還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

トウモロコシのアワノメイガ対策

2017-06-20 21:38:53 | 家庭菜園
無農薬栽培の宿命とはいえ、ジャガイモにはテントウムシダマシ、ウリ類にはウリハムシ、ソラマメにはアブラムシとそれぞれの作物を作る前には姿さえ見なかった虫たちが不思議とその作物だけをめがけて飛んできます。

トウモロコシには必ずアワノメイガがどこかから飛んできて葉裏に産卵し、卵からかえった幼虫が雄穂から茎を通ってトウモロコシを食害します。
毎年被害にあわなかったことはなく、数年前からは受粉が終わった時期を見計らって雄穂を切り落とす対策をしていました。
ある程度の効果はあったのですが、切り落とす時期が問題で、早すぎると受粉が不完全で歯抜けのトウモロコシになる。
また遅すぎると実への侵入を防ぐことが出来ない事がありました。

幸い今年は徒歩で行ける近くの畑を借りることが出来たので、雄穂が出だした頃から毎日雄穂の中の幼虫を探し出してピンセットで捕獲することにしました。

毎日のようにこれ位の幼虫(1cm前後)を捕獲しました。

それでも数本には雄穂の付近に粉をふいたような食害の後がありました。

粉を取り除いてみると茎の中へ侵入した穴がある。
これを見つけた時点で雄穂を切り落としました。

茎を縦に切り裂いてみると空洞が出来ています。

空洞の最下部に憎っき幼虫がいました。
ここから下の茎には穴がないので実への食害は防ぐことが出来ました。

まだ収穫まで今しばらくの虫対策は必要ですが、今年はなんとか虫食いのないトウモロコシを食べることができそうです。



石の上にも13年

2017-06-05 13:36:34 | 日記

例年苦戦続きの我がタイガースの交流戦だが、嬉しいことに今年は少し様子が違うようだ。
もっともパ・リーグの5位、6位相手だったので油断禁物だが、糸井、福留のベテランが復調すれば今年は何となく期待が持てそう。

昨日は若い頃一緒に働いていた同僚の来阪を機に、かつての同僚4人で久し振りの旧交を温めていたので観戦できなかったのだが、
一昨日に続いて岡崎の活躍で劇的な逆転勝利。

滅多に出場することのなかった目立たない捕手の狂ったような大活躍。
出世には縁のなかった我が身に置き換えて、他人事とは思えない嬉しさだ。
願わくばこの調子が永遠に続きますように。

それにしてもプロ入り13年目にして初ホームランとは・・・。
家に帰ったら奥さんが泣いていたと言う。
腐らずにコツコツと努力していればいつの日にか陽に当たることもあるという道徳の教科書のような出来事だ。
誰でも努力すれば一度はヒーローになれるという見本でもある。
もっとも大多数の凡人にとっては唯一ヒーローになれるのは結婚式の時だけなのかも知れないが・・・。

そして悲しいかな、我々のような高齢者にとって残された唯一の機会は「葬式の時」だけ。
せめてその時には立派なヒーローだったと言われるように残された時間を生きていきたいものだ。