法華津寛さん(70才)が今年のロンドンオリンピックにも出場されるらしい。
NHKニュースで「年令がいっても 目標を持って続ければ 願いはかなえられる」と言うような事をおっしゃっていた。

またその後の番組「鶴瓶の家族に乾杯」では、やりたかった表装の仕事を65才から始められた大船渡の仮設商店街の老主人や70才の漁師の方の、年令がいっても前向きな生き方が報じられていた。

定年を過ぎ一仕事やり終えたような気分になり、何となく無気力になりかけていた自分を反省。
今は家庭菜園と旅行しか思いつかないが、何才になっても目標と夢を持ち続ける暮らし方をしなければ・・・・と感じた一日でした。



大根?菜っ葉?

2012-03-03 23:27:44 | 家庭菜園
今日は久しぶり(今年になって初めてのような気がします)に日射しの中での畑作業になりました。
寒さに震えながらの作業が続いていたので、何となくホッとします。


12月中旬に種まきしたトンネル栽培の大根ですが、2月半が経過しても遅々とした生長ぶりです。

寒気を防ぐためにビニールトンネルを張ったままで追肥も水やりもしていなかったせいなのか、
それともやはりいくらトンネル内とは言え、生育適温に遠く及ばない低温の為なのかはよくわかりません。
品種も秋播きと同じ「耐病総太り」だったのが拙かったのかも知れません。
もっと低温にも耐える品種(あるのかどうかわかりませんが)を選んだほうが良かったかも・・・。


間引いて一本立てにしましたが根が全く太ってなくて、大根には見えません。
今日は鶏糞と米糠を追肥し、たっぷり水やりをしたので、少しは大根らしくなってほしいものです。