還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

白菜の害虫被害

2013-10-27 21:15:33 | 家庭菜園

先週にはいなかった(発見できなかった?)害虫の被害が1週間でこんなにひどくなっている。
糞が目立つ株には大きなヨトウムシが潜んでいます。

こんなのが一匹ずつ数株についていました。
定植時にはオルトランをまき、不織布のトンネルで防虫は大丈夫だろうとの甘い考えはあっさり否定された。

別の畝の白菜にはヨトウムシの被害はありませんが

こんな小さな虫とダイコンサルハムシが結構ついています。
ヨトウムシは中心部から食べて行くので被害が大きくなりますが、これらの小さな虫は外側の葉から食していくのと食べる量が少ないので、苗がある程度大きくなってからは被害はほぼ無視できますが一応手でつぶしておきました。

今日の畑作業は虫退治と、イチゴ、キャベツ、人参、タマネギ苗の追肥、それに雑草抜きと肉体的には楽な作業でした。

車用冷蔵庫

2013-10-26 22:57:50 | キャンピングカー
キャンピング旅行中の食事は、昼はその地方の名物料理を探すのですが、夜は時間的に道の駅で摂ることになります。
しかし道の駅に到着する時間にはレストランが営業時間外(道の駅では17時頃の閉店が多い)となっていることが多い。
以前は近くにスーパー等があれば弁当やオカズを買っていたのですが、最近は車中で自炊をしています。
圧力鍋を使用すれば5~6分で炊飯ができるので、車中で暖かいご飯をいただけるのは有難いものです。

そこで今回、より自炊を楽しめるように車用の冷蔵庫を購入しました。
夜はできるだけバッテリー消費を抑えたいので、カセットガスボンベも使用できるDometicの3WAY冷蔵庫を検討したのですが、12V使用時の消費電流が6.25Aと大きいのと、外寸が高くて収納が難しそうです。
そこで12Vでの消費電流が2.5Aと少ない2WAY冷蔵庫にしました。

ENGEL(澤藤電機製)の MT17F-D1
外寸 538(W)X306(D)X348(H)です。

内容量15ℓとやや少なめですが、しょうがありません。

冷蔵から冷凍まで可能です。

AC100V又はDC12Vで運転します。
旅行前にAC100Vでやや低温気味に冷やしておけば、ドライブ中も少ない電流消費で済みます。
(冷却用のモーターが作動しなければ電流は流れません)

ちょうど上手い具合ソファ下に収納できました。


アマゾンで\39,800也、注文した翌日に配達されました。


労働組合は必要?

2013-10-24 22:48:37 | 日記
働く者から見て労働組合の存在価値が薄くなって久しいが、連合が来春闘では久し振りのベースアップ要求をするようだ。
雇用確保のためなのかも知れないが、最近の労組は労働者よりも経営者の方を向いているようで、ベースアップという言葉さえ忘れたんじゃないかと思う事がある。
株主への配当は増やし、会社は内部留保という形でどんどん貯め込んでいるのに労働者への分配は減る一方。
今年は政府が経済界に賃金を上げるように要請したこともあってベア要求に舵を切ったようだが、そうでなければ多分ベアという言葉は出なかったのでは・・・。
この事実は連合自らが自分の存在価値を否定していることに他ならない。

また、かつての労働組合は「反安保」「ベトナム反戦」等と言った社会的な問題にも積極的に取り組んでいたが、最近の連合は「原発問題」や「TPP」「憲法改正」「集団的自衛権の問題」「特定秘密法案」・・等々、様々な国民的議論となる問題が山積しているのに表立った動きが見えない。
これも労組の社会的な存在価値がなくなっている事の証明になるのではないだろうか。

「昔軍隊、今総評」と言われた頃のような存在感を取り戻さない限り、労組の存在価値はますます薄くなっていくのだろう。


今年は期待外れだった砥峰高原

2013-10-23 17:34:10 | 日記

3年前に初めて訪れてからすっかり魅了され、毎年訪れている砥峰高原。
今年で4回目の訪問になりますが、残念ながら今年は期待に反してススキがやせ細っており貧層な姿をさらしていました。

例年なら穂で真っ白になる斜面もチラホラ状態です。

いつもは反時計方向にハイキングコース(約3km)を回っていたのですが、今回は逆方向で回りました。
急な上りが苦手な方はこちら回りの方が楽だと思います。

全体にススキの茎が細めです。

展望台手前の上り坂、下ってくる人が点のように見えます。

展望台から東側に下っていく、ここも背が低くてススキが目立ちません。

森の中に入ると苔むした切株や倒木がうって変わった風情を見せてくれます。

ススキ原は年々衰退傾向にあるようで、専門家がいろいろと原因を調査されているようですが、今年は特に衰退が目立ちました。
毎年3~4月に野焼きをしているのですが、早い年は12月頃には新芽が出ているそうで、せっかくの一番新芽が焼かれてしまうのが原因ではないだろうかと案内の方がおっしゃっていました。
砥峰ファンとしては一度、野焼きを止めて状況を見てほしいところです。
もっとも野焼きを止めると雑木が増えて、せっかくの高原の景色が変わってしまう恐れもあるということで、判断が難しいようでした。


今週は伊勢方面へ灯台巡りのキャンピング旅行に行くつもりにしていたのですが、台風27号が心配で急遽天気のよい週初の2日間でミニ旅行をしてきました。
砥峰高原から福知渓谷経由で鳥取方面へのドライブでしたが、あいにく2日目は雨に降られてしまい、梨や柿の果物買い出し旅行になってしまいました。



初めての根深ネギ収穫

2013-10-19 18:49:50 | 家庭菜園

今年初めて挑戦した根深ネギ。
5月中旬に定植してから5カ月、本日一部を掘り起こして収穫してみました。
追肥を6月下旬と8月中旬に2回施しましたが、土寄せが早すぎたのか、追肥が足りなかったのか、やや細め(2φ位)です。
焼いてもすき焼きに入れても美味なので、来年はもう少したくさん植えてみるつもりです。

今日の作業は虫取りとスナックエンドウの播種だけで終わりました。
オルトランと不織布のトンネルで防虫対策は完璧な筈だったのですが、白菜もブロッコリーも青虫がせっせと葉を食べてくれています。
苗も大分生長してきたので致命的な被害にはなりませんが、見つけ次第手取りで退治します。

スナックエンドウの播種も終わったので、これからは追肥と虫取りが中心で肉体的には大分楽になります。

現在畑にあるのは、大根、白菜、人参、ホウレン草、春菊、水菜、ミブナ、タマネギ苗、イチゴ、ブロッコリー、キャベツ、落花生と根深ネギ(まもなく収穫)、それにまだ元気な獅子唐だけになりました。


網代埼灯台(鳥取県)

2013-10-18 22:20:10 | 灯台巡り
あじろさき灯台
2013年9月27日(1140-1340)訪問

昭和24(1949)年4月 初点灯
昭和56(1981)年3月 改築

鳥取県岩美郡岩美町網代
(35.35.07N  134.17.54E)
高さ  地上~塔頂:11m  水面~灯火:105m
白色塔型コンクリート造り(タイル貼り)

鳥取県東部の網代漁港から田後漁港への途中の山上にある灯台です。
R9から県道155号線への分岐あたりからもはっきりと遠望できます。
小型灯台の多い鳥取県の中では比較的大きい方の灯台です。

立派な灯頂部ですが、あいにく灯器は見えにくい。

初点プレート
私とほぼ同じ年月を過ごしてきている灯台で、何だか特別な親近感を抱きました。

前回訪れた時は、(網代漁港から田後漁港へ向かう)県道155号線の途中から入る山道で灯台を目指しましたが、ついに到達できませんでした。
今回は自然遊歩道から灯台を目指します。

漁港の最深部まで進むと、その先に自然遊歩道の入口があります。
この案内看板が目印です。

浦富海岸の絶景を眺めながら上って行きます。

時折、遠くに灯台が姿を現わします。

大分近づいてきました。
自然歩道は灯台の脇を通って行くので、迷うことなく自然に灯台に到達できます。
往路は上りが多いので23分(帰りは18分)かかりましたが、灯台を目指すなら山道よりこちらの方が絶対お勧めです。

灯台入口にある案内標識
網代まで700mとあり、山道方向にはロープが張ってありました。
少し山道の方へ入ってみましたが、踏跡もはっきりしない所もあり迷ってしまいそうなので途中で引き返しました。

灯台付近よりの鳥取砂丘

2時間近く山道を歩きまわって随分お腹が空きましたが、あいにく近くに食事をとれるような所はどこにもありません。
仕方がないので車の中でカップラーメンをすすってから次の田後灯台を目指しました。



春日神社秋祭り

2013-10-14 00:16:40 | 日記
秋祭りの最盛期ですが、今日は妻の故郷の秋祭りに行ってきました。
春日神社の氏子の5集落がそれぞれの屋台「タイコ」を持っており、前夜から今日の宮入までが本番行事になります。
タイコにはそれぞれの地区の小学生4人が乗って、猛練習を重ねた太鼓と囃子を披露します。
(以前は中々乗れるまで順番待ち状態だったのですが、最近は子供が少なくなって地区によっては3人しか乗らなかったり、中には女の子も乗せたりしています)
前夜には乗り子の家を中心に各地区を練り歩きます。
それぞれの乗り子の家では総出で酒食の接待しなければなりません。
親にとっては我が子が乗り子にまで成長した嬉しさと同時に大変でもあります。

今日は昼頃までに各地区から神社に集まり宮入が行われます。

神社の川向こうに5基のタイコが集結し、宮入を待ちます。

午後1時頃に順次揃って橋を渡り神社に向かいます、ここまでは台車に乗せての移動になります。

神社では各集落の人達が宮入を待っています。

鳥居の前ではそれぞれのタイコを担いで順番に練り歩きます。
タイコは2トン位の重さがあり、50人位の担ぎ手が担ぐのですが、酔いのせいだけではなく真っ赤になった顔が歪んでいる人もいます。
他所の地区より長い時間練ろうと対抗心を燃やして必死です。

最期に「さーしましょ」と差し上げて仕上げです。

宮入後も境内で「さーしましょ」

夕方には、かつては盛んだった織物工場跡を通って神社から各地区へ帰っていきます。
 

日が暮れてからはライトアップされたタイコが幻想的で美しいです。






校長は007?

2013-10-12 22:25:30 | 日記
随分昔の事になるが、妻の心に深い痛みを与えてしまったことがある。
上の子供がまだ一才になるかならぬかの頃、昔の彼女から電話で呼び出された事があった。
不安げな顔で「なんで行くの?」と尋ねる妻に「バイクで」と、妻の気持ちをおもんばかることなく答えた。
あまりのトンチンカン振りにあきれたのか、幸いにもそれ以上追及されることはなかった。

まさかそんな事を狙ったわけではないのだろうが、某大阪市長の肝いりで民間からの公募で任命されたのに、生徒の母親の体を触ったり、不適切なメールを何回も送ったりのセクハラ行為で処分された元校長の言い訳には思わずふき出してしまった。
保護者から情報を得るために「女性スパイに対して情報が入るように愛情表現で語りかけ、気を引き成果を上げる」ように「007のような行動」を取ってしまったと言うのだ。
現在、現場復帰を前提に研修中だそうだが、教育者以前に人間として問題がありそうだ。

厳しい競争にさらされ、リストラや過労死、就職難、低賃金・・・等々に脅かされる民間の人々。
その不満から安定した公務員への嫉妬感情が世の中に充満しているのが現状ではないだろうか。
それを公務員を敵に見立てての攻撃で上手く利用したのが某大阪市長である。
(最も大阪市役所職員の場合は一般市民から見て目に余るものがあったが)

全て公より民のほうが優れていると言わんばかりに、区長や校長に民間人を多く登用した。
別にそれが全て悪いとは思わないが、公務員や教員の場合は新人の時から法令遵守や公務員としての心構えを徹底的に叩き込まれて育っている筈だ。
そこが効率・利潤第一の民間人と違うところだろう。
元校長にはそういう教育公務員としての教育はなされていなかったのだろうか?

うんっ? そう言えば007は英国情報局秘密情報部MI6に所属するれっきとした公務員だったっけ。










酒津灯台(鳥取県)

2013-10-10 19:30:21 | 灯台巡り
さけのつ灯台
2013年9月27日(0900-0930)訪問

昭和32(1957)年12月 初点灯
平成6(1994)年3月 改築

鳥取県鳥取市気高町酒津 359
(35.31.16N  134.05.35E)
高さ  地上~塔頂:7.4m  水面~灯火:59m
白色塔型コンクリート造り(タイル貼り)

鳥取市の西方、長尾鼻灯台と鳥取港灯台のちょうど中間にあたる酒津漁港の丘の上にある小型灯台です。
R9から酒津漁港への道(鳥取市内方面からでも、島根方面からどちらでも左折して行きます)のトンネル上にあります。

漁港から撮った写真ですが、木の陰に隠れて灯台は見えません。
白い防護壁の左上あたりに灯台は立っています。

小さな灯器(不動レンズ?)です。

初点プレート
鳥取県の灯台では、なぜか署名入りのプレート多く見かけましたが、ここは酒津漁協組合長の署名が入っています。

=道案内=
この灯台は目印も案内看板も何もなく、よほど下調べをして行かなければ到達は難しいと思われます。

漁港に車を停めて、公民館の案内標識の方向へ進み左折します。

この電柱の間を奥へ進むと墓地があります。

墓地の中を左方向へ左方向へと進むと灯台への上り口があります。

これは山側から撮ったものですが、右側の青いフェンスが目印です。
結構きつい上りですが、墓からは2~3分(漁港から10分弱)で灯台に到着です。
沢道になっているので雨の後は、ちょっと厳しいかも知れません。

上る途中からの酒津漁港



泊灯台(鳥取県)

2013-10-09 19:29:09 | 灯台巡り
とまり灯台
2013年9月27日(0800-0830)訪問

昭和47(1972)年10月 初点灯

鳥取県東伯郡湯梨浜町泊1504-1
(35.31.4N  133.56.24E)
高さ  地上~塔頂:10m  水面~灯火:35m
白色塔型コンクリート造り

鳥取県のちょうど真ん中あたりの泊漁港にある小型灯台です。

この日は「はわい温泉」の近くにある道の駅「はわい」からR9を東方へ約7㎞走り、泊漁港方面へ入りました。港から小高い丘の上に立つ灯台が見えます。

不動レンズの灯器

初点プレート

行き方は比較的簡単です。
集落の方からでも、車道沿いからでも神社を目指せば迷うことはありません。
私は漁港の北東端の防波堤付近に車を停めて車道沿いに歩きました。

「築港記念碑」の傍を通って上り坂になっている道を少し歩くと、このコンクリート壁が無くなったあたりに神社の入口があります。

神社へ入るとすぐ近くに灯台が見えます。
この左後ろに

灯台への山道の入口があります。

歩きやすい山道ですが、普段はほとんど人が訪れることもないのでしょうか、クモがあちこちに巣を張っています。
港から徒歩で6分位で到達できました。

集落の方から目指す場合は

この舟番所跡の右側の道を入ると神社に行けます。

道に迷いながらついに到達できなかった灯台もあれば、こんなに拍子抜けするぐらい簡単に行ける灯台もあり、「人生いろいろ」、「灯台もいろいろ」です。




虫害

2013-10-07 19:56:36 | 家庭菜園
先週、旅行からの帰途に畑に立ち寄って、大根を一本立てにし、白菜の防虫用の牛乳パックも取り除きました。

株回りにオルトランを撒いて牛乳パックをかぶせ、更に不織布で覆いをして、防虫対策は完璧だった筈なのに、何本かは葉っぱが虫食いになっている。
よく見ると、小さなバッタが一匹紛れ込んでいました。
虫カゴの中のエサ状態でした。追い出して再度不織布をかぶせておきました。

そして今日、一週間ぶりに畑に行ってみると

大根に青虫が多数、

虫も味がわかるのか、他の大根はそれほどでもないのですが、美味しい「YRくらま」はこんな状態になっていました。

小松菜も

水菜も被害は甚大です。

昨日今日と連日30℃超えの真夏のような陽気のせいでしょうか、今年は特にひどいような気がします。

1時間弱でこれだけ捕れました。
これだけ捕ったのに、帰りしなには又結構捕れました。
にっくき蝶です。
臭いは元から絶たなきゃと、孫の捕虫網で子供のように蝶を追いかけ回す老人の姿は、近所の人にどう映ったのでしょうか・・・?

虫食い被害のないのは、春菊とホウレン草だけです。

来年は発芽後からしばらくは防虫ネットをかけておく必要がありそうです。

和歌山県の灯台(番外 遠望のみの灯台)

2013-10-06 10:01:56 | 灯台巡り
=天神崎丸山灯台(和歌山県)= (2013年5月6日1650-1700)

てんじんざきまるやま灯台(廃止)

田辺市の南部・天神崎県立公園の先にある小島(?)に立つ灯台です。
田辺港に入る漁船が座礁しないように岩場の存在を示す灯台なのでしょう。
(後で調べて見ると、既に廃止されていて光ってはいないようです)
平らな岩場の上に名前どおりの小さな丸い山があります。

干潮時には歩いて渡れそうでした。


=苗が島灯台(和歌山県)= (2013年5月8日1050)

みょうがしま灯台

串本と紀伊大島を結ぶ「くしもと大橋」の中間地点にある苗が島にも小さな灯台(橋の右下)がありました。

橋の上から撮影


鳥取県の灯台巡り

2013-10-05 18:33:03 | 旅行
9月27日(金) (岡山~鳥取方面キャンピング旅行5日目)

鳥取県は地形的に大きな岬や入り江があるわけではなく、漁港へ出入りする漁船の目印となる小型灯台がほとんどで、数も多くはありません。
今回は前回訪れることの出来なかった灯台をメインに、鳥取県の灯台を全て制覇できました。
数は少なくても全制覇できた満足感は格別ですね。
既に紹介済みの灯台について補足をしておきます。

=鳥取港灯台= (0950-1110)

前回対岸から写真撮影だけしか出来なかった鳥取港灯台です。
県道41号線を賀露港方面へずーっと進み、海鮮市場「かろいち」当たりで海側へ曲がります。
「松葉かにセンター」の黄色い屋根看板を目印に進むと防波堤に突き当ります(十分広い駐車スペースがあります)。
灯台は「鳥が島」と言う小さな島にあるのですが、500m位の堤防の先からテトラポットの上を歩いて行くことができます。

前回は逆方向で見えませんでしたが、西方の岩礁を照らす「鳥が島西方照射灯」が設置されているのがわかります。

夜間に座礁する船が多かったのでしょうか、

灯台は昭和58年9月に設置されていますが、

照射灯はそれよりも随分早い昭和43年11月に設置されています。

灯台からは鳥取砂丘が間近に見えます。

今回はこの他に、泊灯台、酒津灯台、網代埼灯台、田後灯台、大羽尾灯台と巡ってきました。
それぞれの灯台については別途紹介することとします。


岡山県勝山と鳥取県倉吉(美観地区巡り)

2013-10-03 19:48:30 | 旅行
9月26日(木) (岡山~鳥取方面キャンピング旅行4日目)

昨日までの3日間とは打って変わって、今朝は曇っていて肌寒いくらい。
今日は鳥取の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているという倉吉の「白壁土蔵群」を目指す予定だが、時間的にゆとりがあるので、R313途上にある真庭市勝山町に寄ってみることにしました。
こうやって気ままに予定変更できるのがキャンピング旅行のいいところです。


=勝山町並み保存地区= (0740-0930)
道の駅「醍醐の里」から約17km、25分でJR勝山駅前の観光駐車場に到着。
美観地区内にも観光客用の小さな無料駐車場がいくつかありますが、駅前から檜のアーケードの風情ある商店街を歩いてもすぐです。

朝早いのでまだ開店しているお店はないですが、檜舞台が温かみを感じさせてくれます。
すれ違う生徒達が皆、気持ちよい挨拶がけをしてくれます。
また地図を片手に歩いていると、地元の人が気遣って声をかけてくれます。
美観地区内の月極駐車場でも数台分は観光客用に無料で開放されていたり、町全体で観光客を暖かく迎えようという心遣いが感じられていい所でした。
 
白壁の商家群が続く整然とした静かな(朝早いせいかな)町並みです。

造り酒屋でしょうか、寅さんのロケにも使われたそうです。

城下町・勝山に残されている唯一完全な武家屋敷「渡辺屋敷」、補修もなく建築以来約200年が経っているそうです。
あいにく見学できるのは0930からと言うことで、中へ入ることはできませんでした。

商家の前に懐かしい足踏み式のミシンが置いてあったり

懐かしいフェンダーミラーの車(ナンバープレートはついていないようですが)が車庫に収まっていたりします。

町役場(現真庭市役所勝山支局)の前にこんな石碑がありました。
どんな縁で姉妹都市になったのかわかりませんが、詫間町は10代の頃3年余りを過ごした懐かしい町なので、何だか急に勝山が身近に感じられました。


=道の駅「犬挟」= (1020-1110)
R313の側道を下って行く、周囲に何もない寂しい場所にある道の駅ですが、すぐ傍に峠からの湧き水があり自由に汲むことができます。
道の駅では水道が設置されていないところが多く、水の補給に苦労することが多いので、こういう所は有難いです。
また身障者用のトイレにはウオッシュレットが設置されていました。


=倉吉白壁土蔵群= (1140-1400)
今回訪れた美観地区(伝統的建造物群保存地区)では最も観光客(韓国からの人が多かった)が多いところでした。
観光用の無料駐車場も市役所脇、裁判所脇を含めて3、4ヶ所あるのですが、どこも一杯で何とか裁判所脇の駐車場に空き待ちで停める事ができました。

昔(室町時代)は打吹山に城があったそうで、倉吉は城下町、陣屋町として栄えたようです。
江戸・明治期に建てられたと言う、玉川沿いの白壁土蔵群や商家の町並みが当時の面影を残しているそうです。
 
赤い石州瓦と白壁が美しい

県の保護文化財に指定されている桑田醤油醸造所

大正2年に建てられた醤油の仕込み蔵を改装し、町並みを残しながら、上手く商売に利用している赤瓦1号館。
16号館まであり、いろんな店や工房が営業している。

白壁土蔵群のある所から西方向、豊田家住宅がある辺りはレトロストリートと呼ばれ、昭和中期の雰囲気がよく出ています。
そこには「倉吉レトロ館」があり、昭和の懐かしい品々が無造作に展示されていて、無料で見学することができます。

懐かしい昭和の居間です。
当時は丸い食卓でしたね、いつ頃からでしょうか、食卓に角が出来たのは?
昔は子供の数も多く、何人でも詰めて食事ができるように丸く作ってあったのでしょうか?

蓄音機、昔祖母が持っていたような記憶が・・・。

懐かしい真空管ラジオ

ついこの間まで見ていたようなTV、ガチャガチャと回してチャンネルを変えていました。
逆方向に回すと接触不良で映りが悪くなると怒られたものでした。

幼い頃によく読んでいた少年雑誌。他に月刊誌の「少年」や「冒険王」「ぼくら」などがありましたね。

母や祖母が炭火で焼いて使っていたコテやアイロン。



=道の駅はわい=  1540着
お土産用の梨を求めて、「北条公園」「大栄」と道の駅を巡りながら、今日の宿泊地「はわい」に到着。

山陰道(無料区間)上のSA風の道の駅で、近くにはわい温泉もあり車中泊車多数。
青果店もあり果物はここが一番お得に買えます。



雲海の備中松山城とベンガラの町・吹屋

2013-10-02 19:49:08 | 旅行
9月25日(水) (岡山~鳥取方面キャンピング旅行3日目)

=雲海の備中松山城= (0550-0645)
今朝は、昨日教えてもらった撮影ポイントから雲海に浮かぶ備中松山城を撮影するために、0430に目覚ましをセット。
あいにく昨日のような濃さではないが、霧は発生している。
道の駅「かよう」からR484を高梁方面へ走り、楢井付近で「吉備国際大学のサッカー場」の看板のある所を右折して突き当たり付近まで進むと(約15分)

小さな案内看板があります。

撮影用のやぐらも設置してくれてありました。
おまけに邪魔になる手前の樹木も伐採されており、至れり尽くせりです。
 
雲海は見事なのですが、あいにくお城付近には樹木が茂っていて、あまり目立たないのが残念です。
雲海に浮かぶ城跡が幻想的に撮影できる兵庫県の竹田城跡のように、山頂に樹木が無ければ最高なのですが、本当に残念でした。
紅葉の木が多いそうなので、紅葉の季節か、落葉した後ならば、少しは目立つ写真が撮れるかも知れません。



=吹屋ふるさと村= (0750-0850)
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「吹屋ふるさと村」の町並みは、南東方向から北西方向に向けて緩やかな上り坂になっています。
南東側の下町駐車場に車を停めて一通り歩いてみましたが、写真撮影には逆光になり、いい写真が撮れそうにない(順光でもきれいに撮れる自信はありませんが・・・)ので先に広兼邸方面に行ってみることにします。


=広兼邸= (0900-0930)
バイパス道を通れば広兼邸の駐車場まで楽に行けたのでしょうが、私のカーナビが古いせいか山道の方へ案内され「中野生活改善センター」という所に車を停めて歩きました。
今日も真夏のように暑い中、朝から汗だくです。
 
お城のような石垣の豪勢な邸宅です。
銅山とベンガラが当時どれだけの富をもたらしたかが伺えます。
映画「八つ墓村」のロケ地にもなったそうです。
いかにも・・・と言った雰囲気ではありました。


=金精(こんせい)神社= (0932-0940)

広兼邸から笹畝坑道へ向かう途中に金精神社の案内板が立っていたので、車を道端に停めてちょっと寄ってみました。
関東や東北で信仰されている珍しい神様で、男根の形をしたご神体を祀ってあります。

夜尿症、婦人病、精力減退、縁結び、子宝等にご利益があると書かれています。
最近とみに元気がなくなっているご子息にご利益があれば・・・と思って拝んでみましたが、あいにく賽銭を忘れてきてしまいました。
(これでは「不届き者め」とご利益どころではなく罰があたりそうですね)

木で作った女体と大きな男根が妙にエロチックでした。


=笹畝坑道= (0945-1025)
吹屋銅山は807年に発見された古い銅山だが、江戸時代から昭和にかけてが最盛期であったようです。
もっとも江戸時代は手掘りで小規模なものだったものが、明治に入り三菱金属の経営になってから機械化され、自家発電所や洋式溶鉱炉を持つ、日本三大鉱山の一つになった。

坑道内はひんやりとしていて、山口県の秋芳洞や長野県松本市の松代大本営跡を思い起こすほどの予想外の広さでした。
この坑道が銅山全体のほんの一部だということで、最盛期の銅山の大きさは想像がつかないほどです。
銅山は昭和6年に閉山(戦後再開し昭和40年代まで操業していた)したのですが、戦前までは溶鉱炉の立派な煙突が残っていました。
ところが戦時中に敵の攻撃の的になるということで、爆破して壊してしまったそうです。
「勿体無いことをした、今でも残っていれば見事なものだったのに・・・」と受付の方がぼやいておられました。
足尾銅山のような公害問題について尋ねると、昔は仕事があることの方を優先して特に問題にはしなかったようだが、昭和40年ごろに農作物に被害が出だして問題になったそうです。
もっともすぐに閉山になり、その際三菱が主要な農地に30センチぐらい土を入れて回復させたということです。


=吹屋ふるさと村= (1030-1250)
今度は北西側の千枚駐車場に車を停めて歩いてみました。

石州瓦の赤い色がベンガラの格子とよくマッチしています。

平日のせいか、ほとんど観光客もいなくて、この風景を独り占めしたような気分。


ボンカレーの看板が懐かしい

コスモスの花と茅葺の家が郷愁を誘います。


街道から少し北へ入ると吹屋小学校があります。
明治33年に建設されたという歴史ある学校ですが、ここもご多聞にもれず少子化の影響で平成24年に廃校になったそうです。




=道の駅「醍醐の里」=  1405着
この3日間は夏のような陽気の中を随分歩き回って(7000、14500、9800歩)、体中が汗臭い。
残念ながら、岡山の道の駅では温泉施設のある所はないのですが、幸い近くのホテルで日帰り入浴ができるということで、やっと風呂に入ることができました。
ゴシゴシと頭を3回、体を2回念入りに洗い流し、ゆったりと湯船に浸かって気分スッキリ×100倍、生き返った心地がしました。

この道の駅は中国自動車道の落合ICに近いせいか、車中泊車9台(バンコン、軽キャン、乗用車、トラック)あり。